臆崖道の山日記

何かこのブログも閉鎖されるみたいですねw

南・中央アルプス

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南アルプスと中央アルプスの山行記録です
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イメージ 1

(北沢源頭部のお花畑)

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標高2500m余の赤石小屋から、赤石岳までは標高差約600m。ただし富士見平から北沢源頭までは、ほとんど標高を稼げない。いや、ちょっと下っているかも。
ペースはいきなりスローダウンし、コースタイムの倍近くかかっている。理由は展望のよさ、そしてお花の数の多さか(本音はヘバっているから)。

お花の中心は黄色(シナノキンバイ)と白(ハクサンイチゲ)。とりわけシナノキンバイの大輪が、夏の午後の光を反射してまぶしい。

それではお花アルバム的にご覧ください。

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       (↑ヨツバシオガマ・・・だと思う。いやミヤマシオガマかな?)

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       (サラサドウダン↑)

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       (ミネウスユキソウ↑)

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       (クロユリ↑)

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       (ハクサンチドリ↑)

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       (ハクサンフウロ↑)

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       (お名前がわかりません↑)

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       (キバナシャクナゲ↑)

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       (タカネヤハズハハコ↑)

北沢カール付近より富士見平方面を振り返る。確かにこの尾根は、ラクダの背みたい。赤石小屋がわかるかな〜
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(かなりつづく)
自宅から畑薙第1ダム手前の駐車場まで約380km。なんだ、北アルプスよりも近いではないか。ただし、東名(相良牧の原IC)を下りてからが長い狭いくねってるの三重苦が100km続く。ある意味これが今回の核心部かも?

車中でしこたま寝て、空が明るくなり出すと登山客も動き出す。林道まで上がってザックを並べて、バスの順番待ち。6時ごろ東海フォレストの係員が来て、送迎バスの受付を始める。
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このバスは、東海フォレストの経営する山小屋に最低1回は宿泊しないと乗せてくれないシステムになっている。今夜泊まる予定の山小屋を申告していくのだが、ほとんどのゲストが千枚小屋に泊まるという。中には荒川小屋(標準コースタイム12時間以上)というツワモノもいたが、いずれにせよ千枚経由が大半というか、おそらく8割以上を占める。
ちなみに私は赤石岳避難小屋と申告。すると隣のオッサンが「えー、そんなの絶対ムリじゃないの〜」とでかい声を出す。私が地図を見せて、赤石小屋からのルートだと8時間くらいのCTですよと説明すると、ようやく納得。

どうやら皆さん、何故か反時計回りのコース(椹島〜千枚〜悪沢〜赤石〜椹島)しか眼中にないようだ。私はやはり物好きなのか?

ともあれ1時間ほど「素晴らしい(反語、東海フォレストの運ちゃんいわく)林道」をガタンガタンと揺られて椹島(さわらじま)到着。何しろここから一日で2000mの標高を上がらねばならない。
大丈夫かオレ?ということで、今回は2泊とも小屋泊まり。2日目はテント泊という節約はハナから捨てた。このヘンがヘタレの本領発揮だw

赤石小屋までの標高差1400mは、確かに鉄砲登りだったが、歩き難さはなかった。途中では200mおきに指標もあったので、それなりに登れた。
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4時間近く針葉樹林帯の日陰を登ると、次第に上空の面積が大きくなってくる。赤石小屋が近いようだ。
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すると高山植物もちらほらと見え出す。やはりお花は、日当たりのよさが最も関係しているのだと実感。
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(ゴゼンタチバナ)

赤石小屋で水の補給と一服。5分ほど下ったとこの水場は、とても美味しかった。あーこれぞ南アルプスの天然水。
小屋上のヘリポートからは、南アルプス主稜・3000m峰がよく見える。
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(聖岳と兎岳)

