|
この日は湖北まで出かけて雪山ハイクを、と思ったのだが、どうやら若狭湾近くは天気が悪そう(実際、雨や雪が降っていたらしいが)。なので、yokkoさんたちが行かれた天狗堂へと目的地を変えた。
朝の旧永源寺町の君ヶ畑。濃いガスが集落を覆いかぶさるようにかかっていた。
ここは木地師(きじし)発祥の地らしい。クルマを停めた横にある小さな建屋に、小さな展示場があった。
そしてその木地師の祖神・惟喬親王を祭っているのが、大皇(おおきみ)器地祖神社。
(下山後に撮影)
この神社の右側から登山ポストのある登山道が伸びている。7:50登山開始。3日前につけられたyokkoさんたちのトレースは、そのまま残っていた。ちゃっかりと泥棒させてもらう
巨木という程ではないが、雪を冠した立派な樹林がある。
今日は灰色の空と、乳白色の地面の一日かな。時折小雪が混じるが、気温はそこそこ高いらしく、汗だくになる。
尾根に出ると霧氷の歓迎を受ける。
尾根合流点から天狗堂までは標高差300m弱だが、距離は1kmぐらいしかない。そしてしばらくは平坦な尾根歩きなので、ピーク手前がかなりの急登になっている。
そしてyokkoさんたちの踏跡も風と雪でかき消され、ラッセルとなる。標高が低いため、湿雪が適度に締まり、ツボ足ではキツイが、ワカンを装着すればさほどゴボることはなかった。
10:45、広くなった場所に出る。ようやく山頂かと思いきや、かすれて読めなくなった看板があった。どうやら御池林道からのルートとの合流点のようだ。
さすがにピーク周辺は風当たりも強いらしく、ナイフエッジのような霧氷が着いている。
もうちょい先に進んでみることにする。もう雪まみれになっているが・・・ そして10:55、ようやく天狗堂(標高988m、変わった山名だね)に到着。今季初ラッセル(最後の100mだけですが)は、なかなかいい運動になった。
どうやらこの大岩(雪の塊になっているが この大岩からは、御池岳をはじめとする鈴鹿の眺望が心ゆくまで・・・全く見えましぇん
仕方ないので心眼で見ることにする
下りはもう楽ちんのワカンハイク。途中一箇所だけ、緊張するところがあるけど。
覆いかぶさっていた霧は少しずつ上昇していったようだ。それと共に薄日が射し込め、色と光量のある霧氷が見えてきた。
13:05、登山口に帰着。器地祖神社にもう一度お参り。
シメはやっぱり永源寺蕎麦ですな〜 yokkoさん他山○会の皆さん、楽させてもろてスンマヘン
山行日:2012/1/15(日)
コース:君ヶ畑〜P712尾根合流点〜天狗堂往復
形態:ペア
天候:霧後曇り 撮影機材:PENTAX k-5,16-50mmF2.8 |
鈴鹿山系
[ リスト | 詳細 ]
|
避難小屋から経塚山までひと登りすると、あとはカレンフェルトの台地を気持ちよく歩ことができる。
この日の高層には、季節外れの強烈な寒気が流入してきており、わずか1000mちょっとのこの山でも結構肌寒かった(っていうか、寒気よりも琵琶湖特有の強風の影響かもしれない)。
でも晴れてくると、体感以上に暖かく感じるんだな〜これが
霊仙山頂から経塚山方向を振り返る。左後方に見えるは米原の街と、伊吹山ですな。
三角点のあるピークから西を眺めると、琵琶湖がすぐそばに。
さて、山頂からは最高点を経由して西南尾根に向かうことにする。
実は雪のない時期にここを歩くのは初めて。そして雪がないと意外と歩き難いこともわかった。
手前がコザトへと続く支尾根、奥には烏帽子〜御池岳方面の山並みも(ちょっとボヤけているけど)見えている。
期待していたリュウノウギクにはまだ早かったようだが、ヒメフウロらしき可憐な花が岩陰に一輪だけ残っていた。
近江展望台から笹峠(中央左)までの激下りが、今の私には堪えた〜
途中には何やらホオズキがいっぱい〜
笹峠から先は勝手知ったる一般道を廃村・今畑まで下る。今年の3月に辿り降りた妛原までの最短ルートは、今の私にはちょっと危険すぎるし〜
その妛原(←ルビ振らないと読めんかな?)では人影が。ここも廃村だと思い込んでいたが、河内風穴におられた親切なオバサマに聞いたら、2軒ほど生活されているそうだ。
