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去る10月6日、ロシア軍艦の巡洋艦「ヴァリャーク」が函館に寄港しました。
その日は仕事があって行けず、翌7日に七重浜沖で、台風警戒に備えて沖合に待避している姿が見られました。
なお、ヴァリャークはスラヴァ級ミサイル巡洋艦3番艦で、
全長:192m
全幅:20.8m
総排水量:11350t
AK-130 130 mm連装速射砲×2
AK-630M 30mmCIWS×2
B-204 VLS(5V55RM SAM×8発)×8基
ZIF-122ミサイル連装発射機(9M33MA2 短SAM×20発)×2
P-1000 SSM連装発射筒×8基
RBU-6000 12連装対潜ロケット発射機(RGB-60ロケット弾×72発)×2基
PTA-53 5連装533mm魚雷発射管×2
C4I レソループ-1164型戦術情報処理装置
FCS 「アルゴーン1164」(対艦ミサイル用)×1
「コルヴェート5」(対艦ミサイル指令誘導用)×2
「ヴォルナー」(「フォールト」用)×1基
4R33(「オサーMA2」用) ×2
MR-184「レーフ218M」(130 mm砲用)×1
MR-123「ヴィーンペル」(CIWS用)×3
となります。
その日は風も波も高く
岸まで海水を被りました。
ヴァリャークの案内を自衛隊護衛艦「はまぎり」が行っていました。 ヴァリャークとはまぎり
米艦との絡みはよく見ますが、露軍艦との絡みはなかなか観られないかと思えます。
波が高いので、カメラの手振れも結構ありました。
寄せる怒濤・・・とまではいきませんが、かなりの高波。
ロシアとの絡みで、故吉村昭の『ポーツマスの旗』や、『海の史劇』を思い出しましたが、そういう本を読んだ後にはロシアや中国はマスコミが盛んに叩くような国じゃないように思えてきます。
日本が西側陣営だからという事も合って、ロシアと中国を叩く傾向が強いのでしょうが、果たしてマスコミが云うような悪い国なのか?と云われれば、過剰に叩き過ぎじゃ無いかと思えます。むしろ、沖縄などの基地問題のアメリカなど西側諸国の方が悪者じゃないか?とすら思えてきます。
一応ロシア人と会ったこともありますが、日本人が描く「赤鬼」というイメージからはかけ離れていたし、大黒屋光太夫の話なども振り返って見ると、日本は本当はアメリカやイギリスのような西側諸国より、ロシアや中国と仲良くすべきだった・・・・・・と思ってしまいます(スターリンだって、西側の息がかかっていて、あんな蛮行をしたのだと云われている)。
そしてロシア題材小説も、吉村昭のはともかく、司馬遼太郎の『坂の上の雲』などは、あからさまな日本美化のようなものがあってイヤでした(ファンには悪いけど、今じゃ司馬遼太郎は国賊作家とすら思ってる)。
日本と露西亜が領土や領海を乗り越えて、仲良く出来る日は来るのでしょうか・・・・・・・。
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戦争 歴史
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軍艦や戦争歴史コラム
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掃海艦あわじに続いて、同じように寄港していた掃海艇「はつしま」の紹介。
あわじを見終えた後
はつしまへ
データは公式サイトから
というスペック あわじと同じく、艦体構造はFRP製です。
機雷掃討用水中スクーター
マスト
あわじよりも小さめです。
正面
20mm機関砲紹介
あわじと同型です。
艦橋窓
これもあわじと同じ
艦橋内
いろいろ、機雷除去作業の様子も展示。
掃海と航海に必要なものの説明書、専門書なども。
ファンネル部
潜水服や潜水作業説明
減圧室。
潜水病の一時治療用ですが、病院搬送が第一なので、入れるのは一時間が限度とか。
掃海用ワイヤードラム。
全長500m。
訓練用ダミー機雷と乗艦口
陸上では、ミサイルランチャートレーラーも展示。
そうしたミリタリー展示でした。
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海上自衛隊の掃海艦である「あわじ」が来ていたので、見学に行きました。
こちら。
掃海艦の「はつしま」を引き連れていました。
あわじのスペックは
全 長 : 67 m
最大幅 : 11.0m 主要武器:20mm機関砲 : 1基
深 さ : 5.2m 掃海装置: 1式
喫 水 : 2.7m 機関の種類および数 : ディーゼル主機 2基 軸数 : 2軸 軸馬力 : 2,200馬力 速力 : 約14ノット となります(参照)。
掃海艦あわじの特徴は、前級のやえやま型に採用されていた木ではなく、金属を入れたFRP樹脂を艦体に用いている事です。
掃海艦や掃海艇の役割は、機雷除去ですが、磁性式機雷との接触を防ぐために鉄ではなく、木を用いていたのですが、このあわじ級をはじめとした新世代掃海艦はFRPメインとなった訳です。
舷側通路
掃海装置
全長500mにもなり、これで機雷を巻き取って回収します。
水中無人機OZZ−2
無人操縦で機雷を察知、もしくはワイヤーを引いて機雷を引き込む目的で使われます。
ゴムボートも配備
ファンネル部
ステルス考慮で、ノッペリと直線的ですが、ディーゼルモーターの音が、ちょっときつかった・・・。
マスト部
旭日旗もあります。
20mm機関砲。
唯一の武装ですが、攻撃用ではなく、発見した海上の機雷を撃って爆破処理するためのものです。
砲台の周囲のアンカーチェーン。
艦橋内
右舷側の司令席と、左舷側の艦長席
掃海艦隊の指揮用です。
艦橋窓
白いテレビカメラは、艦首の20mm機関砲の狙いを付けるためのものです。
潜水服や減圧装置が揃っている後部ハンガー
機雷除去は潜水作業という危険な任務もあるのです。
任務達成の為の旗?
