臆崖道の山日記

何かこのブログも閉鎖されるみたいですねw

湖北・奥美濃と白山周辺の山

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

白⇒白⇒白(5)

三方崩山は昨日までどの角度から見ても崩壊面が目立っていたのだが、本日のこの時間帯は太陽と重なるため、シルエットにしか映らない。
イメージ 1
 
 
妙法山は360°の大展望で、ドッカーン派の方にとっては堪らないだろう。ここまで来ると、白山スーパー林道がくっきりと見える。そしてやはり山毛欅尾山のピークが目立つ存在である。
イメージ 2 イメージ 3
 
 
日本海がくっきりと見えた。小松(石川県)の方かな?と思いきや、カメラのGPSで確認したら、福井県のあわら市(九頭竜川の河口付近)のようだ。
イメージ 4
 
 
ああ、昨日あそこを歩いて降りてきたんだなぁ〜(左:御前と剣,右:大汝)
この尾根は展望の尾根だから、本当にスカっと晴れてよかった
イメージ 5
 
 
誰もいないこの山頂でこの展望だから、かなり贅沢に過ごした。しかしまだCTで馬狩まで4時間あるので、重い腰を上げて縦走を続ける。この先にも小刻みにアップダウンがあり、楽勝というわけではなさそうだ。
イメージ 6
 
 
振り返ると、やはり特徴的な妙法山の北面が。
イメージ 7
 
 
オヤマノリンドウはあまりサービスしてくれない花なので、ここまで開いてくれると何か楽しい。
イメージ 8
 
 
東側の下界には、鳩谷ダム湖が姿を現した。しかしガスも上がってきたりして・・・
イメージ 9
 
 
10:20、もうせん平に到着。
イメージ 10
 
 
モウセンゴケがあるらしいが、フツーのコケばかりで、それを見つけることはできなかった。
イメージ 11 イメージ 12 イメージ 13
 
 
時折、登山者とすれ違う。どうやら妙法山まで日帰り紅葉ハイクがんばろーの方のようだ。しかしずいぶんとガスに支配されてしまった。妙法山での展望はちょっと残念なことになってしまったかも。やはり尾根歩きは早出に尽きるようだ。
イメージ 14 イメージ 15
 
 
11:15、野谷荘司(のだにしょうじ)山(1797m)に到着したが、そんなわけで展望は
人気というか手軽さ(三方岩駐車場や馬狩から2時間)も相まって、かなり大勢の人で占められていた。面白い山名だが、鳩谷ダムの野谷集落の源頭にある純白(荘司の意味)の山ということらしい。
イメージ 16 イメージ 17
 
 
我々はスーパー林道ではなく、白川郷から1時間半ぐらいのところにある馬狩登山口に降りる。鶴平(つるへい)新道と呼ばれた尾根道だ。
イメージ 18
 
 
標高を下げたら、ガスも晴れてきたのか、またまた視界が復活。赤頭山までは森林限界というか、ザレっぽいトレイルだった。
イメージ 19 イメージ 20
 
 
今年はどんぐりは豊作?なのかな。
イメージ 21
 
 
ここでN女史が異変。元々下りは苦手らしいが、どうやら靴が合っていないのか、両足の爪先に激痛が。そう言えば山ノ神もGWの涸沢の下りで同じようなアクシデントに襲われたことがあったなぁ〜そのときは雪だったので、靴を脱いでビニール袋を脚に巻いたっけ。今回はそんなことはできないので、我慢して下ってもらうしかない。最後は爪先に負担がかからないように、後ろ向きで下ったけどね。
樹林帯に入り、ブナ林の黄葉を期待したのだが、この鶴平新道のブナ林はまだ早すぎた。
イメージ 22 イメージ 23 イメージ 24
 
 
そんなわけでかなり時間が掛かってしまったが、14:45に馬狩に下山。皆さんお疲れサマー
イメージ 25
 
 
ここには鶴平新道をつくった大杉鶴平さんのお墓が大杉の傍らにあった。
イメージ 26
 
 
そしてマイカーをデポしていたところで草刈りをしていた地元の方は、何とその息子さんだった
いろいろとお話を聞かせてくださり、またサルナシを分けてもらった。
イメージ 27
 
