旅マタギ旅日記

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全13ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]

礼文島 老人と海

思い起こせば丁度1年前
極寒の礼文島で取材してたのかあ…
あれは厳しかったなあ

トド撃ちの爺ちゃん、今年79歳
まだまだ元気ですよ。
凄いなあ
イメージ 1

マタギと歩いた訳とは

今から25年ほど以前
阿仁マタギと初めて知り合った
それ以来親交が続き様々な取材をしてきた

取材を始めて直ぐ感じたのは聞き書きの限界である
話を聞くのは勿論聞き書きだ
しかし家の中で幾ら話を聞いても所詮メモ取りに過ぎない

どうでも良い雑誌の記事みたいに電話取材のみで済むならばそれでもOK
しかしまともな内容ならそれでは駄目なのだ
例えそれが有名な老マタギの話でもやはり私には響かない

自分が先ず面白い、凄い、楽しいと感じることが大事
ただのメモ取りではそんな事等あり得ない
直ぐに聞き書きの限界を悟る

ではどうするか

簡単である
マタギと一緒に山に行けばいい
マタギ一緒に歩き、飲み、食べ、笑い
そこから物事を考える事にした

もっとも
私はカメラマンであり現場に出る事が仕事なのだ
雨が降ろうと雪が降ろうと崖が有ろうと
進む時は進まねばならない

家の中で話を聞いて終わりなんて仕事は絶対に無い
だから徹底的に現場主義で取材をした
それが聞き書きの本とは決定的に違う結果を残したのだ

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%82%BF%E3%82%AE-%E7%9F%9B%E7%9B%BE%E3%81%AA%E3%81%8D%E5%8A%B4%E5%83%8D%E3%81%A8%E9%A3%9F%E6%96%87%E5%8C%96-%E7%94%B0%E4%B8%AD%E5%BA%B7%E5%BC%98/dp/4777913120/ref=la_B004LW7E3O_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1410056046&sr=1-1

栃の郷

イメージ 1

イメージ 2

秋山郷はマタギ集落ではありません
前述したように秋田から来たマタギが住み着き猟をした集落です
マタギは集落の長い歴史からすればほんの一部に過ぎないのです

つまり

マタギが住民の大切なアイデンティティーになっていない
だからマタギの郷では無いと考えます

ここを敢えて何の郷と言うかと問われれば
栃の郷でしょうね
焼き畑と栃の実が主食を担って来たのですから

田んぼがぽつぽつ出来はじめるのが明治に入ってからなんです
米は食べられなかった
雑穀と栃の実をこねてあんぼにして食べた

それが毎日の主食です
そのあんぼ作りに欠かせなかったのが木鉢
これが栃製なんですねえ

だから秋山郷はマタギの郷と言うより栃の郷なんですよ

マタギ集落

先ほどの続き

マタギ発祥の地は秋田県の阿仁地区
ここにある三つの集落がマタギの郷です
根子、比立内、そして打当

そこから狩猟と売薬を兼ねた出稼ぎが所謂旅マタギです
鈴木牧之が1828年に訪れた様子を記した秋山紀行(1831年刊)にはそれと思しき人物への取材がなされています

HPで解る範囲には秋田から来た猟師としか確認出来ません
しかし
解説にはマタギと書いてある

秋田から来た山猟師で場所が秋山郷だからマタギ
と言うことでしょう

しかし

この猟師別に秋山郷に住み着いた訳じゃなく
旅の途中らしい
おまけにマタギなる表記は何処にも無いようで

これって誘導じゃないですかね??
ミスリードとまでは言いませんが微妙な所だと感じます

角川、七が宿、そして秋山郷で感じた違和感
それは住民の意識から感じたものでした

「おらマタギだ!」
「ここはマタギの郷だからな」

老若男女
阿仁ではこの台詞がすっと出る

ところがこの三地域では出ない
凄く考えて
「まあそうかな」
「上の方には秋田から来た人方がいたみたいだな」
「いやおらは違う」

これには驚いた

「マタギだ」

と言った人にケボカイを尋ねても解らないし
呪文も知らない
そんなマタギがいるのかとビックリですよ

まあそんな訳で
よくよく考えるとマタギは移住者なんですよね
余所から来た人達なんです

マタギより遙か以前から多くの人が住み生活してきた
それなのに新参者であるマタギを冠出来る訳がありません
だから集落にマタギ意識が無いんです

それをマタギの郷、マタギ集落と定義するのは誤りでしょう
阿仁から来たマタギが住み着いてその猟を行った地区
正しくはそんな説明が妥当だと思います

マタギ集落とは何か?

イメージ 1

マタギの取材を始めて何時の間にやら25年
毎度言いますが私は研究者じゃなくただの遊び人に過ぎません
取材場所は阿仁のみ

そこに多いと年間7回程通い
山菜だ、茸だ、魚だ、熊だ、兎だと
遊んできただけです

だからその他のマタギ集落は殆ど知らない

青森から新潟長野県境まで
所謂マタギ集落があります



なんて私は今まで人に話してきましたが
どうやらそれは間違いだと先週の秋山郷取材で確信しました

実は所謂マタギ集落について???と感じたのは6年ほど前
山形県の角川地区に行った時の事でした

何か変だ
妙な違和感がありました

そして今月
七が宿に言った時も同様の物を感じた

何だろう、この違和感
マタギの郷なんだよね?
マタギ集落なんだよね?

そして今回の秋山郷取材で理解しました
ああ、ここはマタギの集落じゃないんだと

全13ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]


.
旅マタギ
旅マタギ
男性 / A型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事