臆崖道の山日記

何かこのブログも閉鎖されるみたいですねw

湖北・奥美濃と白山周辺の山

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昨秋に豪州で素晴らしき探鳥の世界に触れることができてから、今冬は野鳥と対峙する時間に重点をおき、全く雪山には登らなかった(登る気がしなかったという表現の方が正しい)。
また長年連れ添った愛猫が老衰のため衰弱していき、また別れという悲しい出来事も、山から遠ざかっていた理由のひとつになるかもしれない。
もうひとつ付け加えるならば、太平洋側・日本海側問わず、記録的な寡雪のシーズンであったこともモチベーションを低下させた理由にもなる。雪のない雪山、ラッセルを伴わない雪山なんて、登る価値がないとまで思っていたから。
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そんな風に息巻いていた私だが、やはり鳥さんにうつつを抜かしてハードな雪山登山をサボっていたツケは大きく、体力の低下は否めなかった(山ノ神も含めて)。残雪期にしか登れない(※無雪期にも沢筋〜ヤブコギで登るルートもあるらしいが、願教寺山も含めてそういった登り方にはあまり食指が動かない)両白山地の山を目指したが、まるで届かなかった。初日に予定していた幕営地(カモウリ平付近)からして、かなり手前で妥協するようでは、話にならないということか。
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雪山に泊するからには、朝夕のドラマに期待を寄せるのは誰しもそうだろうが、夕刻はガスに覆われ、また翌朝も高曇りとなってしまい、劇的な彩度の景色は見ることができなかった。ヤマテンの予報も、GPVの雲量予想も大ハズシやんけと愚痴をこぼす方も多かっただろうが、上空のトラフの影響が予想よりも強かっただけだ。こんなことはよくあるので、憾んでも仕方なかろう。山岳気象なんて、完璧に予想できるものではない。
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この足跡はヤマドリのもの? そして実際は、矢印の模様とは逆向きの歩いているのだろう。
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高曇りの空模様でも、太陽光が弱くても、北方向から眺める加賀白山は極めて美しかった。104を訪問した昨年は、今回よりも白山本峰にもっと近い位置に居たのだが、逆に前衛峰に隠されてしまったことが面白い。
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千丈平という大峰山脈のどこかにも同じ名の平坦地(※こちらの方がずっとスケールは大きいが)を抱える大きな笠。こちらは夏道を有するらしいが、やはり雪の季節に魅力を感じる。
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その南側にある目的のオイズルは、全くもって遠かった。いや、ワカンさえほぼ不要の締まった状態にもかかわらず敗退したのは、実力不足といったところか。実は我々より1日早く入山された男女パーティに訊くと、「カモウリで泊し、翌日(3/12)にオイズルを目指したが、ピークに近づくにつれてラッセルが必要となり、さらに雪壁があって断念した」との談。
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(中央のピークがそれ)


え?雪壁があるなんて聞いていないぜ。
これを耳にしたときから、既に敗退は決まっていたのかもしれない。それでも翌日はカモウリのピークだけは踏んでおくことにした。
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カモウリのピークも痩せ尾根で、予想以上に厳しかった。オイズルを目指すなら稜線遠しよりも、カモウリ平経由で行った方がいいカモうり〜
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しかし、ラッセルを伴うような雪の状態のシーズンなら、やはり敗退してしまうような気がする。リベンジを遂行するかどうかは未定だが、もっと性根を入れなおさないと、ダメのようだ。




山行日:2016/3/12(土)〜13(日)
形態:ペア
天候:1日目=晴れ後霧,2日目=曇り
撮影機材:PENTAX k-3II,16-85mmF3.5-5.6,samyang14mmF2.8

山笑う(奥越編)

ブナが芽吹く時期になりました。
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その芽吹きと新緑を愛でるために、今年もまた奥越の山にやってきた(昨年は荒島岳の新下山コース)。
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何回も言うが、ブナの新緑はこの上なく美しい。そして太平洋側のブナの葉よりも日本海側のそれの方が、大きさと透明感で軍配が上がると私は感じている。さらに幹の曲線美も豪雪によってもたらされる。
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加えて林床に残雪があると、それはもう最高潮に達する。これは太平洋側には、まずもって無い。
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ブナだけでなく、名のある松もあるよん(これは仁王の松)。
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残雪と新緑の麓には、大野の市街が。そしてその向こうには加賀白山とその前衛の山並みが見えて・・・いや、白山の高いところは上空の気圧の谷で、薄いガスが掛かっていた。
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三度目となるげなんぽの山頂。そこからは新緑がどんどんと進んでいる姥と能郷白山(下左)、残雪が少なくやたらと黒っぽく見えた荒島岳(下中)、そして遠方には冠や金草岳(下右)などの眺望を楽しんだ。
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お隣には部子山。これはまだ未踏だ。
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沿道にはタムシバの開花と落花が目立った。
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そしてこんなに花が多い山だとは思わなかった。
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メインの花は下部からチゴユリ⇒イワウチワ⇒カタクリへと変わっていき、歩いていてとても楽しい山旅だった。
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山行日:2015/5/10(日)
形態:ペア
天候:晴れ時々曇り
撮影機材:PENTAX k-5IIs,10-17mmF3.5-4.5fisheye,12-24mmF4,70mmF2.4,100mmF2.8macro,300mmF4

