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クリスマスイブ
青木湖の上には朝霧が流れていて、国道沿いからの景色としてはなかなかのもの。北アの前衛峰がジャマと言えばそうだが、今日はこれを見に来たわけではない。でも冬型のさ中の疑似好天の巡り合わせにラッキーと思う単純な私は、しばしそれに見とれる。
鹿島槍と五竜(電線がジャマ) そして爺ヶ岳と、ゴタテは里から近い。
その約2時間後、我々は何故かピラタスロープウエイに乗っていた
こっちの積雪は、ゴタテの1/10もないだろう。
事実、この時期の北ヤツにしてはかなり少雪とのこと。暖かすぎた11月から一転、かなり冷え込んだ12月だったが、八ヶ岳はその影響を受けなかったのだろうか。
RW内のアナウンスも、坪庭散策路もスノーシューやアイゼンは不要とのこと。関西の湿雪ならば踏まれるとすぐに凍結して滑るが、さすが信州、低温なのと乾雪のため実に歩きやすい。
少雪とは言え、時期もあいまってそれなりにメルヘンチックな景色の中、北横岳まで歩いていく。
北横岳ヒュッテ前は大勢の人で溢れかえっていた。まー我々もお気楽スノーハイカーの一員だが
南峰まで登ると、途端に強風(と言っても風速10m/sec強と、この時期としてはさほど強くないかも)の洗礼を浴びる。振り返ると南八ヶ岳の山並みと、南アルプス北部が。
このピークは寒いので?北峰へと移動。氷結した縞枯れの樹林の中に入ると、風はすぐに収まる。
すぐに北峰に到着。不思議と南峰よりも風は弱かった。
北アルプスは既に雪雲の中に隠されてしまっていたが、浅間山や高妻山などの北信の山々は、まだ見えていた。
そして眼前には蓼科山の逆さ台形が。山頂部を等倍で表示してみると、蓼科山頂ヒュッテの赤い屋根と、登山者の姿が確認できた。
赤岳はまだ見えていたが、不穏な雲がどんどんと上空を覆いつつあった。どうやら疑似好天も、ここまでのようだ。
というわけで北横岳ヒュッテ前まで戻って、カップ麺でランチタイム。ところがどんどんと足元から冷えてくる。上空寒気が本格的に南下し、マイナス15℃ぐらいまで気温は下がってきた。巨匠もパンダ嫁さんも、どこから出してきたのかフード付きダウンをかぶって防寒対策。
帰路は三ツ岳から八丁平経由でRW山頂駅まで戻る選択肢もあったが、天候も下り坂のうえあまりにも寒すぎるため、おくが家(私と山ノ神)がギブアップ。パンダ嫁さんはそちらを歩きたそうだったが、おくが家のヘタレ度合いはこんなもんです
13時の下り便があったので飛び乗り、そこから何故か美濃戸まで爆走したが、ダブルヘッダー開始の合図になって、私がカメラを紛失したことが発覚。さっき飛び乗った際に山頂駅で忘れてきたことが確認できたので事なきを得たが、またしても巨匠の前で失態を演じてしまったようだ
巨匠、パンダ嫁さん、どうもすみませんでした。
ちなみに当初は山中でテント泊で耐寒訓練と意気込んでいた
山行日:2011/12/24(土)
コース:ピラタスRW山頂駅〜北横岳往復
形態:4名
天候:晴れ後曇り 撮影機材:PENTAX k-5,f=18-135mmF3.5-5.6
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その他の山域
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そして昭和湖にも別れを告げ、名残ヶ原へと降りていくよん〜紅葉はもうゲップ状態(贅沢な
名残ヶ原からは、ちょっと往路とは変化して、ゆげ山と剣岳の間を散策しながら須川温泉へと下るコースに入ってみることにした。時間もまだ10時半前やしね。
(ゆげ山) (剣岳) ゆげ山南側の分岐(賽の碩と呼ばれる地点らしい)では、右折れせずにそのまま賽の河原へと直進
ここから仰ぎ見る左手の岩峰がカッコよかった。もしかしてこの鋭峰が「剣」岳の由来かな?
