|
こちらはコストコの遠州灘(静岡県)しらす干しです。 二年ぶりの測定を行いました。 前回はこちら。 http://blogs.yahoo.co.jp/zamasokutei/7861879.html コストコとはいえ1パックでも505gですので、2つ購入いたします。 測定に近道はございませんね。2Lでも良いぐらいです。 しっかりと1Lの測定用マリネリ容器に充填いたします。 もういったい何回繰り返した作業でしょうか。 測定結果はこちらです。 不検出(下限値以下)となっております。特に怪しい数値の変動もピークも見えませんでした。 いまだよくある質問ですが、ストロンチウムSr-90は測定しないのか?と聞かれることがございます。 ストロンチウムはガンマ線を放出しませんのでベータ線を測定する専門的な液体シンチレーターなどの より高価な測定機と、化学的な検体の前処理が必要になります。 市民レベルでの資金と設備ではいささかしきいが高く、大学レベルや測定屋さんでも現在の汚染の状況にて、 Sr-90を(福島由来のものとして)精確に数値を捉えることはなかなか難しい状況です。 もちろん時間もコストも労力もかかります。 それだけに情報量も少なく、皆さんの海産物に対する不安もなかなか払拭できておりません。 さらにその汚染の元も存在しつづけ、それがコントロールされているとはいいがたい状況も 拍車をかけております。 加えて漁場ではなく港が産地となったり、回遊魚は動き回るということで… トレーサビリティという点でもなかなか満足がいかない状況かと思います。 ですので、震災後、日本の海産物から遠ざかっている。もしくは産地でざっくり判断している 方も多いかと思います。 本当は親潮や黒潮、その対流域の季節ごとの変化や魚の種類、生息域、食性、大きさ(年齢) なども考えた上で、上手にリスクを減らすこともできなくはないのですが、そこまでいくともはや魚マニアか研究者レベルです。 では、市民測定所が測定できるガンマ線(セシウム)を測定することで何ができるのでしょうか? (汚染水そのものは除きますが)環境中及び生体内でのCsとSr-90の 存在比率が逆転していることは未だ確認できない事から… (環境中に放出された量では 1000:1といわれております。生態濃縮があったとしても100:1以上に なることはほぼないのではないでしょうか。)←1部の植物の葉などでは例外もあるようです。 つまり 1Bqたりともストロンチウムを摂取したくなければ、1Bqたりともセシウムが検出されたものを摂取しなければ良い、ということになります。 もちろん数値や安全を押し付けることはいたしませんので、そのあたりの考えはそれぞれに おまかせいたします。汚染の元がいまだ存在するということは気持ちの良いものではありません。 当測定室では、この秋〜冬の涼しい期間に、1日に1検体、
みなさんが気になる魚介類をできる限り測定するつもりです。 一般的な市民測定所には難易度が高い魚ですが、
キッチンが使える。
手早く処理が行える。 衛生管理のプロがいる。
市場の情報が毎日はいってくる。
産地も指定しやすい。
という利点を使って他が敬遠しがちな海産物の測定に力を向けてみたいと思います。
しばらくお付き合いいただければ幸いです。
<次回予告>宮城県産戻りカツオ。 もちろんイオンなどのスーパーで買ってきたり、 大手回転寿司の持ち帰りを利用してネタ部分を測定したり、 直接採取したり、といろいろなパターンを考えております。 何かリクエストがありましたらおしらせください。 いままでの測定結果一覧をご覧になりたい方はこちらをお読みください (検体リクエストのアドレスもこちらでおねがいいたします。) http://blogs.yahoo.co.jp/zamasokutei/7669496.html ゆうちょ銀行振替口座 |
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2014年10月24日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]



