クルマと エネルギーと 地球の未来と ...

燃費ヲタ・エネヲタ・メカヲタのエコ者が綴る、クルマと環境問題についての 『自分用スクラップブック』

温暖化 自然

[ リスト | 詳細 ]

地球温暖化の問題は、大気の均衡が破壊されつつあることを意味しているが、全ての人々が疑いもなく、その事実を認めるようになるまで放置しておくと、取り返しのつかない面をもっている。 温室効果ガスの大気中での蓄積は、いわば非可逆的であり、地球を使って実験ができるという性質のものではない。
  〜 宇沢弘文 「地球温暖化の経済学」より 〜

「もうカナリアは死んでしまった。炭坑から逃げ出すときだ。」
記事検索
検索


http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/b/010900142/
温暖化で「窒息」する海が世界的に拡大、深海でも
 ナショナルジオグラフィック日本版サイト 2018.01.10

画像 メキシコ、バハ・カリフォルニア沖のコルテス海を泳ぐクロカジキ。一部の海域では、深海の低酸素海域を避けてカジキなどが海面に群がっている。(PHOTOGRAPH BY NORBERT WU, MINDEN PICTURES VIA NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE)

 10年以上前のある日、研究用のタグを付けた魚を追跡していたエリック・プリンス氏は奇妙なことに気がついた。米国南東部沖に生息するニシクロカジキは獲物を追って800メートルは潜るのに対し、コスタリカとグアテマラ沖では海面付近にとどまっていて、潜っても100メートルを超えることがめったになかったのだ。

 米国海洋大気局(NOAA)を退職して以来、カジキの専門家として研究を続けているプリンス氏は首をひねった。これまでにコートジボワール、ガーナ、ジャマイカ、ブラジル沖のニシクロカジキを調べてきたが、そのような例は一度も見たことがなかった。彼らはなぜもっと深く潜らないのだろう?

 調査してわかったのは、カジキたちが窒息を回避していたことだった。グアテマラとコスタリカ沖のニシクロカジキは淀んだ深海に潜らない。そこには巨大な低酸素海域があり、さらに拡大を続けていた。カジキが深く潜らなくなったのは、まだあまり知られていない海の変化に反応した海洋生物の行動変化の一例だった。気候変動により、近海だけでなく外洋まで酸素濃度が低下して、海洋生物の生息地や生き方に大きな影響が出ているのだ。(参考記事:「『死の水域』、地球温暖化で恒久化か」http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/852/

【動画】深海生物の秘められた食生活。(字幕は英語です)

 米スミソニアン研究センターの上席科学者デニース・ブライトバーグ氏は、「これは地球規模の問題で、地球温暖化が状況を悪化させています」と言う。「解決には地球規模の取り組みが必要です」(参考記事:「米NRC、急激な気候変動の監視を提唱」http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/8604/

 ブライトバーグ氏らはこのほど、海洋酸素濃度の低下に関する主要な研究を検証した論文を1月5日付けの科学誌『サイエンス』に発表した。論文によると、海洋酸素濃度の低下により広大な海域から生物が消え、海洋生物の生息地や食物が変化している。その結果、魚の個体数が減り、魚のサイズが小さくなり、乱獲につながりやすくなっているという。海水温の上昇や海の酸性化と同様、海洋酸素濃度の低下も気候変動の最も重要な副産物の1つだが、ほとんどの人がこれを理解していない。(参考記事:「温暖化で魚が小型化している、最新研究、反論も」http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/082300318/、「海の酸性化からサンゴを守る応急処置」http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20150120/432453/

「酸素濃度の低下は、多くの点で生態系の破壊につながります」とブライトバーグ氏は言う。「陸上にそうした広大な領域ができて、動物が住めなくなったとしたら、誰でも気がつくでしょう。けれども同じことが水の中で起こっている場合には、わからないのです」

25年間で酸素濃度が30%も低下した深海域も


 ブライトバーグ氏の研究には、メキシコ湾の原油流出事故により汚染されたような沿岸の「デッドゾーン(死の水域)」だけでなく、外洋で数千キロにわたって広がる深海の低酸素海域も含まれている。(参考記事:「メキシコ湾流出原油、今なお生物に打撃」http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/9118/、「メキシコ湾のデッドゾーン、最大規模に」http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/8100/

