臆崖道の山日記

何かこのブログも閉鎖されるみたいですねw

北アルプス

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北アルプスの山行記録です
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前記事の燕岳付近からみた遠景を何点か紹介しますけど、この望遠画像の中に山小屋(らしきもの?)が写っておりまする〜
さて、どこの山小屋(全て営業小屋・もう今年度は閉っているけど)か当ててね〜
 
Q1.これは簡単でしょうね。ヒント:燕山荘からいちばん近い稜線部の山小屋(f=135mm※35ミリ換算でf=210mmで撮影)。
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A1.正解は大天荘(だいてんそう)です。まだ積雪量は少ないのか、窓もハッキリと見えていますね。燕山荘グループが安曇野市から委託を受けて、運営しております。ちなみに槍ヶ岳山荘グループの大天井ヒュッテは、ここからは見えないようです。
 
 
 
Q2.主人が最近3代目に変わられたようです(f=115㎜で撮影)。
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A2.正解は野口五郎小屋です。裏銀座は混雑することもないので、盛夏でも比較的静かに小屋泊できました。野口五郎岳は丸〜いピークですが、展望は一級品です。 
 
 
3.手前に尾根が2つあって、その向こうに槍と小槍みたいなとんがりが(f=135mmで撮影)。
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A3.正解は笠ヶ岳山荘です。ここから見る笠ヶ岳は、本峰と小笠がちょこんと抜戸岳付近の稜線から顔を出しています。ちなみに私はまだ未踏です。 
 
 
Q4.稜線の向こうに何か平原みたいなのが見えまする〜(f=135mmで撮影)。
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A4.正解は五色ヶ原山荘です。まさかここから五色ヶ原が見えるとは思いませんでした。立山方面はさすがに積雪量が多く、小屋もほとんど雪に埋もれかかっていますね〜 
 
 
Q5.美しい双耳峰。さて小屋はどこ?(f=135mmで撮影)
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A5.正解は
種池山荘です。双耳峰はもちろん鹿島槍。ちなみに冷池山荘は鞍部にあるため、ここからは見えないようです。 
 
 
Q6.これは自信がありません。小屋みたいなのが写っているように見えるだけかも。だからこの設問は番外編ってことでお願いします。f=48mmとあまり引っ張らないで撮ったから、もっと引き寄せればよかったかも。
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正解とはとても言えません。はじめ三俣山荘かと思ったのですが、位置的に南に寄り過ぎていますね。右端がワリモ岳でその左が鷲羽ですから、三俣山荘はもっと鷲羽寄りになります。たぶん隠れて見えてないと思います。じゃあ双六小屋かというと違うようです。双六〜三俣の巻き道にある人工物かも。それとも四角い岩? 
 
