臆崖道の山日記

何かこのブログも閉鎖されるみたいですねw

探鳥

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春のシギチはカラフル

藤前干潟は午前中の方が光線がよく、観察にも撮影にも適している。
もっとも干潮との兼ね合いはあるが。
(ちなみに干潮ジャストよりも、その前の引き潮の時間帯がよい。理由は自分で観察に行って体験してみよう)
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さて、この日見られたシギチを紹介していこう。トップバッターは、ダイゼンの幼鳥。
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同じダイゼン(L=30cm)でも成鳥だと、こんな白黒のコントラストが明瞭な羽色となる。ガングロ、胸黒、腹黒の様相。ちなみに冬羽だと、上の幼鳥みたいに地味になる。
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お次がハマシギ(L=21cm)夏羽。お腹が黒くなっているのと、上面が赤褐色に換羽しているのが特徴。冬羽だと上面はグレー、下面は白という質素なものである。
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さらに小さいのがやってきた。シギの仲間では最小クラスのトウネン(L=15cm)夏羽である。首から上も赤いのが特徴。冬羽は赤味がなくなり、やはりジミな色相となる。ハマシギと同じ構図に写っているので、大きさを比較されたし。
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4種めは、オオソリハシシギ(L=41cm)に登場いただこう。ピンク色の嘴が、上に反っていることが特徴。サイズの比較例としてハマシギとのサンプル。この個体はまだ夏羽に換羽していないか、幼鳥かもしれない。
オオソリハシシギの夏羽も、やはりいい赤味が出る。記事はこちら
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オオソリハシシギとダイゼン(幼)とのサイズ比較も掲載しておこう。
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5種めとなるチュウシャクシギが飛んできた。大きさはオオソリハシシギと同じぐらい。こちらの嘴はフツーに下方向に向いている。
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カニが大好物で、この日も見事キャプチャー!!
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ゴックン😋
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うまかった〜(化粧直し)
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おまけは正月の南西諸島、GWの見島でも見かけたキアシシギ(L=26cm)。
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ハマシギとトウネンの群れが飛び回る。これまた壮観な光景だ。
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名駅から約30分のところにある藤前干潟。今回紹介したシギチたちは特段珍しい種類ではないが、野鳥を趣味としない方々にとってはじっくりと観察したことはないだろう。双眼鏡を持って、春秋の渡りの時期に一度訪れたたらいかがだろうか。春季の渡りの時期は、このように夏羽のキレイなシギチが観察できるし、近くの葦原ではオオヨシキリがうるさく囀っているので。
また双眼鏡をお持ちでない方は、無料駐車場のある名古屋市野鳥観察館で観察するという手段もある。望遠鏡が使えるし、スタッフが丁寧に教えてくれる。
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探鳥日:2018/5/15(火)
探鳥地:名古屋市
天候:快晴
撮影機材:PENTAX k-3II,150-450mmF4.5-5.6

今回のお目当てはコルリ♂。それを2日目に思わぬ場所で出逢うことができた。
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しきりに囀っていたのでしばし探索すると、かなり高いところで枝止まりしていた。背景はどん曇りなので冴えないが、まあ一応目的は果たしたことになる。
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しかしできればシベリアンブルーの羽根が撮りたい。なので、さらに待つこと1時間。囀りポイントから遠ざかっていったが、またしばらくすると今度は高度を下げて登場した。
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まあこれでいいかなと思い、そろそろ移動を考えた途端、今度は目の前6mの枝に登場
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これは信じられないレベル。しかもここはメインポイントから離れている(しかし、遊歩道上である)ので、私の他には誰もいない。
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悩殺ポーズで私はもうキミの虜
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そしてトドメは、想定外の超至近距離、約4mの遊歩道の傍で愛想を振りまく(?)。かなり何考えてんだ?レベル(もちろんトリミングなし)。
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同じポイントでは、これまたやたらと近いクロジ♂も出てきたりと、大収穫だった。
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ノジコにも期待したが、どうやらこれはアオジが囀っている絵だろう(戸隠においては、アオジは冬鳥ではなく、繁殖地である)。
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さて雨が降ってきたようだが、バーダーの多い園地まで今日も足を延ばす。園地のコルリポイントでは、やはり♂が出ていたが、薄暗いのと遠いので、あまりいい絵は撮れなかった。クロジ♀も同様。
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かなり雨脚が強くなってきたので、時折雨宿りをしながら池までやってきた。するとまさかの至近距離のサンショウクイ。
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コルリは潜行性が高いため、なかなか出てきてくれない野鳥だ。そしてクロジもサンショウクイも警戒心の強い野鳥なので、こんな5m近辺まで寄ってくることは極めて稀だ。
かなりウハウハな状態になり、撮影枚数こそ多くないものの、ココロの懐を一杯にして帰路のバスに乗車した。
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探鳥日:2018/5/12(土)〜13(日)
探鳥地:長野市
天候:1日目=晴れ時々曇り,2日目=曇り後雨
撮影機材:PENTAX k-3II,16-85mmF3.5-5.6,150-450mmF4.5-5.6

