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無謀な渡米

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じつは今回ブログを立ち上げるにあたって何年ぶりかにニューポートへドライブへ行きました

いわゆるネタ探し

デジカメとノートにペン

アメリカ西海岸のいい場所を撮ってそれに簡単なコメント入れて、と思ってた

行ってから気づいた

チョイスが間違ってた事に

次から次へと昔の思い出があふれるように蘇ってきた

写真も知らぬ間にそういう場所をパシャパシャしてる

だったらいっその事、ボクのアメリカ生活の原点をストーリーにしてみようと思ったのがきっかけ

で、書き進めるうちにタイトルが気に入らなくなってきたので今回で終了にしました

だって「無謀な渡米」から「ラッキーな渡米」に変わってきたから

でもストーリーは終わりません

ボク自身の人生のほんの一部ですから

なんて書いてるとカッコよく聞こえるかな?

でもまだまだあるという事はそれだけ「おっさん」になってる証拠か。。。

そのわりにはやってる事や考え方が17年前とあんまり変わってないような。。。

気にしない、気にしない

だってチャリンコのペダルは前にこぐためにあるんだし

今だにこぎ続けてるんだから

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手順はこうだ

まずソーシャルセキュリティーオフィス(社会保障事務所)に行ってソーシャルセキュリティーナンバーを申請

その後銀行に行って口座を開ける

そしてカリフォルニアビーチと弁護士との間で書類を作成して働けるビザの申請

そのワークパーミッション(労働許可証)が出れば完了

あとは永住権申請するかワークパーミッションを延長するかは本人次第

なんや!

めっちゃ簡単やん!



*注意*
今はテロや不法滞在者が事件起こしたり、学生ビザでブッちぎる人、税金払わずに現金商売する人達があまりにも増えすぎて移民法が変わった

悲しいけれどそれが現実
でも17年前はまだ、アメリカがフトコロの深さで移民を受け入れてた古きよき時代の産物
その恩恵を受けることができた最後くらいの年(89年)だと記憶している




働けるなんて夢にも思ってなかったから

でもチャンスは目の前に転がってる

今回の目的はニューポートでサーフィンしながらカネが無くなるまで

3ヶ月の観光ビザが切れるまでに物価や生活観を下見する事

そして少しでも英語に慣れる

それから一度日本に帰って学生ビザ取ってハリウッドの演劇学校に入学する

そんな長期的な青写真がいとも簡単に崩れた瞬間でもあった

「オレもハリウッドに行ってカメラマンになるのが夢なんだよ」

ヒコさんがつぶやく

「でも永住権ないと学校の授業料は高いし。だから今はここで仕事しながら永住権待ち」

へェ、そうなんだ

オカマちっくな底抜けに明るいだけの人かなぁと思った自分が恥ずかしくなった

「うちで働いてる連中みんなそうやってこっちで生活してるよ」

そうか。。。

そうだよな

何か目的ないとアメリカなんか来ないよな

改めて痛感する

と同時に鳥肌も立ってきた

今回2回目の鳥肌

「それにアメリカ人は、年が幾つからでも新しい事始めるし。そういう国だよ。ここは」

ゾクゾクしてきた

働くしかないでしょ!

決めた

もう説明なんていらない

生活してやる

「でもアキラさんは3〜4日遊べばって言ってるんだから」

そうか

その間に寮にあるチャリンコでニューポート探索作戦か!

