落語かな

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先週土曜、NHKラジオ真打ち競演

トリが林家木久扇師でした

“彦六伝”や“昭和歌謡史”じゃないんだ

まさかの古典ですよ

ネタは“道具屋”

軽い噺です

しかし

酷かった

前座でももう少しマシに演るんじゃないかなあ

基本的になめらかな口舌ではない

ガサガサしている

まあ、それは良いとして

とちりが酷すぎた

「お前はもう22だろう」

「違うよ21だ」

って

本当はおじさんが年を下に言う

それを受けて与太郎がそれより年上だというのでおじさんが呆れて

「なお悪いや」

おじさんが最初から年上に言っちゃあ…

もう一つ

「おじさんは道具屋だから云々」

それを言ったあとで

「おじさんの商売は何だか“ど”のつく商売だからドロボーか」

逆だって!

先ず

「“ど”のつく商売って聞いたけどドロボーか?」

「馬鹿野郎!道具屋だ」

または

「なんだ、道具屋か。おれは“ど”のつく商売だっていうから泥棒かと思ってた」

「馬鹿野郎、泥棒なんかな訳ねーじゃねーか!」

全然稽古してないんでしょうねえ

真打ち昇進時の噺も酷かった

この昇進時はこんぺい師も聞きましたがこれまた壮絶に酷かった

只勢いだけは凄くて間違っても平気、笑いながら

「ここんとこはすっと行くぞ、わはは」

だって

別の意味で凄いと思いましたよ

談志は常々上方落語に名人無しと言っていた。

無理矢理笑わそうとするのは下であり芸ではない。

恐らくそう言う事だと思う。

だから枝雀を認めなかった。

枝雀は枝雀で

「落語は人間の業を追求するのである、そんなバカな事私は致しません」

と噺のマクラで述べている。

談志への当てつけであることは間違いない。

この辺りは師匠である小さんの教えとも一致する。

小さん師匠は淡々と高座を勤め客を積極的に笑わそうとはしなかった。

客が自然と笑うのが理想だと考えていたのだろう。

滑稽噺を得意とする柳家だが比較的静かな高座だった。

あまりに静かにぼそぼそと噺が進むため居眠りをする客もいた。

その昔紀伊国屋ホールでの落語会でのこと。

とりを勤めた小さんの演目は“ろくろっ首”

寄席と違い広いホールでは特に静かに噺が進んでいく。

途中から結構なイビキがホールに響き渡る。

小さんの声と同じくらいのデシベルなのだ。

暫くイビキと小さんの話は妙なシンクロを演じていた。

小さんは平気である。

恐らくイビキは耳に入っていただろうが全く動じなかった。

談志はイビキをかいて寝ていた客をホールから追い出して問題になった。

これは後日寄席で噺家のネタによく使われた。

「何処かの噺家は寝たお客さんを追い出しましたが私はそんな事は致しません。どうぞゆっくりとお休みください。何なら小さな声で話しますから…」

小さんと違い豪放に見えても繊細だった。

だんしがしんだ

私は別に談志フリークではない。

世の中には談志の追っかけも多くいたようだがその理由はよく解る。

談志の落語を初めて聞いたのはかれこれ40年近く前のこと。

田舎の演芸好き少年だった私にとっての情報源はラジオしかなかった。

当時は民放でも美酒爛漫提供の1時間番組があった。

NHKは確か水曜日、土曜日、日曜日と夜九時代に演芸番組をやっていた。

上方演芸会は今でもやっている長寿番組である。

上方落語をよく知っているのはこのプログラムのお陰である。

水曜日は落語のみならず講談や浪花節まで広く扱っていた。

放送時間が長いために長講の噺もたっぷりと聞けたのである。

布団に入って暗い部屋の中で聞く落語は楽しかった。

大好きな時間であった。

そんないつもの水曜日午後九時。

談志の落語が掛かった。

布団の中で震えた。

心底凄いと思った。

聞き終えて暫く暗い中で天井を見つめ続けた。

後にも先にもあんな感覚は初めてだった。

それから30年近く経って一人の噺家の取材があった。

談志の弟子の談志楼さんである。

インタビューで驚いた。

彼が噺家を目指し談志の弟子になった理由は私と同じあの噺を聞いたからだった。

納得した、と同時にあの噺を思い出した。

一回しか聞いたことがないのに細部まで覚えている。

それも談志の口演で…

落語って凄いなあ、私は落語が大好きなのだ。

あの噺とは…

“談志のねずみ穴”と敢えて言おう。

笑点打ち切り?

ここの所、笑点の視聴率が落ち込んでいますねえ

20位以内に入らない週も度々あります

このテレビ離れのご時世に連続でトップを取ることも珍しくなかった番組が…

うーむ何故でしょうか?

やはり若者が見ないせいでしょうかねえ

年寄りの番組となれば消えるのは時間の問題ですなあ

「水戸黄門」は入浴シーンが無くなって終わったなんて言われます

いやいや、単に見る年寄りが順送りでいなくなったせいですよ

視聴層が減れば視聴率は下がる

それだけですね

ただ騒ぐだけのクソバラエティーに比べれば遥かに良質なんですが

っとこんな事を考える年寄りが減ったんですなあ

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