 
さて3日間の汗を流すために白川郷の温泉に行こうとしたが、その大杉さん曰く『今日はどぶろく祭りで混雑しているし、平瀬の方がいい湯だからそっちに行った方が良い』とアドバイス。というわけで白川郷には入らずに、“しらみずの湯”へと直行した。
最後は荘川の蕎麦で、〆たのは言うまでもない。
イメージ 28
 
 
縦走は大変だが、4人ぐらいで行けば荷物的にも、経費的にも優しくなる。そしてこれだけ天気にも恵まれたら、もう言うことはない。いい山旅だった。
ところで、この白川村にはちょっとしたミステイクというかハプニングがあったため、3週間後にも再訪したのである。その旅と理由については、次号以降をご参照してください。
 

 
山行日:2013/10/14(月)
形態:4名
天候:晴れ後一時霧
撮影機材:PENTAX k-5,12-24㎜F4,18-135mmF3.5-5.6

白⇒白⇒白(4)

10/14(月)、3:30起床。ごった返していた避難小屋の2Fは、まだ睡眠中のパーティの方が多かったが、構わずバーナーを熾(おこ)して腹を暖める。
まだ星が煌めいていた5:00に行動開始。いよいよ北縦走路へと入ることになる。暗くて、足元もぬかるんだ箇所が多いので、慎重にゆっくりとね。
イメージ 1
 
 
30分も歩けばヘッデンも要らないようになるが、今日も三方崩山(奥三方山かな?)がベンチマークだ。
イメージ 2
 
 
6:15、シンノ谷の古びた鉄橋を渡る。もちろんここで水をたっぷりと補給する。ここまでテントを張る場所は全くなかったが、この河原なら何とか幕営できるかも(※もちろん緊急時のことを想定)。
イメージ 3 イメージ 4
 
 
ここから念仏尾根へ取り付くべく、登りにかかる。こちらはお隣である昨年歩いた中宮道が敷設されている滝ヶ岳(1774m,但しピークは経由せず)。原生林に朝日が当たっている。
イメージ 5
 
 
そう中宮道は原生林の中を歩く、それはそれは素晴らしいルートだった。んで今回歩いた北縦走路(念仏尾根)は中宮道とは全く趣が異なる。それは展望に恵まれた爽快(但し長くてアップダウンもあるが)なトレイルだということだ。
イメージ 6 イメージ 7
 
 
歩いてきた間名古ノ頭(左)と仮称ゴマの頭(右)。ゴマ平避難小屋は右手の向こう側下部にあるので、ここからは見えない。
イメージ 8
 
 
そして標高を上げていくと、この鞍部の背後に白山(御前峰)が姿を現してくるから堪えられない。
イメージ 9
 
 
どうやら念仏尾根に乗ったようだ。朝日を浴びて、色づいた樹々がさらに美しく輝く。
イメージ 10 イメージ 11 イメージ 13
 
 
白山スーパー林道近くにある三方岩山を経て、瓢箪(ふくべ)山、笈(おいずる)ヶ岳へ、そして越中へと伸びる念仏尾根だが、今日歩くのは野谷荘司山までである。
イメージ 12
 
 
笈ヶ岳はここからは見えなかったが、山毛欅尾(ぶなお)山らしきピークは遠望できた。
イメージ 14
 
 
トラノオかクガイソウか区別がつかないが、まだ晩夏の名残が垂れていた。
イメージ 15
 
 
紅葉のひとつひとつまで、愛おしく感じる。
イメージ 16 イメージ 17 イメージ 18
 
 
白山に見守られながら?念仏尾根を北に向かって歩こう。
イメージ 19
 
 
そしてまず越えなければならないのは、妙法山(1776m・左手前のピーク)である。
イメージ 20
 
 
シンノ谷からCT=2時間とあるが、なかなかに遠く、そして手強い。シンノ谷から2時間が過ぎたが、まだピーク手前の池だ。但しこの池は鏡のように、青空を写し込んでくれていた。
イメージ 21
 
