たろうの雑学カフェ・別館

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シロクマは白くない?

「シロクマ」というと、あの真っ白な毛をした北極圏に住むあのクマのこと。「シロクマ」とも「ホッキョクグマ」とも呼ばれていますが、本来の名称は「ホッキョクグマ」の方です(以後、「シロクマ」で統一)。
「真っ白な毛」と先ほど書きましたが、実はシロクマの毛は白くありません。実際には中が空洞になった透明の毛をしており、それが光に当たると散乱して白く見える、というわけです。ちなみに、シロクマの体毛が透明なおかげで、太陽の光が直接皮膚にまで届き、シロクマは熱を蓄えます。シロクマの肌は黒っぽい色をしているので、より熱を吸収しやすくなっています。さらに、体毛の中が空洞であるため、一度得た熱を逃しにくく、極寒の地においてもシロクマの体はぬくもりを保つことができます。ちょうど、寒冷地のガラス窓が二重になっており、外側の窓と内側の窓との間に空間があると、冬でも室内の暖かさを保つことができるのと同じ理屈です。ちょっと話が脱線しますが、紀元前の中国・秦の始皇帝の宮殿の外壁に使用されたブロックも中が空洞になっており、冬でも宮殿内は暖かかったといわれています。おまけに、シロクマの体毛は、長さ15cmほどのものと5cmほどのものの二重構造になっており、これがさらに保温効果を高めています(空洞になっているのは、長い方の毛のみ)。
ただ、体毛が空洞状になっているため、当然汚れも入りやすく、藻や土が入り込んで黄色っぽく見えることもあります。

▼ 英国BBC制作の、シロクマに焦点をあてたドキュメンタリー

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