 深海の低酸素海域は、20世紀半ばから面積では450万平方キロ以上拡大している。これは、EUと同じくらいの広さに相当する。原因の1つは水温の上昇だ。

 水温が上昇すると海水に含まれる酸素の量は低下する。また、温かくなると微生物や大型の生物の代謝がさかんになり、酸素消費量が増える。さらに、温暖化により海が表面から温められると、温かい水は冷たい水より軽いために表面の水が上層にとどまりやすくなり、空気中の酸素が深層の低酸素海域まで届きにくくなる。

 現在、深海の低酸素海域は年間1メートルのペースで海面に向かって拡大している。太平洋東部とバルト海のほとんどでそうした状況にある。米カリフォルニア南部沖のある深海では、わずか25年間で酸素濃度が30%も低下した。アフリカ沿岸付近の大西洋の低酸素海域は米国本土の面積より広く、1960年代から15%も拡大している。(参考記事:「海底の不思議な“妖精の輪”、謎を解明」http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/8882/

 この新たな研究結果によると、世界の海はわずか50年の間に約2%の酸素を失い、酸素が全くない海水の量は4倍に増えたという。現在、沿岸のデッドゾーンは500カ所ほど知られているが、そのうち20世紀半ば以前から酸欠状態だったところは10%未満である。

「悪循環が起きている可能性があります」


 低酸素海域は、一部の海の生物の繁殖を妨げ、寿命を縮め、行動を変化させる。短期間でも、そこにいた生物の免疫系を乱し、病気を増やす。魚やその他の海洋生物の遺伝子発現を変化させ、未来の世代に影響を及ぼすおそれもある。(参考記事:「メキシコ湾で増加する魚の生殖器異常」http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/4346/

 このような変化により、マグロやサメから、ニシン、サバ、マダラ、メカジキまで、すでに多くの魚が海面に近い、酸素を豊富に含む海域に集中するようになっている。だが、こうした海域はかつてないほどに狭くなっており、狭い範囲に集まった魚は、海面付近の魚を狙うウミガメや鳥や漁船に簡単に捕まってしまう。

 ブライトバーグ氏のチームは、酸素の欠乏が米大陸西岸沖に広がる世界有数の「湧昇域」にも影響を及ぼしていることに気づいた。そこでは、風のはたらきで栄養分に富む冷たい水が海面に上昇し、おかげで豊かな生態系が形成される。温暖化によって、こうした湧昇流は増えると考えられているが、同時に深海の低酸素海域も海面に持ってきてしまうことが増えている。米オレゴン中部沖などでは、そのせいで新しいデッドゾーンができている。

 もちろん、海洋の酸素濃度の低下は単独で起きているわけではないとブライトバーグ氏は言う。海の温暖化や、水中の二酸化炭素濃度の上昇による酸性化も、海の食物連鎖網を脅かす。複数の脅威が結びつくとき、事態はさらに悪化する。

「私たちはチェサピーク湾での研究で、海の酸性化によって一部の魚が酸素欠乏の影響を受けやすくなっていることに気づきました」と彼女は言う。

 それだけではない。酸素濃度が特に低い海域は、温室効果ガスを発生させ、気候変動をさらに悪化させるようなのだ。(参考記事:「気候変動、最新報告書が明かす5つの重大事実」http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/080500297/

「悪循環が起きている可能性があります。温暖化により低酸素海域が増え、そこで温室効果ガスの1種である亜酸化窒素が発生し、さらなる温暖化を引き起こすのです」とブライトバーグ氏は言う。「本当に心配です」(参考記事:「国連が公海の保護条約協議へ、『海洋版パリ条約』http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/b/122600139/

文=Craig Welch/訳=三枝小夜子




http://www.afpbb.com/articles/-/3157506
世界のサンゴ白化、1980年から5倍増 研究
 AFPBB News 2018年1月5日 発信地:マイアミ/米国

海水温の上昇に伴ってサンゴ礁を襲う致死性の病気、サンゴの白化が起きる頻度が1980年代以降で5倍近く増加しているとの研究結果が4日、発表された。この増加により極めて重要な生態系であるサンゴ礁の未来が脅かされているという。

