たろうの雑学カフェ・別館

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眠れる墓場の美少女

イメージ 1「死んだときのままの姿でいつまでもいてほしい」

愛する人や親しい人を亡くしたとき、ついそう思ってしまうものです。日本の場合、死後1週間以内の火葬が義務ですので、その思いをかなえることは不可能ですが、土葬を基本とする国では、エンバーミングという、亡骸に防腐処理を行うことがよくあります。かつての社会主義国家では、その国の最高権力者たちにエンバーミングを施し、亡くなったままの姿で保存(時には公開)されている、ということがよくあります。
さて、左の女の子の写真、あたかも眠っている愛娘をご両親がこっそり写真に撮ったかのような感じですが、実はこの女の子、1920年に2歳で亡くなっています。しかも、現在でもこのままの姿で大切に保管されています。
女の子の名前はロザリア・ロンバルド、イタリア・パレルモにある、カプチン・フランシスコ修道会の地下納骨堂の奥深くに、周りにある8000体ほどの亡骸が白骨化しつつも、この女の子だけは、亡くなったときそのままの姿で眠り続けています。
なぜ、この女の子だけが白骨化せずにこのままの姿で眠り続けているのか、防腐処置を施したアルフレッド・サラフィアがその方法を明かすことなくこの世を去ってしまったため、近年まで謎に包まれていましたが、2009年にイタリアの生物人類学者ダリオ・ピオンビーノ・マスカリが、彼の親族のところを訪れ、サラフィアがロザリアに防腐処理を施したときの薬品名が書かれたメモを発見しました。
そのメモによると、使用された薬品はホルマリン、亜鉛塩、アルコール、サリチル酸、グリセリン。適度な湿り気を保ちつつも体内に腐敗の元となる菌を繁殖させず、亡くなったときそのままの状態で、ほぼ完璧に保存され続けるように処理されています。これは、専門家の観点から見ても、現在のエンバーミング技術の最高レベルと変わらないとのことです。

▼ ディズニー映画『眠れる森の美女』、こちらは100年後に眠りから覚めます

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