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6/2(土)、3:30起床。鹿之沢小屋の夜は、前日の石塚小屋で泊まったときよりもずいぶんと暖かかった。標高は両小屋ともほとんど同じだが、やはり東風の影響だろう。鹿之沢は山越えの風となるので、断熱圧縮されて気温が上昇したとみた。
この小屋もヤクシマヒメネズミ
同宿のオジサン2名パーティは、当初永田歩道を下ると言っていたが、山ノ神が前日「ローソク岩が見えた
外は雨こそ降っていないが、既にガスがやはり東から吹き下ろしてきている。ということは・・・東方向へ登り返すということは強風(暴風かも)+雨ガスをマトモに浴びながら進むということだ。そんな選択は私はできない
出発は5:00過ぎ。ジュクジュクに濡れた湿地を越えて、花山歩道の稜線まで上っていく(下山ルートだが、一旦100mほど登り返す)。
まだ薄暗さ残っている時間帯だが、古存木(こぞんぼく)やヤクシマシャクナゲを見ながら、森の中を歩む。
そして名前こそないが見事なヤクスギが現れる。現役として躍動感溢れる個体や、命の営みを終え白骨樹として森を見守る個体など、さまざまだ。
林床には燃え尽きて真っ白になったシャクナゲが、文字通り散華(さんげ)していた。本州のシャクナゲとは全く違うその姿。
(カスタムイメージ:銀残し)
朝6時になり、空もかなり明るさが戻ってきた。もっとも今にも泣き出しそうな厚い雲に覆われているが。
この花山歩道だが、4年前の11月にやはり下った経験がある。そのときもこのような「ここが屋久島原生自然環境保全地域やで〜
それから4年後・・・現在地を示す●印が記入されており、改善の跡を見ることができた(ありがとうございます)。
但し上記のマップだが、エアリア(旺文社登山地図)をそのまま拡大コピーしたもので、実は図中の『大石展望台』の位置が間違っている。歩道の微妙なルートの位置なども含めてエアリアよりも、国際地図株式会社発行の『ポケット登山マップ・屋久島』の方がずいぶんと正確だと言うことをお伝えしておこう。
標高を徐々に下げていくが、森はだんだんと深みを増していき、屋久島のコアエリアを歩いているという実感に浸っていく。
そして大石展望台を通過。標高は1530m付近だ。晴れていたら宮之浦岳方面が見渡せるのだが、もちろん今日は(今日も?)全く見ることはできない。
あまいものこさんが『花山歩道は森のスーパースター』と言われたが、私もその感想に同意する。もっとも私は湯泊・栗生・楠川歩道は歩いていないので偉そうなことは言えないが。
シャクナゲもちらほら残っている。この辺りのシャクナゲは山頂帯にある灌木タイプでなく、背丈の高いフツー?のタイプだ。花の位置も頭上が多い。
切株更新したヤクスギに絡みつくヤマグルマ。このような着生樹が、ヤクスギの特徴でもある。
森は命を宿している。木の枝から垂れる泡は、アワフキムシの家か。
森は命を紡いでいる。見たことのないような照葉樹の新芽が開こうとしている。
森は命を繋いでいる。林床にはヤクシマスミレの小さな花盛り。
そしてこの森も、白谷雲水峡や淀川付近ほどではないにせよ、豊かなコケに包まれている。また樹々の生命感・躍動感というものが感じられる。屋久島本来の姿を体験できる、是非とも歩いて欲しい歩道だ。
また樹木や森の写真をキレイに撮りたいと思うならば、晴れの日よりも断然曇りの日が適している。コケや樹肌に日光が当たると、光が反射するため煌びやかで人間の眼的にはキレイに映る。しかしカメラの眼的にはコントラストが強すぎて、それはかえってジャマな光となる。
私はこの森でとりわけ好きな樹がある。それはヤクスギではなく、ハリギリの巨木だ。特徴ある樹なので、これも是非とも眺めて欲しい。そしてこの樹がある付近の林相も、実にステキだ。
巨樹を絵にするなら標準レンズではちょっと力不足で、魚眼レンズか超広角のレンズが欲しい。パースペクティブな視点で同じ樹を撮ると、こんな絵になる。