さて、こちら側にはバス便がないので、今畑から最短のバス停(R309号沿いの久徳)まで10㎞ぐらいを延々と歩くことになる
えっちらほっちら・・・日も暮れかけて、いい加減歩き疲れてきた
すると先ほど河内風穴駐車場で会った親切なオバサマがちょうど自宅に戻られるときに私を見かけたので、最後の2㎞はそのご親切にあやかってズルさせていただきました〜
さて久徳バス停から彦根行きのバスに乗車してもよかったのだけれども、30分ぐらい待ち時間があったので、事前に発車時刻を調べてきた近江鉄道の多賀大社前駅まで、もう少し歩くことにした。
山行日:2011/10/2(日)
コース:上丹生バス停〜屏風岩〜くぐり岩〜漆ヶ滝〜四丁横崖〜経塚山〜霊仙山〜西南尾根〜笹峠〜今畑〜多賀大社駅
形態:単独
天候:曇り時々晴れ 撮影機材:PENTAX k-5,f=16-50㎜F2.8,f=100mmF2.8macro
※当店ではヤマビル情報は提供しておりません。悪しからず。 |
|
電車でGO!シリーズも、?回目かいな〜
今日(10/2)も、まだ真っ暗な時間から近鉄電車に乗り込み、京都へと向かう。そこでJRに乗り換え、醒ヶ井(米原市)で下車。湖国バスを待っていたのは私と、ザック姿の先客のお兄ちゃんの2名で、いずれも終点の養鱒場まで往かずに途中の上丹生(かみにゅう)でバスを降りた。
(この売店(西●商店)の方が、これから向かう登山道の整備をしていただいるそうな。感謝)
上から読んでも谷山谷、下から読んでも谷山谷---のルートをお兄ちゃんも歩くようだ。ってか、軽快に前方に消えていった罠〜
霊仙山(りょうぜんざん)に登る方の多くは、いやほとんどがフクジュソウの時季(3〜4月)に集中する。実を言うと私もその集団に一員に過ぎなかったのだが、毎回同じことをしていても芸がないというか奥行きに乏しい登山をしている気がするので、初秋の霊仙山を訪れてみることにした。
林道終点の駐車場にはクルマが何台か停まっていた。このコースは榑ヶ畑起点のコースよりはマイナーかもしれないが、そこそこは歩かれているようだ。そして丹生川は、屏風岩付近からいきなり伏流となる
この辺りではもう丹生川ではなく、谷山谷と名を変えているのかもしれない。廊下岩辺りで水が復活し、渡渉を織り交ぜながら沢沿いの登山道を登っていく。
フシグロセンノウが妖しい色を咲かせている。トリカブトもそうだが、この時期のお花の色は毒々しいものが多い。
かと思えば、このような清楚な色合のフウロが一輪残っていたりする。
ついさっきまでは青白い石灰岩の伏流の谷だったのだが、地質が変わったのだろう。このような鉄色の岩盤に水が流れている景色も。
そして前半の見せ場のひとつである漆ヶ滝に到着。落差は15mほどだが、幅広のためかそれ以上の迫力があった。
この漆ヶ滝から先は、ちょっと際どい高巻きのルートとなるが、危険個所は5分もすれば通過できる。再び沢に戻ってくると、そこはブルーのキレイな淵がある小滝の前だった。
キレイな水だったので、ここで持参したスポーツドリンクを飲み干して、この水をボトルに満たす。ところが2分ほど進んだ上流で、立ちこめる異臭に包まれた。見ると、カモシカらしい動物の屍骸
げぇ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!
慌ててさっき汲んだ水を捨てる。よくぞ飲まなかったものだ
ルートはこの先、左岸へと合わさる枝谷沿いへと方向を変える(つまり右折れ)。特筆すべき事象はないが、アケボノソウが控えめに咲いていた。
谷山谷ルートの源頭付近、四丁横崖の手前はこんな感じ
そして12:10、避難小屋にようやくといった感じで到着。歩きだしてから、4時間以上が経過している。
(つづく)
|
|
この斜面には、黄色いお花がいっぱい
雪が融けたばかりなので、当然のことながらぬかるんだ斜面なので、自分は転んでもお花を下敷きにしないように観賞する。
先頭の山ノ神が、絵になる(やらせではない)群生地を見つけた。おお!
