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この里山の名は「要害森山(ようがいもりやま・779m)」。前出の湯川氏の砦城とも伝えられる。 山頂からは南側が少し開けている。昨日登った法師山も、この重畳の中にあるはずだ。 一服した後、三越峠まで激下る。そして再び熊野古道(中辺路)へ入り、どんどん標高を下げる。 船玉神社、すでに標高は200mちょっと。ここで中辺路と別れ、赤木越え(これも古道)へと進路を変える。 ※熊野本宮大社へと至るには、このまま中辺路を往くのが最短。また船玉神社から約20分の距離にある発心門(ほっしんもん)王子にはバス停があるので、エスケープすることも可能。 赤木越えはここから湯の峰王子へと至るルートだ。そのためには一旦尾根に登り返す(標高差200m程度)ことになるが、その尾根は明るくて楽しい歩きができた。 展望箇所もたまにあり、さっき苦労して登った要害森山を振り返ることができる。 なべわり地蔵を過ぎると、左下に伏拝(ふしおがみ)集落が見えた。かつて参詣者は、この集落から大社を伏して拝んだそうな。 柿原の茶屋跡。現在は廃屋となっている。蟻の熊野詣でと言われた時代は今何処・・・ アサマリンドウがひっそりと咲いていた。古道の端でよく見かけたのだが、花弁を開いた個体はこれだけだった。ちなみに「アサマ」とは浅間山に非ず、三重県の「朝熊」也。 下界近くになると伐採が進んでいる。何か皮肉っぽいが、まあフィナーレは開けていた方が気分がよい? こうして下り着いたところは日本最古と言われる温泉地のまっただ中。せっかくなので、今宵はここの民宿に泊まることにする。 *******************************************************************************
山行日:2008/11/23(日) 天候:曇り後晴れ 形態:ペア コース:小広バス停705〜岩神王子830〜湯川王子940〜三越峠1010〜要害森山1100-1110〜三越峠1145〜船玉神社1240-1300〜なべわり地蔵1350〜湯の峰温泉1510 (つづく) |
関西の山々
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湯の峰温泉からバスに乗って、小広峠(こびろとうげ)で下車。国道から400mほど林道を歩くと、中辺路(なかへぢ)へ合流できる。 すぐに熊瀬川王子(くませがわおうじ)の指標。今日は古道歩き・・・標高500m付近をうろうろするだけだと思っていたのだが、意外というか、かなりアップダウンがある。 草鞋峠から女坂を下って沢を渡り、今度は男坂を上って岩神王子(いわかみおうじ)へと歩く。王子とは熊野権現の御子神を祀った社のことらしい。 熊野らしいコケと杉木立の道を進んでいく。信心などかけらもないが、少しはイニシエの想いを馳せる。 岩神王子からはまた250mほど下っていくのだが、沢沿いの道なので心が洗われる。飲めそうな水だったが、標高が低いし、 要所要所で神社の水場があったので、補給は苦にならなかった。またトイレの心配は全くないと言ってよい。 湯川王子。近くに湯川一族(※平清盛を助けたらしい)の発祥の地と墓がある。 またまた150m登って三越(みこし)峠。ここから中辺路を一旦はずれて、里山に登る。ちなみに取り付きはめちゃめちゃ判りにくい(某山登山口とかの指標はない)。 はじめは薄暗い植林の中だが、すぐに南国ムード。 ただし急登一本勝負(標高差250mぐらいだが)。ほとんど歩かれていないみたいで、山ノ神はまたしてもネをあげる。でも北側に果無山脈が見えて私は♪ お花(樹木だけど)も咲いているでよ〜 紅葉も(そこそこ)キレイだよ〜 そして山頂。自然林に囲まれた広場のようになっている。ここは湯川氏の砦跡という説も・・・ (光の方向へ進みながらつづく)
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法師山ピークから尾根筋を南へ。途端に(踏跡が)薄くなる。まあいわゆる破線ルートかな(笑)。山ノ神はこういうところが慣れていないせいか、よく転んでいた。 紅葉はねぇ・・・まあたまに、かな。尾根を挟んで東側が自然林、西側は思いっきり植林だったw 痩せ尾根になったり、だらっと広がったり変化をつけて尾根は続く。 んで入道山に到着〜あれ?展望は? 苦労?して縦走したのにこれかよ〜と肩を落としたが、ピークから少し進んだ(下った)ところに露岩があり、そこに登ればそこそこの眺めが広がる。 南西方向の眼下には、木守の集落が見えた。 下山は植林の中、さらに薄いルートだった。まあ読図の格好の練習台になったので、山ノ神にトップをとらせた(わはは)。 法師谷出合には一応『登山口』の指標があった。しかしこれ、めちゃくちゃ判りにくい。ガイドブック※1 には一般コースとして堂々と載っていたが、ちょっと難ありかも。それとも紀州の山全般に言えることなのかな。 なんてことを想いながら、駐車地に戻る林道から入道山を見上げていた。 山行日:2008/11/22(土) 天候:快晴 形態:ペア コース:板立峠915〜法師山1110-1135〜入道山1315〜法師谷出合1450〜板立峠1530 ******************************************************************************* 暗くならないうちに川湯温泉までクルマを走らせる。本日の宿は川原のオートキャンプ場※2。ライダーが半分ぐらいを占めていたかな。 もうスキヤキの季節だね。ウマーw ※1:『和歌山県の山』(新・分県登山ガイド)