大野はいい街だ。もちろん魅力的な奥越の山があるからなのだが、登山基地としても登山者に優しく、また地元の人柄も好い印象だ。そして山と同じく、美しい街でもある。
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the Mammoth Barnacle

翌(4/12)朝は、日の出と同時に軽身で行動開始。大笠と笈をほんのり照らし、そして剱〜立山方面が遠くの雲海に浮かぶ佳景に目を奪われながら、美女坂の登攀に取り掛かった。また黒滝手前を屈曲しながら下流側に走る丸石谷の深さにも圧倒されていた。
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美女坂ノ頭に出ると、さらに新たな展望が開け、お隣の目附(めっこ)谷方面もよくわかるようになる。そしてこの尾添尾根の長大さと、デコボコさも
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大笠と笈にも斜光が当たり出し、個性のある山容が際立つようになってきた。山ノ神はこの広大な雪原の大展望がお気に入りになったらしく、ずいぶんとはしゃいでいた。でも、雪庇が崩壊するからアブないよん
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ショウガ山の向こう側、手取湖(見えない)の先には小松の市街地と日本海が。
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そして加越国境の山並みは西方面へと続き、越前大日岳などもこの山塊にあるのではないだろうか。
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大汝〜御前はこの四塚山に隠された格好になっており、ここからは見えない。いや今回の行程では、本峰は一度も見えなかった。が、それは目的ではないから、そんなに気にしない。
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104は尾根から見ると、ちっこ〜いのだ。
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要するに104は、近づいてナンボの世界。これは沢登りでも同じコトだけどね。てなわけで、400m余りをイッキに降下する。
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巨大フジツボは想像以上に縮小していた。土ぼこりによる汚れはある程度仕方ないと覚悟していた。直前の寒気による降雪で覆い隠してくれることも少しは期待していたが、この標高では雨だったようだ。
これも立派な自然現象であり、我々人間側からの尺度だけで自然に対して憾みを言うことは慎みたい。
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ちなみにこのエリアの降雪量は、平年より15%ぐらい多く降っているようだ(観測ポイント=白山河内で標高136m。よって今回の目的地は1500mほどの高度差がある。今シーズン※2014/12-2015/3の積雪量は665mm/平年値では584mm)。
だが氷壷の大きさと降雪量は、関係ないと思う。何故ならこれは雪が形成するものではなく、滝壺からバウンドした飛沫が凍結したものが積み重なったからである。つまり低温がより氷壷を成長させるものだと考えている。
よって全国的に年明け1月末から高温が続いたため、この巨大フジツボの崩壊が早まったのかと自分なりに考えてみたが、上記観測ポイントの平均気温は、平年並み以下。
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しかし、月平均気温は平年並みだが、瞬間的な最高気温は異常に高い日があったようだ(2015年2月で15℃、3月では22℃というレコードがある)。つまりは寒暖の差が大きかったということになるが、その温度差は氷壷にとっては良くないらしく、氷の崩壊を早めたのかもしれない。それは尾添尾根の雪の割れが多発していることからも言えるだろう。
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氷壷のへりに登ることは特に難しくはなかったが、瀑水の飛沫を存分に浴びるので、壷の中を撮るのは非常に困難だった。周囲に散乱したブルーアイスの残骸が少しもの寂しげだったが、これも自然現象なので仕方ない。というかこれ以上、すなわち
●もっと白く、そして高く聳えた氷壷を求める
●午後の限られた時間帯に陽光が射し込むと、虹をまとった氷壷の絶景が見られる
を求めることは、私はしないだろう。
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いや、できないだろう。ラッセルを伴うような状況下や、3日がかりとなる山行は、体力にも日程的にも無理っぽいからである。※累積標高差=2644m,沿面距離=28.8km
ちなみに、日帰り客の方が多かった(この週末、泊まりは我々のみ)。まあ、翌週は考えられない人数の大泊まりのツアーが入ったらしいが、それを思うとこの日程でアタックしていてよかったと思う次第である。
そして、最強は山スキーであることも、よ〜くわかった。山スキー、おそるべし。
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山行日:2015/4/11(土)〜12(日)
天候:1日目=曇り後霧一時晴れ,2日目=晴れ後曇り
形態:ペア
撮影機材:PENTAX k-5IIs,12-24mmF4,70mmF2.4,samyang14mmF2.8,O-GPS1



