臆崖道の山日記

何かこのブログも閉鎖されるみたいですねw

台高山系

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台高山系の登山記録です
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鉄砲水の恐怖

翌日は5:00起床。空はどんよりとした色に変わっていた。レジャーシートタープのお二人は、早速朝釣りを始めておられた。
塩ラーメンの朝食をブっこみ、一応7時にはリスタートしたが、このアザミ谷出合の上流部の巨岩帯を越えるのに一苦労し、結局二人組に追い抜かれてしまった
要塞のような巨岩帯を越えると、奥七ツ釜の奇勝が始まる。
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この大釜では、岩の上からダイブするのが慣わしのようだが、(曇っていたため)釜の色がブキミなほど深い藍色なので、それはパス。
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まあピーカンでなくても、ここでしか味わえない景観を存分に愉しみ、脳裏と撮像素子に記憶させる。
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斜15m滝も右側を楽に登れた。曇っているので、絵的には好条件でもあるし。でもちょっと寒い感じがする。
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とにかく水はキレイそのもの。でも深みにハマると大変〜
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今朝は山ノ神も機嫌がよさそうだw
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泳ぎは避けたかったけど、この長淵は泳ぐしかない。まあ、一度泳いでしまえば後は一緒なんだけどね。
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斜滝5mも問題ナッシング。滝上におられるのは先行の2人組。ラッコみたいな独特の泳法で突破しているのは、他ならぬ山ノ神。
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右岸の上部に林道らしきものが見えてきた。岩間3m滝の上でひと息入れる山ノ神。
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2人組はそのまま谷を忠実に遡行されていったが、9:05、ヘタレなおくが家は、堰堤の手前で右岸のリッジを登って林道に一旦逃げる。
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さて、ここからこの大台林道を堂倉避難小屋まで歩いて、そこから昨日下ってきた一般道を登り返して帰る・・・なんてことはせずに、
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(この山の向こう側に大台ケ原がある)   (営林署の小屋かな?)
 
 
台林道が堂倉谷を横切る橋(標高1023m地点)の手前から、廃林道に入る。橋から堂倉谷下流側を見ると、2人組は先に行かれたようだが、ワカモノ達の賑やかな声。おそらくボルダーなんだろう。
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(左上のピークはテンネンコウシ高かも)
 
 
そこから堂倉谷右岸沿いの廃林道を終点付近まで延々と歩いたのだが、途中で読図に迷いが生じたりして不安になり、引き返して地形を確認していたら、恰幅のよいリーダーに率いられた4人パーティ(私の故郷・泉州から来られたとのこと)が日帰り装備で林道を上がって来られた。
聞けばこのまま石楠花谷上流までこの林道を歩いてから入渓すると言う。というので、我々もそれに倣うことにした。
林道は地形図以上に奥まで伸びており、石楠花谷の少し上流側に右岸から合わさる枝谷を下降して、堂倉谷に復帰した(懸垂×2回したけどね)。時刻は11:35。2時間以上も林道を歩いたことになる。
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                (この枝谷を懸垂)
 
 
山ノ神の表情は、『ホンマに核心部を行くんかいな〜』ってな感じだが、もう引き返すつもりはない。ちなみに我々より後には入渓者はいない、つまりは谷を遡行された2人組にさえ追いつくことはできなかったノロマのようだった。
そしてついに連瀑帯に突入。7m滝などは直で切り抜けれたが、
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この後の4m滝辺りから雨がポツポツと降ってきた。地形も立ってきて、威圧感を感じさせる。
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晴れていれば気分的にも余裕があるのだろうが、雨はすぐに土砂降りとなり、水の色はどんどん濁っていった。次の12m滝で日帰り4人組に追いつく。右側の壁をハーケン打って登攀されるという。我々は左岸を高巻きするが、この巻きが非常に悪く(っていうか堂倉谷上流部は巻けば巻くほど悪くなった)、ロープを出しながらも、脆いクラックにカムを効かせながらの冷や冷やの巻きだった。
もちろんこんな大雨の中なので、カメラを出す余裕さえない。
 
そして13:25、この谷最大の核心と言われる2段25m滝の姿を見て、山ノ神がパニックに陥った。
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この滝は、普段は水の流れていない右側を直登して中間テラスに立つとあるが、その右側は滝から5m以上離れていても飛沫を浴びまくるような増水状態。ほとんど鉄砲水の状態だ。
ちなみにこの2週間前にたろーさんが遡行されているが、このときのこの滝こんな感じ(たろーさんの記事では2段30mと記述。まあ滝の高さなんてアバウトだろう)。同じ滝とはとても思えない。
 
