|
9:00、前聖岳(3013m)に到着
年末年始の南アルプスは、3年前の甲斐駒ケ岳以来。「山の高さは標高に非ず」を標榜しているワタクシだが、やはり俗人か3000m越えは素直に嬉しい。もっともいちばん南にある3000m峰だから、そして雪がとて少なかったから、という条件つきなんだろうけどね。
山頂部は広い。台地状といっても過言ではない。さすがにクラストした雪面であるが、シュカブラなどは形成されておらず、迫力に欠けることは否めない。
しかし、眼前の赤石岳に圧倒される。それで十分じゃないか
その赤石岳に続く南ア主稜上に、兎岳(左)や大沢岳(右)が連なっている。その背後には中ア南部の山並みも雲の合間にかすかに見えている。
そして眼前に聳立する赤石岳の山頂付近をクローズアップ。そしてさらに等倍表示してみると、想い出の赤石岳避難小屋が(白音さん、らすさん、またお会いしたいですね♪)。
山頂は風が強くて(もちろん寒い)とてもまったりできる場所ではないが、とりあえず写真は撮りまくる。
この東方向、すなわち奥聖岳方面へ伸びる支尾根と富士山のマッチングが絵になると思う。下の3枚、撮影場所は100mも離れていないけど、結構印象が異なる。皆さんはどれがお好みの絵ですか?
と、そうこうするうちに、下界から怪しげな雲が出てきて、南アの名峰たちをだんだんと隠し始めた。
リーダー他4名は、とっとと下山すると告げる。しかし、元気な先輩2名は奥聖まで寄って行くと言い出す。そして何と山ノ神も、奥聖オプションツアーに参加すると言って、お出かけしちゃいました(元気やの〜 私は?---とっとと下りもせず、風が吹かない東向きの斜面でまったりしていました(いちばんヘタレ
奥聖岳(2978m) まで往復するとCTで1時間弱ぐらいかかるのだが、雪の状態が良いらしく、30分ぐらいで山ノ神たちは戻ってきた。ご苦労様です。
(中央左のピークが奥聖岳。 そのピーク付近に到達する山ノ神) さて、テン場まで戻りましょうか。下りは早い早い。アイゼンをガシガシ効かせながら、でも慎重にね。
薊畑近くのP2478付近の樹林帯で、山ノ神が雪をかき集めてビニール袋に入れて持ち帰る。これは前日の教訓(薊畑東斜面の雪は土汚れが酷い)によるもの。これで気分よく水を作ることができる。もっとも前日の水を飲んでもお腹は壊さなかったけどね。みいさんやかめふー先輩たちは、よほどツキがなかったのだろうか・・・
テン場には11時過ぎに戻ってきた。下りに弱いワタクシは、ひそかに「今日これから下山してしまおう」という指令が怖かったが、リーダーのテントは既に宴会モードで、私はホっと胸をなでおろす(さすがに脚が壊れる)。
とは言え、天候はやはりというか予報通りに崩れ、雪が舞いだした。我々は昼間っから酒やアテを飲み食いし、昼寝したりと、雪山を心ゆくまで楽しむことにした。
翌朝(1/2)、まずまずの積雪があったようで、一夜にして景色は雪山らしくなった。
一瞬だけ聖岳方面が見えたが、すぐにガスの中。ただ行動開始時間を待ってくれていたかのように、雪はピタリと止んだ。
7:00過ぎにテン場を後にする。一昨日えんえんと登ってきた鉄砲尾根を、今度は下っていく。技量の乏しい私と山ノ神だけ、アイゼンを装着したままである。でもその方がやはり安全(もっとも木の根で刃を引っ掛けないように、注意を払う必要はある)。
この尾根もトレースが消えるぐらい、雪が積もっていた。
雪山にはやはり雪がある方がいい。その方が風情がある。
途中で結構な数の登山者とすれ違う。皆さん意外と軽装だ。聞くところによると、いちばん軽装だった方は、聖平小屋の管理人さんとのこと。他の方々は、『静岡こまくさ会』の皆さん。翌日、晴れの聖岳に登頂されたようで、お互いよかったですね
これまた2日前より白い部分が増えた西沢渡まで下り立ち、またしても上腕フル活用の野猿漕ぎ漕ぎ
11:30、便ヶ島到着。良き山行で新年を迎えることができました。感謝。
山行日:2012/1/1(日) ,1/2(月)
コース:薊畑〜聖岳往復,薊畑〜便ヶ島
形態:8名
天候:1/1晴れ後曇り,1/2曇り 撮影機材:PENTAX k-5,18-135mmF3.5-5.6 |
南・中央アルプス
[ リスト | 詳細 ]
|
年が変わったその朝、4時過ぎに起床。外は真っ暗だが、星が輝いていた。風も不思議と収まっていた。
起きたらすること。シュラフをまとめて、外に出しておいたコンロとコッフェルをテント内に入れて点火