「それがいいよ。チャリあればこの街は十分。寮からも近いし」

そんな話をしながらソーシャルセキュリティオフィス、銀行に寄って用事を済ませてランチ

トランクに常備してるヒコさんのキャノンや

それで撮った写真を見せてもらう

キレイなニューポートの朝焼け。それがすごく印象に残った

寮まで送ってもらいヒコさんは仕事へ

さあ、チャリンコで探検しに行くか

陽はまだ高い

風が心地いい

何が起こるか

オレのニューポート生活

あれこれ考えてもしょうがない

そう自分に言いながらペダルをこぎ始めた

fin

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ビーチからモーテルへ

予定より長い旅を終えて帰ってきた

ココの管理人がパーキングでラジオ体操よろしく

「いち、に、いち、に」と言いながらストレッチをやってる

彼の毎朝の日課なんだろう

掛け声だけはやたら大きいのに身体が全然曲がってない

まるでカメが2本足で立って短い両手と首を苦しそうにバタバタやってるように見えるその体型がおかしすぎる

しかし、顔は真剣そのもの

笑っちゃいけない

髪の毛からしたたる海水をぬぐう仕草で顔を見られないように部屋に向かう

すると、2本立ちのカメは

「グッドモーニング!」

と大声で言ってくる

その声がまたオペラ歌手のようによく通る

ギャップだらけ

もうあかん!

かんべんしてくれ!

軽く会釈して、半分ダッシュで部屋に逃げ込む

ハラがよじれ、涙が出るほど笑ってしまう

完璧にツボに入ってしまった。あ〜ハラ痛い。おさまるのに少し時間がかかった

シャワーから出て着替える

ベットの横の時計を見ると9時45分

ヒコさんとの約束の時間が10時

いいタイミングだ

荷物をまとめてウエットスーツだけは濡れてるから外の手すりにかけて水抜き

チェックアウトした時にゴミ袋をもらう

さっきの管理人がいなくておばさんがいた

少しホっとする

思い出し笑いしなくて済みそうだ

おばさんがゴミ袋取りに行ってる間に壁に取り付けてあるパンフレットをパラパラめくってるとフロントの奥のドアが開いておばさんが出てくる

その一瞬、ドアの先、奥の部屋のソファが目に入る

あのおじさんが死んだように横たわってるのが見えた

見ちゃいけないモノを見てしまった気分

と同時にさっきのラジオ体操がよみがえってくる

が、ニコニコしながらゴミ袋を渡してくれるおばさんに救われた

おばさんは何も知らない

というより見慣れて麻痺してるんだろう

中むつましい夫婦

朝買ったらしいドーナッツを一個くれた

ウエットスーツをゴミ袋へ

ドーナッツを一口

ん?

何か口の中でジャリジャリする

つぎの瞬間強烈な甘さが口の中に広がる

何これ?

砂糖食べてるみたい

一個が食べれない

一口で十分

でも捨てるに捨てれないし

こんなの毎日食べてるの?

だからあんなおじさんみたいになるんだ

妙に納得した気分

表に出てくると見慣れたオレンジのBMW

ヒコさんの車だ
70年代のクラシックな車

だから派手なオレンジなはずなのに

使い込まれたテーブルのような光沢がまぶしいくらいカッコいい

彼のセンスがうかがえる

「どうも!」

とヒコさんが降りてくる

と同時にレゲーダンサーのような腰フリフリダンスをしながら

「ヒコで〜す!」

実は昨日も初対面の時この踊りをされて引いたんだけど

後ろにいるフロントのおばさんも珍しい生き物を見るような目つき

早く立ち去りたい気分だ

礼を言いながら荷物をトランクにさっさと入れる

ボードは助手席

オレは後部座席へ

「準備はいいかい?」

とノリノリのヒコさん

「大丈夫です」と

後ろから声をかける

シンプルな車内

シートの革張りもかなりいいカンジで使い込まれてる

おもわず匂いたくなる

オレも十分おかしいか?

「朝メシ食べた?」

とヒコさん

「まだです」

とオレ

「あれ?でもそのドーナッツは?」

そう言われてハっとする

捨てれずにずっと左手で持ってた

事情を説明する

そして

「アメリカのドーナッツってこんなに甘いんですか?」

と聞いてみる

「そんなのマシマシ。スーパーにあるケーキなんてもっとすごいよ!」

アメリカと日本人の味覚の違いを知る

これはキツイ

でも選べば大丈夫みたい

先に荷物を寮に持ってくコトにする

着いてみると普通のアパート

二階建ての下がリビングで上が部屋になってる

大きいソファがある

182センチのオレが寝ても足が伸ばせる

ココで寝れるみたい

庭にあるチャリンコは使い放題だって

一通り説明を受けてるとル−ムメイトが降りてくる

ユタカさんとブルース

ブルース?