この状態では山ノ神はリードを拒否。とすれば私がやるしかないが、その前に山ノ神はサインを4人パーティのリーダーに向けて発信していた。つまりは4人パーティのリーダーがセットしたロープを使わせて欲しいというHELP要請だ。心が広いそのリーダーは快諾してくれたが、やはり情けない気分に陥った。
 
もっともいざ自分の番になり、激流の右側を登攀するが、豊富にあるスタンスはほぼ視認できない状態。この状態で冷静に滑落せずに私がトップでロープを張れたかどうかは疑問だ(できたとしても、荷上げ等でかなり時間がかかる)。
 
そして中間テラスからは左に転じ、バランスを要す登攀で大岩の左上に出る。ここはショルダー&シュリンゲで突破できたが、その上のルンゼがヌルヌルで、やはりここも4人組のロープのお世話になった。
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                       (ルンゼを直上)  (滝の2段目を横からチラ見)
 
 
次が溝(トイ?)状の18mかな。斜25mにも見えるんだけど。落ち口に木屑が堆積していて、そこを登るのが大変なのかな?
私なら溝状になっている滝心を直登して、落ち口の木屑もムリヤリ登る方法を採るが、もはや山ノ神はすっかり4人組の仲間になってしまっている(というよりまるで私のことは信用していない)。なので、ここも3度目のHELP。
それにしてもこのリーダーは当たり前かもしれないが達者だ。滝の左側の滑りそうな斜面を、途中に中間支点をとりながら、見事にリードしてくれる。
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そしてこれを越えればもう難しいものはなかった。雨も小雨になってきて、一安心
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ただ雨は収まっても、濁流はそう簡単には澄まない。茶色の水の中を胸まで浸かって、次の滝の登攀へと挑む。
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これだけの滝場が続くので、急激に高度を上げてきた。そして苔むした原生林の風景に渓相は包まれていく。ナメも出てきて、源流域の様相となってきて、緊張も次第に緩む。
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15:50、奥の二股。進路は左にとる。もはや水量もグンと減り、滝とは言えないような最後の3m滝を登る。稜線近くはガスに覆われ、幻想的な風景に化けた。
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霧に包まれた針葉樹林の詰め。これはこれでステキなフィナーレかも。
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そして一般道に出、尾鷲辻〜中道経由で再び豪雨となった駐車場に戻った。いや戻れたと言うべきか。
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駐車場でIさん達3名と、ロープを張っていただき、それを使わせていただいたリーダー氏に深く御礼を述べる。
 
堂倉谷はとても2級の沢とは思えなかった。
急激な天候悪化とは言え、自力で遡行できなかった忸怩たる想いは未だに残る。またこのような非常時でも自力突破できて、はじめて2級の沢を遡行(や)れる実力と言えるのだろう。ということは、まだまだ我々の実力はそれに及ばないということなのか・・・
 
山ノ神は、もう私と2人で行く沢は懲り懲りだと宣言。
ろくにリードもできないのでそれに対して反論はできなかったが、次週の予定を大幅に変更する必要に迫られたようだ。 
 
 

山行日:2013/8/4(日)
形態:ペア
天候:曇り後雷雨、一時激しく降る
撮影機材:PENTAX k-5,16-50mmF2.8

威風堂々・堂倉谷

何事も順序を経てのステップアップが大切だ。
よって今回(8/3)は少し前のステージへ。つまり2級の沢※「ルート100」にそう記述だが、泊装備で挑むという段階だ。
当家はテントは持っているがタープは所有していない。今回の泊地の標高は1000mぐらいで、温暖な地方なのでタープの方が軽量なのだろうが、翌週のことを考えてのボッカ訓練も兼ねてテント(エアライズ2)とした。
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(8:45、日出の直下の展望台にて)
 
 
2人分の食器類とコンロ、30mロープと沢靴、ガチャ類やヘルメットを入れたら総重量は15kgを越えた。山ノ神は自分の寝具類と食料が団装(二人でも団装なのだw)だから10kgぐらいかな。もっとも私はアシを含んだ撮影機材の重量が3kg超なので、そんなにアンバランスな分担ではないだろう。
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(熊野灘がくっきりと見えていた)
 