新年早々のメニューは雑煮と決まっているが、昨夜のポトフの汁はもうメンバーの腹の中だ。元々、ポトフの残り汁で雑煮も作ろうとしていたのだが、甘かった(手落ちですな)。仕方なく先輩が余分に持ってきた出し汁を使わせてもらう。
いわゆるシゴロ(4時起き、5時メシ、6時出発)の予定だったが、メンバーの一人のアイゼンの不調(アンチスノープレートのゴムが劣化して本体とくっついてしまっていた)により、出発は6:30になった。
これまたいわゆる“空身※”のザックで、P2478へ樹林の中を登っていく。
※空身といってもカラではない。何かあってビバークを余議なくされた場合でも、死なない程度の装備は詰める。行動食,飲料,ヘッデン,シュラフカバー,防寒具の類だ。
東の空はすでに白んでいた。
稜線はそれなりの積雪があるとは言え、トレースもバッチリで、夏道通りで進める。ワカンをクルマの中に置いてきてよかった。
小聖岳から南に伸びる支尾根の末端に、富士山
富士山とは対等とは言えないにせよ、その差1000m近い高度から遠望した富士山。そして西側からの山容は、外輪山の両端がピンと立った凛々しい姿だと思う。
そして小聖の向こうに、ついに聖岳の山頂が姿を現した。
7:00を過ぎたので、そろそろ初日の出が昇ってくる時間だろう。だが、脚を止めるわけにはいかない。ぐずぐずしていると、天気は崩れるからだ。
ここからまた樹林の中で、その中を登っていくうちに、朝日が射し込んできた。そしてその2012年最初の陽光が、聖岳を横から照らした。
森林限界を抜けて視界が広がったが、稜線は季節風が直接当たる。我々はその洗礼を浴びることになるのだが、せいぜい風速は10m/sec程度か。体感温度だと-20℃ぐらいかな
振り返ると、こんな高度感あふれる景色が広がっていた。
初日の出は南岳の袂から。笊ヶ岳から南へと伸びる稜線のどこかから昇ったのだろうね。
兎岳(2799m)の東斜面も明るく照らされていた。
聖本峰は鋭鋒という感じではないが、西側のゴツゴツした岩稜と東側の緩やかな斜面の対比が美しく、決して名前負けはしていないと思う。でも雪は少ないねぇ(だから私クラスでも登れるのだが 薊畑(左下の雪のある斜面)方面を引き寄せてみると、易老岳や光岳と、そこから井川へと続くいわゆる(南アルプス)深南部が見えた。いまそこを縦走しているパーティを私は知っているのだが。
小聖岳到着は7:30。無雪期のCTと同じだった。東方向をズームアップしてみると、しらびそ高原に至る林道と、天竜川に刻まれた下界(飯田の街)、そしてずっと先には恵那山が。
ひときわ大きく広がった聖へと向かう。ザレた夏道よりも、クラストした雪が付いているところをアイゼンを効かせて登って行く方が歩きやすい。でもまだ標高差350mほどあるけどね。
ちょっとした雪稜になっている痩せ尾根だが、怖いところは全くない(谷に滑落したら氏にますけどね
(つづく)
|
|
ここ薊畑の南側斜面は、崩壊地っぽくなっていて、剥き出しの崖(土)が西風を浴びていた。そしてこの土が、雪山テント泊者たちに、悪影響を与えている(と思われる)。
ただ、南側の展望はすこぶるよい。どれが茶臼岳か、仁田岳か、易老岳かわからないけど、逆光の中で白い輝きを並べていた。
メンバーの一人にちょっとしたアクシデントがあって、リーダーを筆頭に他の先輩方が対処に当たっているため、サブリーダーと私と山ノ神の3名が先に幕営の準備を行うことになった。薊畑から少し東側に降りると、ちょうど幕営に適した場所があったので、整地にかかる。
この場所は吹き溜まりになっているらしく、積雪は30cmぐらいあった。しかし雪質は水分をほとんど含まないサラサラの雪。気温も低いため、踏んでも踏んでも固まらないので整地には苦労した。ひとことで雪と言っても、地方,場所(同じ山においても稜線の東西で異なる場合あり),時期,気温で全く異なるのだ。
冬至近くなので日暮れもホント早い。午後4時前には斜陽の光が小聖岳を照らし出した。
南岳〜上河内岳の稜線も、黄昏時を迎える。
そして8名のメンバー全員がテン場に揃い、2張りの幕が張られた。団装テントの銘柄は“エスパース・ナノ”4〜5名用。と言っても5名で使用するのはまずもってムリ。おまけに何故か8名中、嵩の大きい順で上位3名(もちろん私が最上位)が同じテントで寝る配置となった
フライや外張りは持参しない。この時期の雪山は内張りの方が暖かいのだ。
テントを設営したら、まず行う仕事は何か?
