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(北沢源頭部のお花畑) ************************************************************************* 標高2500m余の赤石小屋から、赤石岳までは標高差約600m。ただし富士見平から北沢源頭までは、ほとんど標高を稼げない。いや、ちょっと下っているかも。 ペースはいきなりスローダウンし、コースタイムの倍近くかかっている。理由は展望のよさ、そしてお花の数の多さか(本音はヘバっているから)。 お花の中心は黄色(シナノキンバイ)と白(ハクサンイチゲ)。とりわけシナノキンバイの大輪が、夏の午後の光を反射してまぶしい。 それではお花アルバム的にご覧ください。 (↑ヨツバシオガマ・・・だと思う。いやミヤマシオガマかな?) (サラサドウダン↑) (ミネウスユキソウ↑) (クロユリ↑) (ハクサンチドリ↑) (ハクサンフウロ↑) (お名前がわかりません↑) (キバナシャクナゲ↑) (タカネヤハズハハコ↑) 北沢カール付近より富士見平方面を振り返る。確かにこの尾根は、ラクダの背みたい。赤石小屋がわかるかな〜 (かなりつづく)
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南・中央アルプス
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自宅から畑薙第1ダム手前の駐車場まで約380km。なんだ、北アルプスよりも近いではないか。ただし、東名(相良牧の原IC)を下りてからが長い狭いくねってるの三重苦が100km続く。ある意味これが今回の核心部かも? 車中でしこたま寝て、空が明るくなり出すと登山客も動き出す。林道まで上がってザックを並べて、バスの順番待ち。6時ごろ東海フォレストの係員が来て、送迎バスの受付を始める。 このバスは、東海フォレストの経営する山小屋に最低1回は宿泊しないと乗せてくれないシステムになっている。今夜泊まる予定の山小屋を申告していくのだが、ほとんどのゲストが千枚小屋に泊まるという。中には荒川小屋(標準コースタイム12時間以上)というツワモノもいたが、いずれにせよ千枚経由が大半というか、おそらく8割以上を占める。 ちなみに私は赤石岳避難小屋と申告。すると隣のオッサンが「えー、そんなの絶対ムリじゃないの〜」とでかい声を出す。私が地図を見せて、赤石小屋からのルートだと8時間くらいのCTですよと説明すると、ようやく納得。 どうやら皆さん、何故か反時計回りのコース(椹島〜千枚〜悪沢〜赤石〜椹島)しか眼中にないようだ。私はやはり物好きなのか? ともあれ1時間ほど「素晴らしい(反語、東海フォレストの運ちゃんいわく)林道」をガタンガタンと揺られて椹島(さわらじま)到着。何しろここから一日で2000mの標高を上がらねばならない。 大丈夫かオレ?ということで、今回は2泊とも小屋泊まり。2日目はテント泊という節約はハナから捨てた。このヘンがヘタレの本領発揮だw 赤石小屋までの標高差1400mは、確かに鉄砲登りだったが、歩き難さはなかった。途中では200mおきに指標もあったので、それなりに登れた。 4時間近く針葉樹林帯の日陰を登ると、次第に上空の面積が大きくなってくる。赤石小屋が近いようだ。 すると高山植物もちらほらと見え出す。やはりお花は、日当たりのよさが最も関係しているのだと実感。 赤石小屋で水の補給と一服。5分ほど下ったとこの水場は、とても美味しかった。あーこれぞ南アルプスの天然水。 小屋上のヘリポートからは、南アルプス主稜・3000m峰がよく見える。 キバナノコマノツメが足元を飾る。この花は、今回の山行でずっと咲いていた。 富士見平では、ナナカマドが白い花をつけていた。 赤石岳は左のピークだ。南アルプスの正式名(赤石山脈)だから、一度は登らなきゃね。 ここからのルートは右側のピーク(小赤石岳)へと至る尾根・通称ラクダの背の左側をトラバース気味に進み、赤石岳の右手にある北沢カールの上に至る。 こちらは荒川三山。左から前岳、中岳、そして6番目に高い悪沢岳へと続く。明日この稜線を歩く予定なのだ。 さあ、これからお花ロードの始まりだよ〜ん。 (結構つづくかも)
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今回の山行計画はホントに迷った。10/7-8の2日間限定、しかも8日は天気が相当荒れそう(7日の午後からも怪しい)。候補としては、 1)北ア・餓鬼岳(中房から縦走)テント泊 2)中ア・越百山〜南駒周回(伊奈川ダムより)避難小屋泊 3)大峰・弥山川〜八経(熊渡から)避難小屋泊 4)乗鞍岳・日帰り又は小屋泊 4)は冬にリベンジしたいのでまず消えた(六辻さんゴメンナサイ)。 次に1)は体力的に無理っぽいのでパス(カモシカ永井さんほど強くありません)。紅葉もちょっと早そうだし。 3)は早くから天気が崩れそうなので、これも消し。2)も一日で摺鉢窪まで辿り着けるか不安。 そこで急浮上したのが塩見岳だった。 ピストン+混雑期の小屋泊という、普段なら敬遠する山行パターンだが、今回はこれにすがった。まず荷物を少なくでき、帰路で降られても安心感が出る(未知の周回コースだと、悪天時の行動に支障をきたす)。それに塩見小屋は完全予約制なので、劇混みでもスペースは確保できる。 予約の電話を入れたのが2日前の金曜日だったが、まだ空いていた。ただし1日前を過ぎての取り消しは、キャンセル料(2000円)が発生するとのこと。山小屋では聞いたことないシステムだが、もはや決行モードなのでリザーブする。 ********************************************************************************************* 小屋に到着すると、まず特殊なトイレシステムのレクチャーを受ける。 男子小用は、このトイレ横の道を上がって下りたところに、小便器があるのでそこで用を足す(垂れ流しではなくフィルターによる浄化)。 それ以外は小屋から支給されるビニール袋(一人3枚、それ以上は100円/枚)を便座にセットし、そこへ投下w ほいでもって紐で縛り、トイレ横の箱に入れるべし(ヘリで荷下げ)。ちなみに昼間は施錠してある(外来者が勝手にしないように)ので、受付でカギをもらうこと。 まあなんだか煩わしいシステムだが、これもひとつの自然保護として理解しよう。 小屋は全部で4棟ある。ひとつが受付売店食事&従業員用。もうひとつが20人ほど寝れる宿泊棟。 残りは10名泊のホッタテ小屋×2という構成。 http://proxy.f3.ymdb.yahoofs.jp/users/46767afd_d678/bc/c620/__sr_/812a.jpg?BCSG2hHBEDOEcTzr (中を覗いたが、ちゃんと布団で寝れるのでご安心を) 夕食は16時半〜、消灯は19時(えらい早いのぉ)、朝食は5時からだった。 ちなみにお弁当のいなりすし(6個 1000円)は、なかなか美味しかった。 NHKにも出演してたT嬢と話し込む※ ---水は毎日、標高160mほど下った場所からボッカしている。 ---ポンプアップせんの? ---昔トライしたらしいけど、揚程が高すぎてダメだったとのこと。 ---小さな旅の取材はいつ来たの? ---お盆明けから1週間ぐらいかけて。 T嬢をはじめ、この小屋の従業員はみな若くてとても元気だ。そういや、この日の宿泊客の中では臆崖道チームが最若年だったなぁ。もっとヤングパワーが山に欲しいっす。若人はみんなテン場へ行っちゃうんだろうなー。 注※T嬢が若い女性だから話し込んだわけではない(のかも)。たまたま隣に座っていたからである。
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