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もう25年以上も前
石川県の山村に取材に行った。
有機無農薬の先駆けでもある宮本重吾氏の所だ。
彼の下には塾生が集い共同生活をしていた。
その様子を一日撮影した。
夜は一杯飲みながら色々な話をした。
「こんな社会が何時までも続く訳が無い」
「百姓こそが世の中を変える、世界を救う」
まあ、その様な話。
彼はヤマギシのような極端な考えも行動もしない。
穏当でまともな考えの人だと思う。
ただ聞きようによっては文明否定とも思える事もあった。
歴史は不可逆
決して縄文時代には戻らないのだ。
機械文明を否定しつつ生産物はトラックで運ぶし電気も煌々と点いている。
やはり矛盾は感じる。
世の中の人が皆百姓になったらそれこそ天国
つまり「百姓天国」が実現するという話も賛同しかねる。
百姓が全てを決めて全てを動かせば幸せな社会が実現する…
その考えは百姓独裁に通ずるしまるでポルポトではないか。
原始共産制など実現不可能だし社会は大混乱して多くの犠牲者が出ることは必定なのだ。
私のこの意地悪な指摘にかれは絶句した。
思いも寄らない意見だったらしい。
感じの良い爺ちゃんだったから悪い事を言ったなと思った。
夢は現実とは違うのだから敢えて否定する必要もなかった…
何故かふと思い出した。
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地方を殺さない為に
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30年近いフィールドワークから考察します
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近年獣による農林業の被害が拡大している。
一説には200億円〜500億円の被害だとか。
様々な対策が取られているが全く功を奏していない。
そこで最近よく聞くのが
オオカミの導入である。
シカの数が急増したのは天敵であるオオカミが絶滅したから
だから外国からオオカミを持ってきて日本の山へ放そうというのだ。
外来種を無闇に国内に放す事自体がとんでも無い事。
その一点からいっても暴論なのだが結構信奉する人が多いことに驚く!
少し考えれば解るはずだがニホンオオカミは何時絶滅したのか?
明治38年に東吉野村での捕獲が最後だと言われている。
その後も各地で遠吠えを聞いたり、報告例が数例ある。
どちらにしても明治38年以前には激減していたのは確かだ。
ならばその時点でシカの数は急増していなければ辻褄が合わない。
しかしだ
実際にシカの数が急増したのはこの20年程度の出来事なのだ。
つまり
最近のシカの急増は全くニホンオオカミの絶滅とは何の因果関係も無いと言える。
シカが増えた要因は別に複数あるのだ。
それを考えるのが面倒なのか
シカ激増→天敵の導入→問題解決
と単純可しているだけなのだ。
外来種オオカミの導入は大間違い!
環境、環境って叫ぶ人が特に引っかかるから不思議??
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トドが海のギャングと呼ばれて久しい。
何でも毎年16億円程の漁業被害があるとか。
かつては自衛隊が出動して殺しまくった時代もあった。
現在トドの数そのものは激減している。
レッドデータブックに載るほど減っている。
しかし
漁民は
「トドなんか絶滅すればいい!!」
と言う…
彼らが網を揚げる頃合いを見計らい網毎食い破るからだ。
その昔礼文島のトド岩にはびっしりとトドが乗っていた。
岩が全く見えない位に群れていた。
今は全くいない。
ほんの数頭が泳ぎ回るだけなのだ。
そこまでやられてもトドは逃げない。
いや、逃げようがない。
こここそがトドの生きる場所だから。
後から来て魚を乱獲したのは人間である。
トドは魚を根こそぎにしたこと等無い!
人間はいなくなるまで捕りまくる。
つまり人間こそ最凶の海のギャングなのだ。
トドは食べ物を奪われ撃ち殺され追い回され
それでも生きるために魚を食べる。
トドの何がいけないと言うのだろうか?
これと同じ構図が今陸上でも起きている。
関係者は言う。
「猪も鹿も絶滅すればいいのに」
生物多様性どころの話じゃない。
根絶やしにしたいのだ。
それは間違っている。
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自治体消滅論 |
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“高付加価値、””ブランディング” |