 
この関西の名渓、まずはちょっとした登りとそこからの、台高か、いや大降下から始まる。もっとも駐車場からスタートしたのは8:15と、かなりの出遅れ感は否めない。日出は別にガスっていても構わないのだが、予報通りくっきりと晴れわたっていた。っていうか、盛夏の割には遠望が効く透明度付きだ。
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子供の時間はさっさと済ませ、今度は高校生ぐらいの時間。粟谷小屋のスタッフ及び有志の方々の尽力によって整備された大杉谷登山道を下っていく。これはありがたかった。やはり入渓前に余分な消耗は避けたい。
但し堂倉避難小屋から下部は、以前と同様にスニーカーではあまり歩きやすい道ではなかった。
堂倉避難小屋には10:30到着。ここで老夫婦が休憩されていたので、我々もそれに倣う。このご夫婦は堂倉滝が目的地のようで、その滝前でランチタイムとされていた。
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11:50、ここで沢装備に着替え、通行止めの看板を突破して下流側に進む。沢屋はイケナイコトを何度繰り返しているのかわからないが、私はまるで罪悪感はない。山ノ神は違うようだが。
堂倉吊橋の手前のリッジの作業道を登り、架線場跡に出たが、どこを下ったらよいのかわからない。モノレール終点、つまり作業道を詰めたところの反対側に谷に向かってガレ場があるが、ここを下るにしては急過ぎるし、使用済み間近なフィックスロープも見当たらない。フィックスは少し下ったところに敷設されているのだろうかと早合点して、ここから懸垂で下るが、どう見てもオカシイ感触。
仕方なく、登り返して左手の斜面や、モノレール沿いなどを探索するが、やはり下降地点は見つからず、時間だけがどんどんと過ぎて行く
 
入渓前敗退か?
 
そんな不安がよぎる頃、もう一度モノレールをじっくりと見つめながらリッジを歩くと、何と谷側に向かってフィックスが垂れているではないか(よく見んかいな、もー)。
そんなわけで入渓したのは、何と13時を過ぎていたorz
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はじめて体験する堂倉谷は、雨が少ないためか(7月に入ってほとんど降っていない)水量は少なめなんだろうが、それは我々のレベルに合わせてくれたようでもあった。まずは7m滝が出迎えてくれるが、その背後にはこの谷最大の30m滝が控えていた。
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水は冷たくなく、しかもこの天気なので泳がない手はない。っていうか泳ぎに来たと言っても過言ではない。しかしこの谷はヌルヌルの岩(川底も含む)が多く、黒倉又以上によく滑る。
7m滝の上から、この図によると、7m滝は左側を登ったようだが、記憶から抜けている。
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というのも、この30mの巻きに失敗というか迷走したからである。
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もちろんこの滝は登れないので左岸を巻くのだが、ルート100には『大きく巻く』と書かれている。もっと他の記録やガイド本も熟読すればよかったのかもしれないが、この巻き(途中に大岩があって、そこを越えるのも苦労したが)の途中からはまたしても上部からフィックスロープが垂れており、そこを登りきってリッジを乗越ような地点に出たら2重テープが樹に巻きつけてあった。そこから左手(谷側)にはテープが見たらず、右手上部にテープが続いていたので、何か違和感を覚えながらも『大きく巻く』の5文字が脳裏から消えずにさらにリッジを上がった。30m滝の巻きにしては200mぐらい登ったので下降はどんなんになるんかいな?と不安になってきたら、何と元の登山道に出てしまった
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なんでやねん!と思わず叫んでしまったが、悪いのはやはり2重テープの意味を理解しなかった自分にある。
元々乗り気ではない山ノ神は「もう帰れっちゅうこととちゃうん?」と一般道の上を指すが、さすがにそんな情けないマネはできない(しかし翌日には、これ以上に情けない事態に発展したのだが)。ぜいぜい言って攀じ上ってきた滝見道※誰が付けたんやろとおぼしき踏跡を2重テープまで下り、山ノ神がヤブに隠れた下降ルートを発見して下っていくと、やはりここにはフィックスロープがあって楽に谷に復帰できた。しかしここでも1時間近くのロスで14:45から再遡行。
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それにしてもよく滑るが、大きなスケールに圧倒される。さほどの水圧は感じなかったが、中七ツ釜の独特かつ美しい景観を愉しむ。へつったり、泳いだり、小さく登攀したり。
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青空の面積は半分ぐらい雲に占領されつつあったが、それでも太陽光が射し込むと、ターコイズブルーに輝きあがる美しい淵が現れると、思わずカメラを向けた。
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泳ぐのは嫌いではない。というより、へつりが下手なぶん、泳いだ方が早いというのもある。
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そして問題の斜10m滝に出合う。もちろんこれも深い釜を従えている。
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ここは私が重荷を背負ったままトップで登るので、山ノ神にビレイさせる。ガイド本通り、右側に残置ハーケンがあったが、結構上部というか灌木帯のちょっと下。1個目のハーケン(シュリンゲ付き)にカラビナをセットし、中間支点としたが、次の2個目のハーケンはシュリンゲが何本も通されているため、カラビナを掛けれなかった。そのシュリンゲを手繰り寄せて滝上まで登ったが、登りきったわけではなく、そこが異様に滑る箇所となっていた。
既に山ノ神から私は見えない位置にいるため、彼女は私が登りきったと早合点し、集中を欠いた。
次の瞬間---滝上でスリップした私は、残置からのシュリンゲも反動で手放し、滑落していた。
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滝下では山ノ神がわけもわからず、滝壺へ引っ張り込まれていた。当たり前だが一瞬の出来事だったそうだ。
水中で溺れかけた山ノ神だったが、そのお陰で私は5mぐらいの地点で停まった。
 