わかった方には・・・何もさし上げれませんが、北アの山小屋通ということで賛辞だけは送らせていただきます〜

冬がはじまるよ

基本的にはメジャーなところは敬遠するタイプなので、涸沢とか燕をピストンというのはもう二度とやらんやろうな〜と思っていたが、それほど屈強ではなかった
偉そうなことを言っている割にはまあ要するに軟弱なので、この時期北アに行けるとしたら、やっぱり小屋が開いている銀座通りしか行けないのである。
それにしても11/24(土)の中房駐車場・・・クルマ多過ぎ
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支度する頃には雪も止んで、みるみるうちに上部から青空が覘きだした。数分前とは同じ場所とは思えない変わりよう。ちなみにスタートは8時と、めっちゃ遅め。
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カラマツに着雪(霧氷ではないと思う)。細やかな木花が咲いていた。
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どうやら本当に稜線部の方が天気は早く回復しているようで、山麓部は低い雲に覆われている。それでも順調に標高を上げていくと、柔らかな11月の太陽の光を受けて汗もかきだす。
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合戦小屋を過ぎると、何度も見た(何度見てもイイけど)穂先が姿を現す。何故か大きく見えるのがフシギだ。
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大天井や常念から信州側に伸びる尾根を見つつ、大勢の人波にもまれながら燕山荘を目指す。合戦尾根って北ア3大急登っていうらしいけど、全然そうは思えない。整備が行き届いている点や傾斜の一定度が、登り易さを与えているだと思う。
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小屋の手前が意外と急登。蛙岩が見えたら、もう到着したも同然なんだけど。
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14:25、燕山荘着。何回も来ていると言っても、、まあ4回目だ。
①2005年6月初旬(小屋泊)
②2007年11月初旬(小屋泊)
③2008年GW(テント泊)
今回はテント泊も考えたが、稜線の強風(ジェット気流がもう激しい時期になっている)を考えたらかなり軟弱になり、やはり小屋泊にした。ただセコい性格のため、素泊まり(自炊)で一人当たり3500円(食材を差し引いたら2700円ぐらいか)を節約することにした。※ちなみにテント泊のツワモノも30張ぐらいはあった。
やはり稜線部は午前9時頃から急速に晴れてきたらしい(Fukuさん情報)が、午後になると上空の寒気核が南下してきて、槍穂の稜線はガスがかかるようになった。
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花崗岩のイルカちゃんの鼻先は、真っ白。
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小屋はものすごい宿泊客で、300人ぐらいはいたのではないだろうか。燕山荘の人気、恐るべし。
ともあれいつものポトフを作ってお腹を暖める。外の気温はマイナス10℃近くになっていたと思う。
夕暮れどきはドラマは起こらなかったが、それなりの日没を迎えた。
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十三夜月が、東の空に浮かんでいた。日の入りよりも、日没後の残光で淡く残った反対側の空の光芒が、美しかった。
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翌日(11/25)は快晴。快晴すぎて逆に写真的には面白みに欠ける天候となった(写真家とは贅沢なもんである)。
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        (美ヶ原の背後が焼ける)    (安曇野の街灯りが雲海の下で淡く光る)
 
 
解説不要かな。八−富−南の絵。
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朝5:45に小屋を出発して燕岳に向かいながらテキトーに写真を撮るという、朝景を撮る写真家としてはまことに中途半端(ええかげん)なスタンスで臨んでいたので、ご来光の瞬間の際はロクな絵が撮れなかった。
それよりも昨夕と同じ原理で、太陽とは反対方向の淡いグラデーションにレンズが向いた。
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6:35、旭光が花崗岩と雪面を照らす。
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と同時に、槍穂や裏銀座にモルゲン。撮りつくされた絵だろうが、やはりそれなりに美しい。特に右側の裏銀の構図、ワリモ〜水晶の稜線をクローズアップしてみると、微妙なコブや水晶東面のカール、そして水晶岳が双耳峰であることがよくわかる。
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6:50、燕ピークからの北側の絵。こちらもクローズアップしてみると、意外な発見があって面白かった。秋〜冬季は特に空気が澄んでいるので、ちょっと長め(35mm換算でf=200mm前後)の望遠があるといいかも。
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左は龍王岳辺りだろうか。中央は雄山(大汝)方面かな? 右は針ノ木岳辺りだと思う。GPSユニットを装着してなかったので、正確な山座同定ができなくて失敗。
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これは間違いなく(ホンマか?)鷲羽とワリモ。積雪期にその頂を踏んでみたいが・・・
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大キレット方面も引っ張った方が面白い。それにしても純白の新雪が美しすぎる。
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そして槍。蝶や常念からよりも燕からの絵の方が数段カッコイイとFukuさんが仰っていたが、それはやはり斜光線と北鎌尾根の存在だろう。プラス小槍の有無か。確かに湯俣川からそそり立つギザギザの北鎌は、登攀意欲を高揚させる。
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さあ、頚城〜北信の高峰を見ながら、山荘まで戻ろう。
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なんちゃってシュカブラも形成されていた。これからは(行けないけど)もっとスゴイ造型になるだろう。
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2007年の文化の日のときの訪問は、ほとんど雪がなかった。それに比べると今回はまずまずの雪量で、やはり来た甲斐があったと言えよう。安曇野で新蕎麦を食しながら、いい雪山シーズンをスタートできたと述懐し、今冬の計画に想いを馳せるのであった。
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山行日:2012/11/24(土)〜25(日)
形態:ペア
天候:1日目晴れ後曇り,2日目快晴
撮影機材:PENTAX k-5,18-135mmF3.5-5.6