というあわじの見学終了
次回ははつしまの紹介を
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イージス艦こんごうの出港の様子が見られたので、それを紹介。
出港準備に慌ただしい乗組員達。
女性クルーも乗り込んでいました。
艦首部アンカー
このアンカー部は何故かちょっと出たっぽく。
ここは宇宙戦艦ヤマトのBGMでも流して雰囲気を
そいや、この曲第1作でのヤマト発進シーンの曲ってイメージだったけど、実はガミラス側の曲だと知ったのは、ずっと後になってからでした・・・・・・(汗)
タラップを艦上に揚げて
マスト上に航海旗が上がり、ファンネルからディーゼル排気が出て出港開始
前後のサイドスクリューでゆっくりと横移動して岸壁を離れます。
離岸して沖に向かいます。
乗組員達も別れを告げます。
汽笛を鳴らした後、
「こんごう発進!!」
ってジョークですがな・・・
ゆっくりと出て行きました。
外洋へ乗り出していく・・・・・。
こうして去って行きました・・・。 ついでに、3番艦の「みょうこう」が、数年前来た時の写真。
みょうこうは港外停泊でした。
アンカーを降ろしています。
でも、ミサイルの前にこんなモンで、ホントに国を守れるのか、疑問に思えてきたし、果たしてどうなんでしょうか・・・・・・。
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こんごう級イージス艦の「こんごう」が来ていたので、観にいきました。
こちら。
以前紹介した「みょうこう」を見た事はありますが、近くで見られたのはこんごうとみょうこうのみで、このクラスの護衛艦は、「きりしま」と「ちょうかい」は見ていません。
こんごうといえば、イージス艦の前では旧海軍が外国に発注した最後の戦艦だった「金剛」がありますが、当然その名を継いでいるものです。
海外発注の最後の戦艦だった先代金剛に対し、米軍のアーレイ・バーク級イージス艦を参照にしているこんごうというのにも、何となく共通点のような物を感じます。
乗艦用タラップ
行った日には出港だったので、中身は見られませんでしたが、以前みょうこうに乗った時には、ステルス製を考慮して、やけに傾斜した甲板になっていたのを思い出しました。
艦尾の文字。
ネーミングの由来は金剛山から
フェーズドアレイレーダー
艦橋にある日本列島の1/3の範囲の空を見渡せる対空レーダーです。
その下にはミサイル妨害用のチャフランチャーと、ミサイル迎撃用ファランクスのCIWS(シウス)が。
艦後部にはアスロック(対潜魚雷)ランチャーに、甲板部には短SAMの発射管があります。階段状に配置されてるパラボラは、ミサイル誘導用レーダー。
前のファンネルの後ろには対艦用ハープーンランチャーが
艦首の5インチ砲。
その後ろにもミサイルランチャーが装備されています。
艦橋部横
アメリカのイージス艦が、コンテナ船との衝突でグシャグシャになり、死者まで出てしまった事故がちょっと前にありましたが、イージス艦の下部分はまんま空洞の通路になっており、その為あんな感じでぶっ壊れてしまった訳です・・・(もっとも、今の軍艦は昔の戦艦のように頑丈に造られてはいないし、質量関係でぶっ壊れてしまったのも、当然っちゃ当然なんだけどね)。
次回は出港します。
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