※2:当初は百間山渓谷のキャンプ場に幕営するつもりだったが、10月末で本年の営業終了だった。 |
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奈良5:20発。西名阪から阪和道へと入り、紀伊田辺へと向かう。そこから山道をひた走り、百間山渓谷を経て板立峠の登山口に到着したのは9時前になっていた。隣県とは言え、えろー遠ぉおまんな〜w 駐車スペースには先行車が4台。そのうちの1グループはファミリーのようで、これから同じ山へ向かうとのこと。 タママツ尾根を登っていく。山頂まで標高差500mちょっとだが、ほぼ1ヶ月ぶりの登山なので身体が山に馴染んでいないようで息があがる。 視界は深い樹林に遮られているが、バックは青空が広がっているようだ。 1時間ほど頑張れば植林帯から開放され、自然林の快適さを味わうことができる。足元からは濁点のない音が聞こえてくる。 P1006ではじめて法師山を望むことができる。(NTTの電波?)反射板が目印だ。 こちらは照葉樹の反射板。てかてかつるつる。紀南の暖かさが具現化された植生だ。 山頂手前でいきなりブナやミズナラの林相となる。ほとんど落葉しているけど、懐かしいキモチになれる(※いつも登っている山のようだってことです)。 法師山(ほうしやま・1120m)ピークからは大塔山系のみならず、大展望が広がる。『熊野3600峰』と謳われた連綿たる山並みがぐるり。 まずは西側。登ってきたタママツ尾根(左)と百間山〜半作嶺方面(右)。 東側には大塔山系の主峰・大塔山(おおとうさん)の双耳峰が美しい。 北東方面のずっと先には、何やら白っぽい大峰らしき峰々も。 ファミリー3人組はピストンで戻ったけど、欲張り臆崖道はちょっくら周回コースへと向かうのであった(つづく)
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しつこい低気圧と風邪は居座っているものの、あまりにも身体が鈍りそうなので、2週間ぶりに山に行くことにした。以前からあこがれていた紀伊山地のヤブマスターH氏に連絡をとり、急遽ご同行(というよりほとんどガイド)していただいた。 場所は金剛山。大峰方面は天気悪そうだったし、何と言っても私の体調に不安があったので、午前中で行って来いができるところにした。 高天彦神社の駐車場は、もうすでに満杯状態。さすがというか。集合時刻の30分前に着いたが、初コラボとなるH氏はもう既に準備万端状態。 しばらく石畳の道を歩き、高天滝(6m)から入渓。 次の堰堤を左側から越え、この10m滝(一応大滝になるのかな〜)も右側を大巻き。ここで私がマスターに付いていけなくなり、道を見失う(恥ずかしい)。これでも私は必死なんだけど。ウイルスがまだ残っているせいか、何かめまいがする。 遡行図上でのガレ地帯。倒木がめちゃんこ邪魔。マスターは苦も無くこれをかわしてゆく。 ここから連瀑帯になる。3〜5mの小滝が続き、小気味よく(ちょっとてこずった滝もあったけど)直登できる。 斜10m滝かな? こういうところがいちばん好き。 この高天谷はコンパクトだけど、植林帯としてはなかなか滝登りの楽しみを残してくれている谷だと思う。 倒木で見えないけど、この先が二俣になっている。右側の本谷へ。 最後はナメ状の沢を登る。だんだん立ってきて登りにくくなったので、最後は支尾根へ逃げる。 ここからダイトレまでのツメがしんどかった(私だけ)。地下足袋のマスターは、楽ちんそのもので駈け上がっていったけど(笑)。 ようやく(時間にして30分ぐらいだったけど)ダイトレ手前の台地に出て、ザックを放り出す。ヤブ蚊がいるけど、そよ風が心地よかった。 私の希望で、ダイトレを展望台まで。ダイトレは銀座みたいだなー 台高、大峰方面も結構いい天気みたいやね。マスターはちょっと残念そうだったかも。 岩湧山などの和泉山系を眺めながら、展望台でマスターと山談義がはずむ。1時間ほどしゃべりこんだようだ。 ダイトレ周辺は結構花が多い。 マスターも下を向きながら歩いていたけど、視線の先はお花ではなく、常に未開拓のヤブルートを探していたようだ。 ******************************************************************************** 山行日:2008/9/6(土) ルート:高天彦神社640〜二股805〜ダイトレ840-900〜展望台925-1020〜湧出山,マツバカケ尾〜高天彦陣神社1135 形態:H氏の案内による 天候:晴れ時々曇り 2週間ほど身体を動かしていなかったせいか、下山後は脚にきていた。でもウイルスも汗と共に流れていったようだ。
マスターには遅いペースにつき合わしてしまった。下山コースもヤブじゃない方をお願いして、どうもすみません。今度は台高・大峰で! |




