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沼巡りも終盤が近づいてきた。沼巡りコース中で、最も標高の高い地点(標高1500m弱)なので、東大雪山系などの山並みも、よく見ることができる。
ラス前は“高原沼”。緑岳がその向こうに見える。
その緑岳の山麓というか、第一花園辺りがすごいことになっていた。
高根ヶ原付近の稜線直下の紅葉は、進み方が遅い箇所と、少し盛りを過ぎた箇所が混在していた。
高原沼はかなり大きめの池塘。お昼前だと少し光線状態が悪くなるが、この撮影ポイントも有名なところだ。
この辺りからナナカマドが目立つようになる。涸沢のように燃えるごとくの深紅ではなかったが、ここのオレンジの色づきも趣がある。
ラストの沼は“空沼”。水深こそ浅いが最大の沼で、掉尾を飾るに相応しい雄大な沼だ。
名前は“空”かもしれないが、遠景近景ともに内容充実で、まさにフィナーレ。クラシック音楽に例えると、シンフォニーあるいはソナタの最終楽章で、速度と曲想標語は『アンダンテ・モルト・エスプレッシーヴォ』になろうか。
名残惜しい空沼を去り、樹林帯へと入っていく。
主役はナナカマドからダケカンバに再び交代。
ヤンベタップ沢沿いを歩くので、湿地帯(=どろんこ地帯)とはお別れできない。
少し雲が増えてきたようだが、それを払拭するかのように、ここでも眼がチカチカするような抜群の染まりっぷりを愉しむことができた。
そしてヤンベタップ沢と合流し、水の流れる紅葉の景色に変わる。
ヤンベ温泉(入湯不可)を通り過ぎ、ヤンベ分岐で一周を終える。
12時に高原温泉に帰着。おおよそ4時間の紅葉の沼巡りだった。まことに素晴らしい、忘れることなどできようのない錦秋の山旅となった。
さて、目の前にある『1年が123日の温泉宿・大雪高原山荘』の名湯で、紅葉の余韻に浸りながらの入浴!ってのが定番だろうが、我々はそうしなかった。
いや、そうできなかったのである。
山行日:2015/9/21(月)
撮影機材:PENTAX k-5IIs,16-85mmF3.5-5.6,300mmF4
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