どう見ても日本人やし普通に日本語しゃべってる

こっちはアメリカンネーム持ってる人が多いらしい

ふ〜ん

そんなもんか

でも何かあやしい

違和感あるし

あいさつもそこそこにヒコさんと朝メシへ出かける

質問したいコトが山のように出てくる

みんなビザはどうなってるのか?

働けるのか?

住むとしたら免許は要るし車だって必要

それを一つずつ丁寧に答えてくれるヒコさん

現在じゃ考えれない程

移民にとって住みやすい国だと知る

(17年後の今は移民法が全然変わっている)

ニューポートビーチ 5

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初めてアメリカ来て、最初に住んだ街、ニューポートビーチ。西海岸も北から南までいろんな名所があるけど、アメリカ国民が夏休み取って長期滞在したい街ナンバー1であり、リタイアした後に住みたい街ナンバー1がとなりのバルボア。(ナンバー1はシアトルだと言う人もいますがあそこは寒い)
今から考えるとピンポイントのようにココにやって来たという(グレイハウンドで一回通り過ぎたけど)その偶然に感謝!いつかボクもココに帰ってきたい。それくらい好きです。
内陸に入ればそれなりの都会っぽさがイヤミなくらい目に入ってくるけど(それが便利な時もあるので仕方ないか!)。
でも、ビーチ沿いからバルボアに南下すると昔から変わらぬたたずまいがそこにある。
そのピアからすぐ、目抜き通りにあるシーフードレストラン。
「ザ.クラブクッカー」
あのレーガン元大統領が以前、並んでまで待って中で食べた事があるというイワク付きの、でも決して高級店じゃない、Tシャツと半パン、ビーサンで入れる、ロブスターとカニがメインのお店。
ブッたまげるほど美味くて、すごいボリュームで満足させてくれる。値段もまあまあ安かったと思う。
たぶん2人で行ったらシーフードサラダと何かメイン1つをシェアするだけでもう十分。それにワインが付けば極上の晩餐になること間違いなし!
でも気をつけないと、となりのテーブルでカニを割ってるのが飛んでくる、というオマケ付き。
西海岸のパターン的なお店ではあるけど、ニューポートならココがお勧めです。
阪神ファンのボクからすればこの「広島カープ」を連想させる天井のサカナがちょっとイタダケナイかなぁ。でもそのサカナのセリフがイケてるのでOK!
とにかく目立つのですぐ見つかります。
それともう一つ、週末に行くと昼も夜もずっと満員御礼。1時間待ちの覚悟が必要です。

無謀な渡米 5

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目覚めて気づいた

ジーパンにTシャツ、サーフボードに塗るワックスを右手で握り締めていた

時計の針は6時を指している

静かだ。異常なほど静か

無意識のうちにバスルームに行き、ウエットスーツの乾き具合を確かめてから放尿

そのままウエットスーツに着替えて外へ

夜の終わり、まだ薄暗い中を寝起きのフラフラした状態でビーチへ向かう

サーフィン初めて6年くらいだけどトリップに出た時の次の日の朝イチが一番好きかも

前日ハリキリ過ぎていつ寝たかも思い出せないで記憶が飛んだ次の日

そういう時ってなぜか

自然と目覚ましなしで朝早くから目が覚める

酒を飲みすぎた次の日も早くから目が覚めるけど

それとは全然違う

全身筋肉痛で硬くなった身体を引きずりながらビーチまで歩いていくその空気だったり

夜の間に侵入者の痕跡を跡形もなく消し去ってる砂浜を目の前にしたり

ゆっくり波を観察しつつ潮の香りを思い切り吸い込みながら自分の身体を確認しながらストレッチしてる

そういうの全部含めて

毎日やってると無意識になるけどサーフトリップ2日目って毎回同じことで感動できるから

波のサイズは昨日とほぼ同じ

でも無風で海面は面ツル

だから形が昨日よりキレイ

こんなに早いのにアウトには何人か入ってる

たぶんみんなローカル

オレ一人ビジター

しかもアジア人もオレ一人

だからまずインサイドのワンサイズ小さい波から乗っていく

昨日も感じたんだけど塩水がうすい気がする

ビーチ沿い歩いててもあの独特のベタベタ感もない

空気がドライなせいか?