還るべき処(5)

池ノ平はどこからアクセスするにしても10時間以上かかる場所だ。それは大変だけれども、そこを価値ある場所にしている。北方稜線を辿るスキルのない我々は一般ルートしかないが、欅平まで下りるのは経験済みだ。かと言って室堂までピストンというのも芸がないので、今回はハシゴ谷乗越から黒部ダムに下りるルートを選択した。しかしこのルートもまた、ワイルドであった。特に内蔵助平〜内蔵助谷出合までが。
しかしハシゴ谷乗越から内蔵助平を俯瞰したときは、私の知らない景色であった。
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6:10、仙人峠で我々は日の出を迎えた。鹿島槍ヶ岳のシルエットを従えて。
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旭光は裏剱の下部へと範囲を広げていく。紅葉の絶頂ゾーンが照らされると、レンズの焦点距離が伸びずにはいられない。
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池がなくとも十二分に絵になる。朝の光のためだろうか、ナナカマドがやけに紅く感じられる。そして足元には、っもうひとつの紅。着霜したチングルマの紅葉。そしてその果穂は、黄金色に光り輝いていた。
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さあしかし、あまりまったりと寛いでいる時間はない。黄色の尾根(仙人新道)を下降していこう。
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北方稜線は少しずつ角度を変えていく。池ノ平は見えないが、小窓雪渓が見えてきた。
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続いて三ノ窓雪渓と、その周辺の紅葉に見とれてしまう。三脚を出していたら、山ノ神に呆れられてしまった。
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日の出から1時間以上も経ったので、赤に偏らない可視光線で撮れる。まあるい池ノ平山と対照的なギザギザの北方稜線に名残を惜しみつつ、剱沢に下りていく。
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7:40、二股の吊橋着。ここから小一時間、剱沢左岸沿いの登山道を歩く。
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真砂沢ロッジの手前、この景色(別山か真砂岳は不明)が見えてきたら、この仮設の橋を渡って右岸に移る。ちなみに霜が付いていたので、恐る恐るの渡渉だ。我々が対岸に移ってから、ハシゴ谷乗越への登山道を登りだしたら後方で「キャー」という悲鳴が聞こえてきたけど、まさかおねーちゃんが落ちたんじゃないよね
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乗越までの登路は、最初は登り易い樹林の中の道だが、このガレを通過すると段々と登りづらくなってくる。しかし視界は逆によくなり、後方には八ツ峰のギザギザが。やはり剱岳は、どこから見ても針の山なんだなぁ、と今更ながらジッカン。
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そしてその名の通り、木製のハシゴを何か所も登りまくると、爽快な尾根上に出た。ナナカマドの前景と、白馬三山(ただし槍は見えず、旭・シロウマ・杓子の3座)が素晴らしい。
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ここから少し尾根を歩くと、ハシゴ谷乗越(はしごたんのっこし)の指標があるポイントへ到達。時刻は10:00ちょうどで、もちろん休憩タイムだが、場所は黒部別山側にちょっと登ったところにある展望台でとるに決まっている。
ここから俯瞰した内蔵助平が冒頭の絵である。
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(黒部別山へはヤブ) (仙人山も池ノ平山もまだ見えていた) (真砂尾根の左側には富士ノ折立かな?)
 
さあ、先を急ごう。今度はその内蔵助平(くらのすけだいら)へ下降。まったくもって、下ったり、登ったりの繰り返しだ
ミヤマリンドウを見ながら急斜面を下るが、それはすぐに終わった。しかし道が緩やかになったら、伏流となったゴーロ帯が延々と続き、これがやたらと長く感じた。
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内蔵助平は広々とした平原かと思っていたが、実際は喬木に覆い尽くされた密林の平地で爽快感はゼロ。鉄製の橋が架けられたこの渡渉地点が、唯一開けていた。時刻は11:30で、コースタイムを10分ほどオーバー。
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さて、ここから出合までの下り(標高差約450m)だが、内蔵助谷右岸の高台に登山道は敷設されている。それが結構荒れていて、フィックスロープに頼らないと下降できない箇所が多々あった。内蔵助谷はかなり傾斜があって、予想外だった(てか、そんなの地形図で事前に調べておけよな〜)。
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       (黒部別山方面?)  (大タテガビン?)
 
