クルマと エネルギーと 地球の未来と ...

燃費ヲタ・エネヲタ・メカヲタのエコ者が綴る、クルマと環境問題についての 『自分用スクラップブック』

温暖化 自然

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地球温暖化の問題は、大気の均衡が破壊されつつあることを意味しているが、全ての人々が疑いもなく、その事実を認めるようになるまで放置しておくと、取り返しのつかない面をもっている。 温室効果ガスの大気中での蓄積は、いわば非可逆的であり、地球を使って実験ができるという性質のものではない。
  〜 宇沢弘文 「地球温暖化の経済学」より 〜

「もうカナリアは死んでしまった。炭坑から逃げ出すときだ。」
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私も元々は原発反対派でした。
原発に頼らずに済むものなら反対したいですよ。

しかし、
気候変動の被害を許容できる範囲に抑えるために、求められるレベルのCO2排出削減。
それを実現するには、再生エネルギーだけではとても間に合わないのが現実なんです。



サンゴ礁の豊かさ、鍵は「虫タイプ」の魚だった _ ナショナルジオグラフィック日本版サイト 2019.05.28

珊瑚は様々な生物と共生して生態系を支えているんですね。
 ( 温暖化に起因するサンゴの白化問題はとても心配  「白化するサンゴの断末魔、原因は温暖化」 )




しかし、「日本近海の漁業資源」については、温暖化のせいばかりにして済ましていいのか疑問なんですよね。
日本の漁業の獲り方は、かなりマズいんで。



とはいうものの、
原発必要を訴えている連中にも不純な動機というモノを感じるんだよな。
これが悩ましいトコロだったりします。



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https://globe.asahi.com/article/12178571
地球の限界を知らずに「人新世」は生き抜けない 発展の限度を心得よ
 朝日新聞GLOBE+ 2019.03.04

ポツダム気候影響研究所ディレクター ヨハン・ロックストローム氏に聞く
人類が地球に及ぼす影響があまりにも大きくなった結果、人類は自らが地球の状態を左右してしまう「人新世」という未知の時代に足を踏み入れようとしている――。最近、耳にするようになった「人新世」という言葉は、私たちにえも言われぬ恐怖を与える。生みの親のひとりで、ポツダム気候影響研究所ディレクターのヨハン・ロックストローム氏にインタビューした。(聞き手・石井徹、写真・北村玲奈)


人新世とはなにか

人新世は、人類によってつくられた新しい地質年代です。人間活動の指数関数的増大によって1950年前後から地球システムへの圧力が高まり、人間が惑星規模での変化の主役になったのです。
最終氷期以降の完新世(約1.2万年)は、温暖で安定した気候に恵まれて農耕文明が起こり、人類を支えることができる唯一の地球の状態でした。

その均衡は、生物物理学的プロセスと地球システムによるフィードバック、例えばグリーンランドや南極大陸の氷床による太陽光の反射率、土壌や植生、海洋の炭素吸収によって決められます。人新世の始まりは、地球のバランスの根本的な変化を示しています。人類自体が地質学的な力になり、地球に前例のない圧力をかけている状態です。

問題は、私たちがどこで閾値(いきち)を超え、いつ後戻りできなくなるのか。地球の新しい均衡状態になる転換点を超えることです。これが「温室の地球」と呼ばれるもので、気温上昇が2度を超えると、地球温暖化は4〜6度、それ以上に、長期的に自己増幅する危険があります。

「プラネタリー・バウンダリー」を知れ

かつての人類は、地球の状態を左右するような存在ではありませんでした。しかし人新世では、地球を完新世の状態に保ち、人類にとって安全な機能空間を提供するにはどうすればいいかを、私たちはもっとよく理解する必要があります。

それは、私たち研究チームが「プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)」で、気候変動、生物地球化学的な流れ、生物圏の状態などについて描いたものです。地球や世界が不安定になるのを避けるために、私たちは地球の限界を知るだけでなく、その境界内で発展する必要があります。

人新世では、人類は地球変動の最大の推進者になっています。地震や火山噴火のような自然変動を、速度でも規模でも超えています。人間が地球にかける圧力は1950年ごろ急激に増大しました。私たちはこれを「大加速」と呼び、人新世の始まりを示しています。人類は確かに以前から、多くの環境問題を抱えていましたが、気候システム全体の安定性を危険にさらすような力はありませんでした。

人新世という用語は、地球上のすべての自然系に持続不可能な圧力をかけ、私たち自身の未来を危険にさらしていることを表現しています。いまのような状況を続けていれば、地球は転換点を超えてまったく違う状態になるでしょう。これが「温室の地球」であり、悲惨な未来は何世代にもわたって続く可能性があります。

その一方で、私たちは、これとは別の人新世を形成する力を持っています。安全な機能空間の境界内で繁栄と平等を実現する未来に向かって進む力です。それには困難が伴い、コストがかかるでしょう。そして、完新世が長期にわたって提供した「エデンの園」には、戻れないかもしれません。

しかし、世界がパリ協定に合意したことによって、私たちは地球を管理可能な状態に保ち、温暖化を2度未満に抑えるができます。これは、地球の安定性にとって最大のチャンスです。地球がまだ、水、空気、土地、魚、海などを与え続け、人類に「友好的」でいてくれるということです。

経済、社会、そして世界全体は、安全な機能空間の中で進化する必要があります。これこそが、いまの私たちの課題であり、途方もない技術革新と社会変革がもたらされると確信しています。