私がこの樹に惹かれる理由は、樹肌からは年季や風格というものを感じるのだが、その伸びる姿からは踊っているかのように躍動感を感じる。その相反する2つの感覚が同居しているからだ。だからこの森は太古より生きていると、実感できる。何もヤクスギだけが、その代弁者ではないのだ。
(自画自賛するほどのものではないが、上の絵は今回の山旅での会心の作品だと自負)
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屋久島と九州の山
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6/1(金)、外は霧雨模様。結局天気は思っていた程には回復せず、夜通し雨は降り続けたようだ。投石平では東風にも曝されるので、浸水の恐怖に耐えながらの辛い夜を過ごすハメになっただろう。これは山ノ神の慧眼いやヤマ勘に感謝せねばならない。
朝食はにゅうめん。
2日目も雨の出発になるので、キビキビとした動作にはならない。いや、もうだらけた気分でパッキングをする。ネズ公には捨て台詞を吐いたが、快適な夜を与えてくれた避難小屋には感謝の念を込めて清掃させてもらった。
濡れた登山靴やウエアは乾くわけはないが、一度脚や袖を通してしまうと、まあしゃーないかなという感覚に戻った。そんなわけで6:30の遅めの出発。
針葉樹の新芽もやはりイイ色を出している。細かな雨粒がさらにそれを引き立てているかのようだ。
昨日歩いたトレイルを再び戻っていく。石塚の森と個人的に呼んでいるが、ガスに覆われた雰囲気は写真的には非常によろしい。
花之江河にあった避難小屋跡。歩道※のクロスロードにあるここで泊まれたら、さぞかし楽だろうが、植生保護の観点からは仕方あるまい。
※屋久島では登山道のことを『○○歩道』と呼ぶ。
黒味別れに荷物をデポし、黒味岳を往復することにする。事前情報では、シャクナゲ※が咲いているとのことだったが、その数は期待した程ではなく、ちょっと拍子抜け。
※もちろんヤクシマシャクナゲのこと。
8:30、黒味岳(くろみだけ・1831m)に登頂。何も見えないうえに前線帯特有の下層ジェット気流が強く、すぐに退散することにする。
分岐まで戻り、冴えない視界の中を、投石平へ向かって縦走する。ただ遠くの景色はさっぱりだが、湿原のコケは本当にイキイキとしていた。
その清流で水を補給したが、水場で山ノ神がペットボトルの落し物?を発見。クリーンハイクご苦労様です
10:00、投石平を通過。風は思ったよりも強くなかったが、やはりここでのテン泊は断念してよかった。シャクナゲはまあ黒味よりはちょっと多いかな。
ところで下の画像が、この時期の典型的な屋久島山岳の風衝低木林の植生。色分けされているので、非常によくわかる。
手前からヤクシマダケ(ヤクザサ)のくすんだ緑。濃い緑がヤクシマシャクナゲ。その中に針葉樹も混じるが、一番背後に見えるのがアセビの新芽のキレイな緑。実はこのアセビの新芽がシャクナゲの重要な引き立て役となっていることが、今回訪れてみて初めてわかった。詳しくは別項で掲載します。
ガスは進むにつれてますます濃くなってくるようだ
11:50、栗生岳を通過。仕方ないので(←もおええっちゅうねん)、岳(たけ)参りの祠でも見学(撮っていいのかな?)。
12:30、宮之浦岳を通過。私はアンチ100名山派なので、特にこの山に思い入れはない。しかし100名山だけあってさすがに大勢いるけど、視界のない山頂には未練なし。よってこちらも祠見学だけして、とっとと焼野まで下る。
ところがこの宮之浦岳から焼野三叉路までが、なかなかのシャクナゲ群落地で、溜飲を下げる。晴れていたら・・・の想いはあるが、さすがにそれは贅沢な注文か。
焼野三叉路からは、縄文杉には目もくれず、3回目となる永田岳へと向かう。