 
妙法山は稜線の東側が筋状に崩壊というか切れ落ちている面白いピークだ。
イメージ 22 イメージ 23 イメージ 24
 
 
そしてようやく8:40、妙法山に登頂。白山の北側の尾根である中宮道・岩間道・加賀禅定道の尾根が、手前から順に見渡すことができた。とりわけ歩いてみたいと思うのは加賀禅定道。
イメージ 25
 
(つづく)

白⇒白⇒白(3)

紅葉とは俯瞰して愉しむものだということではないだろうが、大白川の源流付近(たぶん小白水谷)の色とりどりの景観に目を奪われてしまった(2013/10/13,12:02撮影)。
イメージ 54
 
 

 
7:45、勾配が緩み、室堂が近づいてきた。ちょうど岐阜県と石川県の境界にさしかかった箇所にある池塘は、氷が張っていた。
イメージ 1 イメージ 2
 
 
賽の河原辺りの紅葉はほぼ終わっていたが、それでもこの開放感と遠望の良さは季節を問わず気持ちがいい。
イメージ 3 イメージ 4
 
 
南側の遠くに見えるは両白山地の南部に位置する大日ヶ岳(1709m)か?
イメージ 5
 
 
そして南東方向のずっと先にも、もやに浮かぶ山が見える。方向的には恵那山(2191m)なんだけど・・・
イメージ 6
 
 
白山室堂は、賑わっていたというよりもごった返していた。ここでトイレを借り、売店でアルコールを補給する。水も汲ませていただいたのだから、貴重な基地であることを感謝しなければならない(売店のおねぇーちゃんが愛想よかったから褒めているのではない)。
イメージ 7
(左から臆−山ノ神−N女史−17kgの重荷を平気な顔で担いで縦走するベテランのSさん、Sさんがいちばん小柄なのが驚き)
 
 
どう見ても小学生以下と思われるような童子も含めて、うっすらと積雪のある表参道を奥宮へと行列が続いている。
イメージ 8 イメージ 9
 
 
9:30、いわゆる“加賀山”に到着。何回も登っているが、平瀬道すなわち大水から至ったのは初めてだ。
御前峰(2702m)のピークはかなりの強風だったが、立っておられない程ではなく、こんなドラマチックな光景が見られた。
イメージ 10
 
 
雲海に浮かぶ北アルプスもまだ健在だった。この後、雲海が上昇してきたので、遅い時間には隠れてしまっただろうけど。
イメージ 11
 
 
で、この後が大変だった。我々は縦走組(もっとも“お池めぐり”をする登山客も同じコースを辿ることになるが)なので、ここから大汝峰(中央左)の手前の鞍部まで翠ヶ池(中央の池は紺屋ヶ池)の脇を通って行くのだが・・・
イメージ 12
 
 
何が大変だったというと風
御前峰から天柱石までの稜線で北東側に遮るものがない箇所(距離にして50mぐらいだったが)が、強風というより暴風(おそらく25m/secぐらい)の北風(いや北東の風だったように思う)に苦しめられたからである。
私と山ノ神はそのクラスの暴風の経験が何度かあるので、イッキに通過した(常時この風速なので、耐風姿勢をとってもあまり意味がない)が、問題だったのは全く経験したことのないN女史である。
「早く来い!」と怒鳴っても恐怖のあまり固まってしまい、動かない。これだと低体温症で死亡するキケンがあるので、戻って強引に引っ張って(風上にガタイの大きな私が位置するとかなり楽になるはず)連れてきた。
しかし幼子を連れてきたファミリー達もここで泣いていたが、フツーに表参道を戻る選択というのはないのだろうか
イメージ 13
(白っぽいのは雪)
 
 
行動不能になるぐらいの暴風は、幸いにも何故かこの箇所だけだった。御前峰の北側に位置している剣ヶ峰(下図)や大汝峰がこの風を造り出しているのだろうか?
イメージ 14
 
