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マイナス20度近い気温の中、キャンプを行った際のストーブについての考察です。
僕自身がキャンプに行く前に相当ネットでリサーチしたにもかかわらず、苦戦した為にここに情報として残したいと思います。

一般的なキャンプストーブとしては、缶入りのプロパンガスを使うものとガソリンを使うもの、そしてアルコール燃料を使用するものが一般的であり、先に並べた順に使用率が高いものだと思います。

燃料比較
さて、よく話題になる寒冷地における使用についてですが、僕の経験したマイナス20度近い環境下では、寒さに強いとされるガソリンストーブでさえも苦戦を強いられる結果となりました。事前調査の結果ではプロパンガスは低温環境ではガス圧が得られずに着火しないと言う情報のもとにガソリンストーブを採用した訳ですが、氷点下10度を超す低温環境ではガソリンでさえも着火は困難です。
唯一、簡単に火がついた燃料はアルコールでした。

アルコールストーブはハイキングを行う際の万が一の避難用ストーブとして、一般的に「ペプシ缶ストーブ」と呼ばれているものを自作していった訳ですが、効率を無視し着火性能のみ述べるのであればアルコールストーブの性能は著しくその他を抜きに出るものでした。

しかしながら、風に弱く効率も著しく悪い事から、実際に「ペプシ缶ストーブ」のみでの単独利用は現実的ではなく、採用をするのであれば市販品の風防とキットになっているものが必要と思われます。

燃料確保
燃料確保においては、ガソリンがその他燃料よりも遥かに入手しやすいと言うこと、そしてその他燃料よりも安価である点についえ優れた性格を持ち合わせています。しかしながら着火についてはストーブの性能に大きく左右される為に、高級品の採用を薦める次第です。

タイプ
日本国内でバイクでキャンプツーリングをしていた際にファンになった、現在では使用されていないプリムスの8Rというストーブがあります。このストーブは2ch等でも絶賛されている事が多く、またNATO軍採用実績もある事から過大評価の傾向にありますが厳寒環境下では全くと言って良い程使い物になりませんでした。ただし、プリムス製品のタンクとバーナーが一体でないタイプのものはいかなる厳寒環境下でも問題なく性能を発揮した事を付け加えます。このガソリンタンクとバーナーが一体でないものではMSRが有名で定評がありますが、ポンプ部がプラスチック製である為に厳寒環境下では割れてしまうと言う情報をショップから得た為に僕としては不採用にしましたが、ポンプ部分がアルミ製のプリムス製品では素手で金属を触れない為に手袋をしたままポンピングをしなければならず、多少煩わしいかもしれませんが、手袋を外すと言う状況がほぼ無い為に問題ないと思います。
コールマンのバーナータンク一体型のガソリンストーブは非常に安定した着火性能と火力調整能力を発揮しました。ジェネレーターを使用前にトーチ型ライターで暖めるだけでほぼ問題なく使用可能です。
ガスタンクにバーナーを取り付ける最も普及しているタイプについては、使用方法に少しアイディアを加えるだけでマイナス20度環境でも問題なく使えます。使用の際にポットのお湯をコッヘルに移しその中にタンクを入れて使用すると言うものです。僕は今回、ガスは燃費の問題と空の缶の廃棄が面倒な点で採用を見送りましたが、現在厳寒下で活動をするアルピニストには最も支持されているタイプです。
最後にファミリキャンパーがよく使っている、ツーバーナータイプのコールマン製品ですが、厳寒環境下では非常に苦労します。その安定性、防風性は捨てがたいものがありますが、ジェネレーターで気化したガソリンに火をつけると言う構造しか持ち合わせておらず、またガソリンタンクも火からは馴れすぎている為に圧はあがらずで苦労します。僕は使用する際には、ストーブにアルコールをぶっかけて火をつけて火だるまにして使用しましたが、安全面からお勧めできるものではありません。(火だるまにすれば問題なく使えますが・・・)


結論
比較検討記事を書くのに馴れていないので、各自この内容を総括して判断していただきたいと言う情けない記事で申し訳ないところですが、これがインプレです。
次回、厳寒環境下でどのストーブを持つかとなれば、僕はやはりガソリンストーブです。しかし、8R、9R、111R等のプリムス製品は採用しません。コールマンのデュアルフエルストーブか、プリムスの別体型の採用をすると思います。アルコールスト−ブは着火性能の上では最高ですが、火力が弱すぎる難点があります。ガスタイプについては先に述べた空き缶の処理が面倒な点で却下です。
帯に短したすきに長しですが、厳寒環境下での比較実験をしたサイトが無かったので参考になればと思います。

閉じる コメント(2)

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マイナス20℃ってのは凄いですね。自分は日本限定であれば真冬にもキャンプはやりますが、せいぜいマイナス10℃レベルです。持っているシュラフが使用限界マイナス15℃なので、それ以上の条件下だったら凍死しそうですな・・・

2007/1/12(金) 午後 6:52 くまたろう

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北海道を厳寒期にバイクでツーリングするツワモノもいるようですよ。寒いでしょうね〜。 僕も初めての体験でした。

2007/1/14(日) 午後 0:22 zee53


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