でもまるで、雪の中から・・・
赤ん坊が誕生してくるような・・・
生命力を感じるわ〜
標高を下げ、飽きるほど見た(でも今年この群生を観たのは我々だけかも?)フクジュソウだが、最後の小ピークの手前でトドメを刺すような大群落が待ち受けていた
他のめぼしいお花は、ネコノメソウだけだったが、次の芽吹きがちらほらと。これは何の花を咲かすのかな〜
これはタイガースの花だっけ
これは開花直前のユリワサビだそうです(無添加の方に教えてもらいました)。ん〜でも葉っぱが何か違うような・・・(アブラナ科よりは、やっぱハコベの仲間に見えてしまいます)
この山域の山の多くがそうであるように、谷からの取り付きはめちゃんこ急である。最後はちと肝を冷やしたが、駐車地にほぼドンピシャで降下することができた。雪,読図,お花と、かなり盛りだくさんな内容で、寒〜い(この日もかなり寒かった)3月の山行を締めくくることができた。
山行日:2011/3/27(日)
形態:3名 天候:曇り時々晴れ 撮影機材:PENTAX k-5,f=16-50mmF2.8,f=100mmF2.8macro
大観察会の最中も、雪雲がちょっとだけ流れてきて、黄色いパラボラの中に白い結晶が落ちてきた。本山行の中でのベストショットです。
|
|
(遅かった春の訪れだが、それでも標高の低いところから精一杯伸びようとしている)
今冬の西日本の山岳※1は、総じて多雪&低温※2だった。しかしさすがに3月も終盤を迎える頃(3/27)となっては、ぼちぼちとスプリングエフェメラルの開花もあるだろうと目論み、静かな山旅に出かけた。
※1:シーズン初めの西回り寒気の影響で、屋久島の奥岳もかなり多雪とのこと。
※2:また寒気流入が北日本に移ってからも、低温のため、大峰山脈もかなり雪が残っているとのこと。
駐車地からまずは林道を歩く。天気の回復はイマイチのようで、プランとは逆コースで周ることにした。
その林道だが、こんなに雪が残っている。除雪用のショベルカーも途中に放置されていた。
取り付き地点とおぼしき赤テープを発見。そこから植林の尾根を登り始める。もちろん雪を踏みしめてである
植林を抜けたら癒し系の自然林かなと思いきや、ちょっとしたキレット状の岩場が出てきたりして、キンチョーする。
さらに雪の付着したヤブと格闘したりして、もう手袋や衣類はビショビショ
今日こそは雪から解放されると喜んでいたのだが、ものの見事に外れた(当然のことながらアイゼンは持ってきていない)。
ということで、本日の最高地点へと向かう。晴れ間はあるものの、しつこい寒気の影響でめちゃくちゃ寒い。
ピークの北端斜面からは、2月末に登ったあの山が見えた。
そしてこの時期にわかに脚光を浴びて、大勢の登山客でごったがえすこの山は、もう真っ白。当然のことながら、黄色いお花は雪の下だったとのこと。
陽の当たるこの場所でランチタイム。無添加のお姐さまからおでんをいただき、あったまる。向かいの山は寒かっただろうな〜
我々は縦走を続ける。次のピークまではほぼ直進でOKだが、微妙な地形を読む練習になった。おっと、今日は雪山?読図?山行じゃなかったのだけど・・・
「花見せてくれるんやろな〜
二つ目のピークからは、お鍋をひっくり返した姿に見える山が樹間越しに見えた。この辺りは、ものの見事なカレンフェルトの地形だな〜
このピークを少し下ったところで、何か黄色いものを発見したようで、黄色い声が挙がる
まだまだつぼみのものが多いが、終盤を迎えた個体も混ざっている。咲き始めた頃の直後に、雪が降り積もって、タイムラグを生じたのだろうか。
お目当ての花が見つかってからは、もう大撮影大会になるのは当然ですわ〜
(つづく)
|