toward the 104

4/11(土)は、加賀禅定道を登った。幸いなことに予想されていた雨は、朝には上がり、曇りベースの天候で助かった。というのもこの時期の2000m級ではあまりにも天候が良すぎると、重荷を背負っての急登は暑すぎるため、逆にバテやすくなるのだ。
ブナ林では霧中の幻想的な姿、そして午後になって日射を受ける時間帯も出てきたが、雲海と、稜線にかかるガスがとても絵になる情景を見せてくれた。
その霧の中で目の当たりにした、付けられてから間もない熊さんの足跡には、ちょっとビビったが
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しかり場までは3人組の日帰りパーティ、そしてそれ以降は山スキーの単独の若者が導いてくれて助かった。しかしその若者はこの霧が祟って、下降できずに無念そうに降りて来られたのが印象的だった。明日なら視界はクリアなので、トレースなくても、その苦労はなさそうなのに。
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(スキーの痕跡は彼のものだろう)


貸切の避難小屋で山ノ神と二人で宴会をしかけていたら、夕暮れ近くになってガスが晴れてきた。慌てて外に飛び出すと極上の夕景と、日本海に沈む変形太陽が素晴らしかった。
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星景ももちろん堪能することができた。小松や金沢の街灯りは意外と明るい場所なので、紀伊山地ほど暗い(=星のキレイな)“そら”ではないにせよ、不満などあるわけもない夜景だった。但し、0時前に夏の天の川と同時に下弦の月が昇ってきたので、それを撮ることはできなかった。
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西のそらには木星がプレセペの左側に輝いていた。
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そして南東の低空には、アンタレス(さそり座α星,オレンジ色の星)の真上に、土星が昇ろうとしていた。
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(別項につづく)
明け方にイグルーの頭上の銀河の中を、流れ星が飛んだ。
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さあ、メインミッションであるイグルー建築と泊は成功した。そしてオマケみたいになってしまったが、今日は目的地である能郷白山を目指す予定だ。
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完全に薄明時間帯に突入してしまったが、中望遠で寄せてみると、山頂の祠の上にもまだ星が輝いている。
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銀河の中心部のスタークラウドもアップで撮ると、それなりに迫力がある。マシンの眼、すなわちセンサーがHαに適しているというのは、当っているようだ。
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5:30、あと30分で太陽が昇る。ご来光ぐらいは見ておいた方がいいと、山ノ神だけに声をかける(Sリーダーも起こしてしまったが)。
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能郷谷、すなわち根尾方面はうっすらとした雲海になっているようで、朝ぼらけの情景としては悪い感じではない。
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6:06、前山の北斜面から出現。
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磯倉と能郷白山に旭光が当たる。光の強さ、色合い的に劇的なものではなかったが、春らしくていいかも?
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さて、そろそろ皆さん起きんかいな〜と思っていたら、さすがにぞろぞろと起きてきた。昨日不調だったメンバーも、つまりは睡眠不足だったらしく、ぐっすり寝たら昨日の3倍のスピードで歩行できるようになった(それはそれで、私が付いていけないが)。
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ほんのりピンク色から、昼光色に変わるまでは、そんなに長い時間は要しない。
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さて、朝ごはんを食べて、軽身になって、能郷白山を登ってこよう。
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イグルーや雪洞泊はテント泊と異なり、撤収作業においてかなり時短できる。もっとも設営時間、労力がおそろしくかかるが。しかし慣れることによって、雪洞よりも設営時間が短くできると思う。
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ただ、イグルーは雪洞と異なり、広くて平らな場所で設営するため、吹雪かれたりしたらさぞかし辛いだろうと思った。また、雨が降ったりしたら、崩壊する恐れも。さらにはブロックの隙間が多いと、冷気が入ってくるので雪洞よりも寒くなることも(これは漆喰仕上で防げる)。つまりは一長一短ってわけだろう。
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さて、大きなブナのある尾根を登って、能郷白山手前のところまで約30分。ここから急斜面をアイゼンでイッキに登る。
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(冬季通行止のR157を挟んで、屏風岳や左門岳などが続く)


