【投手】
(神)鶴、榎田、能見、白仁田、筒井、藤川−小宮山 (広)今井、永川勝、岸本−白浜、倉 【責任投手】 (勝)榎田62試合3勝3敗1S (S)藤川56試合3勝3敗41S (敗)今井11試合1勝2敗 【本塁打】 (神) (広) 【戦評】 阪神が今季最終戦を白星で飾った。七回に森田、大和の犠飛で2点先制。鶴は5回無安打の好投。藤川が41セーブ目。広島との対戦成績は12勝12敗。マートンは4打数無安打で逆転の首位打者はならなかった。新井貴と栗原は打点なし。 阪神・マートン、逆転首位打者5厘届かず
奇跡は起こせなかった。ラストゲーム。初の首位打者が夢と消え、阪神・マートンのタテジマ2シーズン目は幕を閉じた。
「チームのためにも、ファンのためにも、いい形で終わりたかったけれど、果たせずに残念。でも、自分の中では、もう平和だよ。ベストを尽くしたけれど、神様がそうでない、と言っているのだろうから仕方がない」
少しでも打席機会を、とベンチの配慮で1番に入った。3打数3安打なら逆転。4打数3安打でもOK。過酷な条件下でスタートした挑戦は、プレーボール直後の1球目でつまずく。遊ゴロ。
絶体絶命の2打席目も三ゴロ。この時点でほぼ絶望に。その後も打席に立ち続けたが、結局4打数ノーヒットで途中交代した。打率・316の長野(巨人)と5厘差の・311でジ・エンド。
それでも、悔しそうな素振りを見せずに報道陣に笑顔を振りまいた助っ人は、相手を称えることも忘れなかった。
「長野におめでとうと言いたい。彼は素晴らしい選手だった」
来日1年目の昨年が、214安打でシーズン最多安打記録を更新。2年目も最多安打(180安打)は記録したが、またも首位打者は逃した。ファンは、来年こそ、と願っている。
「今、シーズンが終わったところだから、考えられない。もちろん、ここに戻ってきたいけれども、期間を置いてしっかり考えたい」
去就に関して微妙な言い回しをした。シーズン中にも「日本は大好きだけど、メジャーでプレーしたい気持ちはある」と本音を漏らしたこともあった。阪神球団は全力で残留交渉に乗り出しており、2年6億円の破格条件を用意している。
試合前、スタンドのファンに対して延々と即席サイン会を開いていた安打製造機。この光景を来年も見たいが…。近日中に帰国して、そこで出す結論は? 新生和田阪神の分岐点がいきなりやってくる。 (上田 雅昭)
鉄腕エースの証明!虎・能見200イニング
首脳陣の配慮が心に染みた。エースとして、1年間フル回転してきたからこそのプレゼント。阪神・能見が3番手でリリーフ。奪三振王のタイトルはつかめなかったが、1回無失点に抑え、自身初の投球回数200イニング超えを果たした。
「我慢して使ってもらいましたからね」
「もっと高いレベルを目指してやっていきたい」
猛虎の大黒柱として、期待された2011年。本音を言えば「調子がよくなかった」シーズンだったという。そんな状況で開幕投手を経験するなど、数々の修羅場をくぐり、積み重ねた12勝はかけがえのない財産だ。背番号「14」のさらなる飛躍につながるはずだ。 (小松 真也)
|
’11 タイガースの試合の情報
[ リスト | 詳細 ]
【投手】
(神)清原、藤原、白仁田、鄭−藤井彰、清水 (広)大竹、大島、今村−白浜 【責任投手】 (勝)大竹6試合1勝1敗 (S)今村54試合3勝8敗2S (敗)清原1試合1敗 【本塁打】 (神) (広) 【戦評】 広島の大竹が7回無失点で今季初勝利。五回に東出が適時打を放ち、両チーム唯一の得点。阪神は70敗目で2季ぶりのシーズン負け越しが決定。首位打者を目指すマートンは4打数2安打。打点王を争う新井貴と栗原はともに打点なし。 阪神・マートン、首位打者へ望み繋ぐ2安打!