14:20、永田岳(ながただけ・1886m)着。この山にはかなりの思い入れがある。しかし、やはり強風&濃霧につき、その願いは叶えられなかった。残念だが、まあ仕方あるまい。
この永田岳の岳参りの場所だが、島内で唯一奥岳を見ることができる集落の山※だけあって、他の山の祠とは違った神聖さが漂っていた(ホンマに撮っちゃっていいのかな?)。
※栗生の集落の一部からも黒味岳が見えるらしいが。
(カスタムイメージ;銀残しで現像)
祠の内側から東側の入口を振り返ると、東風(濃霧)が祠の中にも入って来ようとしているのがわかる(上右図)。それがかえって神秘的な雰囲気を加味してくれているようだった。
再びトレイルに戻り、鹿之沢まで下って行くが、途中のシャクナゲ群生地が今回の白眉だった。
前述した植生が色とりどりのパッチワークを描いているようで、さすがに屋久島のこの季節ならではの景色を見せてくれたことに感謝。一瞬永田岳の山頂も姿を見せてくれて、なおさら嬉しかった。
さあ、鹿之沢に向かって降りて行こう。東からの気流なので、島の西側の視界はさほど悪くもなさそうだ。
この深い森の中に吸い込まれていきそうな感覚は、これも3回目だが、実は快感になっていたりする(変態か?)。
鹿之沢は標高(約1550m)といい、水が流れていることといい、植生はまるで違うが魅力的な森の中にあることといい、大峰の狼平をいつも連想してしまう。そんな鹿之沢の小屋にまたお世話になろう。
今宵の客は我々ともう1組の男性パーティ。そして外にはテント泊のカップルの合計6名のみ。そうこうするうちに妨害の青空も顔を見せたり(永田岳はガスの中だったが)して、ホッと一息をつく。
ここ鹿之沢は大川(おおこ)の源流となっており、沢靴を持ってこなかったのがちょっと悔やまれるが、この周辺を散策するだけでも楽しい。
何か「もしかしたら明日は晴れ?」なんて淡い幻想を抱かせるような晴れ間だったが、ラジオから流れてくる天気予報は絶望的なもので明日は一日を通して雨とのこと。しかも奄美地方では土砂災害警戒を要するような大雨になるらしく、かなり鬱になってしまった。
今宵のエサは、ポテトサラダとベーコン入りの棒ラーメン、そしてナスとひき肉の炒め物。これだけ食欲あるのだから、どこが鬱やねん
山行日:2012/6/1(金)
コース:石塚小屋〜黒味別れ(黒味岳往復)〜宮之浦岳〜永田岳〜鹿之沢(避難小屋泊)
形態:ペア
天候:雨後曇り 撮影機材:PENTAX k-5,12-24mmF4,16-50mmF2.8,100mmF2.8macro
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2012/5/31(木)10:40、降りしきる雨の中、淀川登山口を出発する。
前日までは5月としては非常に雨量が少なく、晴れた日も多かったこの島も、我々の到着を待ってたかのように
タイトルを見てもわかるように、今回で3回目(山ノ神は2回目)の入島となるが、過去2回ともほとんど雨の降らない『乾いた屋久島』を歩き、また撮った。
垂直分布の島シリーズ(1回目)→2007/11/23-25
垂直分布・再びシリーズ(2回目)→2008/4/29-5/6
もちろん色とコントラストの濃い景色を堪能でき、何よりも快適に歩けたのだが、屋久島本来の『ひと月に35日雨が降る』といった絵とはちょっと異なる感もあった。
それを取り戻すべく?今回は4日間とも雨で歓迎してくれた
霧と雨でくすんだ緑の世界に包まれて、歩いて行く。降りしきる雨を静止画で表現するのは難しいのだが、この雨で艶やかにテカッたヒメシャラが、その様子を代返してくれるだろう。
ハイシーズンは多くの登山客で溢れかえるこの登山道も、さすがに今日は人もまばらだ。しかしその分、ゆっくりとこのモスフォレストを堪能することができる。
雨は止む気配すらないが、k-5と☆レンズは、その防滴性能をいかんなく発揮してくれた。雨のこの森を表現するに当たっての、心強いパートナーだ。