泊地から1時間もかからないで、ある意味アッサリと能郷白山の山頂台地に到達。
まずは北側を眺めると、温見(ぬくみ)峠の向こう側、すなわち越前側に姥ヶ岳が。その左奥は、おそらく部子山(へこさん)と銀杏峰(げなんぽ)だろう。
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ここ能郷白山頂は、広大な雪原といった感じで、とにかくダダっ広い。越美国境、すなわち中央分水嶺の山々も、谷を隔てて遠望するといったロケーションでないので、高度感のないこんな絵になる。
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部子山をクローズアップ。その左下のこんもりピークは、雲川ダムの西側にあるP1218.1だろう。右の銀杏峰も再訪してみたいな。
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まるで馴染みの無い低山だが、大野市内にある麻耶姫ダムと笹生川ダム付近の道斉山P1188.3かな?
この朝もやはり透明度が悪く、白山はおろか、荒島岳でさえも視認が困難だった。
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その荒島岳だが、この左奥の山かな? その右下が辻ヶ堂山ということになるが、こんな吊尾根があるのかいな。
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こちらは東北東方面。左上が屏風岳かな。この山に登れるのはいつのことやら。それよりも中央分水嶺上の滝雲がいい感じ。
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これは左門岳か? もっと奥のぼんやりした山並みの中にあるのかもしれないが。
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根尾西谷川と、それに沿って越美を貫くR157。もちろん冬季通行止め。能郷白山は無雪期でも能郷谷ルートはかなりハードな山行となるので、R157を使って温見峠から登る方が多いだろう。
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そしてここ能郷白山も中央分水嶺上にあるが、西へと続く尾根は複雑に屈曲している。山座同定も困難だが、中央が若丸山で、その右奥に冠山があるのではないだろうか。
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さらに分水嶺は、笹ヶ峰〜美濃俣丸〜三国岳へと続いていく(山座同定はできてませn)。
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さて、祠の前で記念撮影でもしましょうか。ここは何故か雪が飛ばされて、ヤブまで出ていた。
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こうして広角で撮った方が、中央分水嶺が続いていくさまがわかりやすいかも〜
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南西方面のどれかには蕎麦粒山があるはずだが・・・う〜ん、霞んでよくわからん
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さて、泊地までダッシュで戻り、軽く撤収。下山開始が10:40ぐらいで、もちろんピストンして戻る予定だったが、前山であらぬ方向から登ってくるパーティに出くわす。聞くと登山口の渡渉がイヤで、新しいコースを登ってきたとのこと。踏跡もできているし、赤テープもあるからということで、急遽周回コースへと変更となった。
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このコースだが、前山から三角点のあるP1491.2からP1286を経て、P1148から西南西方向に右折れして登山口上の林道へと降りるもの。
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雪庇も発達しており、最初は爽快な稜線歩き。能郷谷を挟んでの左右の尾根関係がよく見えるので、周回をとっているんだなぁ〜と実感できる。でもまあ少し遠回りになるんだけどね。
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途中から激下りと、少しの登り返しが2回。
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特にP1286からの下りは雪が腐っていたため、ツボでは踏み抜き地獄。ワカン装着かシリセードでないと下降困難だった。
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P1148からは再び屏風岳が遠望できた。何か朝方よりも、昼前になってからの方が透明度が上がってきたような気もするが、気のせいにしておこう
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ここからはさらなる激下りで、おまけに雪は完全に死んでおり、さらにはヤブも出てきた箇所もあったので、ワカンも外す。降りるというより、落ちるような下りだった。
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13:40、登山口着。まあこんなもんだろう。ここではテントは数張りあって、ベースにするパーティも多いようだ。
んで、昨日乗り越えた堰堤だが、下山時には逆に登らなくてはならない。私は、やはりかなり苦戦しているパーティを助けもせずに涼しい目で見物していた。
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帰路の林道は飛ばしたので15:20には到着。
今回は初イグルーがメインイベントだったが、初能郷白山を周回コースで登れて、かなり充実感のある山行だった。リーダーのSさんをはじめ、メンバーの方々に感謝。



山行日:2015/3/21(土)〜22(日)
天候:1日目=快晴,2日目=快晴
形態:ペア
撮影機材:PENTAX k-5IIs,12-24mmF4,70mmF2.4,samyang14mmF2.8,O-GPS1




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