命綱のロープを手繰って体勢を立て直し、なんとかもう一度登り返し、今度は完全に安全地帯まで登りきったが、セカンドで登ってくる山ノ神は激怒りの表情
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(斜10m落ち口から。この左手の水際がよく滑った)
 
 
もちろん絶対に墜ちてはいけないトップが失敗するのだから面目ないに尽きるが、ビレイヤーの行動にも問題ありだ。
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堂倉谷下部でこんな失敗を3回も繰り返したのだから、当初の泊予定地点(林道付近)まではまるで届かず。
アザミ谷出合に16:45頃到着し、ここを今宵のBPとした。
釣屋さんみたいな格好をした男性2人組が先にタープ、いやレジャーシートを張っていたが、快く近くに幕営させてもらった。
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久々の焚火で焼く食材はとても美味しく、また谷間に瞬く星空もキレイだったが、山ノ神は寝付けなかったらしく、こう漏らす。
山ノ神「こんな簡単な(斜10m)滝で墜ちてるなんて話にならん。明日は林道までで遡行を打ち切って、一般道で帰ろう」
私は「まあとりあえず林道まで行ってみて、そこから考えよう」とお茶を濁すしかなかった。
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別項につづく
 

山行日:2013/8/3(土)
形態:ペア
天候:晴れ後時々曇り
撮影機材:PENTAX k-5,16-50mmF2.8,samyang14mmF2.8,O-GPS1