あとは須川温泉まで、もうちょっとの静かな散策路。ここらで素晴らしい紅葉世界を演出してくれた、灌木たちにお礼を言おう。どれがドウダンで、ヨウラクで、ミネカエデか区別がつかんけれどね〜
11:00、須川温泉に下山。さて、
山行日:2011/10/10(月)
コース:須川温泉〜名残ヶ原〜昭和湖〜栗駒山往復
形態:ペア
天候:曇り後時々晴れ 撮影機材:PENTAX k-5,f=16-50㎜F2.8,f=100mmF2.8macro
立ち寄り湯は、秋田県側(ここ栗駒山は、岩手・秋田・宮城3県の境界なのだ)にある“須川温泉・栗駒山荘”へ。ここの露天風呂から眺める秣岳方面と栗駒野鳥の森方面の紅葉も、また素晴らしかった
(栗駒山頂は見えないけど、そんなの関係ないぐらいよかった)
同山荘で、牛さんやら、イワナくんやらを食し、山・温泉・メシと堪能した東北の旅を終えて、帰路についた。
【おまけ】
時間が余ったので途中に立ち寄った観光地・厳美渓(げんびけい)
これって磐井川の中流部にあるんやけど、もしかしてこの上流のひとつがあの名渓である産女川かな?(はなゴン先輩、おせーてくだされ)
一ノ関駅からは在来線を使って節約・・・なんかしたらとても当日には奈良まで戻れません。
昨日乗車した同じ臨時の『はやて360号』で東京へと向かい、そこでのぞみに乗り換えて、22時には奈良に戻ることができた。
(了)
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栗駒山頂から須川分岐へと引き返す。当初の計画では、この天馬尾根を秣岳へと縦走し、須川湖へ降りる周回コースなんて欲張ったコースも頭の中にあったのだけれども、帰りの新幹線の時間も気になるし(渋滞が予想される)、ゆっくり温泉に入りたいので、自重してピストンと相成ったのである〜
雲が切れてきたので、紅葉の鮮やかさも、往時よりも一段アップした感じですな。相変わらずこの斜面の紅葉は素晴らしい。レンズ交換式のカメラをお持ちの方は、是非ともPLフィルターと中望遠レンズをご持参くだされ〜きっといい絵が撮れますよ
というわけで栗駒山にお礼を言って、下山していくのであった。ちょっと逆光やけど、これほど美しい紅葉の山は見たことがないっス。
まさに紅葉爆発
さて、昭和湖へと戻ってきたよん(公衆トイレあり)。昭和19年にできた火口湖らしい。この乳白色ブルーの水の色は、なるほど温泉地だと思わせるけど、実は数年前は瑠璃色だったらしい。
(つづく)
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その稜線(天狗平とか須川分岐とか言う地点らしい)からは、また違った紅葉世界を見ることができる。それは俯瞰する紅葉だ。いやもしかしたら、栗駒山の紅葉の真髄はそこ(俯瞰して観賞する)にあるのかも知れないと思ったほどだ。
(これも同じく宮城県側の虚空蔵山方面の尾根筋)
さて、栗駒山頂(1627m)を目指す。のびやかな稜線は天馬尾根と言うらしい。
ピークには8:25着。標高1125mの須川温泉からだと、ゆったり登っても2時間ちょっとで到着できるので、高齢者や家族連れでも、さしたる困難はない(天候には注意してね)。
そしてそこからも同じく、斜面を彩る極彩色や、
湿度が高いためちょっと霞んでいるものの、山腹や山麓を染め上げる錦秋の美を俯瞰することができる。
(左:大日沢〜御沢コース方面,右:その拡大画像) こちらは宮城県側のメインの登山口であるいわかがみ平起点の中央コース。やっぱちょっとと言うか、かなり霞んでいるのだ残念やけどね〜
東栗駒山経由の東栗駒コースは中央コースの奥にあり、そこから登ってくる登山者もここ山頂で合流するため、実に賑やかだ。
さて、山頂からの紅葉を満喫したら、めずらしく?ピストンで須川温泉に戻ることにしましょう。
(つづく)
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10/9(日)の16時過ぎに新青森駅から一ノ関駅へと移動し、そこで再びレンタカーを借りる。そこから須川(すかわ)温泉へと、R342を西進する。またしても山ノ神にハンドルを託し(私はこのときは傷病のため運転不可)ての移動だ(ご苦労様です
ちなみにこのときに借りたプレオ(スバルブランドだが、自社生産の年式か、ダイハツOEM車かは不明)の燃費が素晴らしく、往復で80kmぐらいあるのに、使用ガソリンは4.7リットルだった
さて、泊地は当初『須川キャンプ場』を予定していたが、もう真っ暗になってしまった(東北の日暮れは早い)し、駐車場の係員※に訊いても、「30年ぐらい前には営業していたのと違うかな〜」なんて言われる始末。なので、本来掟破りかもしれないが、駐車場※の片隅にテントを張って、一夜を過ごした。アスファルト路面の蓄熱性と、日本海に接近する前線に向かって吹く南風のおかげか、とても暖かな夜だった。
※この時期の須川温泉駐車場と、そこへ至る国道は大渋滞するので、夜の移動など時間差作戦がおススメ
今夜のエサ:
●スーパーで買ったおでんパックと、焼き鳥
●キャベツ太郎でつくるお好み焼きw
10/10(月)朝6時、テントを撤収して出発の準備にとりかかる。
須川温泉からひと登りで、名残ヶ原の湿原に到着。今日の天気は薄曇り。さすがに光量面では昨日に及びもつかないが、降雨の予報もあったので、まあヨシとせねばバチが当たる。
もうここはとても名残(なごり)とは言えない、主役の紅葉名所と化していた。
ゆげ山の色屏風が目の中に飛び込んでくる。この景色でもう山ノ神は、キャーキャー喜んでいる
そう言えば、今になって水分をほとんど持って来なかったことに気づく。ならば沢から水を補給すべしと、自然観察路分岐からゼッタ沢渡渉地点に降りて、水を汲み汲み
ところがこの水は、酸っぱいのなんのって
どうやら須川温泉はもともと酢川と書くぐらいの強酸性の温泉で、この付近の天然水も同じく飲用不可とかシランカッタ
登山道はこのゼッタ沢に沿って緩やかに登っていくと、昭和湖に到着する。昭和湖の画像は、帰路に撮ったもので、後で紹介。
これは昭和湖のちょっと手前の池塘付近で撮ったもの。イワカガミの花期には、淡いピンク色の花に包まれる予感がする。背後の小さなピークは剣岳というそうな。
昭和湖からは250mほど登ると、稜線に出る。雲も多少取れてきたようだ。
その稜線(天狗平とか須川分岐とか言う地点らしい)からは、また違った紅葉世界を見ることができる。
(南方向、すなわち宮城県側方面の紅葉)
(つづく)
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