 米科学誌サイエンス(Science)に掲載された研究論文によると、重度の白化現象は、かつては25〜30年に1回の周期で発生していたが、現在では平均して6年ごとに発生しているという。

 論文の主執筆者で、オーストラリア研究会議気候システム科学センター(ARC)サンゴ礁研究センター(Centre of Excellence for Coral Reef Studies)のテリー・ヒューズ(Terry Hughes)所長は「1980年代以前は、サンゴ礁の大量白化など前代未聞だった」と話す。

「だが現在では、温暖化が続く中で、地域規模に及ぶサンゴの白化と大量死が繰り返し発生する状況が世界中で新たな常態と化している」

 観光、スキューバダイビングや、サンゴ礁に生息する魚や海洋生物の採集など、世界中で数百万もの人々が生計手段をサンゴに依存している。

 海水温が急激に上昇すると、サンゴの中に共生する藻が死に、重要な栄養源が絶たれてしまう。この海水温の上昇が数か月間続くとサンゴが白く変色して死に至る恐れもある。

 今回の研究では、1980年〜2016年に発生した全世界100か所における白化現象を分析した。

 この数年間に発生した白化の約30%は、数十キロから数百キロの範囲に及ぶ「重度」の白化だと考えられる。重度の白化の発生リスクは1980年以来、1年当たり約4%上昇している。

 論文の共同執筆者で、同じく豪サンゴ礁研究センターのアンドリュー・ベアード(Andrew Baird)氏は「サンゴ白化現象は、サンゴ礁が海洋温度の上昇にさらされることで引き起こされるストレス反応だ」と説明する。

「白化が重度で長期にわたると、サンゴの多くが死滅する。その場所を元通りにするには、最も成長力が高い種でも最低10年はかかる」

 今回の研究についてヒューズ所長は「オーストラリア、米国やその他の国々における温室効果ガス削減に必要な措置の強化に向けた弾みとなる」ことを期待したいと語っている。(c)AFP









  イメージ 2  イメージ 3  イメージ 4 

https://www.natureasia.com/ja-jp/research/highlight/12314
[地球科学] 熱帯の炭素吸収源であるボルネオ島の森林が脆弱化している
 Nature Communications 2017年12月20日

Earth sciences: Borneo’s forests are a vulnerable tropical carbon sink

ボルネオ島(インドネシア)の手付かずの森林は、過去50年間に成長を続け、大気中の炭素を除去してきたことを報告する研究論文が、今週掲載される。これまで東南アジアの熱帯林の炭素吸収量のデータがなかったが、今回の研究で得られた知見は、アマゾン川流域と熱帯アフリカでの森林の成長に関する最近の推計結果と一致しており、これまで欠落していた汎熱帯森林の炭素吸収源に関する証拠となる。

今回、Lan Qieたちの研究グループは、1958〜2015年にわたってボルネオ島の森林の長期モニタリングを行ってきた71の調査区のデータを用いて、ボルネオ島の手付かずの森林における地上部の生バイオマス量に基づく炭素量が、1988〜2010年の平均で増加しており、その規模がアフリカとアマゾン川流域のモニタリング調査区のネットワークの測定結果に匹敵していたことを明らかにした。その一方で、Qieたちは、炭素吸収源となっているボルネオ島の森林が気候と土地利用の変化に対して脆弱であることも明らかにしている。例えば、人間の活動による森林の分断化は炭素の放出につながり、その結果として炭素の吸収が相殺されてしまうことがある。また、1997〜1998年のエルニーニョ現象による干ばつでは、樹木の枯死が増えて、炭素の取り込みが一時的に停止していた。

以上の結果は、熱帯林が、人間の活動による気候変動を緩和するうえで役立っている一方で、干ばつや土地利用の変化に対して脆弱で、大気中の炭素を除去する能力が影響を受けていることを示唆する新たな証拠になっている。

 DOI:10.1038/s41467-017-01997-0 | 英語の原文 




  イメージ 2  イメージ 3  イメージ 4 

http://www.afpbb.com/articles/-/3155246
北極の温暖化が「新たな常態」に、地球全体に影響も NOAA年次報告書
 国際ニュース:AFPBB News 2017年12月13日 発信地:マイアミ/米国