キバナノコマノツメが足元を飾る。この花は、今回の山行でずっと咲いていた。
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富士見平では、ナナカマドが白い花をつけていた。
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赤石岳は左のピークだ。南アルプスの正式名(赤石山脈)だから、一度は登らなきゃね。
ここからのルートは右側のピーク(小赤石岳)へと至る尾根・通称ラクダの背の左側をトラバース気味に進み、赤石岳の右手にある北沢カールの上に至る。
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こちらは荒川三山。左から前岳、中岳、そして6番目に高い悪沢岳へと続く。明日この稜線を歩く予定なのだ。
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さあ、これからお花ロードの始まりだよ〜ん。
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(結構つづくかも)

塩見岳の秋

(まあ、これが本編です)

山行日:2007/10/7(日)〜8(月)
形態:ペア
天候:1日目晴れ、2日目雨(←わかりやすい!)
ルート:鳥倉林道ゲート〜豊口山登山口〜三伏峠〜塩見小屋〜塩見岳往復(小屋泊)

夕食時間を17時にしてもらい、塩見岳(コースタイムでは↑110分、↓70分)を往復する。時間は13:45なので、さっと登ってぴゅっと戻らなければならない。ただし軽身なので、そんなに時間はかからなかった。

少し登ると本峰は天狗岩に隠れてしまうが、斜面の黄葉が急峻さに彩りを添える。
http://proxy.f3.ymdb.yahoofs.jp/users/46767afd_d678/bc/c620/__sr_/8889.jpg?BCN0EiHBeW7alVTp

振り返ると辿ってきた道のりが見える。幸いなことにガスは三伏峠より南にかかり、この一帯はすこぶる視界がよい。
http://proxy.f3.ymdb.yahoofs.jp/users/46767afd_d678/bc/c620/__sr_/49b0.jpg?BC9GFiHBo2CCKlfs

ところどころ紅いものも混じっているが、ナナカマドではなくウラシマツツジやチングルマの色だ。
http://proxy.f3.ymdb.yahoofs.jp/users/46767afd_d678/bc/c620/__sr_/be41.jpg?BC9GFiHBI.fH0LTN

露岩帯の登りだが、鎖等はない。ただし浮石は多いのでラクには注意して行動した。パープルやブルーの岩が多いのが特徴だ。そういや塩見小屋の土間にも、紫色の石が据えてあったなぁ。
http://proxy.f3.ymdb.yahoofs.jp/users/46767afd_d678/bc/c620/__sr_/840b.jpg?BC9GFiHB4hffaBoF


塩見本峰が再び眼前に迫ってくる。紅葉はまだ早すぎるらしい?けど、私にはこれで充分だ。これ以上望んだらバチが当たりそうな気がする。
http://proxy.f3.ymdb.yahoofs.jp/users/46767afd_d678/bc/c620/__sr_/e884.jpg?BCtZFiHBnATtca6e

塩見山頂付近から天狗岩を振り返るとこんな感じ。陽が傾いているのでコントラストが強く映る。
http://proxy.f3.ymdb.yahoofs.jp/users/46767afd_d678/bc/c620/__sr_/53d7.jpg?BCtZFiHBdR6PFyxu

そして念願の山頂(西峰、3047m)に立つ。よくぞ天気がもってくれた。
http://proxy.f3.ymdb.yahoofs.jp/users/46767afd_d678/bc/c620/__sr_/a8fa.jpg?BCtZFiHB8jGCGVtw

遅い時間なので富士山は少しかすんでいるが、それでも迫力ある大きさと端正整った美しさだ。山頂には笠雲がかかっている(拡大画像はコントラストを強調)。
http://proxy.f3.ymdb.yahoofs.jp/users/46767afd_d678/bc/c620/__sr_/29d4.jpg?BCtZFiHBfE4UMVom

それでは山頂からの展望をお楽しみください。
http://proxy.f3.ymdb.yahoofs.jp/users/46767afd_d678/bc/c620/__sr_/4d51.jpg?BCtZFiHBgZrtGoMF
(南方向:悪沢岳と赤石岳)

http://proxy.f3.ymdb.yahoofs.jp/users/46767afd_d678/bc/c620/__sr_/474a.jpg?BCtZFiHB3fUPIe67
(北方向:北岳〜間ノ岳〜西農鳥〜農鳥岳)

