もう7、8年前になるでしょうか。アメブロ時代、一番アクセスが多かったのがコレです。そしてこの模型が最後となります。わざわざお越しいただいた皆さん、本当にありがとうございました。
ニチモ 1/18 レオーネ・スイングバック。初めて制作したのは、たしか中学生の頃で、私はこの余りに個性的な模型に夢中になりました。
あの時代、自動車模型は電動走行が当たり前、それも速ければ速いほどエライという熾烈なパワー競争が繰り広げられていました。そういった状況にあって、このレオーネも当時の自動車模型としては最強のエンジンである280モーターを搭載したハイパワー車だったのですが、ただそれだけではない、驚くほど精緻な4WDメカを備えていたのです。
後ろ姿。ゴツゴツしたブロックタイヤが走りを予感させます。
内装。ところでこの車両は保存用にと拙いなりに一生懸命作った最後の一台です(全部で三台作りました)。あっさりしてはいますが、ステアリングホイールなど、よく再現されています。
助手席側の床がかさ上げされていますが、これはセンターギヤボックスとモーターを収めるためです。後部の電池ボックスにはテニスラケットがモールドされたフタがありましたが紛失しました。
シャーシ裏側。前後に巨大なデフケースが。リヤサスはフルトレーリングアームにトーションバースプリングと、実車さながらのメカニズムです。ただし、プラ製の横置きトーションバーは中央で保持されているため有効ストロークは全長の半分からしか得られない上、アームの取り付け部がすぐに破損しました。
実車同様に作動するデファレンシャルギヤ。デフケースが大きくなるのも無理はありません。ただこれによりセンターギヤボックス(完全ロック)が小型化できたと言えるかも。
プラだけで再現しようという志の高さが素晴らしいですね。
フロント。ドライブシャフトは二分割され、スプリングジョイントで接続することにより一応ステアリング機能を持ちますが、やはり等速ジョイントとして使用するには無理があり、振動がひどい上すぐ破損しました。
プロペラシャフトにもスプリングジョイントが使用されています。
ホイールはナット止めですが、この取り付けボスがよく割れました。
このようにいくつかの欠点はあるものの、その優れた4WDメカによる、特に不整地において乗用車型プラモの域を遙かに越えた走行性能に感動した私は滅茶苦茶ハードに遊び倒し、一台目はあっという間に全損、二台目もすぐに走行不能となってしまいました。
しかしです。しばらく考えた後私は、スクラップ同然となってしまったその二台をつなぎ合わせ、新たに一台のクルマとして再生させることに着手したのです。何か変なものでも食べたのでしょうか。
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