 北極圏では地球上のその他の地域に比べて2倍速いペースで気温が上昇しており、急速な温暖化が「新たな常態」となっていると指摘する国際科学調査報告書が12日、発表された。報告書は、北極の氷の融解がさまざまな環境変化を引き起こしており、世界的に影響を及ぼしていると警鐘を鳴らしている。

 米海洋大気局(NOAA)の年次報告書「北極圏報告カード(Arctic Report Card)」2017年度版は、北極圏で現在起きている「人類史上空前の変化」により、海面上昇が加速したり、異常気象事象の発生頻度が上昇したりするだろうとしながら、「一年中氷で覆われた地域だった数十年前の状態に戻る兆しは全く見えない」ことを説明した。

 世界12か国の科学者85人がまとめ、査読を経て発表された今回の報告書によると、対象期間(2016年10月から2017年9月まで)における冬季海氷面積は観測史上最低水準にまで減少し、また気温も現代において2番目に高い水準に達したという。

 報告書では「21世紀の海氷減少と海面温度上昇の程度とペースは、少なくとも過去1500年…おそらくこれよりはるかに長い期間において前例のない水準だ」と指摘され、また「北極の環境システムが『新たな常態』に到達したことを示し続けている強力な兆候が多数存在する」とも記された。

 NOAA報告書は、米ニューオーリンズ(New Orleans)で開催の米国地球物理学連合(American Geophysical Union)の年次総会で発表された。総会に出席したNOAAの「北極圏研究プログラム(Arctic Research Program)」を統括するジェレミー・マシス(Jeremy Mathis)氏は、このような温暖化の継続的な進行が招く結果は悲惨なものだと警鐘を鳴らす。

 マシス氏は、「北極圏で現在起きている変化は今後、北極圏内にはとどまるわけではない」「この変化は、われわれの暮らし全てに影響を及ぼす。すなわち今後、異常気象事象の増加、食品価格の上昇、気候変動難民の影響への対応などの問題を抱えて暮らすことを余儀なくされるだろう」と厳しい見通しについて語った。

 今回の報告書でも、北極の温暖化はすでに、ベーリング海(Bering Sea)東部の貴重な漁場を損わせ、永久凍土層の融解に起因する諸問題が道路、民家、インフラなどに影響し、そして高緯度地域での森林火災増加のリスクをもたらしていると説明されている。

異常気象

 科学者らによると、最も切迫した問題は2つあるという。一つはデンマーク領グリーンランド(Greenland)の氷床の融解、もう一つは北極の気温と海水温の上昇だ。

「グリーンランドの氷床融解は、壊滅的な海面上昇を引き起こす恐れがある。一方の北極で起きている全体的な温暖化は、天候パターンに影響を与え、異常気象事象の一因となるジェット気流を乱す」とマシス氏は説明した。

 また、異例の急激な寒波、米西部の干ばつ、メキシコ湾岸(Gulf Coast)地帯のハリケーンなどは全て北極の海氷融解の影響を受けていると考えられるとされ、「モデル結果や現在得られている一部の限られた観測結果から、北極圏における温暖化および海氷消失と北米全域における異常気象事象の頻発との間に何らかの関連性が存在することが確認されつつある」とされた。

 そして世界の気象現象に北極がどのように影響を及ぼしているのかを理解するには、さらなる研究が必要であることを認めながら、「現在起きている温暖化と海氷消失は、それに起因する異常気象事象が北米でさらに多く発生し始める条件を作り出している」と指摘した。

 北極圏報告カードの発行は今回で12年目で、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の就任以降で初となる。トランプ大統領は、2015年に採択された地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定(Paris Agreement)」からの米国の離脱を表明しており、地球温暖化は中国のでっち上げだと主張している。

 NOAAのティム・ガロデット(Tim Gallaudet)長官代理は記者会見で、気候変動に対抗するための米政府の措置を米国民が信頼するべきかどうかとの質問を受けた。

 この質問に対しガロデット氏は「国民はわれわれ、NOAAとそれを運営する国に対して高い信頼を置くべきだ。なぜならわれわれは、より的確な情報を国民と政府に提供するために、世界各地や北極圏の変化について報告し続けているからだ。この北極圏報告カードもその一例だ」と答えた。 (c)AFP/Kerry SHERIDAN