東峰の方が5m高いが、山頂はちょっと狭い。でも極楽極楽。
http://proxy.f3.ymdb.yahoofs.jp/users/46767afd_d678/bc/c620/__sr_/d8a0.jpg?BCtZFiHBYXw4l6_2

復路は草紅葉を楽しみながら戻る。塩見沢を俯瞰すると黄色と緑がいい感じ。
http://proxy.f3.ymdb.yahoofs.jp/users/46767afd_d678/bc/c620/__sr_/ca87.jpg?BCdsFiHBcp9eICRR

ありがとう塩見岳。いい一日を堪能させてもらいました。
http://proxy.f3.ymdb.yahoofs.jp/users/46767afd_d678/bc/c620/__sr_/9919.jpg?BCdsFiHBn6nRSr1B

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2日目は大雨で天気予報の勝ち。つくづく無理して登っておいてよかった(ホッ)。

塩見小屋

今回の山行計画はホントに迷った。10/7-8の2日間限定、しかも8日は天気が相当荒れそう(7日の午後からも怪しい)。候補としては、

1)北ア・餓鬼岳(中房から縦走)テント泊
2)中ア・越百山〜南駒周回(伊奈川ダムより)避難小屋泊
3)大峰・弥山川〜八経(熊渡から)避難小屋泊
4)乗鞍岳・日帰り又は小屋泊

4)は冬にリベンジしたいのでまず消えた(六辻さんゴメンナサイ)。
次に1)は体力的に無理っぽいのでパス(カモシカ永井さんほど強くありません)。紅葉もちょっと早そうだし。
3)は早くから天気が崩れそうなので、これも消し。2)も一日で摺鉢窪まで辿り着けるか不安。
そこで急浮上したのが塩見岳だった。

ピストン+混雑期の小屋泊という、普段なら敬遠する山行パターンだが、今回はこれにすがった。まず荷物を少なくでき、帰路で降られても安心感が出る(未知の周回コースだと、悪天時の行動に支障をきたす)。それに塩見小屋は完全予約制なので、劇混みでもスペースは確保できる。

予約の電話を入れたのが2日前の金曜日だったが、まだ空いていた。ただし1日前を過ぎての取り消しは、キャンセル料(2000円)が発生するとのこと。山小屋では聞いたことないシステムだが、もはや決行モードなのでリザーブする。

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小屋の営業期間などは、こちら
ちなみに塩見小屋に向かわせた要因のひとつとして、この『特集・小さな旅』を視聴したことが挙げられる。

小屋に到着すると、まず特殊なトイレシステムのレクチャーを受ける。


男子小用は、このトイレ横の道を上がって下りたところに、小便器があるのでそこで用を足す(垂れ流しではなくフィルターによる浄化)。
それ以外は小屋から支給されるビニール袋(一人3枚、それ以上は100円/枚)を便座にセットし、そこへ投下w
ほいでもって紐で縛り、トイレ横の箱に入れるべし(ヘリで荷下げ)。ちなみに昼間は施錠してある(外来者が勝手にしないように)ので、受付でカギをもらうこと。

まあなんだか煩わしいシステムだが、これもひとつの自然保護として理解しよう。


小屋は全部で4棟ある。ひとつが受付売店食事&従業員用。もうひとつが20人ほど寝れる宿泊棟。
残りは10名泊のホッタテ小屋×2という構成。
http://proxy.f3.ymdb.yahoofs.jp/users/46767afd_d678/bc/c620/__sr_/812a.jpg?BCSG2hHBEDOEcTzr
(中を覗いたが、ちゃんと布団で寝れるのでご安心を)