 
暴風からの洗礼からも解放されたので、縦走ついでにお池めぐりでもして行きましょうか?
まずは油ヶ池。水少なっ(だからこの名称なんだろうけど)。
イメージ 15
 
 
お次は紺屋ヶ池。振り返ると御前峰が。
イメージ 16 イメージ 17 イメージ 18
 
 
そして主役とも言える翠ヶ池は、どの角度から見てもやはり美しい 
イメージ 19 イメージ 20 イメージ 21
 
 
最後(正規のお池めぐりコースを往けばまだ他にもあるけど)は、血ノ池。かなり青々しているのは季節のせいかな?
イメージ 22
 
 
そして御前と剣にお別れを告げ、大汝峰には登らずに北縦走路(正確にはまだ中宮道)へと転進する。
イメージ 23 イメージ 24
 
 
アラレちゃんかおまえは(びゅ〜ん)。
イメージ 25
 
 
そうこのぷち新雪の世界から、あの暖色系の色がモザイク状に構成されたエリアへと下降していくのじゃー。
イメージ 26
 
 
白山エリアで最も紅葉(ナナカマドやダケカンバが中心としたいわゆる灌木中心の紅葉黄葉。ブナなどの喬木を中心とした黄葉エリアとは異なる)が美しいところが“お花松原”だそうだが、目の前や見上げる紅葉はほぼ終盤戦だった。
イメージ 27 イメージ 28
 
 
 ただ、俯瞰する紅葉はピークは過ぎていたのは間違いないにせよ、まだまだ見頃だった。
イメージ 29 イメージ 30 イメージ 31
 
 
涸沢のように真っ赤っかなナナカマドはほとんどない。だけどこのような複雑な色変わりをするナナカマドも、なかなか面白いんではないかな。
イメージ 33
 
 
実は稜線部はガスに覆われてしまっていたのだが、下降していくと陽光の当るエリアにもなって、紅葉もヴィヴィッドに輝くようになってきた。 
イメージ 32 イメージ 34 イメージ 35
 
 
それにしても複雑なモザイクというかパッチワークの作品を見下ろしているような感覚の世界だ。
イメージ 36 イメージ 37
 
 
この谷筋を絡ませたワンショットがお気に入り。
イメージ 38
 
 
槍ヶ岳?じゃないよん。三角形をしたタダの岩だった。
イメージ 39 イメージ 40
 
 
12:20、北弥陀ヶ原に到着。青空はまたしても隠されてしまったが、草紅葉と池塘にはこの方が似合っている?
イメージ 41 イメージ 42 イメージ 43
 
 
三方崩山は今日も我々を見守っていた。その手前のワリ谷?源頭付近の俯瞰する黄葉が、またしても素晴らしかった。
イメージ 44 イメージ 45
 
 
そして我々は間名古(まなこ)ノ頭方面へと北上していく。たおやかな稜線だが、本日は我々が踏むピークはもう無い。
イメージ 46
 
 
後ろを振り返れば、昨日登ってきた平瀬道すなわち大倉尾根が。
イメージ 47
 
 
うぐいす平の手前には地獄覗というポイントがある。その展望地点からは西方向に伸びる壮絶なる崩壊斜面を有する地獄尾根を眺めることができる。
イメージ 48
 
 
13:30、うぐいす平を通過。ニッコウキスゲの名所らしいが、その面影はない。そしてこの先からは間名古ノ頭の手前のコルまで急降下する。そして鞍部からは少し登り返しがあるが、ダケカンバの黄葉がその斜面沿いにいい色を出していて、苦にはならなかった。
イメージ 49 イメージ 50
 
 
昨年秋に中宮道から脚を伸ばして来た地点に懐かしさを馳せ、同時にあと1時間ぐらいでゴマ平に着けるよとメンバーを励ます。もっともN女史は下りが苦手(というより登山靴が脚に合っていないので痛いらしい)なので、ゴマ平避難小屋手前の激下りを心配していたが。
三俣峠を過ぎ、P2077(私は勝手にゴマの頭と呼んでいるw)の東側を巻きながら、意外とキツいと感じた登りに汗を流す。
イメージ 51
 
 
以前にも記載したが、中宮道はその敷設された理由(営林署の作業道所以)から経由するピークは存在しない。但しゴマ平より下部のブナ林の美しさは特筆すべきだ。今回はその愁眉の場所は経由せずに北縦走路を歩くのだが、中宮道も皆さん是非とも歩いてください。
イメージ 52
 
