安藤粘投も…阪神“守乱”で交流戦連敗スタート
六回、悪送球し、しまったという顔の阪神・ブラゼル=甲子園(撮影・中川春佳)【拡大】 (セ・パ交流戦、阪神1−4日本ハム、2回戦、日本ハム2勝、17日、甲子園)阪神は先発・安藤が好投したが、守備のミスが失点につながった。打線もつながりを欠き、日本ハムより多い8安打を放ちながら1得点しかできず、連敗を喫した。
今季復活を遂げた安藤も、日本ハムに飲み込まれた。6回6安打4失点。粘りは見せたが、守備に足を引っ張られ、自責1ながら、3勝目には届かなかった。5月3日の中日戦(ナゴヤドーム)以来中13日でのマウンド。持ち前の制球力を武器にチーム打率12球団トップの日本ハム打線に向かっていった。
ところが三回、悲劇に見舞われた。2本の安打と四球で一死満塁。打席には田中。右腕は外角低めのスライダーで、狙い通り引っかけさせた。打球は二塁の正面へ転がった。難なく二ゴロで併殺…と思われた。これを平野がまさかのファンブル。二塁封殺がやっとで、1点を先制された。
その後は味方の援護を待つも、貧打は前日と同様。すると六回、一死一、二塁のピンチで再び“守乱”に見舞われた。法大の先輩、稲葉を詰まらせてゴロに打ち取るも、今度は一塁手・ブラゼルが二塁へ悪送球。左翼方向へボールは転々、痛恨の2点目を献上した。これで、完全に流れは日本ハムへ。二死一、三塁から代打・スレッジに右中間を真っ二つに破られる2点三塁打を打たれてしまった。
安藤自身は好調でも、打線の援護が無かった。六回二死満塁の好機にブラゼルが空振り三振。八回は3本の安打が出ながら、1得点しかできなかった。
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阪神4位転落…スタン先頭打者弾浴びる
3回、日本ハム・中田翔の打球をとりこぼす阪神・金本知憲=甲子園(撮影・中川春佳)【拡大】 (セ・パ交流戦、阪神1−3日本ハム、1回戦、日本ハム1勝、16日、甲子園)阪神は日本ハム投手陣を打ちあぐみ、散発5安打で1得点に終わり、交流戦は黒星スタートとなった。先発のスタンリッジは先頭打者本塁打を浴びるなど6回2失点で3敗目を喫した。
スタンリッジは一回、先頭の糸井に中本塁打を被弾する立ち上がり。その後も四死球と安打で満塁のピンチを招くが、何とか後続を断ち切った。
三回には一死から田中に安打を許した。続く4番・中田の左翼への打球に金本が背走したが、捕球できずにフェンスに激突して転倒、すぐさま起き上がってカットマンへ返球したが、一走・田中の生還を許し2点目を失った。
六回に二死から平野が四球で出塁すると、マートンの適時二塁打で1点差に詰め寄り、反撃ムードが高まった。しかし、九回に4番手の福原が二死満塁から小谷野に適時打を浴び、リードを広げられた。九回裏には二死一塁で「代打の神様」桧山が登場したが、一ゴロに打ち取られゲームセット。巨人が勝利したため、阪神はリーグ4位に転落した。
マートン(六回に適時二塁打)「打点は挙げたが、負けたのが残念。スイングは悪くない」
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虎の中継ぎ左腕、筒井は日本ハムの稲葉ら左打者斬りに意欲をみせた【拡大】 左斬りは任せろ! 阪神・筒井和也投手(30)が15日、16日から始まる交流戦・日本ハム戦(甲子園)で、相手の強力左打者封じへ自信をのぞかせた。今季の対左打者の被打率・095のリリーフ左腕が、打率&打点の2冠王、稲葉や核弾頭の糸井らをねじ伏せ、勝利に貢献する。
左斬りの“スペシャリスト”がハムを料理する。強打者ぞろいでも、怖さはない。今の自分に自信を持って、投げ込む。虎の中継ぎ左腕、筒井が交流戦へ向けて意気込んだ。
「セ・リーグにもいい左打者がいっぱいいるので。相手が変わっても自分の投球を変えずに、攻めの投球でいきたい」
交流戦の開幕でパ・リーグ2位の日本ハムを迎え撃つ。好打者が顔をそろえる強力打線。中でも左打者は手ごわいが、意に介さない。
今季通算2000安打を達成し、さらにリーグトップの打率・370、30打点の2冠をマークする好調の稲葉に、同・296の糸井、さらにはリーグ4位・4本塁打のスレッジ…。泣く子も黙る名前が並ぶが「日本ハムの印象? 特にないですね。栗山監督というイメージです」とサラリと受け流した。
それもそのはず。今季は、セ相手に15試合で防御率0・66と安定感バツグンの投球を続けているが、対左打者には絶対的な自信がある。右打者との対決も被打率・200と結果を残してはいるが、左打者は同・095とズバ抜けている。
勝ちゲームで榎田とともに七、八回を担い、守護神・藤川へとつなぐ重要な役割を担ってきた。パ相手でも仕事は同じ。特に好調な左打者が多い日本ハムにしても、打たれる予感はまったくない。
この日は甲子園でキャッチボールやダッシュなどで調整。「ある程度の対策は決めて、自分の投球をするだけ。状況に応じて自分の投球ができれば」と筒井。左打者を封じ込め、勝利の波を引き寄せる。(恵濃 大輔)
(紙面から)
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阪神・岩田、1球に泣く「やられました」
6回、マウンドに集まる岩田ら阪神ナインら=横浜スタジアム(撮影・中川春佳)【拡大】 (セ・リーグ、DeNA2−1阪神、8回戦、DeNA4勝3敗1分、12日、横浜)阪神の岩田は1球に泣いた。六回2死二塁で中村を敬遠し、吉村と勝負。1球目のツーシームが甘く入り、2点二塁打と痛打され「絶対に初球から振ってくると思った。外しにいったが…」と警戒していただけに、悔しさを募らせた。
開幕カードに続いて三浦との投げ合いに敗れた。「先に点を取られてしまった。やられました」と肩を落とした。(共同)
阪神・片岡打撃コーチ(三浦に)「いつでも打てそうな雰囲気があったが、ずるずるといってしまった」 |