このヤクスギランドから淀川かけての森は国内最大級の蘚苔林(せんたいりん)らしく、樹木の幹や根をもちろんのこと、スギの落葉の少ない地面にもコケが繁茂してモスフォレストを形成している。
淀川小屋には1時間ほどで到着したが、地元の方とおぼしき単独行の方は、ここで引き返していった。ムリして雨の中を登ることもなかろう。我々もここで早くも行動を中止しても構わないのだが、せっかくの雨の淀川をカメラに収めよう。
降りしきる雨は我々から快適さを奪うが、カメラの眼的には強すぎる太陽光による白トビも黒ツブレもないので、まことしやかに美しすぎる緑の淀川(よどご・と読む)を記録してくれる。
さてまだ昼前なので、我々は先に進むことにする。私のプランでは、明日の天候の回復を期待して投石平でテント泊を考えていたので。
既に登山道は川のようになっている。また紀伊山地でもよくあるヒメシャラだが、苔生しているのを見たのは初めてだ(右)。
しばらく登ると、お目当ての花が少し咲いていた。
展望台と書かれたところにもちらほらと咲いていたが、強風を伴った濃〜いガスのため、視界はほとんどなし。そそこさと退散する。
名も無き屋久杉だが、縄文杉よりも力強さが伝わってくるのは私だけだろうか。
今回の山旅で最も数が多かったのはこの花---ハイノキだった。水で濡れてというか、洪水状態となっているが。
小花之江河にも雨の音が響くのみ。
14:30、霧煙にけぶる花之江河(はなのえごう)着。さすがにこの時間には誰もいない。
高層湿原であるこの花之江河は、ミズゴケの宝庫だ。こんな日でも、いやこんな日ならではの瑞々しく色とりどりのコケが出迎えてくれる。
さて、ここで進路の選択を迫られる。さすがにここでは泊まれないので、当初のプラン通り投石平(なげしだいら)でテン泊するか、一旦縦走路から外れることになるが屋根付きの小屋がある石塚小屋で泊まるか、である。開けた場所である投石平は、万が一天候が回復したら撮影のし甲斐のある場所だが、雨が降り続けばウオーターベッド(浸水)の危険性もあるし、横殴りの強風に曝される可能性もある。結局、山ノ神の強い希望で、ここから1時間ほどの距離にある石塚小屋泊にすることに決定した。
メインの登山道から離れることにもなるので、途端に道は悪くなる。今までは傘をさしても歩けるぐらいの整備された登山道だったが、石塚小屋への道はこんな恐怖の丸太渡りをしなければならない。
コケスミレに癒される。まさにコケの絨毯の上に生えた、小さな小さなスミレだ。
実は2回目の入島のとき、この歩道(花之江河歩道)をヤクスギランドまで歩いたのだが、やはりスカっとした晴天だった。なので、このような蘚苔林本来の姿を拝めたのは、今回が初めてだろう。
屋久島は、島全体がほぼ花崗岩で形成されていると言っても過言ではない。巨樹が根付くための十分な土壌は皆無に近く、そのため屋久杉をはじめとする樹林たちは、このように花崗岩の大岩に必死に絡みつくようにして雨風に耐えて育っている。
私は縄文杉にはさほど執着心はない。それが屋久島の代名詞みたいになっているが、決してそうではなく、見るべきものはもっと他にある。多くのツアーが『(縄文杉という一本の)樹を見て森を見ず』のようなコース設定をしているのは、非常に残念である(日程的に仕方ないというのもあるが)。
この絵は、朽ちていく名も無きスギと着生樹だが、私はこの樹々からの方が多くのパワーをもらうように思えてならない。
15:55、本日のお宿である石塚小屋に到着。誰か居るかな?と思ったが、意外や貸切だった。もちろん靴も、合羽もインナーも濡れネズミ状態だ。焚火をして乾かしたいがさすがにそれはダメなので、持参したインナー類に着替える。
今宵のエサはソーセージとベーコンのポトフ。1本だけ持ってきたビールと共に、とても美味しくいただいた。ところが日が暮れた後、ヤクシマヒメネズミが現れ、それと格闘することに
山行日:2012/5/31(木)
コース:淀川登山口〜石塚小屋(避難小屋泊)
