zambotgoの80年代懐かしブログ 〜ほんの、ノスタルジー〜

古い鉄道写真を中心にあっちこっち気まぐれ更新してます・・・

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【↑士幌線・糠平駅】
 
国鉄士幌線は、根室本線の帯広駅から十勝平野を北に貫き、人造湖である糠平湖の畔をぬって十勝三股駅に至る78.3kmの長大な路線でした。
 
1925年に帯広から士幌まで開業、その後延伸を続け戦前の1939年には全線開通し、沿線の開拓や穀物および木材輸送に大きな役割を果たしました。
電源開発による糠平ダムの建設、そして観光ブームにのって糠平温泉やスキー・スケートに向かう乗客らで1970年代初頭までに輸送のピークを迎えましたが、並行国道である273号線の三国峠が開通すると一気に衰退の道をたどることとなり、1978年には先端の糠平駅〜十勝三股駅間がバス代行化。
とうとう1987年春には国鉄再建の犠牲となって廃線となってしまいました。
 
 
私はというと、北海道の赤字ローカル線をなんとか乗りおさめようと、高校1年の三学期を終えるとなけなしの貯金を取り崩し、勇躍青函連絡船に乗って士幌線の乗客となりました。
 
この時、1986年の3月。
今日はその廃線1年前の士幌線のご紹介です。
 
【↓当時の時刻表の北海道路線図より】
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【↓士幌線・士幌駅にて、十勝三股行きと帯広行きの離合
 (糠平から先はバス代行であるが、サボは十勝三股−帯広の標示)】
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【↓「仮の終着駅」糠平駅・キハ22の2連による折り返し帯広行き列車】
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【↓北側より糠平駅の遠望。十勝三股方向の出発信号機のバッテン印が泣ける・・・】
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【↓バス代行による士幌線の本当の終着駅・十勝三股駅】
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【↓十勝三股駅ホーム跡より・幌加駅方向(帯広方面)。
 主をなくした機関庫と給水タンクがまだ健在で、案外広い構内だったことがわかります。】
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ところで手元のメモによると、1986年3月24日のこの日の乗車記録は、
(急行まりも)→3:11帯広、
帯広7:51→→9:42糠平9:47(上士幌タクシーによる代行バス)→10:20十勝三股、
十勝三股11:05→11:38糠平11:46→→13:00帯広・・・・・となっています。
 
終着駅の十勝三股は、付近には店も何も見当たりません。
折り返しの代行バスを待つ間、写真を撮る以外いったい自分はこんな所で何をやってたんだろう・・・。
 
 
【↓当時のきっぷ各種】 
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【国鉄士幌線 略年表】
●1925年(大正14年)1210日 帯広 - 士幌間 (30.1km) を士幌線として新規開業。
●1926年(大正15年)710日 士幌 - 上士幌間開業。
●1935年(昭和10年)1126日 上士幌 - 清水谷間開業。
●1937年(昭和12年)926日 清水谷 - 糠平間開業。
●1939年(昭和14年)1118日 糠平 - 十勝三股間を開業により全通。
●1955年(昭和30年)81日 糠平ダム建設により清水谷 - 糠平 - 幌加 (+2.3km) ルート変更、糠平駅を移設。
●1978年(昭和53年)1225日 糠平 - 十勝三股間 (18.6km) をバス代行に。
●1987年(昭和62年)323日 全線廃止、バス転換。

 
 

 
【↓糠平駅跡付近の地図】

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こんばんは(^^)。
今回もすばらしい写真ときっぷの数々を拝見させていただきました(^^;)

車内補充券には広尾線の駅名も記載されていますが、この車補に記載されている駅名のうち、約3分の2が姿を消したことになりますね。
十勝三股では、代行バスになってからもきっぷを売っていたんですね。それにしても、「十勝三股」の駅名が右側に記載されているのが気になります。普通、発駅の駅名は左側に記載されていると思うのですが・・・。

名松線の伊勢奥津が、十勝三股のようにならないことを祈ります。

2012/2/20(月) 午後 7:58 [ じゅん ]

じゅんさん、こんばんは。今回の車内補充券の駅名を眺めていると、私にとっては特に胸が詰まってきます^^;

十勝三股駅発行とある硬券はたしか代行バス(上士幌タクシー)車内で発売されていました。私が敬愛してやまない紀行作家、故・宮脇俊三先生の著書によると、当時この代行バスに毎日乗っているのは運転士の奥さんと二人の娘さんともう一人、郵便局の職員だけ・・・という有名なくだりがありましたが、訪問時の便では鉄道ファンが数人乗っていただけで、みなこの硬券を買い求めていました。
確かに右側に発行駅側が記載されているのは珍しいですね。気がつきませんでした。

伊勢奥津駅は、三重県と津市による復旧支援がほぼ決定したそうで、四年後くらいに列車が戻ってくるようです。よかったですね。

2012/2/21(火) 午前 1:00 zambotgo

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かつてJTBから発売されていた、雑誌「旅」の2000年9月号は、宮脇先生の特集が組まれていて、「宮脇俊三自選集」という付録もついていました。
その自選集の一番最初に掲載されていた紀行文に、zambotgoさんご紹介の文章がありました。1982年の「旅」で掲載されたものだそうです。
zambotgoさんのコメントをきっかけに、あらためて読み返してみたのですが、宮脇先生のような文章は他の人には書けないなぁ・・・、としみじみ思いました。
私も高校生の時に、宮脇先生の著書に出会ったことがきっかけで乗り鉄をするようになったのですが、いつの間にか「きっぷ鉄」に変わってしまいました(苦笑)。

2012/2/21(火) 午後 8:08 [ じゅん ]

「旅」の2000年9月号は私も読んでました^^。最初に出てきた十勝三股駅のルポ、「戸数二戸」の一節は、インパクトありましたね。
宮脇先生の文章は洒落ていて引き出しも多く、何度読み返しても新鮮な味わいがあります。本嫌いだった自分は、80年代に最も読んだ本は時刻表と宮脇先生の著書でした(笑)。あんな紀行作家はもう出ないかもしれないですね。

乗り鉄から始まって、撮り鉄、切符、模型、廃線跡探訪、浮気性の自分はどれも中途半端に終わってしまいました(^_^;)

2012/2/22(水) 午前 0:56 zambotgo


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