きたまたにまたきた

北股林道はかなり奥まで入れたが、高塚谷出合の先の左カーブした辺りまでが精一杯だった。
カクダ谷出合までは約20分の歩きとなるが、まあ上出来の部類だろう(しかし核心はこの林道の運転かも)。
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今日も労山の例会山行(沢企画)だが、北股川本流と告知されていたので、もっと下流で泳いで遊ぶだけなかと早合点していた。ところが直前になってリーダーにコース内容を詳しく訊くと、詰め上がって池木屋を往復するだと。
う〜ん、それはそれでステキだが、それにしては集合時間(橿原神宮前駅8時)はちょっと遅すぎるかも。ということで、神経をすり減らしながらも辿り着いた駐車地からの歩きだしは、10:20となってしまった。これじゃあ、池木屋なんてムリちゃうかな?
五郎平谷出合の手前の踏跡から谷に向かって降りて行く。一旦、五郎平谷に降り着くが、もう一度小さく登り返して前谷を越えるようなカタチで、北股本谷へ入渓(10:50)。
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しばらくは凡流が続く。TKさんが池木屋山のピークを是非とも踏んでみたいと言うので、ペースは飛ばし気味だ。
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12:00、三俣の先、両岸が細く迫った箇所。この奥に2段10m滝があるが、特に問題なくこなせる。
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12:30、この谷の核心?てなわけではないだろうが、10m滝が立ちはだかる。とは言え、左岸を簡単に巻けるし、ロープで確保すれば直登も可能だ(登攀者はすぎっちょんさん)。そして滝上はすぐに二俣となり、水流の多い左に進路をとる。
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この先にも小滝はあるが、もはやハーネスが不必要な程度。快適にこなして、ぐんぐん高度を上げて行く。
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13時を過ぎたが、まだピークまでは標高差300m以上はありそう。リーダーは2時になったら引き返すと言っているので、池木屋ぴ〜んち。カエルさんもぴ〜んち。っていうか、もう助かりまへんな(-人-)ナームー...
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水が涸れ、イッキに稜線に詰め上がる。草付きの急登→ヤブ→そして何故かジギタリスの蔓延っている斜面を登りきると、
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(私だけ今年2回目の)池木屋山に到着〜きっかり14時だった。なんとか間に合ってよかったね、TKさん
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朝方は晴れていたのだが、結構どんよりした天気になっていた。しかし大台ケ原方面は、辛うじて見えていた。
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帰路はそのまま本谷を降渓する。ということは、この谷は沢登りとしては初級の初級、おそらく1級ぐらいか。ヤマビルの被害もなく・・・いやすぎっちょんさんが帰宅してから献血していたことに気が付いたらしいが、まあ沢やるからにはそれはツキモノだろう。
というわけで、Iリーダーありがとうございます。
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それにしてもこんな登山者の希薄な場所でジギタリスが群生しているなんて驚愕だ。一体どこから運び込まれたんだろう。鳥?
※ジギタリスの画像はこの記事にはありません。 

山行日:2013/7/28(日)
形態:7名
天候:晴れ後曇り後雨
撮影機材:PENTAX k-5,18-135mmF3.5-5.6

初っ端から登れない

8:30、本沢川沿いの歩道から黒倉又谷に分け入る。最初から泳ぎ。泳ぐのは今年最初だな。さすがに冷たい。
下の画像の奥に斜めのスラブがあるが、それがクセモノだった。
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これが斜8mの滝。いかにも登れそうに見えるのだが、上部に行くにつれて微妙な傾斜になり、そしてとてもよく滑るスラブなので、何度か落下。美瀑を見上げてしばし嘆息をつく。
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それならばと左側の斜めスラブを登攀してリッジに取り付こうとしたが、こちらもなんぼほど滑るねん!って感じで、敢えなく落下。途中では止まらずに、狭い滝壺(下図)までドボンしてしまった
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この失態を見て、早くも山ノ神はお家に帰るモード。落ちた当人はまるでダメージがないので、撤退はあり得ないと反論。入口に戻れば、ごくごく簡単な巻き道に逃げれるのだが、それもかったるい。
右岸スラブを見渡すと、壁になってはいるが、2mほどの高さを登れればリッジのテラスに上がれる弱点を発見。ということでショルダー(もちろん土台はワタクシ)の登場となり、土台は山ノ神に引っ張り上げてもらったw
 