形態:ペア
天候:雨 撮影機材:PENTAX k-5,16-50mmF2.8,100mmF2.8macro
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馬の背に出ると急に青空が広がってきた。ガスが引いてきたようだ。 北方向に豊後竹田の街と、九重連山が見えた。 拡大図↓ 祖母山(右上奥のピーク)を振り返る。そして左手の天狗岩〜障子岳へと続く稜線も仰ぎ見る。この山域は霧島やくじゅうとは異なり、古い火山だそうだ。その後侵食を受け、特に東面はこのような切り立った岩峰群となったが、稜線部を含め深い樹林(垂直意分布のある原生林)に覆われている。もちろん久住のように野焼きなどは行われていない。 とするとこちらの方が、九州山地の本来の姿なのだろう。 またソハヤキ要素の植物が多いことも近親感を覚える。ソハヤキ(襲速紀)とは? 簡単に言うと、襲=九州、速=瀬戸、紀=紀州つまり西南日本のことである。 この地域の温帯には日本固有の植物が多く、それをソハヤキ要素の植物と言うらしい。たとえば、キレンゲショウマやヒメシャラ、ツクシシャクナゲなどがそれに該当する。故に、もともと九州も四国も紀伊半島も地続きだったという説もある。オオダイガハラサンショウウオなんかも、この地域には生息しているらしい。 閑話休題。 前の背の岩場から本谷山〜傾山(左奥)へと続く尾根を見る。中央下には登山口である尾平鉱山が俯瞰できる。おっと、あと900mばかり下らなアカンということかw 前の背を過ぎれば、また深い樹林とスズタケのヤブの中。スズタケはもういいから、コケでも見ることにする。 宮原(みやのはる)経由で再び川上渓谷まで急降下。 上流側の樹間からは、天狗岩が労をねぎらうかのように逆光の中で屹立していた。 駐車場のクルマには、駐車料金の督促の紙が置いてあった。500円とともに回収ボックスへ投入。
晩飯を食った後、とりあえず風呂じゃー(以下別館にて) 山行日:2009/7/18(土) コース:尾平〜黒金尾根〜天狗岩〜祖母山〜宮原〜尾平 形態:単独 天候:曇り時々晴れ |
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天狗岩に登りついたときは、時すでに遅し。西側からガスが上昇してきて、残念な展望となってしまった。それでも障子岳(屋久島の障子岳じゃないよ。同じ九州地方だけどw)の岩峰は、なかなか見事だった。 粘ってみたが、どんどんガスに巻かれていく。仕方ないので、本峰へと向かう。 天狗岩を振り返る。なるほどこの角度で見ると、天狗の面を横から見た感じなのか。ちなみに額〜鼻部分まではちゃんとした登山道が付いています。口のところは無理だけど。 視界が開けたの一瞬のみ。稜線と言えど、すぐにこ〜んな背の高いスズタケに覆われてしまうのだ。これにはびっくり! う〜ん、この山域には森林限界というものはないらしい(師匠!このヤブは漕ぎがいがありまっせ〜わしゃ絶対にイヤだけどw)。 頂上手前は岩場になっていて、ハシゴやフィックスロープのオンパレード。なかなか手強いっす。 ふがーふがーっ、もうシンドイよう(涙)。 ようやく山頂に到着。何と登山開始から6時間もかかっている(ちなみにCTは4時間とのこと・涙)。 山頂は相変わらずガスに巻かれていたが、それでも時折ガスが晴れて東側が見渡せるようになる。これは大障子岩〜前障子へと続く障子岩尾根。左奥に見えるは、豊後大野の町並みか。 山頂を後にし、宮原方面へと下る。すぐに視界は遮られたが、10分ほど下れば避難小屋があった。当初はここで一泊するつもり(尾平〜アキキリ谷遡行〜古祖母〜障子岳〜Q合目小屋)もあったのだが・・・いや、日帰りにしてよかったっす(そんな根性ないっす)。 (つづく)
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