 
ちなみに同じゴマ平より下部のルートだが、中宮道と北縦走路は全く性質が異なる。白山スーパー林道というネックがあるため、中宮温泉→(中宮道)→ゴマ平→(北縦走路)→三方岩という周回?縦走は非常にとり難いが、そういったルートもできたらなぁと思う。そしてどれも大変だが、白山の北部には加賀禅定道・楽々新道・岩間道と魅力的なルートがあるので、機会があればこれらも歩いてみたい。
砂防新道ピストンだけで終わらせるのは、懐の広い加賀白山にとっては余りにも失礼だ。
イメージ 53
 
 
ゴマ平避難小屋には15:30到着。昨秋ここに泊まったときは、大白水から一日で歩いて来たツワモノの女性も居たが、我々の力量では大倉山発としたのが正解だろう。
もっとも本日は3連休の中日かつこれだけの晴天ということで、この避難小屋の定員とされる25名いっぱいとなってしまった(昨秋訪問時は、10/20-21)。避難小屋定員の人数ということは、脚の踏み場もないぐらいのごった返すような状態(ちなみにこの小屋は構造上、2階の方が寝られるスペースが広い)。これを危惧して、実はテントを持参していたのだが、昨秋訪問時の記憶間違いのようで、小屋前を含めてテントを張れるような場所はなかった(→まったくもって4kgの無駄な装備を担ぐハメになってしまった。アフォやね〜オレって)。
 
もつ鍋を食してポカポカになったが、普段だと寒いはずの避難小屋の夜も満員状態だと人熱のお陰でかなり暖かい状態でぐっすりと寝てしまった
 

山行日:2013/10/13(日)
形態:4名
天候:晴れ後時々霧
撮影機材:PENTAX k-5,12-24㎜F4,18-135mmF3.5-5.6

白⇒白⇒白(2)

10/13(日)は6時に行動開始。稜線上の風は予報されていたようにまだ強そうだったが、晴れという天候が約束されていたようなご来光に背中を押してもらった。
イメージ 1
 
 
中部山岳のような3000m級での行動では、当たり前だが地上の天気予報、それもマークだけでの判断では余りにも不十分な場合が多い。高層天気図(等高度線や相当温位、そして風)を読むのがベストだが、それが無理だったとしたら、ヤマテンのような山岳専門気象会社と契約するのがベターだろう。それも億劫なら、せめて登山天気で当該地点(高度)の気温や風の強さを調べておくべきだ(あくまで計算上の数値だが)。
イメージ 2
 
 
ということで10/13のAMは、20m/sec以上の強風が予想されていたので、それには注意していた。もうひとつ、前日に降った降雪だが、それはベルグラになるような状態ではないと判断していた。
イメージ 4
 
 
ここから見上げる“かがはくさん”、つまりこの剣と御前は、いかにも気持ちよさそうに、そして穏やかに朝日を浴びているようにしか見えなかった。
イメージ 5
 
 
それは別山も同じようだった。う〜ん、いい景色だ。
イメージ 6
 
 
大倉山はブナの山なんだなぁ(ダケカンバが主体ではないと思う)・・・三方崩山は今日も視界に入ることが多い。この三方崩山を南・西・北側から見ながら歩く旅をプランニングしたんだから、当たり前かな。
イメージ 7
 
 
そう、この斜面というかこの尾根の上を、今日(10/13)の午後から歩くことになるなんて、何か信じられない感覚ですな。
イメージ 9 イメージ 8
 
 
ちなみに飛騨側の下界は、雲海の下のようだ。無線をONにしておいたので、下界の運ちゃん?らしき交信を傍聴する。するとやはり曇っていたようで、「お昼頃には晴れるのと違うか?」なんて交信していた。
イメージ 10
 
 
黄金色に染まる別山はもう少し引き寄せておこう。この角度から眺めるのは初めてだし。
イメージ 11 イメージ 3
 
 
地獄谷の上流(ゾロ谷)には、まだ雪渓が残っていた。
イメージ 12
 
 
そしてこの標高の尾根からは、見上げる紅葉よりも俯瞰する黄葉の方が、ずっと美しい。中望遠での絵も混ぜると、なおさらよろしい
イメージ 13 イメージ 14 イメージ 15
 