世界は2050年に100億人の人口を養うだけではなく、それを持続可能でスマートにやらなければなりません。それは、世界の食料システムを、現在の温室効果ガスを排出して生態系を破壊する方向から、主要な炭素吸収源に変えることです。私はそこにかかっていると思います。これは壮大な課題ですが、すでに多くの解決策があります。

1月の世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)に出席しましたが、世界の経済界がとる気候行動という面では、これまでで最も強い表明がなされたのではないかと思います。しかし、その努力は依然として遅れています。この不満は、ダボスの指導者たちによっても公然と議論されました。

私たちは、すでに1度の温暖化を経験しており、2018年は世界の大部分の人に気候変動の影響が明らかになった最初の年であったかもしれません。地球温暖化を1.5〜2度未満に抑えるためには、世界の政治指導者やビジネスがさらに協調して努力する必要があります。

ヨハン・ロックストローム 1965年スウェーデン生まれ。地球の持続可能性の研究で著名な環境科学者で、ストックホルム・レジリエンス・センター所長を経て、昨年10月からポツダム気候影響研究所ディレクター。2009年に他の研究者とともに人類が生存できる範囲の限界「プラネタリー・バウンダリー」を発表した。


Anthropocene人新世 - コトバンク
2000年にドイツの大気化学者P=クルッツェンが地質時代の区分の一として提唱した時代。完新世後の人類の大発展に伴い、人類が農業や産業革命を通じて地球規模の環境変化をもたらした時代と定義される。











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https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/01/post-11530_2.php
地球温暖化で鳥類「血の抗争」が始まった──敵を殺し脳を食べる行動も
Climate Change Has Sparked a War Among Birds

 ニューズウィーク日本版 ハナ・オズボーン

<渡り鳥が温暖化に適応できず、留鳥との間で不幸な争いが起きている>

地球温暖化の影響で留鳥のシジュウカラと渡り鳥のマダラヒタキが鉢合わせる機会が増え、両者の「抗争」が激化している。研究者らは過去10年分の繁殖データを分析した結果、シジュウカラの巣で殺されるマダラヒタキの個体数が増加したことを発見した。シジュウカラはマダラヒタキの頭を突いてとどめを刺した後、その脳を食べた形跡があった。

シジュウカラは1年中ほぼ同じ地域にとどまる鳥で、ヨーロッパ全域に生息する。繁殖期は短く、通常は3〜4月頃に産卵が始まる。一方のマダラヒタキは渡り鳥で、西アフリカで越冬後、オランダに渡って春の繁殖期を過ごす。

繁殖期が重なれば、餌や巣穴の奪い合いになる。小柄で動きの速いマダラヒタキはシジュウカラの巣を奪い取ろうとする。マダラヒタキは、巣作りに励むシジュウカラの周りを飛び回って追い払うことはできる。だが巣に入ろうとすれば、体が大きく強いシジュウカラに殺され、脳を食べられてしまう。

脳を食べれば一石二鳥?

脳を食べる行動を発見したのは、英エディンバラ大学のジェルマー・サンプロニアスだ。2007年のことだ。「われわれが設置した巣箱を開けるとマダラヒタキが死んでいた。持ち帰って解剖・検査したら、後頭部の骨が砕かれ、脳が食べられていた」と、彼は本誌に語った。

「過去に他の研究者も同様の行動を報告している。シジュウカラは時々小さめのコウモリを食べたり、冬に自分より小柄な鳥を食べたりすることが知られている。シジュウカラが脳を食べるのは、それが敵を殺す一番簡単な方法で、栄養補給にもなるからかもしれない」

カレント・バイオロジー誌に発表した論文で、サンプロニアスと同僚の研究者らは、シジュウカラとマダラヒタキの繁殖地で集めた10年分に相当するデータを分析した結果、一定の条件下でマダラヒタキの大量死が起きていたことを突き止めた。シジュウカラがマダラヒタキの雄の9%を殺した年も何度かあった。

「殺されたマダラヒタキの個体数には、年によって大きなばらつきが見られる」とサンプロニアスは言う。「直線的に増えているのではなく、(暖冬の後で)シジュウカラの生息密度が増えた地域や年に限って、殺されるマダラヒタキの数が増えていた。マダラヒタキの渡りの時期がシジュウカラの繁殖期と重なった年(通常は気温の低い春)は、さらに被害がひどかった」

渡り鳥は温暖化に適応できない

争いが激化した一因は餌の奪い合いだ。シジュウカラもマダラヒタキも、蝶や蛾などの幼虫を主食にする。「(温暖化で)気温が上がると幼虫の発生ピークも大幅に早まる」とサンプロニアスは言う。

「シジュウカラは一カ所にいるので餌のピークの変化にも対応できるが、マダラヒタキは長距離を飛んでくるため、到着したときにある餌がすべてだ」

「マダラヒタキが温暖化に適応する唯一の方法は、餌のピークに合わせて毎年早めに渡ることだ」

争いが激化するのは寒い春

最も争いが激しくなるのは、例年より寒い春だ。シジュウカラは遅れて巣作りするのに、マダラヒタキは早く渡ってくる。そうなれば、両者の遭遇機会が増えて争いが起きる。

サンプロニアスによれば、もしこのまま温暖化が続けば、越冬できるシジュウカラが増えるため種全体の生息数も増える。つまり、より多くの繁殖地が必要になってくる。

現時点で争いの増加は種の生息数に影響するほどではないが、将来的には「異種間の競争がより激しくなるかもしれない」と研究者たちは結んでいる。

 (翻訳:河原里香)




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