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三輪山の山の辺の道をさらに進むと現れるのは、桧原神社。 空気が変わります。初めての土地なのに懐かしさがこみ上げて来ます。 杜の緑に、朱色が際立っています。 こちら桧原神社は、伊勢神宮の前身にあたるところ、元伊勢の一つと 言われています。 桧原神社は皇居に祀っていた天照大神の神霊を、祟神天皇が豊鍬入姫から 倭姫命に託し、倭笠縫邑(やまとかさぬいむら)に遷し祀った所といわれます。 この笠縫という言葉。私は「御笠縫内人」を思い出します。 「御笠縫内人」とは、日本古代の最終的法令である『延喜太神宮式』には 「笠縫内人等供進蓑笠」とあって、旧暦の4月10日に風雨の平らかなることを 祈願して、蓑や笠を奉るために設けられた特別な職掌だそうです。 よく考えたら、今日は新暦の4月10日ですね。 私も心の中で「風雨」と「地」の穏やかで平らかなることを祈ります。 こちら桧原神社も三輪山がご神体であり、大神神社に同じく三ツ鳥居があるだけで本殿は ありません。神奈備山。改めて自然感謝の気持ちになります。 こちらからは、真西に二上山をきれいに拝むことができます。 三輪山は朝日の昇る山、朝日の象徴です。これに対して三輪山から一直線の西に 立つ二上山、陵墓を築造する石の産地であり、夕日の沈む山、夕日の象徴。 かつての人たちは日の沈むところを浄土への入口として崇め、その西麓にはたくさんの 墳墓がつくられました。 そして日の昇る三輪山は聖なる山、神のご神体として崇め祭られます。 日の昇るところに再生を願ったのですね。 生と死。繰り返される自然の営みです。 実はこの二つの山を結ぶライン上には、大切な古代遺跡が並んでいます。 北緯34度32分の線上になります。 西から淡路島の「伊勢の森」、海を渡って大阪堺市の「大鳥神社」、そして大和に入って 「二上山」「箸墓」「三輪山」と続き、伊勢では「斎宮跡」、また海を渡って伊勢湾の 「神島」まで。 桧原神社もそのライン上にあります。 太陽崇拝および山岳信仰と何らかのつながりがある古代祭祀遺跡が並ぶ「太陽の道」と 言われています。 お伺いした当日も太陽が眩しく、日差しが暖かかったです。
太陽の道を進む。 一人もくもくと大和路を歩きながら、違う次元に入り込んだような不思議な体験でした。 |
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若葉が眩しい!
自然ってこんなにも美しいものなんですよね。
自分自身も自然と向き合って、
地球と対話したいなあ。
子供時代みたいに!
2011/4/11(月) 午後 9:47 [ nao*i5*4we*g_z ]
地球との対話。本当に大切ですね。
地球側は、いつも耳を私たちに傾けてくれています。私たちの声はすぐに届きますよ〜〜
2011/4/12(火) 午後 3:09
こんにちは。
関連記事から来ました。
桧原神社は夕日が綺麗ですね。ポチ
2013/8/26(月) 午後 2:06