夕食は16時半〜、消灯は19時(えらい早いのぉ)、朝食は5時からだった。
ちなみにお弁当のいなりすし(6個 1000円)は、なかなか美味しかった。

NHKにも出演してたT嬢と話し込む※
---水は毎日、標高160mほど下った場所からボッカしている。
---ポンプアップせんの?
---昔トライしたらしいけど、揚程が高すぎてダメだったとのこと。
---小さな旅の取材はいつ来たの?
---お盆明けから1週間ぐらいかけて。

T嬢をはじめ、この小屋の従業員はみな若くてとても元気だ。そういや、この日の宿泊客の中では臆崖道チームが最若年だったなぁ。もっとヤングパワーが山に欲しいっす。若人はみんなテン場へ行っちゃうんだろうなー。

注※T嬢が若い女性だから話し込んだわけではない(のかも)。たまたま隣に座っていたからである。

本谷山の秋

三伏峠から三伏山に向かう。この辺りの色づきがいちばんよかったように思う。
http://proxy.f3.ymdb.yahoofs.jp/users/46767afd_d678/bc/c620/__sr_/216b.jpg?BCkechHBWqc9IrAX


三伏山(さんぷくやま)は峠からわずかな距離だが、ここだけハイマツ帯になっており、とても眺めがいい。
http://proxy.f3.ymdb.yahoofs.jp/users/46767afd_d678/bc/c620/__sr_/81e5.jpg?BCkechHBxdKeIXLP
(鹿による食害が深刻なお花畑と、その向こう側に赤石〜聖〜兎岳方面)



富士山こそ見えない(烏帽子岳がジャマになっている)ものの、この雄大な景色を見たら思わず長居してしまう。再び歩き出すものの、足元には夏の名残や小さな秋が現れ、歩調はちっとも上がらない。
http://proxy.f3.ymdb.yahoofs.jp/users/46767afd_d678/bc/c620/__sr_/caf8.jpg?BCkechHB1AV7ZEQ0



ただしあまり悠長にはしてられない。明日の天気予報が極悪なので、できたら本日中にこの山のピークに立ちたいのだ。
http://proxy.f3.ymdb.yahoofs.jp/users/46767afd_d678/bc/c620/__sr_/d9d2.jpg?BCkechHB4ohlSH9N

一旦下ってから本谷山へ登り返す。黒くなったマルバダケブキの斜面が印象的だ。
http://proxy.f3.ymdb.yahoofs.jp/users/46767afd_d678/bc/c620/__sr_/1400.jpg?BCkechHBUyNy36Kl

本谷山(もとたにやま、2658m)に到着。樹林に覆われ、あまり展望はよくないものの、甲斐駒や仙丈が見える。しかし西からガスが湧いてきた。こりゃヤバイ。塩見に着く頃には真っ白になっているかも。
http://proxy.f3.ymdb.yahoofs.jp/users/46767afd_d678/bc/c620/__sr_/b524.jpg?BCkechHBZQGGi1pP

ここから塩見小屋まではコースタイム110分とあるが、かなり長く感じた(アップダウンはさほどないので、健脚の方は飛ばせるかも)。道は権右衛門岳の南東面を巻いていくのだが、深い原生林に突入していく。どこか大峰の雰囲気に似ている。
http://proxy.f3.ymdb.yahoofs.jp/users/46767afd_d678/bc/c620/__sr_/2eae.jpg?BCUxchHBE2dOX3qg


鞍部から再び登りにかかる。塩見新道との分岐を過ぎれば、
http://proxy.f3.ymdb.yahoofs.jp/users/46767afd_d678/bc/c620/__sr_/dea4.jpg?BCUxchHBN3nWumyD

ほどなく森林限界を抜け、ハイマツ帯になる。
http://proxy.f3.ymdb.yahoofs.jp/users/46767afd_d678/bc/c620/__sr_/8bc3.jpg?BCUxchHBYiisokF9

ここまでゲートから10km。バテかけているがひと頑張りすると13:15、塩見小屋の前に忽然と出た。
http://proxy.f3.ymdb.yahoofs.jp/users/46767afd_d678/bc/c620/__sr_/cd10.jpg?BCUxchHBtQ4xqvj4

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