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その18
金閣寺は京都でも屈指の観光名所で、外国人にも大人気です。
キンキラキンのお寺は、タイやミャンマーなどでいくつもありますが、壁だけに貼った様が素晴らしく、
雪化粧の金閣寺は格別です。広大な池とその庭園の中に建っていることが金閣の価値を高めています。
街中に同じものを建てても単なる成金趣味にしか思えないでしょう。ここが面白いところです。
さて、京都を旅行中などに外国人と金閣の話をすると何度か、金閣はいくらくらいするのか と
聞かれたことがあります。建物自体の建築費はわかりませんが、金は20キロ使用と答えます。
金閣は放火によって、1955年に再建されて、改装で87年に総工費7億4千万円をかけて
金箔の張替えが行われました。 当時、テレビのドキュメンタリー番組で見た記憶があります。
10.8センチ四方の金箔20万枚を張替え前の5倍の厚さで二重張りにしたそうで、おそらく
再建時には予算ぎりぎりだった(全国からの寄付金3000万円で再建?)と推測できます。
ところで、1987年当時は金1グラムは約2500円。 20キロだと5000万円です。
今なら大目に見ても1億円です。日本を代表するドル箱?の金閣寺の金がわずか1億円なのです。
もちろん、これを金箔にして施工する手間のほうがその30倍以上はかかるでしょうが。
昨日、ネットでプレジデントの記事を読んでいたら、2013年に不動産を除いて1億円以上の
資産を所有する世帯は、日本に100万世帯以上いるそうです。20キロの金を個人所有する人も
何万人もいるでしょう。数キロならば友人、知人にも何人かいます。
そう考えると、今後も膨大な外国人をどんどん引き付け、満足させる金閣が観光資源としていかに
コストパフォーマンスが良いかと思います。また同様にキンピカの建築物がない点も不思議です。
金閣以外には、平泉の金色堂といくつかある秀吉の黄金の茶室の再現くらいしか思いつきません。
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金閣は豪華っぽかったけど、費用はかかることがわかったよ
2018/5/24(木) 午後 7:06 [ アンダー ]