イメージ 16
 
 
赤、つまりナナカマドはちょっと痛んでいた。終盤を通り越しているという理由もあるだろうが、ナナカマドの葉っぱの美しさは涸沢や裏剱には敵わないかも。
イメージ 17 イメージ 18
 
 
御前峰の下部にも赤いものが遠望できたが、これはナナカマドとは違うようにも見える。
イメージ 19 イメージ 20
 
 
ドライフラワーに限りなく近いアザミと、紅葉したシロモノを見つけた。
イメージ 21 イメージ 22
 
 
南縦走路が視認できるぐらいまで(標高2300mぐらい)登ってきた。でも今回は南に向いては歩かないのだよん。
イメージ 23
 
 
東方向には、薄いベールのような雲から顔を突きだした北アルプスの稜線が現れた。
イメージ 24
 
 
乗鞍岳(左)と、槍穂(右)のスカイラインが素晴らしい。御嶽や剱立山も見えていた。
イメージ 25 イメージ 26
 
 
あまりの素晴らしさに何度も脚を止めてしまうが、さほど急ぐ必要もないので十分に堪能してもよかろう。
ところで今回のパーティの年長(62歳)であるベテランSさんのザックの重量に驚かされた。容量はフツー(50Lぐらい)だが、密度がすごく高い=17㎏ぐらいあるような重荷だった。特に団装を多く担いでもらっているわけではないのだが、私(4名用テント一式=約4kgを担いでいる)よりも4〜5㎏も重たいのである。
寝具やコッフェルなどの装備が年季が入っているだけでなく、大きくて重たいのである。 軟弱な私なら100g単位で全ての装備において軽量化を考えて(場合によっては新調する)いるが、ベテランSさんは『今までこの重量でやってきたので、これを担げるかどうかを体力の目安にしているよ』と。
 
サスガですな〜
 
(つづく)

白⇒白⇒白(1)

山岳会には例会山行というものがある。
いや山岳会でなくとも、規模の大きなサークルでも例会という形態は可能だ。
イメージ 1
 
 
例会というのは山岳組織の会員に対して、企画した山行を公募するというものだ。事前にプランを会員全体に提示し、それに参加しようと思う会員がプランニングしたリーダーに申し込むという手順でパーティが形成される。
イメージ 2
 
 
組織内においても、会員同士が“一緒に行きたい”と考え、個人的に(つまりオープンではなく)連絡をとり合ってパーティが形成されるのは例会ではなく、単なる『自主山行』である。
イメージ 3
 
 
会員数120名ほどを抱える我が山岳会においても、好きなモン同士で勝手に山行を企画する『自主山行』の方が主流になりつつある。もっとも私に関しても山ノ神と2名で『自主山行』に出掛けることが殆どなので、偉そうなことは言えない。
イメージ 4
 
 
しかしながら例会山行という形態も(たぶん廃れてくると思うが)できる限り残すべきだと思うので、年に何回かその例会のリーダーを承っている(雨で流れてしまったこともあるが)。
イメージ 5
 
 
その例会もいろいろな形態があって、日帰りのハイキング・ちょっと骨のある登山・沢登り・フリークライミング・雪山などなど多岐にわたっている。
そして今回の私の企画のテーマは、“体育の日3連休に紅葉を愛でながら縦走を行う”といったものだ。
イメージ 6
 
 
涸沢ピストンで人まみれになるなんて、糞くらえだ。立山(室堂)や栂池・八方尾根も人が多すぎる。そりゃあ紅葉は素晴らしいだろうが、リーダーの食指の動かない場所を計画するわけにはいかない。ということで私は白山をチョイスした。北アルプスよりも紅葉の艶やかさは落ちる(かもしれない)だろうが、程よい登山者の数と今までに見たことのないルートと景観を愉しめるからだ。
イメージ 7
 
 
もっとも2泊+テント(避難小屋)泊縦走といった形態を選択すれば、グッと参加に踏み切ろうと考える会員は少なかった。今回の例会のメンバーは4名(臆+山ノ神+Sさん+Nさん)で、ちょっと人数的に寂しい感もあった。しかしながら、4名というのはマイカー1台でアクセスできるため、最も経済的な人数でもあるのだが
イメージ 8
 
