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地上の風景を入れた“星景写真”においては「1枚撮り」で勝負することが多いのだが、いわゆる“天体写真”においては画像処理(主として強調処理)時のノイズ低減として、2通りの方法がある。
①撮影時のISO感度をできるだけ下げて(800〜1600)、数分以上の長時間露出で撮影する。
②撮影時のISO感度は高くし(たとえばISO3200以上)、短時間の露出で撮影した複数枚数のコマをコンポジット(スタッキング)する。
基本的にはどちらもノイズ低減にプラスに働き、トータルでの撮影時間は同じになる。またどちらも赤道儀による追尾撮影が必須(PENTAXの簡易追尾=アストロトレーサーは役に立たない)である。
銀塩時代は①しか方法がなく、長時間露出で星を点像に写し込むには追尾精度の優れた赤道儀が必要だったが、デジタル時代は方法②が主流だ。
というわけで、昨夏(向こうでは真冬だが)AUアウトバックで撮影した天体写真のスタッキング処理後の画像を掲載しよう(左側の大きな画像がスタッキング処理した画像。右側の小さめの画像は1コマだけの画像)。
(小マゼラン雲ときょしちょう座の球状星団NGC104)
左右を見比べてみると、クオリティが向上しているのがおわかりだろう。スタッキング処理することで、ノイズ(ザラつき感)低減、微光星の写り方、偽色の低減などに効果が表れている。
撮影日:2018/8/14(火)〜15(水)
撮影機材:PENTAX K-5(HKIR modified),KP,300mmF4,sigma 18-35mmF1.8, using Kenko Skymemo-s equatorial mount
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2019年07月24日
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