とにかく心地いい

空気が暖かいから水温が冷たく感じる

結構乗れてる

プロじゃないから派手なワザ決めたりできないけど、ビーチブレイクなわりにロングライドできる波

しかもパワーがある

明らかに日本の波よりパワフル

同じサイズなら倍近く違う

一人でそんなことを確認しながらローカルの邪魔にならないよう回りを見ながら、アウトに出過ぎないように注意しながら何本かインサイドのショアブレイクまで乗り継いでいく

波がいいと上手くなったような錯覚になるコトが多いけど、今がまさにそれ状態

調子乗ると痛い目に会うのがサーフィンの世界

なんせ自然相手だから人間は非力だと何度も波に教えられてきた

だから波に対しては常に謙虚

これ基本だと思う

今はこのサイズじゃドキドキすることもなくなったけど

何気なくアウトのセットを見てるとローカルの一人と目が合った

とりあえずニコっとする。向こうも微笑返し

するとそのローカルが手招きしながら何か言ってる

ソロソロとアウトへパドリング

すると彼がまた何か言ってる

分からない

それに気づいたのか彼は

「アーユージャパニーズ?」とゆっくり言ってくれた

「イエス」それくらいは答えれる

けどその先が出てこない

でも耳が必死に聞こうとしてる

向こうもやたらゆっくり話してくれる


身振り手振りで会話をしながら交互に波乗り

そのうち回りに彼の知り合いが近づいてくる

5〜6人のローカルたちと知らん間にアウトのポイントまで出てた

観光で来てることや、昨日までのいきさつ、日本の台風の話など

全然文章にならないのにみんなじっくり聞いてくれる

彼らの一人がサーファーは言葉は要らない、おれらは同じ種類だ、みたいなことを言ってる

確かに

いい波乗ってるの見ると自然と顔はほころぶし

逆も同じでオレがデカいセットに乗るとみんなピーピー言ってうるさいくらい

どれくらいそうやって波をシェアしてたんだろう

「明日も来いよ!」
と言いながら一人、また一人とビーチに上がって行った

だんだん陽射しも強くなってきて少し風も入り始めたからオレも上がる

ヒコさんとの約束もあるし、さっきまで一緒だったローカルに手を振って「シーユー」と先に帰って行った連中の言葉をコピーしてみる

ちゃんと通じるみたい

彼らも「シーユートゥモロー」と返してくる

えっ!今オレ会話成立してる!

うれしいなぁ

海からモーテルへの帰りも何人かのローカルとすれ違う

彼らは決まって海を指して何か言ってくる

多分波の状態を聞いてる

思わず自分の肩にまで手を上げて

「ショルダー」と言う

すると彼らは親指立てて

「グッド!」と言いながらすれ違っていく

すごく楽しい

ただそれだけのコトなのに

気分だけは一人前にローカルになってる

信号で止まってると向こう側にブロンドの女の子がボード持って立ってる

目が会うと彼女、手を振ってく

一瞬ドキっとする

青に変わって彼女がこっちへ渡ってくる

ペラペラと話し掛けてくる

彼女は向こうの通りを指差してる

その先に見えるのは昨日ワックス買ったサーフショップ

あ!そうか

昨日のショップの女の子だ!

彼女は昨日のことを聞いてるのが分かる

スシレストラン見つけた?って

つたない説明で場所を教えてあげる

今度私も行ってみる

と言って「シーユー」で別れる

でもオレはもう一回信号を待つハメに

こんなにモーテルまで帰るのに時間かかるなんて

時計持って来てないから少し不安

信号渡ったすぐ先にモーテルの屋根が見えてるのに

つづく

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