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みなさんが気になる海産物の測定になります。
測定の主旨についてはこちらの記事を参考にしてください。(最初の記事) http://blogs.yahoo.co.jp/zamasokutei/12093823.html 今回は、釧路郡 昆布森漁協 秋鮭(オス)3.8kg の測定です。 こちら1kg 950円、3610円(税別)の個体です。 鮭はオスのほうが安く、タラはオスのほうが高いのです。 川に上る前、気水域で採取されたものとのこと。 処理して測定にかける前には温度もチェックいたします。 非接触温度計が何かと便利です。 測定結果はこちらになります。 18000秒測定にて不検出(下限値以下)となりました。 なんだ…毎回不検出だけど測定器大丈夫?と思われてしまうかもしれませんが… 残念ながらこのあたりの淡水魚などでも微量な数値を捉えております。 (鮎) http://blogs.yahoo.co.jp/zamasokutei/11897230.html (ます、なまず) http://blogs.yahoo.co.jp/zamasokutei/11815534.html (鯉) http://blogs.yahoo.co.jp/zamasokutei/10108696.html (検出があった場合の測定結果の見方) http://blogs.yahoo.co.jp/zamasokutei/folder/462165.html 海産物の測定ですが、経過で不検出と判断できても、 みなさまの不安にあわせて見た目の下限値を出来るだけ下げるために、 18000秒(5時間)をかけて測定しております。 怪しい数値やピークが見えるようでしたらさらに測定延長もする予定です。 <次回予告>東京湾で釣れたワラサ 今度のざっくりとした予定では… コストコの塩辛、イクラ、ホタテ、ウニ、シメサバ 一般に売られているアジの干物、畳シラス、ワラサ、スズキ、アナゴ、カキ、マダラ、アンコウ、カレイ、ソイ、エイ、クロダイ、キンメダイ、天然ウナギ、コイ、マス、など。 何かリクエストありましたら↓コメント↓ まで (公開を承認しないので他の方がコメントを読む事はございません) いままでの測定結果一覧をご覧になりたい方はこちらをお読みください (検体リクエストのアドレスもこちらでおねがいいたします。) http://blogs.yahoo.co.jp/zamasokutei/7669496.html ゆうちょ銀行振替口座 |
海産物の測定
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みなさんが気になる海産物の測定になります。 測定の主旨についてはこちらの記事を参考にしてください。(前回の記事) http://blogs.yahoo.co.jp/zamasokutei/12093823.html 今回はこちら。気仙沼港からの鰹(かつお)になります。 ただ水揚げされた漁港が気仙沼、という事になりますのでさらに詳しい捕獲海域の詳細については 不明となります。 非常にまるまると太った個体。1kg1600円ですので、こちらで5600円(税別)となります。 東北産だからといって決して安くなっている訳ではありません。 つまりはわざわざ偽装する必要はなく、しっかりとブランド化されている状況です。 (飲食店もいままでと何もかわらずに使っておりますのでね。) 内容物を見るとイワシが沢山でてまいりました。餌が豊富なのでしょうか。 手早く卸して測定の準備です。もちろん冷たいまま測定はできませんので 温度も調節いたします。 こちらを測定にかけてまいります。 ピークや怪しい数値がなくとも、なるべく見た目の下限値を下げてみなさんに見ていただきたい との想いもありますので、万が一の腐敗(膨張)対策で、20Lのポリ袋をシンチ部分とマリネリの 間にいれて口を上部スライドの隙間から外へ逃がし、内部の汚染を防ぎます。 測定結果はこちらです。 18000秒の測定にて特に怪しいところもなく不検出となりました。 測定とは別に待機していた同じ鰹の身は… タタキになりました。 さすがお高いだけあって旨い。測定した結果も踏まえてさらに旨い? 鰹は検出も覚悟しておりましたが、今回の個体では不検出。 海域にもよるのでしょうが、消費者にはそこまでのトレーサビリティ がありませんのでなんとも悩ましいです。 ただ、(個人的な感触として)出たとしても回遊魚としてそこまでの違いはないとは思いますので、 過去の検査結果を眺めても、1Bq/kg前後(Cs-137)ほどがMAXではないでしょうか。 なんにせよ、気にする方は福島沖を通る、戻り鰹ではなく 通常の(早い季節の)鰹にすればさらに安全度が高いかと思います。 鰹節になる鰹も油が乗る前の、もっと南の方で採れた鰹が鰹節となります。 (↓よろしければこちらの過去記事をご覧ください) http://ameblo.jp/relationship-zama/entry-11404441530.html <次回予告>北海道釧路の秋ジャケ ※放射能測定での数値は絶対値ではありません。 機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