リッジはゴルジュの巻き道となっており、ゴルジュ内部には我々クラスでは到底突破できそうにない4〜8mの滝が数本架かっていた。
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ゴルジュを抜けるとスダレ状の5m滝。苦もなく通過。
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今日はどん曇りの一日だったが、滝や渓谷の写真を撮るにはドピーカンよりも曇りの方が適していることが段々わかってきた。これは樹林も同じだろう。もっとも歩いていて、遡行していてキモチいいのは圧倒的にピーカンに軍配が上がるが。いずれにしても、写真に力を入れたいならば、晴れ至上主義は捨てた方がよかろう。
お次は逆くの字型の3段10m滝。シャワーで登れるとあるが、水量は少ないためか、飛沫を浴びるほどでもなかった。同じ滝でもPLを効かすと効かさないでは、ずいぶんと表情が変わる。
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これを越えるとナメ滝とナメが交互に現れ、快適な遡行となる。
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谷は左右にくねり、美しいナメ帯を山ノ神も愉しんでいるようだ。
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そして直径10mぐらいの大釜を従えた3m滝。これもナメ帯の一部分と考えた方がいいかも。
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ここは左岸をへつったり高巻いたりすれば簡単なのだろうが、ちょっと練習に意味も込めて空身で泳いで3m滝に取り付き、そしてザックピストン。
ほどなくナメは終わり、斜瀑や岩間滝などが出てくるが、いずれも小ぶりなものばかり。
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それでも高巻きルートを失敗したりすると、懸垂下降のアルバイトが待っているので、どんな沢登りにもロープは必要だということを再認識。
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入渓から4時間経過し、廊下っぽい地形を抜けると谷は右へと大きく屈曲する。そしてその地点には4段の滝が待ち受けていた。
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上の中央の絵がその連瀑の再下段5m滝。左岸の岩場を登り、2段めに出ると、人の字型の2条4m滝とその上の3段目6m滝が現れた(上右の絵)。ガイド本では左側を直登とあったが、山ノ神が右岸をさっさと巻いてしまったので、4段目はきっちりとは見れずしまいだった。
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新緑の樹相が滝と一体化して美しい。この後も長淵が出てきたが、水量が少ないためか特に困難なものはなかった。ちょっと間伸び感があったが、13:55に二俣である朽ちた植林小屋に到着し、 ここで遡行は打ち切り。
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さて、この黒倉又は下山にヒト癖あるとのことだが、左岸上部へと続く杣道はすぐに見つかった。これの杣道は少しずつ黒倉又左岸の支尾根へと登っていくのだが、P932mの北側にある岩峰(P870?)に阻まれる。そこを右折れして一旦植林帯に巻き下る。そして次のP840付近から植林帯の小さなリッジを下っていったが、だんだんと自然林になっていって、こりゃあちょっとヤバい雰囲気になる。
案の定、崖みたいな岩が出てきて、懸垂下降すること3度。再び出てきた植林帯に逃げ込むと、立派な杣道と合流し、登山道へと出た。筏場までは10分ほどの距離の場所だった。
 

 
山行日:2013/6/9(日)
形態:ペア
天候:曇り
撮影機材:PENTAX k-5,16-50mmF2.8
MEMO:筏場の駐車場は600円/日

山笑う(台高編)

久々に宮ノ谷を歩いた。ミツバツツジが沿道を飾り、清流はどこまでも碧かった。
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確かにパンダさんがこの水に惹き込まれているというのは、私には明確な違いこそ実証できないが、わかるような気がする。
 
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名のある滝はもちろんだが、本流に注ぎ込む支谷からの瀑水もまた絵になる。いやむしろ、そちらの方が魅力的だったのかもしれない。
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高滝から上の巻き道は、前回歩いたときよりも恐怖を感じた。恐怖が増幅されていたのは、自分の技術が退化していたのか、それとも墜ちる怖さをインプットしたためか、それはわからない。
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怖さの余り?その上の猫滝には何故かレンズを向けなかった。まあ前回撮ったからというのもある。その代わり何故か前回撮らなかったドッサリ滝の飛沫をカメラは浴びていた。
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新緑にはまだ早かったが、いろいろな花に彩られ、そして抜けるような青空に恵まれて春を胸いっぱいに感じることができた。もっとも足元には、まだ冬の名残りがあったが・・・
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尾根に上がる。
それにしてもこのコースは、というよりこの山はキツイこと限りなし。もっとも西穂から1ヶ月近くサボっていたので、体重増と筋力低下が覿面に出たのかもしれない。
台高主稜は展望がないと思われがちだが、伐採地もあって意外と開けている場所がある。芽吹き前の時期ならなおさら視界がよい。 
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     (大台ケ原方面)        (国見山と鯎谷高?)     (奥峰〜桧塚付近にも残雪が)
 
 
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(池木屋東尾根〜江股ノ頭方面,白倉山付近の崩壊地は何?)
 
 
今日、この山を巡ったのは釣り屋さんを除いてたぶん4名。こんな晴天の日なのに静かだったのは、明け方に強い地震があったせいなのか、それはわからない。ただ、静かなのはとても心地よい。最後の植林地帯の斜面で、道を間違えモノレールに沿って下りて、イバラ地獄にハマってえらい目に遭ってしまった。後続の方にも迷惑をかけてしまったが、4年前にはこんなモノレールなかったけどなぁ
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水の滴るいい季節がきた。雪国の百花繚乱には及ばないが、それでも山も谷も笑っていた。
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山行日:2013/4/13(土)
形態:単独
天候:快晴
撮影機材:PENTAX k-5,12-24mmF4,18-13mmF3.5-5.6,100mmF2.8macro

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