内蔵助谷出合には13:20着。やはり2時間近くかかった。ケーブルカー・黒部湖駅までは、あと2時間以内に到着しないと立山駅に置いたクルマが回収できない。出合手前の水場?で、最後の水を補給。
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あとは下ノ廊下をダムまで向かって歩くのみ。ダムが近くなると、川幅が広がってきたように思う。
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14:15、黒部ダム下の渡渉点を渡る。ダムは観光放水していた。
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そして最後のトドメのような200m登り。青色吐息の山ノ神に対し、休息を与えずに登らせる
14:50、観光客でごった返すダムを渡りながら、旅の収束を感じていた。
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15:20発の最終便のケーブルに乗り込み、ロープウエイ、トロリーバスとハシゴして室堂に戻ってきた。
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  (ロープウェイ大観望駅から後立山連峰)     
 
 
ちなみにこのルートで黒部ダムから室堂まで戻るとアルペンルートのお高い乗り物代に1人あたり6000円ぐらい余計にかかる。今回はラッキーなことに、小屋で同宿したカメラマンの女性に、使わなくなった立山〜室堂間の往復チケットの半券をいただいたので、ありがたく使わせていただいた(感謝)。
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そして室堂駅に着いたら、この前に書いた長蛇の列。1時間ほど足止めを食ったのは想定外だったが、日没時に高原バス(観光バスの応援で、立山駅まで直行便に乗れた)の車窓から見た、濃〜い雲海とそれに浮かぶ鍬崎山がこれまた絶景で、できたら弥陀ヶ原でもう一泊してこの夕暮れを眺めていたいぐらいの素晴らしさだった。
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山行日:2012/10/6(土)〜8(月)
形態:ペア
天候:1日目曇り,2日目曇り後雨,3日目快晴
撮影機材:PENTAX k-5,12-24㎜F4,18-135mmF3.5-5.6,samyang14mmF2.8,O-GPS1

還るべき処(4)

池ノ平では4年前も星空を見たはずだが、あまり記憶に残っていない。フィルム一眼とコンデジだったので撮らなかったのか、それとも朝まで天気が回復しなかったのかわからないが、たぶん後者の方だろう。
今回は月が昇ってくる前に天気が回復し、実に素晴らしい星空を眺めることができた。
北アでも里から遠く、奥まった場所にあるためか、はたまた富山市内の街灯りが北方稜線で遮られているためか、ここは星景を撮るのも絶好の場所だ。
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午後8時前に外に出てみると、星が瞬いていた。それまでの雨が大気の塵を洗い流したのか、びっくりするぐらいの暗さの空だった。夏の名残の天の川と大三角がチンネから池ノ平山の頭上に輝いていた。
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窪地になっている平ノ池には、まだガスが溜まっていたが、それも徐々に霧消していった。
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北東の空には夏よりずんぶんと控えめな秋の天の川が流れ、頭上にはアンドロメダ星雲が。
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後日、星景写真界で活躍されている白音さんにアドバイスしてもらったが、ヒストグラム的にはまだまだ露出不足とのこと。ISO3200で約30秒間の露出(O-GPS使用)だったが、もう少し感度を上げるなり露出時間を延ばしたりした方がよかったと反省。
また構図的にも未熟。前景右のこんもりした部分がジャマになっており、もっとチンネの鋭角が全面に出ている場所で撮るべきだった。
 