阪神は、広島先発の大竹から5安打を放つも、打線がつながらず投手リレーで逃げ切られ完封負けを喫した。
打線が繋がらない中、2年連続の首位打者を狙うマートンは4打数2安打を放ち打率。313とした。これで巨人・長野に3厘差と迫った。打点王を狙う新井は無安打も、広島の栗原も無安打で6打点差は変わらず。プロ初登板先発を任された4年目の清原は5回を投げ1失点も援護なくプロ初勝利とはいかなかった。同じく4年目の白仁田は七回にプロ初登板を果たし1回を無安打無失点で切り抜けた。
試合は、五回に広島が阿部の安打と大竹の犠打で一死二塁にすると東出が適時打を放ち先制。この1点が決勝打となり、大竹は7回無失点で今シーズン初勝利を挙げた。
阪神・清原が初登板「自分の投球ができた」
2008年に茨城・常総学院高から高校生ドラフト4巡目でプロ入りし、ようやくつかんだ1軍の舞台。右腕は「まだまだです」とさらなる成長を期した。(共同) 白仁田
(プロ初登板で1回無失点)「ちょっと緊張して力んだ部分もあった。もっとカウントを有利にしていきたい
|
【投手】
(神)能見−小宮山 (広)福井、相沢、大島、永川勝、青木、岸本、今村−会沢 【責任投手】 (勝)能見28試合12勝9敗 (敗)福井27試合8勝10敗 【本塁打】 (神) (広) 【戦評】 阪神が快勝した。二回に小宮山の犠飛と暴投で2点を先制。その後は打点リーグトップの新井貴の2打点などで突き放した。能見が1失点完投で12勝目、奪三振は5。首位打者を目指すマートンは4打数1安打。広島の福井は10敗目。 阪神・田上、初猛打ショー「積極的に…」
4位が確定した寂しい秋も、この男にとっては実りの秋だ。田上がプロ入り2度目のスタメン出場で、5打数3安打の大暴れ。来季へ向け、新体制が固まろうかという時期に、その存在を強烈にアピールしてみせた。
「チャンスをいただいているので、しっかりモノにするために今はしっかりやるだけです」
二回。森田との中前への連打で、無死満塁の好機を呼び、小宮山の先制犠飛をお膳立てすると、五回には三遊間真っ二つの左前打。そして「絶対に打ってやろうと、強い気持ちでいった」と振り返った八回先頭の第4打席も、再び力強く中前へはじきかえし、プロ入り初の猛打賞。勢いのまま二盗にも成功し、プロ入り初盗塁もマークした。
09年秋に育成選手として指名を受けたが、入団後まもない10年春、すぐさま支配下登録された過去を持つ。ようやく1軍の舞台ではじけた、その俊足巧打ぶりは同世代の柴田(1学年上)、俊介(同学年)ら1軍の“常連”と重なって見える部分もあるが、そこへ真っ向から挑む。新星の登場で、11月から突入する秋季キャンプでの外野手争いが、さらにし烈なものになることは必至だ。
「積極的に、1打席1打席を無駄にしないように振っていっているのが良い結果に繋がっていると思う」と話す田上に、真弓監督も「よく対応してくれた。左(投手)からも打ったしね」と目を細めた。去る将が、最後に虎に残していく1ピースが、この秋を経て新体制でも輝きを放つ。(長友 孝輔)
阪神・マートン、あぁ4の1…長野に4厘差
マートンが初の首位打者へ望みをつないだ。九回二死から右前打を放ち、4打数1安打。打率を・312で維持し、リーグトップの長野(巨人)の・316に、なんとか食らいついた。「勝ったことが1番。自分はすべての試合でやるべきことをやるだけ。チームの役に立てたらと思っているよ」。試合後はチームの勝利を喜んだが、最多安打との2冠は難しい状況だ。
|
【投手】
(横)高崎、大原慎、江尻−細山田 (神)久保、福原、渡辺、筒井、榎田、藤川−清水、藤井彰 【責任投手】 (勝)福原55試合2勝3敗 (S)藤川55試合3勝3敗40S (敗)高崎29試合5勝15敗 【本塁打】 (横) (神) 【戦評】 阪神が逆転勝ちで、横浜に7季連続の勝ち越しを決めた。1点を追う六回一死満塁から、マートンが走者一掃の二塁打を放った。マートンはこの試合2安打。藤川が4季ぶりの40セーブ。横浜の高崎は両リーグワーストの15敗目。 虎・マートン「メジャーでやりたい気持ちも…」
「きょうは甲子園で最後の試合だったので、ファンのため、チームのためと思って打席に入った」と勝利に満足げ。来年も甲子園で会えるか、という問いには「タイガースも好きだが、メジャーでやりたい気持ちもある。神様が導いてくれたところでやる」と話した。(共同)
阪神・球児、4年ぶりの40セーブ達成!
阪神の藤川が九回に大声援を受けて登板した。松本を二飛に打ち取ると、代打一輝は見逃し三振。最後は147キロの直球で細山田を空振り三振に仕留め、本拠地最終戦に駆けつけたファンを沸かせた。
榎田(球団の新人最多記録を更新する61試合目の登板)
「任せられたところで投げてきた結果。これから一年一年積み上げることが大事」
|
【投手】
(横)三浦、山口−黒羽根 (神)小嶋、筒井、西村、藤原−小宮山 【責任投手】 (S)山口58試合2勝5敗34S (敗)小嶋36試合1勝2敗 【本塁打】 (横) (神)ブラゼル16号ソロ(2回、三浦) 【戦評】 横浜が0−1の四回に5点を奪い、逆転勝ちした。一死一、二塁から松本が三塁打を放ち、山崎と下園も適時打。三浦は5勝目、山口が34セーブ目。阪神は残り4試合で借金4。最多安打を狙うマートンは4打数1安打だった。 3連敗の阪神、今季の勝ち越しも消滅
今季2度目の先発だった阪神の小嶋は、長所と短所が入り交じった4回5失点で、2敗目を喫した。これでチームは3連敗。4試合を残して65勝69敗6分け。21日の本拠地最終戦を前に、今季の勝ち越しがなくなった。
一回は3者連続で空振り三振を奪った。いずれも決め球は速球だった。「立ち上がりは投げている感覚も良く、調子は悪くなかった」と自分でも手応えを得ていた。
しかし、1−0の四回は死球と犠打を挟んで5長短打を浴びた。「いい時はいいが、イニングを重ねるごとに球威が落ちたりするので、その辺を調整して、もっと長い回を投げられるようにしないと」と反省した。
真弓監督も「ボールが先行して、ストライクを取りにいったところを打たれた。制球力やね」と課題を挙げた。(共同)
|