間違ってもシュラフにくるまって寝たりしたら、シバかれる
とりあえず自分が座るスペースにマットを敷いて、水作りを行うのだ。ちなみに燃料は液化ブタンガス(ガスカートリッジ)は
厳冬期の雪山では、行動中にはあまり水を飲まない(そんな時期でも大量の汗をかく私は例外だが
ところが、やはりというか雪が汚い
融かすとゴミが大量に現れ、茶色く濁る。
ゴミはこういう濾し器で除去できるのだが、濁りは完全には除去できない。でも仕方ないので、それを煮炊きに使うしかない。
食事メニューはテント毎に異なるが、我々のテントは前項で書いたようにポトフ。具材は、蕪(葉っぱも使用),生シイタケ,人参,ブロッコリー,ブロックベーコン,ソーセージ3種と具だくさん。煮えるまでは、生ハムやチーズその他の珍味で一杯飲りながら、山談義にいそしむ。これぞ雪山の醍醐味の時間と言えよう。
山行日:2011/12/31(土)
コース:便ヶ島〜西沢渡〜薊畑(泊)
形態:8名
天候:快晴 腹も満ちて、酔いも回った頃、物好きな私は用足し以外の目的で外に出る。
再び暖まった体も、酔いもキャンセルする行為なんだが、まーひとつの仕事だな、こりゃ。
先程まで同じ稜線を照らしていた光源は、太陽から三日月に変わっていた。
月明りの影響の少ない北側の空、すなわち小聖岳上空には、秋の天の川がうっすらと写り込んだ。
隣のテントでは、まだ宴会が続いていたようだ。その向こう側の谷(大井川沿いの椹島方面)には雲海が見えた。
k-5に装着したO-GPS1を現場で使うのは、これが2度目。そして今回は韓国製のレンズを新規導入したが、マッチングはなかなか良好のようだ。仕事時間も30時間程度に短縮できたので、極寒期での撮影にも有効だと感じた。
(撮影機材:PENTAX k-5,18-135mmF3.5-5.6,O-GPS1,samyong14mmF2.8)
さて寝るとするか。明日の行動開始は6時からやで〜とリーダーの指令。下界の予報では、明日は気圧の谷に入るため、曇の多い天気だとか。有料山岳気象サイトからの情報では、稜線の風が朝から急速に強まってくるらしい。そしてその前ぶれか、夜が更けるにつれてテントのウオールを叩く風が強くなっていった。
大丈夫か?明日
(つづく)
|
|
2011年12月30日(金)、午前中から冬山合宿の支度に忙殺される。
今回の私(●印)と山ノ神(◎印)の団体装備は、
●スコップ
●容量1Lのガソリンシグ
●ラジオ
●12/31夕食用食材(4名分,メニューはポトフで肉類とパスタを私が担ぐ)
◎大容量アルミコッフェル(6.3L+4.0L+2.8Lの3個セットで、2kg近くもある)
◎テルモス(0.5L)
◎12/31夕食のポトフの野菜類と、1/1朝食用の丸餅×10個
である。
他の個人装備【クロージング類】として、
上半身=Aシェルジャケット,Bフリース,Cベースレイヤー,Dスキンレイヤーとテント内で着用するEダウンジャケット
下半身=Fオーバーパンツ,Gベースレイヤーにアンダーパンツ(下着)と靴下
その他として、
帽子2種類+手袋2種類
象足
バラクラバ(使用せず)
スパッツ
とまあ、こんな感じである。たぶん一般的なもの。
んで、今回は行き先(南ア)と気圧配置(荒れない予想)を考慮し、Aはハードシェルではなく、ソフトシェルを選択した。下半身のFも同じく防水性よりも軽量化とストレッチ性能を重視し、やはりソフトシェルに(リンク先のアイテムは最新モデルであり、私が所有しているものは4年前の旧モデルです)。この「ソフトシェル」はいわば“撥水性のあるジャージ”みたいなもの。ゴアテックスのハードシェルのような防水性はないものの、動きやすさ・軽量・透湿性はこちらの方が断然上だ。要約すると、