 NOAA レポート 2017,12,12






Global Warming’s Worst-Case Projections Look Increasingly Likely
地球温暖化に関しては、気候モデルに内在する不確実性を理由に、危機の存在に疑問を呈したり、各種施策に反対したりする動きもある。米国の研究者が人工衛星の観測データと照らし合わせて多様な気候モデルの予測性能を検証したところ、最も正確なモデルが最も大幅な気温上昇を予測していることが明らかになった。




  イメージ 2  イメージ 3  イメージ 4 

http://www.afpbb.com/articles/-/3150407
世界CO2排出量、3年ぶり増加へ 「人類にとって大きな後退」
 AFPBB News 2017年11月14日 発信地:ボン/ドイツ

ドイツ・ボンで開催中の国連気候変動枠組み条約第23回締約国会議(COP23)で13日、2014年以降横ばいとなっていた世界の二酸化炭素(CO2)排出量が、2017年には2%上昇する見通しだとの研究結果が発表された。地球温暖化を引き起こすCO2の排出量は既にピークを迎えたとの期待が打ち砕かれる形となった。

 英イーストアングリア大学(University of East Anglia)ティンダル気候変動研究センター(Tyndall Centre for Climate Research)所長で、今回の研究結果をまとめた大規模な報告書の筆頭著者であるコリーヌ・ルケレ(Corinne le Quere)氏は、「これは非常に失望すべき結果だ」と指摘。

「2017年に人間の活動によって排出された世界のCO2量は410億トンと推計され、温暖化を1.5度以下どころか2度以下に抑えるための時間も足りなくなっている」と語った。

 2015年に採択され、現在196か国が参加している地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定(Paris Agreement)」では、産業革命前と比較して世界の平均気温上昇を2度未満に抑えることを目指している。

 世界の平均気温は1度でも上昇すれば、犠牲者を出すほどの熱波や干ばつ、超大型の暴風雨などの変調を地球に引き起こすとされており、同協定では気温上昇を1.5度未満に抑える可能性の追求も掲げている。

 地球温暖化の原因は、世界経済の原動力となっている石炭や石油、ガスの燃焼にあるほか、森林伐採も大きな原因の一つとされている。

 バラク・オバマ(Barack Obama)前米大統領の環境政策顧問で、今回の研究を共同支援した国際研究計画「フューチャー・アース(Future Earth)」の事務局長を務めるエイミー・ルアーズ(Amy Luers)氏は「3年ぶりに(CO2)排出量が増加したというニュースは、人類にとって大きな後退だ」と述べた。(c)AFP/Marlowe HOOD




 World Scientists' Warning to Humanity_ A Second Notice _ BioScience _ Oxford Academic 2017,11,13
http://www.afpbb.com/articles/-/3150435
地球への脅威はるかに悪化、科学者1万5000人による「人類への警告」
 AFPBB News 2017年11月14日 発信地:マイアミ/米国

世界の科学者らが25年前に公表した地球環境への脅威に関する「人類への警告」の最新版が13日、発表され、地球が抱える問題の大半が「はるかに悪化」していると警告された。

 新たに発表されたのは、世界184か国の科学者1万5000人以上が署名した書簡「世界の科学者による人類への警告:第2版」。米専門誌「バイオサイエンス(BioScience)」に掲載された。

 米科学者団体「憂慮する科学者同盟(Union of Concerned Scientists)」が1992年に発表した初版に署名した専門家は1700人だった。

 最新版によると、初版発表以来、環境に対する重大な脅威のほぼすべてがその深刻さを増しており、特に急増する世界人口は1992年以降で20億人増え、35%の増加という。

 その他の主要な脅威としては、化石燃料の使用が後押しする地球温暖化と炭素排出量の増大、持続不可能な農業、森林破壊、淡水不足、海洋生物の減少とデッドゾーン(酸欠海域)の拡大などが挙げられている。