また、不検出でも今回の測定が永続的な安全を保障するものでもありません。いままでの測定結果一覧をご覧になりたい方はこちらをお読みください (検体リクエストのアドレスもこちらでおねがいいたします。) http://blogs.yahoo.co.jp/zamasokutei/7669496.html ゆうちょ銀行振替口座 |
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こちらはコストコの遠州灘(静岡県)しらす干しです。 二年ぶりの測定を行いました。 前回はこちら。 http://blogs.yahoo.co.jp/zamasokutei/7861879.html コストコとはいえ1パックでも505gですので、2つ購入いたします。 測定に近道はございませんね。2Lでも良いぐらいです。 しっかりと1Lの測定用マリネリ容器に充填いたします。 もういったい何回繰り返した作業でしょうか。 測定結果はこちらです。 不検出(下限値以下)となっております。特に怪しい数値の変動もピークも見えませんでした。 いまだよくある質問ですが、ストロンチウムSr-90は測定しないのか?と聞かれることがございます。 ストロンチウムはガンマ線を放出しませんのでベータ線を測定する専門的な液体シンチレーターなどの より高価な測定機と、化学的な検体の前処理が必要になります。 市民レベルでの資金と設備ではいささかしきいが高く、大学レベルや測定屋さんでも現在の汚染の状況にて、 Sr-90を(福島由来のものとして)精確に数値を捉えることはなかなか難しい状況です。 もちろん時間もコストも労力もかかります。 それだけに情報量も少なく、皆さんの海産物に対する不安もなかなか払拭できておりません。 さらにその汚染の元も存在しつづけ、それがコントロールされているとはいいがたい状況も 拍車をかけております。 加えて漁場ではなく港が産地となったり、回遊魚は動き回るということで… トレーサビリティという点でもなかなか満足がいかない状況かと思います。 ですので、震災後、日本の海産物から遠ざかっている。もしくは産地でざっくり判断している 方も多いかと思います。 本当は親潮や黒潮、その対流域の季節ごとの変化や魚の種類、生息域、食性、大きさ(年齢) なども考えた上で、上手にリスクを減らすこともできなくはないのですが、そこまでいくともはや魚マニアか研究者レベルです。 では、市民測定所が測定できるガンマ線(セシウム)を測定することで何ができるのでしょうか? (汚染水そのものは除きますが)環境中及び生体内でのCsとSr-90の 存在比率が逆転していることは未だ確認できない事から… (環境中に放出された量では 1000:1といわれております。生態濃縮があったとしても100:1以上に なることはほぼないのではないでしょうか。)←1部の植物の葉などでは例外もあるようです。 つまり 1Bqたりともストロンチウムを摂取したくなければ、1Bqたりともセシウムが検出されたものを摂取しなければ良い、ということになります。 もちろん数値や安全を押し付けることはいたしませんので、そのあたりの考えはそれぞれに おまかせいたします。汚染の元がいまだ存在するということは気持ちの良いものではありません。 当測定室では、この秋〜冬の涼しい期間に、1日に1検体、
みなさんが気になる魚介類をできる限り測定するつもりです。 一般的な市民測定所には難易度が高い魚ですが、
キッチンが使える。
手早く処理が行える。 衛生管理のプロがいる。
市場の情報が毎日はいってくる。
産地も指定しやすい。
という利点を使って他が敬遠しがちな海産物の測定に力を向けてみたいと思います。
しばらくお付き合いいただければ幸いです。
<次回予告>宮城県産戻りカツオ。 もちろんイオンなどのスーパーで買ってきたり、 大手回転寿司の持ち帰りを利用してネタ部分を測定したり、 直接採取したり、といろいろなパターンを考えております。 何かリクエストがありましたらおしらせください。 いままでの測定結果一覧をご覧になりたい方はこちらをお読みください (検体リクエストのアドレスもこちらでおねがいいたします。) http://blogs.yahoo.co.jp/zamasokutei/7669496.html ゆうちょ銀行振替口座 |