ハードシェル=湿雪や大ラッセルを伴う山行
ソフトシェル=乾雪でラッセルはあまりない山行
と使い分けるようにしている。さらに万が一の深雪と降雨にも備え、合羽の下も一応持って行くことにした。
【ギア類】は以下の通り。
ピッケル,アイゼン,冬用登山靴
3シーズンシュラフ,シュラフカバー,エアマット,超薄銀マット,ヘッデン
個人用食器類,ロールペーパー,使い捨てカイロ,地形図,コンパス,サングラス
行動食×3日分と500mLペットボトル
さらに私のみ、撮影機材(三脚含む)約3kgが加わるが、上記装備をムリヤリ32Lザックに詰め込んだ(衣類のB,C,D,F,Gは着用)。総重量は、約16kg。
午後9時に会の先輩方と合流し、総勢8名で前泊地“道の駅”に向かう。飯田山本ICから道に迷うものの、何とか翌日1:40に到着し、そこで仮眠。ちなみにムリ詰めザックからシュラフを取り出そうものなら、二度と再パッキング不可能となること確実なので、夏用シュラフをもう1個持ってきて、それで寝・・・寝れんぐらいめっちゃ寒い寒い〜
この道の駅は標高400mぐらいの下界なんやけど、やっぱ信州は冷えるわ〜
朝7時過ぎに、標高970mの登山口までクルマで移動開始。何で前夜のうちに登山口まで入らないかと言うと、この凍結林道が(登山よりも)オソロシーとの情報があるからだ。もっともその凍結はさほど酷くはなかったので、約1時間ほどで到着できた。
聖光小屋は冬季休業中だが、管理人が入っているらしく、煙突から煙が上がっていた。先行者のものと思われるクルマは2台。岳人12月号で特集を組んでいた割には、入山者は意外と少ないのかな?と感じた。
8:30出発。西沢渡までは遠山川右岸につけられていた森林鉄道跡の平坦道を40分ほど歩く。まあ、軽いウオーミングアップといったところか。
途中、2箇所の枝沢を通過するが、いずれも氷瀑と化していた。
9:10、西沢渡に到着。ここには名物がある。
耐荷重150kgと記された野猿?ゴンドラ?ロープウエイ?のアトラクションをこなさなくてはならないのだ。2人ずつ分乗して手動で手綱をえんやーこーらー いきなり腕力を要求されるとは、想定外やんけ〜
このアトラクションの通過だけで、30分も要した(体力もかなり消耗)。そして渡渉点からは、激登りが待ち受けている
雪は少ない、いやほとんど皆無といった状態。おまけに今日は高気圧の中心に居るため、快晴無風の状態。こんなめずらしい穏やかな日は、是非とも稜線歩きとしたかったのだが、日程の都合上仕方ない。そんな天候の中の急登なので、暑い暑い
とにかくひたすら何につけても標高を上げるしかない。鉄砲登りの尾根から振り返ると、遠山川が小さくなっていった。
標高は200m刻みで指標が掲げられているし、ルートもハッキリしているので迷うことはない(百名山なので当たり前か)。植生は南アルプスらしい、針葉樹の森だ。
途中で先行の6名パーティに追いつく。どうやら今宵は聖平小屋の冬季小屋で泊まる予定らしい。我々の計画書では、標高2200m地点ぐらいまでしか上がれないだろうと想定していたので、このパーティは屈強のようだ。
雪は1800mを越える辺りから、多少出てきた。これは想定よりも少ない。
12:50、“苔平”と書かれた標高2000m弱地点を通過。雪量はそんなには増えていない。もちろん増えない方が通行にはアリガタイのだが、あんまり雪が少ないと幕営が難しくなる。
