臆崖道の山日記

何かこのブログも閉鎖されるみたいですねw

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気象庁の定義する『冬(=12〜2月)』が終わり、『春』がやってきた。もっとも私はまだまだ雪山モードだが。
気象庁は“季節予報”という長期予報を実施しており、その発表のタイミングはリンク先の通り。よくニュースなどで、『今年の夏は猛暑になる(とみられる)』などと報道されるのは、この季節予報がベースになっている。
で、今シーズンの冬はどのように予想されたのと、その結果はどうだったのよ?というレビューは、ほとんど話題には挙がらないのがフシギだ。

【予想】
2014/11/25に発表された2014/12〜2015/2月の3ヶ月予報は、以下の通り。
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気温は東日本より西が高めの予想となっており、北日本は平年並み。
降水量は東〜西日本の太平洋側が多め、降雪量は北陸・山陰地方が少なめとなっているが、上の高温予想と相関関係の予測だ。その構図は以下の通り。
●寒気の影響が例年より少なめ→●冬型持続せず日本海側は寡雪の予想
                    →●南岸低気圧や湿暖流の影響で太平洋側の降雪は多めの予想


【結果】これは気象庁の実測データである。
(1)気温は12月が低温、1月が高温と極端
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3ヶ月トータルでは暖冬か寒冬かニュートラルか微妙だが、北日本(特に北海道)では完全に暖冬という結果だろう。西日本はどちらかと言うと、少しだけ寒冬かな?(沖縄・奄美は寒冬)
各地点の詳細を検証してみよう(右下の平年差の図の方がわかりやすい)。
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沖縄〜九州南部・四国・中国・山陰・東海と北陸三県・甲信越は完に寒冬と言えるだろう。近畿・関東・東北南部は微妙、そして東北北部と北海道はかなりの暖冬だったということがわかる。
私としては、初っ端の12月が極端に寒かった印象が引きずっているのか、そんなに暖かい印象はないのが実感だ。

(2)降水量(雪も含んだ数値)
群馬県など一部の地域を除いて、全国的に多め(よ〜降ったことになる)
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(3)降雪量と現在の積雪深
●累積降雪量は、北海道と日本海側平野部で少ない。内陸部で多め。特に長野県と岐阜県で多かった。
●期間後半が暖かかったため、平野部での現在の積雪深は平年より少ない。
●道東の現在の積雪深が多いのは、直近になって降った雪が多いから?


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(4)日照時間
●道北と関東以外は少なかった。これは降水量、降雪量と相関関係にあるので、当然の結果だろう。
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私のレビューは大体こんなものだが、気象庁がどのようにレビューするかはわからない。もしトータルで“暖冬”という評価を出しても、その内容は事前(11/25付3ヶ月)の予報とは大きく内容が異なっているので、“お見事”ということにはならないだろう。

ちなみに私は1ヶ月単にの季節予報でさえ、まるで信用していない。3ヶ月予報なら、話半分どころか、ほとんど信用していないのが本音だ。だってそんな先のことは、現在の技術では 当 ら な い から。

では、こんな当らない季節予報はヤメてしまった方がいいのでは?と言われそうだが、それは将来の予測技術の発展のために続けていくことにも意義はあると思う。



トータルでは暖かかったかもしれない今冬だが、雨も雪もよく降ったわけである。これは寒暖の差が激しく、激しい気象現象をもたらす低気圧や前線が何度も日本列島を通過したことの証左でもある。
その原因は?
温暖化による海水温の上昇という説も持ちあがってきているが、暖候期も含めて、どんどんと我々の気象環境は激しさを増しているように思う。

大切なのは、山ヤでなくとも、都市部に住む我々の生命を脅かすシビアウエザーを予測・回避するためにも、もっともっと気象について積極的に勉強する必要が高まってきている時代だと私は思う。
気象学なんて専門的に学んだことがないからわからない、と言い訳をする御仁・・・死んじゃってもいいんですか?

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