もっとも目視的には山ノ神がこの星空にはいたく感動したらしく、し○てつ先生も含めた小屋の面々にアピールしていた。
 

一旦就寝し、朝を待ちきれない4時前にもう一度空を見上げる。
月が昇ってきており星の数はずいぶんと減ったが、今度は地上の紅葉が幻想的な夜を彩っていた。
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そして翌朝(10/8)5時半、後ろ髪をひかれつつ池ノ平を後にした。し○てつ先生ご一行は某所でご来光を見てから出発するらしいが、さすがにそれをやると我々は最終便に乗り遅れる可能性が高い。裏剱から離れつつ、そして歩きつつの朝景を観賞することにした。
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モルゲンは意外と光が弱かった。おそらくは地平線近くに雲があったのだろう。
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しかしその10分後には、剱が燃えだした。
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赤く焼けた山肌と稜線は、黄金色に変わる。
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池ノ平山も萌えていた。
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八ツ峰の向こう側にちょこんと見えるのは別山か剱御前か?
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(つづく)

還るべき処(3)

俗に言う体育の日の3連休。いちばん晴れて欲しかった中日(10/7)は、残念ながら天候には恵まれなかった。ピークを踏まなくていい山行が増えた私だが、池ノ平山には再登頂を果たしたいキモチ、つまり未練はあったが、それも叶わなかった。
しかし神様は15分ばかり青空を与えてくれた。紅葉の絶頂には少し早かった池ノ平だったが、それより上部の峻険な岩肌の紅葉が余りにも美しかった。
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9:50、アザミの花が揺れる池の平に青空がやってきた。
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そして裏剱の稜線からも霧が離れていく。
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ほとんどカメラマンは引きあげていたのだが、私と山ノ神ともう一人の3名が、この晴れ往く瞬間に立ち会えた。
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私は夢中で三脚を立て、ファインダーとシャッターに釘づけになる。
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もはや絶景という2文字は無意味な響きと化した。ここでは定番の構図だろうが、とても日本とは思えない景観に誰もが圧倒される。そして小屋にひっ込んでいたカメラマン達も、ダッシュで駈け下りてきた。
※実のところというか、贅沢な注文というか、もう少し早い時間帯に晴れてくれた方が、光線の都合がよかった。この時間の陽光は、ちょっと逆光気味なのだ。
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チンネの下のモンローの唇が鮮やかな口紅を纏っていた。
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池ノ平山への再訪は、また今度にすればよい。チングルマの紅葉をデジタルで撮りたかったが、次回はお花畑の中で埋もれるのもよいだろう。異常に暑かったお盆明けの気象のためか、名残にしてはずいぶんと遅いチングルマの清楚な花が一輪、足元で咲いていたが、その花がそう語りかけているようだった。
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そしてこの青空は幕を閉じ、再び剱岳と池ノ平はガスに包まれた。天候が回復すると思っていたのだが、それは
ぬか喜びだった。どうやらこの青空は一種の疑似好天であって、低気圧通過後の寒気の流れ込みと軽度の冬型のため、雨が落ちてきてしまった。
それはお昼の“点ノ記ラーメン”を食べようとしていたときだった。
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それからは時雨模様の天気が続いた。さすがに散布に出掛ける気には全くなれず、昼間っからフテ寝するハメとなってしまった。
12:30頃、この天気なのに北方稜線を越えて来たという2人組と、悪天が予想されたため大事をとって一般ルートでやってきたし○てつ先生のご一行がほぼ同時に到着した。
まだお昼下がりなのに、小屋の中はイッキに賑やかになり、必然的に宴会モードへと突入する。
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し○てつ先生とは山ノ神は約1年ぶり、私は1年と3ヶ月ぶりの再会である。沈殿の中日だが、これはこれでまた楽しい。カロリーの摂取し過ぎに違いないが、山ノ神にとってはいい休養日になったらしく、これも結果オーライだった。
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飲んだくれの午後、そして2日目もまったり入浴、そうこうするうちに夕ご飯・・・しかし外は濃いガスに覆われたまま雨音も止まない状態
最終日は朝から晴れる予報が出ていたが、アルペンルートの最終便の時刻までに間に合うかどうかが勝負なので、残念ながら朝の素晴らしい景色を堪能しているヒマはない。
でも、できたらもう少し早く晴れて欲しいなぁ・・・
 
(つづく)

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