というのも、流水が得られないルートでの雪山テント泊では、生活用水は全て雪を溶かしてまかなうことになるからだ。そのためにはやはり30cm以上の積雪量が欲しい。そんな心配をメンバーがするようになってきた。
上からは合計3名の登山者とすれ違ったが、彼等が言うには薊畑でも雪はそんなには多くなく、ツボ足でも大丈夫とのこと。おまけに『雪がキタネーっすよ。融かしても茶色く濁ってたし
ちなみに3年前、同じような少雪のとき、オソロシーめに逢われた方から、事前にメールでやりとりをしていたので、私は特に雪質が心配だった。
標高2200mぐらいのトラバース道付近。雪も多少増えて、またキレイそうだったが、あいにく張れるような場所は皆無。
兎岳に続く尾根がちょっとだけ見えた。ちなみにこの尾根、展望はほとんどなかった。一箇所でも開けた場所があってもいいのにねぇ〜
2314m三角点を過ぎると、稜線はもうちょっとのハズだが、さすがに屈強な先輩方もお疲れモードのようだ。というのもアルコールを3リットルも下げてくるような人たち(下戸の私はワインを200cc程度しか持参しません)なのだから。
このシラビソの急坂を登りきれば・・・
14:50、ようやく薊畑分岐(稜線)に到着。眼前に南岳と上河内岳が現れた。
(つづく)
|
|
8/14の朝は濃霧に包まれたうえに強風が吹き荒れ、とても好天を期待できるものではなかった。計画では間ノ岳〜農鳥岳を経て大門沢小屋まで縦走するプランを企てていたのだが、ガス+強風に晒されたままでの6時間にわたる稜線行動は辛いというか、危険だ。諦めの悪い私であるが、この現実を直視させられた現在となっては、とっとと下山することにした。
小雨が吹き付ける中、北岳山荘を出てトラバース道を往く。これが想像していた以上に難路であり、八本歯のコルまで2時間近くの時間を要した。途中でペンキマークを見失いかけたことも。
八本歯のコルから下は例のハシゴのオンパレード。まあ一度経験済みなので、心の準備はできている。高度差にしてわずか100m余りのハシゴ場なので、大したことないと言えばそうなのだが。
大樺沢上部はまだまだ大きな雪渓が残っていた。
次第に高度を下げていくと、当たり前のようにガスの下に抜ける。持参した三脚は、マクロ撮影以外には活躍する機会がなかったのだが、沢の写真でもとザックから引っ張り出して撮影する。
台風襲来前からの降雨のためか、大樺沢は増水していた。
ただ、濁流にはなっていなかった。
北岳山荘から約6時間かかったが、無事に広河原に下りてきた。標高差1500mの下りでもなんとか左足はがんばってくれた。
もちろん生ビールで乾杯
アテは残り物を焼いてね。 まさかこのバスに再び乗ることになるとは思わなんだ
奈良田の里温泉でゆったりと汗を流す。ここはぬるめの湯(窓側)とフツーの湯温の浴槽が分かれていて、とても良い。山行あがりの体には熱い湯は合わない。ぬるめの湯がGOODなのだ〜
行きがけにお参りした神社に再び参詣する山ノ神。
と殊勝なことはここまで
あとはいつもの通り、地場の食材を堪能するわけやね。今回はコレ↓
山梨県やけど関西風の焼き方の鰻で、外はパリパリ、中はジューシィとたまりませんでした。
山行日:2010/8/12(木)〜14(土)
コース及び天候: 1日目 広河原〜白根御池小屋(泊),雨時々止む
2日目 白根御池小屋〜草すべり〜北岳肩の小屋〜北岳〜稜線コース〜北岳山荘(泊),曇り時々晴れ
3日目 北岳山荘〜八本歯のコル〜大樺沢二股〜広河原,霧時々雨
形態:ペア |





