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“Kuranda”に到着後のイベントは、まず“Armyduck”によるレインフォレストの体験観光。
これは先の世界大戦で使われた6輪駆動の水陸両用車であり、オフロードも川も沼地もへっちゃら。
(画像はCNS観光ガイドさんのサイトからパクりました)
このトカゲは“ボイドレインフォレストドラゴン”。エリマキトカゲではないよん。
カメ(種類は不明)はゆったりと甲羅干し。
このつる植物には、猛毒があるそうな
その他、熱帯らしい派手な色の植物が目についた。
おっと、すぎちゃんさんから質問が出たけど、CNSもkurandaも、熱帯(雨林)気候に属する。
ただ、アサートン高原に入ると、ガラっと気候も風景も変わる。それはまた別記事で紹介しよう。
この後、またしてもビュッフェ形式の昼食を摂り(もうかなりこのスタイルと食事内容には飽きてきた)、Kurandaの街を散策したが、観光地然としておりワタクシ的にはイマイチ。まあ観光地なのだから、仕方ないんだけど
“Scenic Railway”の乗車時間までまだ時間があるため、蝶園である“Australian Butterfly Sanctuary”に入ることにした。
んで、この蝶園での目的は、このユリシスPapilio ulyssesである。先ほどの“Armyduck”アクティヴィティでも見られるとのことだが、遭遇しなかった。さらに、そこで遭遇しても間近で撮影することなどは叶わなかっただろう。よって、自然のものではないが、そこを甘受してこの蝶園でふれ合うことにした。
蝶園にはユリシスが数羽飛んでいたが、どれもこれもひっきりなしで空中を舞うばかりで、なかなか着地しない。少しぐらい休憩しないと疲れるよん、と問いかけたがユリシスさんは完全無視でひらひら〜
これでは撮影にならないよん
おっと、一瞬山ノ神の腕に止まった
諦めてそろそろ帰ろうかな〜と思っていたら、やっとこさ一羽が飛び疲れたのか、木の葉に止まってくれた。でも、自慢の翅はクローズド状態
そりゃないよ〜もうちょっとガバっと(まぁ下品)サービスしてちょ
サービスしてくれた〜
右の翅はずいぶんと痛んでいるけど、和名“オオルリアゲハ”(もちろん日本には棲息していません)の美しい色を存分に観て撮り収める。
このたとえようもない鮮やかでかつ複雑な青色の翅は、青い色素は入っていない。モルフォ蝶と同様の『構造色』がその原理だ。もっと言うと、青の波長の1/2である200nmの幅の溝が鱗粉に入っているからである。
蝶園を辞し、観光鉄道の駅へと移動する。
15時の便に乗車する。車両は長い。10両以上は優に超えていたように思う。牽引するディーゼル機関車のボディには、ウエットトロピクスに棲息する“Carpet Snake”の絵が描かれていた。
ここでも大枚をはたいて、JRでいうグリーン車に相当する“ゴールドクラス”でとことん大名気分だぁ〜
15:40、“Barron Falls”駅に到着。10分ばかりの停車とのこと。もちろん展望ポイントまでダッシュして、“Skyrail”とは別の角度(こちらは右岸側)で、バロン滝の全貌を観る。
なるほど、これはなかなか見事のある滝だ。渇水期なのでショボイ水量しかないが、増水したらさぞかし見事な滝になるだろう。本流が手前左側に流れているが、左岸側にも溝があるし、下部には釜も形成されている。そちらにも水流が迸るときは、2条となるのか、それとも現在見える筋と合体して爆裂するのか、それはわからない。
そして中央にまっすぐ走るクラックにも興味がある。
もう少しじっくり鑑賞・撮影したかったが、わずか10分の停車では上の2枚がせいぜいといったところ。鉄道のクルーが時間切れだ〜と飛んできたので、やはりダッシュして車両に戻る。
鉄路はバロンコージに沿ってゆっくりと高度を下げて行く。もう既に、下界であるCNS郊外ののどかな風景が目に入ってきた。
トンネルも幾つか過ぎ、とあるポイントに向かってさらに進む。
とあるポイントとは?