「これらの憂慮すべき傾向が浮き彫りにしているように、人類は今2度目の警告が与えられている」と、書簡は指摘している。

■大量絶滅が進行中

 書簡にはまた「人類は、極度だが地理的・人口統計学的な格差のある物的消費を抑制しないこと、さらには、継続的で急速な人口増加を、多くの環境および社会への脅威を増大させる主要因として認識しないことによって、自身の未来を脅かしている」と記された。

 これについて科学者らは「化石燃料の燃焼で温室効果ガスが増加し、それによってもたらされうる壊滅的な気候変動」への道を世界が歩み続けていることに特に戸惑いを感じるとしている。

 さらに、動物が人的活動によって苦境に陥っており、かつてないペースで姿を消していることも指摘された。「人類は約5億4000万年間で6度目となる大量絶滅を招いている。この大量絶滅では、現存する数多くの生物が今世紀末までに死滅もしくは少なくとも絶滅の運命を背負う恐れがある」と書簡は述べている。

■13の解決策

 書簡では、人類が講じるべき13の対策が説明されている。

 その一つは、避妊手段へのアクセスをより高め「長期にわたって持続可能で、科学的に正当化できる人類の人口規模を推定する」とともに、この極めて重要な目標に対する支持を世界の国や国の指導者らから取り付けることが挙げられている。

 その他の対策として挙げられているのは、植物中心の食事と再生可能エネルギーを推進すると同時に化石燃料補助金を段階的に廃止することだ。

 また、富の不均衡は是正しなければならないとし、「価格、税制や優遇制度などは、消費傾向が地球環境への負担となっている実質的なコストを考慮に入れる(必要がある)」としている。

 他方で「世界の有意な割合に対して」保護区域を設置するとともに、野生動物の不正取引と違法な密猟を阻止する必要性も指摘された。

 書簡は「悲惨な状況の拡大と壊滅的な生物多様性の損失を回避するには、人類は現状維持のシナリオに代わる、より環境的に持続可能な代替案を実行する必要がある」と述べる。

「世界の一流の科学者らは25年前、この事態をどう処理するべきかについて明確に語ったが、彼らの警告は大部分の点で聞き入れられなかった」

 そして「人類が進む道を事態悪化の軌道から転換させることが間もなく手遅れになる。時間切れが目前に迫りつつある」とつづられた。

 (c)AFP/Kerry SHERIDAN





  イメージ 2  イメージ 3  イメージ 4 

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171110/k10011218371000.html
環境NGO「日本は化石燃料にしがみついている」
 NHKニュース 2017,11,10



ドイツのボンで開かれている地球温暖化対策の国連の会議「COP23」では、海外で石炭を使った火力発電所の建設を支援している日本に対し、国際的な環境NGOから、化石燃料にしがみついている国だなどとして非難の声が上がっています。
国際的な環境NGOのグループは、9日、温暖化対策に消極的な国に贈る「化石賞」に日本を選びました。

その理由について、担当者は「日本は、東南アジアやアフリカなどで、二酸化炭素の排出量が比較的多い石炭火力発電所の建設を支援している」と述べ、化石燃料にしがみついている国だとして厳しく非難しています。

また、「COP23」の会場の前では、別の国際的な環境NGOが石炭火力発電所の建設に反対するデモを行い、インドネシアやアフリカなどのおよそ30人が「日本よ、これ以上汚れた石炭に投資するな」などと声を上げていました。

国連は、地球の気温の上昇を抑えるには、石炭火力発電所の段階的な廃止を急ぐことが欠かせないとする報告書を出しています。

アメリカから来た女性は「日本とアメリカは、石炭は不可欠だといううそをつき続けていると思う。だからこそ、声を上げなければならない」と話していました。
また、インドネシアの女性は「日本はインドネシアの石炭火力発電所に投資するのをやめてほしい」と訴えていました。





  イメージ 2  イメージ 3  イメージ 4 

.
平山 滋
平山 滋
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
検索 検索

気候変動研究

エコロジー

交通・のりもの

産業・エネルギー

ネイチャー

EV

もろもろ

自転車

常連さま

一般

友だち(30)
  • よんちゃん
  • エコバカ
  • -
  • 脱原発へ、全世界の仲間と一緒に!!
  • AUTOMAG=CLINT1
  • エコットくん
友だち一覧
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

過去の記事一覧

ブログバナー

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

最新の画像つき記事一覧

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!
ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事