少し早いかな?と思ったが、所要もあって戸隠高原へ行ってきた。山登りではなく、探鳥目的である。
1日目はまだ勝手(ポイント)もわからず、目ぼしい鳥果は得られなかったが、高山植物、特にミズバショウの群落に眼を奪われた。
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コサメビタキが子育て真っ最中で、しばしそれを観察した。
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4〜5月上旬は平地での夏&冬鳥それぞれの渡りの観察に適期。そして5月〜7月上旬は標高の高い場所での繁殖観察に適している(平地で繁殖する夏鳥もいる)。よってこの時期、新緑が美しい“山笑う”時期と被るので、毎日が日曜日でも全く構わない、いやそうなって欲しいぐらいだ。

(つづく)




さて肝心の宝物(渡り鳥で迷鳥・珍鳥のもの)となると、キマユホオジロになろうか。
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もっともキマユホオジロは、昨年のGWに新潟県の粟島浦村で見ているので、ライファーではない(記事もなし)。
ライファーで珍鳥となると、コホオアカが3羽居たのは嬉しかった。
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頬がほんのりと紅く、酔っぱらったような可憐なエンベリ。ちなみに“コ(小)”が付かない無印ホオアカは、何回も紹介している。そしてその2種の違いは、単純にサイズの大小だけではない。
キマユホオジロ(L=15cm)とコホオアカ(L=12cm)のサイズの比較は下の画像で。
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今回の目玉は、何と言ってもこのヒタキ
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突然現れ(迷鳥というのはそういうものだ)、1日で抜けてしまったが、出逢えて誠に幸運だった。
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もちろん(楽しい)騒動となったが、種名が判別されない。このときは“ハシグロヒタキ”または“サバクヒタキ”というのが定説となっていた。ハシグロというのは嘴が黒いという意味である。サバクはもちろん砂漠の意味だが、どちらもアフリカ〜中央アジアの乾燥地帯に生息するヒタキである。
しかしながら後で私が調べてみると、ハシグロでもサバクでもなく、“イナバヒタキ”が正しいのではないかと思っている。興味がある方は3種の違いを比較していただきたいが、白い眉斑が決め手である。
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ちなみにイナバというのは因幡国(鳥取県東部)のことで、この地方の固有種ではない。長い間、鳥取県でしかこの種の観察例がなかったから付けられた和名である(その後は他の地域でも観察例あり)。
こういった開けた場所を好むヒタキ類は、あまり逃げない個体が多いようで、このイナバヒタキちゃんも愛嬌を振りまいてくれた。
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決して豪華絢爛、超カラフルな色彩ではないが、それでも一期一会の出逢いに感謝。
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探鳥日:2018/5/3(木)〜6(日)
探鳥地:萩市
天候:1日目=晴れ時々曇り,2日目=晴れ,3日目=晴れ時々曇り,4日目=曇り後雨
撮影機材:PENTAX k-3II,16-85mmF3.5-5.6,300mmF4,150-450mmF4.5-5.6,samyang14mmF2.8

シギチでは、キアシシギがずっと寝泊まりした海岸でいた。まあ普通種。
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同じところにいたメダイチドリ。カワイイ
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田んぼでは珍しいシギチに期待したが、セイタカシギが居たぐらいで、期待外れだった。
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田んぼの脇から急に飛び出し、電線に止まってくれた野鳥にも珍鳥であることを期待したが、普通種のタヒバリだった。マミジロとか、なんとかタヒバリだったらよかったのに・・・という念に駆られるのは珍鳥ハンターすぎてよくない?
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電線止まりといえば、コムクドリが居た。実は私はコムクに縁がなく、本州でも秋冬の渡りのときにはそう珍しくない野鳥なのに出逢ったことがなかった。思わぬところでライファーとは、ちょっと苦笑。ちなみに私が外しているときに、山ノ神がギンムクドリを見たらしい。ギンムク・カラムクは、コムクとは比べものにならないぐらい、レア。
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あとは普通種ばかりのオンパレード。カワセミ、ツバメ、やたらと囀るメジロ、カワラヒワ、アマサギ飛翔、屋根キセkレイ、航路でのオオミズナギドリ、アカハラ、ゴイサゴ等等・・・
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ちょいレアなのがブッポウソウ。かなり遠かったのだが、団体さんに見つけていただいた、
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灯台のある岬の先端で、地味ながらヒメコウテンシなどの珍鳥か?と思ったが、フツーのヒバリだった
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(つづく)

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