 
ただ“周回”ではなく“縦走”なので、inとoutが異なる。つまりマイカーを回収する必要があった。今回はタクシーを利用する方法をチョイスしたが、この白川村にはタクシー会社は1社しかなく保有台数も少ないので、10/12-14の3連休は事前予約は不可と言われてしまった。これにはかなり困ってしまったが、とりあえずタクシー会社の本拠地に突撃することにした。
イメージ 9
 
 
今秋初めての冬型気圧配置となった10/12(土)、13時頃にそのタクシー会社に押し掛けた。やはりタクシーは出払っていたようだが、社長とおぼしき社員がマイクロバスで送ってくれるという。というわけで、まずは下山口までマイカーで追従し、そこから入山口まで賃走してもらった。
入山口は平瀬道の起点である白水湖の湖畔である、大白川と呼ばれるところである。想像以上の駐車数に驚くが、中京以東からは最も近い登山口にある場所なので、ある意味尤もなのかもしれない。
イメージ 10
 
 
強くはないが冬型に伴う時雨が断続的に降っていた。しかも出発が14:25という常識的でない?時刻
まあ今日は大倉山避難小屋までのCT=2.5Hrだからなのだが。
この平瀬道はブナの黄葉が素晴らしいとのことだが、下部のブナ林はまだ色づきには遠かった。ブナよりもヤマウルシの方が良い色が出ていたように思った。そしてダケカンバの黄色もなかなか良かった。ダケカンバはブナよりも早く黄葉するので、ブナにはまだ早すぎだタイミングだったのかもしれない。
イメージ 11
 
 
10/12午後の700hPa帯(標高約3000m付近)では、0℃以下の寒気を伴った谷が通過することが予想されていた。そしてその通りのように、上の三方崩山が見えるような稜線に出ると、体感的にもどんどん寒くなってきた。そして降ってくるものは雨ではなく、霰や霙に変わってきた。
水を合計6L担ぎ上げたためもあったのか、大倉山避難小屋に到着したのは17:20だった。そして中を覗くと、意外と宿泊客が多かった(我々を入れて合計11名)。
イメージ 12
 
 
この避難小屋には水場のトイレがないので泊まる客は少ないと思っていた。だがキレイな小屋だし、携帯トイレブースもあるので快適に使えるので重宝した。
ちなみに携帯トイレを使ったことがある(使える)人間はどれだけいるのだろうか?
実は山ノ神は携帯トイレの達人?で、低コストでトイレを自作し、今回も持参してきている(それは事前に情報を仕入れていたから)。携帯トイレを荷上げしなくとも、携帯トイレブースに@200円の備品トイレがあるので、それを購入してください(チップは小屋内部のコーナーにある三角屋根の箱に入れてください)。
使用後の携帯トイレは、小屋外にある回収ゴミ箱に入れてください。定期的に行政(白川村)がそれをボッカで回収してくれているそうだ(感謝)。
 
バイオトイレ、携帯トイレという環境対応型トイレを導入している小屋や地点が増えてきている。野グソ、放尿という形でもほとんど負荷をかけないような人が滅多に来ないバリエーションルートなら自然放出でも構わないだろうが、メインルート上でトイレ問題に前向きに考えているところに関しては、その場所のルールに従うべきだ。
 
『携帯トイレなんて使ったことがないからそんなことメンドくさい〜、今まで通り自然放出だよ』
 
きっとこんな登山者も(結構)いるんだろうね。
でもね、もうそんなおおらかな(=無頓着な)時代じゃないんだよ。アンタ1人が自然放出しても大きな環境変化にはつながらないだろうけど、次の世代にトイレ問題とその対策を伝えていかなければならないんだよ。だから登山者のはしくれだったら、携帯トイレの使い方ぐらいは経験するのは当たり前だろう?
 

山行日:2013/10/12(土)
形態:4名
天候:曇り時々雨
撮影機材:PENTAX k-5,12-24㎜F4,18-135mmF3.5-5.6

.
臆崖道
臆崖道
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

[PR]お得情報

数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!
ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事