それはTV番組『世界の車窓から』において約10年間、オープニングを飾り続けたロケーションである。
確かにこれは壮観な情景だ。人工物や乗り物が写り込んだ風景は、自然風景写真(ネイチャーフォト)とは言えないという意見もあるかもしれない。モータリゼーションの権化である自動車と自然風景の中に配置することは、私もあまり好きではないが、こういったノスタルジー溢れる鉄道車両(≠電車)は別だ。立派な情景を構成している。
17時、“Freshwater”駅に終着。その後はCNS市街地まで戻った。以降の夕食(ジャパニーズフレンチ)などは、(7)で既に書いた通りである。
撮影日:2015/11/16(月)〜19(木)
撮影機材:PENTAX k-3II,16-85mmF3.5-5.6,35mmF2.4,300mmF4,OLYMPUS TG-4 ●南十字星他の南天の星空
●1つめの世界遺産であるGBRの美しい海とリーフ
●2つめの世界遺産であるウエットトロピクスの世界最古の雨林
これらの素晴らしい大自然を堪能できてよかった。そして乾季の終わりながら、行動中は雨に遭わないどころか、ほとんど晴れまくっていた天候上の幸運さにも感謝!!
だが、まだ書き残しているイベントがある。そしてそれは、上の3項目以上に私の心を揺さぶることに繋がったと言っても過言ではない。
上掲の3項目は、事前に情報を入手したり、あるいはパンフレットに大きく書かれている内容だったので、“感動”に対する心の準備もできていたのかもしれない。そういった予習やパンフレットに載っていない、とあるイベント(アクティヴィティ)が予想外の驚きを私に与えたのである。
そのイベントとは・・・・別書庫に記載する。
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QLD
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さすが周到な準備と情報収集に基づく行動力で、素晴らしいですウ。鉄道の親切なクルーに置いて行かれなくてよかったですね。
2016/1/17(日) 午前 8:20 [ 旅人 ]
臆崖道さん、こんばんは。
山、谷、滝、天体、動植物、気候etc、自然に対する興味は半端ではないですね。
私は単なる観光旅行でしたが、そんなものは臆崖道さんにはないんですね。
ゴールデンクラスとは、本当に大名旅行ですね。諭吉さんが何人必要か心配です。
この上さらに予想外の驚きとは、いったいなんでしょう。
2016/1/17(日) 午後 9:08 [ kan*o1*45 ]
>おっこ丸さん、この観光鉄道は2往復しか運行していません。よってこの最終便に乗り遅れたら、自腹でタクシーを切って帰らなければならないので大変でした(笑)。
2016/1/18(月) 午後 9:50 [ 臆崖道 ]
>kandoさん、ネイチャーフォトがライフワークですから当然じゃないでしょうか。
今回は高級ホテル(HTIでは高級宿しか選べない)や、豪華なオプショナルツアーなど張り込みましたが、私は野宿(幕営)でも全く構わないです。あるいは安モーテルでも。次回は宿や食に無頓着な旅ができないかなぁ〜と夢を描いております。
2016/1/18(月) 午後 9:58 [ 臆崖道 ]
この鮮やかなユリシスの青は、ナノの世界が作り出しているものナノね
そしてこの鉄道、”世界の車窓から”で放映されていた鉄道だったんですね。昔の鉄道は自然と見事に同調して素敵な景色を作り出している処が、日本・世界を問わずたくさんあったんでしょうねぇ。
2016/1/19(火) 午後 9:58
>はなゴン先輩、そうナノですw
豪州ではザ・ガン(鉄砲ではなくThe Ghanと呼ばれる世界で唯一の大陸縦断鉄道)に乗ってみたい気がします。もっともそんな時間が許されるのは定年後になるでしょうけど。
2016/1/19(火) 午後 11:25 [ 臆崖道 ]