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東京湾、羽田沖で釣ったサワラをいただきました。 まだ死後硬直がとけておりません。 尾の所でちゃんと生け〆されていて非常に美味しそうなサワラです。 右下の魚はコチですが、小さい為に今回測定はできません。 半身とちょっとで1kgを超えます。良い形ですね。 油が乗っています。 スズキも沢山釣ったそうなのですが、工場排水エリアのもので魚体も黒く、 食用にはなり難い為に、もって帰ってこれなかったそうです。 個人的にはそちらに非常に興味があるところでしたが… 測定結果はこちらです。 (10800秒) 10800秒ほどまでCs-137の数値が下限値以下、>100%で残っておりましたが、 経過とともにノイズに埋もれていった印象です。 いままでの経験上、こういった時はゼロではない場合も多いのですが、 腐敗覚悟で2回測定をいたしましたが、やはり定量できませんでした。 結果としては不検出(下限値以下)となりましたので、 測定せずに残った分は自己判断にて調理していただきました。(美味) 一部限定された英リアの汚染水や汚染水そのものはともかくとしまして、 環境中はもちろんですが、生体でもCs-137とSr-90の存在比率が逆転する例はいまだありませんので、現状、1Bqたりともストロンチウムを摂取したくない方は1Bqほどもセシウムが検出されない事で安全確認をすれば良いと思います。 魚に関しては絶対的に測定の量がまだまだ足りないのと、 動き回る分、トレーサビリティが安定しないのが不安の原因にもなっておりますが、 汚染水対策に対しての不安感と不信感がそれに拍車をかけている状況かと思います。 なんにせよその汚染の原因が存在し続けるかぎり、不安はつきまとうわけですから 測定なり、産地を選ぶなり、それぞれが納得行く形で行えば良いかと思います。 聞いた話ですが、世界初の完全卵から養殖の近大マグロ(近畿大学)をオダキューOXが扱うそうです。 相模大野店では毎週金曜日に入荷とのこと。 1680円/100gといいお値段しますが、マグロの刺身食べてない!食べたい! という方には朗報ではないでしょうか。グリーンピースの皆様も納得でしょうね。 |
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相模川の鮎の年度比較をいたします。 こちら貰った方もおおいのではないでしょうか? 2013年採取のものと2014年採取のものの比較になりまして、 採取場所はほぼ同じエリアですが、なにぶん2検体での比較ですので とりいそぎ参考までに… まず、去年はこのようになっております。 http://blogs.yahoo.co.jp/zamasokutei/9653210.html 今年のものはこちらです。(まるごと処理) 鮎はご存知のとおり内蔵も一緒に食されます。 鮮度や水質のよい河川のものはスイカのような香りがするのですが、 あまりしられてはいないようですね。 ↑見た目は悪いですが、しっかりスイカの香りがしています。 検体の量が去年よりも若干少ないのですが、なんとか測定が可能な質量です。 測定結果はこちらです。 10800秒ではCs-137のみ定量となっております。 こちらは両Csともに定量しております。 10800秒での下限値以下であったCs-134の数値も定量できました。 10800秒での測定結果はCs-137とCs-134の比率がかなり良い感じです 43200秒での測定結果はCs-134が天然核種Bi-214の影響で過剰に評価されているようです。 さらに長時間測定後の検体が、腐敗により膨張しておりましたので、 おそらくですが、10800秒の結果のほうが信頼できるかと思います。 以下が去年の測定結果となりますので… 結論から言うと、今回の測定では… Cs-137の減衰はあまり確認できず、 Cs-134が半減期によりその分合算値としては減衰した。 ということになりました。淡水魚はまだまだ注視する必要があるのではないでしょうか。 鮎は一年魚であり、その食性は小さいうちは水棲昆虫も食べますが、 すぐに石に付着する苔しかたべなくなります。 その年その年の生体が環境に受ける影響を計り知るにはなかなか良い検体だと思うのですが あまり測定はされていないようです。 みんなのデータサイトでもいまのところウチをいれて2検体だけです。 http://www.minnanods.net/mrdatafoodsearch?mds_scatid=1090203&bq_min=&bq_max=&kakusyu=CsTotal&mrdate=1&year_s=&month_s=&year_e=&month_e=&sokuteisyoid=&rows=20&x=71&y=79&clubid=mds 来年も測定できればいいですね。引き続き応援をお願いいたします。 いままでの測定結果一覧をご覧になりたい方はこちらをお読みください http://blogs.yahoo.co.jp/zamasokutei/7669496.html ゆうちょ銀行振替口座 |



