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カーボンマイクロコイル(CMC)自体は、トンデモでもインチキでもなく、
ある特定の分野においては有用な物質です。
しかし、何にでも効果がある万能のマジックではありません。
とあるCMC商品販売業者のブログ 2017/1/21 の記事から引用
CMCシールでクルマの燃費が上がります。燃料パイプにCMCシールを貼るだけです。
バッテリーには電磁波防止で貼るのも良いですね。私の愛車は、2015年式スバルのXVなんですが
CMCシールを使う前は、12㎞前半/Lだったのが13㎞後半/L走るようになりました。
cmcの波動エネルギーがガソリンのクラスターを細かくするので爆発係数が上がることにより
燃費が良くなりました。皆さんもお試しください。 以下、ツッコミ
CMCが特定の分野で有用であることは否定しませんが、
クルマの燃料パイプに貼っても燃費が良くなる道理はありません。
まず、ガソリンの「クラスター」というものは科学的に認められていません。
それに、ガソリンの爆発係数を上げちゃマズいんですよ。言葉の意味って判ってます?
クルマのメーカーは、市販されているガソリンの組成を前提に制御を組んでるので、
どんな論理・理屈であれ組成をいじるのはマズいんです。
そもそも、ガソリンの品質の指標である「オクタン価」というのは、着火しにくさを示す指標です。
可燃ガスを圧縮すると、火種が無くても自然に発火します。 適切なタイミングに至らないうちに勝手に圧縮発火するとマズいので、ガソリンは適度に着火性が低い(=オクタン価が高い) コトが求められます。
(逆に、オクタン価も高ければ高いほど良い というモノでもありません。)
オクタン価は変わらずに燃焼カロリーが向上するというなら、燃費は良くなるかも知れません。
しかし、そのような都合の良い高度な組成改変がそのシールで可能だとは思えません。
分子の総数が増えない以上、カロリーは上がったりしないでしょう。
燃費が改善した事例を紹介されていますが、残念ながら貴方の個人的体験に意味はありません。
何の効果も無いインチキ燃費グッズであっても燃費が良くなっちゃったりするコトが多々あるからです。
その商品の装着によって燃費が改善する …という期待から、無意識に(あるいは意識して)運転に手心を加えてしまうことが原因です。 運転の仕方を変えるだけで燃費は1割2割変わります。 (プラシーボ効果)
そのシールを貼った車両と貼っていない車両を全く同じ運転操作で試験して、
偶然やマグレや飛値ではなく、コンスタントに有意に燃費が改善することを実証する必要があります。
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エコドライブ
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