|
(セ・リーグ、DeNA1−3阪神、7回戦、3勝3敗1分、11日、横浜)危機を探知し、完全復調してほしい左腕を送り出した。2点リードを守る八回二死二塁で、榎田を投入。和田監督の絶妙なタクトで、勝利の方程式を完成させた。
「球数というよりも、(能見の)球の走り、キレをみていて、あの回は落ちてきていた。コントロールミスがあったときに筒香は怖いな、というのがあった。サラサーまで抑えて、ということはベンチで考えていた」
ハマの大砲を迎えた時点でスイッチ。万全なシナリオを描いていた。
能見は筒香に対し、三振2つ、一ゴロに封じていた。が、6日の中日戦(横浜)で2打席連発をしたスラッガー相手に、トドメを刺したかった。
榎田も“渾身の5球斬り”で応えた。速球主体に投げ分けてカウント2−2と追い込んだ後、132キロ外角低めスライダーで見逃し三振を奪った。
「ストレートもイメージは悪くなかった。場面が場面でしたし、思い切っていきました」
5日の巨人戦(甲子園)では一死満塁のピンチをつくり、降板。配置転換も浮上していた左腕が5試合連続無失点で汚名返上。信用して起用し続ける虎将も再加速を予言した。
「球自体は悪くなかったけど、リズムが乗り切れないところがあったんで。それがだんだん解消されつつあるかな。まだまだもっと、よくなってくるよ」
転んでけがをしても、再び背中を押し、強くさせる。和田監督の信条の下、選手たちは、日に日に自信を取り戻す。 (阿部 祐亮)
(紙面から) |
和田 Tighers ’12
[ リスト ]





