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8/17(金)、CNSからKIXへと戻る最終日である。この日はガイドを雇わず、自主探鳥で余韻に浸る。普通種ばかりだが、夢のような7日間を反芻しつつ、感謝と再訪の念を胸に・・・
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AU
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鳥合わせをしに行った公園には、インドクジャクが居た。もちろん外来種だが、まあこれはこれで見ていて楽しい。
するとハイイロツチスドリの団体さんも公園で遊んでいた。
ツチスドリと言えば何度か紹介したことがあるが、
(これがツチスドリ。8/11CNS近郊にて撮影)
その名の通りお椀状の“土巣”を作成する野鳥で、ホント街中からOutbackのようなド乾燥地帯までありとあらゆる場所で棲息している。しかしこのハイイロツチスドリはツチスドリと同様に土巣を作るが、無印よりも分布がずっと狭い。そして同じツチスドリの名は付くものの、分類的には
●ツチスドリ=カササギヒタキ科(日本ではサンコウチョウがこの科の野鳥である)
●ハイイロツチスドリ=オオツチスドリ科(日本にはこの科の野鳥はいない)
と、現在では異なる科に分類されている。
ハイイロツチスドリが団体さんで現れたのは、肉食系の野鳥としては珍しく群れの中で抱卵や子育てを共同で分担する協調性に富んだ野鳥だからであることの証左か。
ハイイロツチスドリはどちらか言うと、“Butcherbird”や“Magpie”すなわちモズガラスやフエガラスに近いのかもしれない。
というわけではないが、ノドグロモズガラスの若鳥も登場。
そろそろCNS便への搭乗時間が迫ってきている。エアポートへ戻る途中に、最後の最後のポイントがあったので、一応見ておくことに。
おや、ヒメモリツバメが樹上にいるじゃん
するとムナグロオーストラリアムシクイ♂がまたまた繁殖期色で登場。 アサヒスズメが3羽、逆光の厳しい光線だったが、これも出てくれた。3羽とも♀だったけど贅沢は言えない。 キンカチョウがお見送り。どうもありがとうね。
こうして
実に素晴らしい。素晴らしすぎるツアーだった。群れを成して飛び回り、そして営巣する野生のインコたちはもちろん、クマドリバトの大群、フェアリーレンやクリムソンチャット、そしてフィンチたち。その他数々のレアな野鳥たちが、こんな何もない乾燥地帯で逞しく生き抜くさまには畏敬の念さえ覚える。
さらには地平線の直上まで全く光害やカブリのない本当の星空。
この大自然の真っただ中の旅を私は決して忘れないだろう。
素晴らしきアウトバックに乾杯!!
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Mt.Isa近郊での探鳥も終盤に入る。お昼ご飯を食べてからのこの水辺のポイントでは、インコ類の営巣が見られた。
まずはクスダマインコのペア。これが交尾を交えて、愉しませてくれた。
樹洞の中で子育てを行う予定だ。仲睦まじいこと限りなし、カワイイたらありゃしない。
クスダマインコの雌雄は見分けがつきにくいが、♂の胸元の方がオレンジ色の面積が広い。だから下の画像での正面を向いている個体が雄である。
お次はマキエゴシキインコの亜種・ミドリマキエインコ。和名がややこしいから、クロンカリーパロット(Cloncury Parrot)の方がわかりやすい。
Cloncuryというのは地名で、ここMt.Isaから東、つまりCNS寄りに?km行ったところにある。マキエゴシキインコは英名で“Australian Ringneck”とされており、基亜種(頭部の色が濃紫)はどちらかというとAU東部に分布しているが、亜種が3種あって、この亜種ミドリマキエインコつまりクロンカリーパロットがこの辺りだけに分布している。それにしてもカラフルなインコだ。
この種は営巣はしていなかったが、とにかく採餌に夢中で、ハミハミシーンを至近距離で披露してくれた。“Ringneck”の三日月イエローラインがおわかりだろう。
アカビタイムジオウムも交尾&営巣。
モモイロインコもペアでやってきた。この水辺にあるイチジクの樹には、いい物件(樹洞)が多いので、虎視眈々といろいろなインコたちが窺っている?
そしてセキセイインコも既に入居している?
インコ好きにはもうたまらない場所かもしれない。だってこれだけの種類の野生のインコたちが、営巣(繁殖も?)しているのだから!
思わぬ収穫にOガイドもしてやったり。ちなみにこのポイントには、1週間前にも視察したらしいが、そのときはどのインコも営巣していなかったらしい。
いいものを見せてもらった・・・次回はいよいよOutback編最終回
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ケミミミツスイは鮮やかなピンク色の嘴が特徴的だ。
オーストラリアマミジロタヒバリがここでも。
おっと、ヒメフタイロヒタキがフライキャッチングを繰り返していた。
上空ではオナガイヌワシが、ミナミコガラスの群れにモビングされていた。
コブハゲミツスイが採蜜中。
英名である“Silver-crowned Friarbird”の特徴である銀冠がおわかりだろう。
コシグロペリカン。もちろん飼育されているわけではないよ。
ノドグロモズガラスの全身画像が撮れた。
カタアカチドリは3度目の登場。
コシジロミツスイは何かコミックのキャラクターみたいだなぁ。
もう一度賑やかな水辺を見つつ・・・
注目すべきはこの辺りの樹木である・・・つづく
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本日の目玉はコマチスズメ。ちょっと遠かったが、この岩場で出てくれた。
コマチスズメは英名で“Painted Finch”と付けられているように、顔と上尾筒付近の真紅の色、そして腹に描かれたような水玉模様が特徴的だ。
惜しむらくはこの個体が♀であったこと。♂だったらさらに真紅の部分が大きかったが、まあこのレアなフィンチと出会えただけでも上出来だろう。
ちなみに私は飼育派ではないが、このたった12cmしかない小鳥が1羽で5万円ぐらいするとか。
ハイビタイコバシミツスイ再登場。今度は枝かぶりしていないので、灰色の頭部がよくわかるだろう(英名でも“Grey-fronted Honeyeater”となっている)。
これはAU最小の鳥、コバシムシクイ。わずか8〜9cmしかない。的が小さいうえにちょこまか動き回るので、撮りとめるのは難しかった。
キンカチョウ祭りの4日間だったが、このフィンチも見飽きない存在だ。
マダラニワシドリのたぶん♀。ニワシドリとは庭師、つまり巣とは別の東屋的な構築物を造るめずらしい野鳥である。
ハゴロモインコも再登場。
まるで顔が写っていないので恐縮だが、ノドグロモズガラス“Pied Butcherbird”が枝の中で動いていた。モズともカラスとも全く異なる野鳥だが、獰猛さでは両者を凌ぐのかもしれない。何しろ“Butcherbird”なんだから・・・
コシジロミツスイは多かった。
Little Corella再登場。まあ仲がよろしいようで。
ズグロトサカゲリはニッポンのケリ以上に気が強い(捕食のために相手を襲うわけでなく、子育て中に自分のテリトリーに入ってくる他種を攻撃する)。
トビです。英名“Black Kite”は、我が国でも数多くピーヒョロロしているトビと同じ種だが、AUは亜種なので少し違う感じがする。
こちらの方が精悍な顔つきに見えるのは、私だけだろうか。
先ほどのズグロトサカゲリに加え、オーストラリアセイタカシギやらブロンズトキもやってきて、何だか賑やかな水辺となった。
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