臆崖道の山日記

何かこのブログも閉鎖されるみたいですねw

気象蘊蓄

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またまた気象ウンチクになるので、興味のある方だけ読んでください。
(私は当然、気象予報士ではありません)

冬の大峰・台高の天気は、日本海側から流れ込む季節風によって、ガスや吹雪くときが多いことは過去の記事で紹介しました。
おさらいしますと、そのような天気になる要因として
・西高東低の気圧配置(等圧線が縦縞になる)
・寒気の流入(西高東低になる場合は、たいてい寒気も引っ張り込む)
以上2点が挙げられます。

んで、この1/24(土)から週明けにかけて、850hPa天気図では-6℃の等温線がすっぽりと日本列島を覆った状態でしたので、かなり冷え込みました。加えて1/24の6時では強い冬型の気圧配置↓
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日本海から筋状の雪雲が、近畿地方にも流れ込んできています(積雪があった都市もあったらしい)。
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この日お山に行かれた方は、強風と吹雪に格闘されたことでしょう(ご苦労さまです)。
ところが同日18時には、西日本限定で等圧線が膨れてきています。
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ちなみにちょっと乱暴な言い方になりますが、風は等圧線に沿って吹くもの(方向はもちろん低気圧側へ)です。すると、雪雲の流れる方向も・・・
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そう、通常(北から南)とは異なる方向、すなわち西から東へと流れ込むように変化しました。
いちばん好転をもたらしたのは、近畿北部特に若狭湾の下(比良や湖北)ですね。いつもならしつこく時雨れているのに、劇的に天気がよくなったみたいです。
雪雲はあったかい海水(日本海)から供給されます。若狭湾は南に凹んでいるため、タテジマの場合はやり一層供給を受けられますが、ヨコジマになったら陸地がジャマをしているため、水分の補給が得られなくなるようですね。

私は毎日天気図を見ていますが、真冬にあまりこのような『南高北低』の気圧配置になることは少ないので、ひとつのねらい目(近畿の雪山GO!)だと思っていいのかもしれません。

翌日はさらに冬型が緩み、しつこくガスがかかっていた大峰も、お昼ごろには晴れてきました♪
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(特筆すべきは九州にかかる雪雲。タテジマの場合と比べてみるとよくわかりますね)


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(2009/2/1 AM10:00追記)
本日は南岸低気圧が去って、またタテジマです。よってお家でヘタレてますw
もっともこのタテジマは一時的で、明日には高気圧に覆われるので、絶好の霧氷日和でしょうね。
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日本一だけど

う〜ん、やっぱりこの山は遠くから眺めるだけにしておこうかな・・・

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少なくとも夏山シーズンはやめとこう。
こんなことになってるんじゃねぇ・・・

さて、気になる週末3連休の天気予報だけど、カギを握るのは台風13号の進路。これが日本に近づくコース(北上→偏西風にのって直撃)をとれば酷いことになる。大陸方面へとそれていけば、連なった移動性高気圧の恩恵が得られそうなのでまずまずのお天気になるだろう(高気圧と高気圧の間は気圧の谷になるので、9/12〜13頃はちょっと崩れるかも)。
つまり台風ひとつでシナリオはガラっと変わりそうなのだが、そのコースを決めるのは5880mコンター、つまり太平洋高気圧だと思う。こいつが張り出してくれれば台風は西へ西へと追いやられ、日本への影響は少ない(台湾方面は、たまったものじゃないけど)。
本日(9/9)時点では、なかなかよさげなシナリオだが・・・今後果たして。
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(pdf版は→こちら。毎日朝6時ごろ更新されます)

しつこいんじゃワレw

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※天気図画像は気象人様サイトより引用

下品な関西弁タイトルですんまへん。山行ってないから気象ネタでも。

ここんとこ天気がすっきりせず、日本各地では記録的短時間雨量をマークしたところが多いとか。
私の場合はさらに夏風邪で先週末からダウンしておりやす。これがまたシツコイのよー。熱は下がったけど咳がなかなか治まらない。

ところで8/24(日)からの気圧配置を追って見ていただくと、ひとつの共通した事象があることに気づかれた方も多いかも。
そう、南海上に常に低気圧が居座っているのであ〜る。たぶんコイツがこの(よくない)天気の元凶だと思う。
元々高気圧の縁、それも南西側では時計回りに湿った気流が流れることが多いのだが、さらにこのクソ低気圧がポンプのような役目を果たしているようだ。つまりニッポン列島へと、どんどんと水蒸気を送り続け・・・送らんでええわ!

夏風邪もそうだが、それ以上にこの低気圧、実にシツコイ。そしてこのパターンは今週末まで・・・



しばらく山の記事はご覧いただけないと思います(涙)。
くだらない妄想のお話です。
ないものねだりのネタです。
何の役にも立たない戯言です。

ご存知の通り紀伊山地の脊梁をなしている大峰山脈は、最高峰・八経ヶ岳(1915m)を中心に、1500〜1900mの標高の山々が連なっていますが、これがもしあと1000mちょっと高かったらどうなっていたか? ということを考えてみました。

(1)気象的に非常に厳しい山系となったに違いない
標高が高ければそれだけ気象・気候的に厳しくなるのは当然ですが、春〜秋の大峰は太平洋側の気候を受け特に夏は南からの湿暖流の影響で多雨となります。そのため現在以上に渓谷は深い侵食を受け、かなり遡行難度の高い沢が多く形成されるのではないでしょうか。
また冬は今まで以上に日本海側の気候の影響も受けるので、積雪は10mぐらいになるかもしれません。それでも北アに比べるとマシな方でしょうけど、6月頃まで残雪が消えない状態になるのでは。南アルプスかそれ以上の地形になるかもしれません。森林限界も形成されたでしょうね。

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(弥山より八経ヶ岳の朝:RVP100,2008/3/9)

(2)大峯奥駈道は存在しなかった?
上記(1)の結果、稜線を歩くことができる季節は7〜9月ぐらいに限定され、おそらく役行者他の修験者はこのルートで熊野から吉野を「修行の場」として駈けることはできなかったと思います。靡75なんてトンデモナイ。もしかしたら『紀伊山地の霊場と参詣道』そのものも存在しなかった可能性も(言い過ぎか)。
しかし『紀伊山地(アルプス)』自体が世界自然遺産として登録された可能性も(笑)。

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(星明りの狼平:RVP100,2008/3/8)中央左には流れ星が写っていました。

大陸からの脅威

昨日(2/2)のNHK朝のニュースで、屋久島で環境汚染の調査をしている千葉の大学の話題があったので紹介。

面白いのは、大気汚染物質の成分分析の手法。大気をそのままサンプリングするのではなく、寒気団によって運ばれ形成された樹氷を分析するというもの。
冬期の屋久島の高峰(標高1500〜2000m)では、中国大陸からの季節風が直接吹き付ける。
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大学の研究室では厳冬の黒味岳(くろみだけ・1831m)で採取した樹氷を持ち帰り、亜硫酸ガス成分やpH値を測定したところ、かなり深刻な酸性雨※となっていることが判明したとのこと。ヤクタネゴヨウなどの固有植物の枯死の原因になっているのかもしれない。
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※計測ではpH=3.8だったらしい

中国から飛来する大気汚染物質が九州を筆頭に年々増加しているのは、どうやら事実のようだ。

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