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Oガイドがセキセイインコの群れを見つけた!
2018年8月14日、現地時間で16:50から、その一大イベントは始まった!!
群れとしてはそう多くはないかもしれないが、それでも数百羽はいるだろう。
いかに冬とは言え、日中の地表温度は30℃以上になるため、多くのインコ類は樹の中で休憩していることが多い。そして涼しい朝夕に、地面に落ちている種子などを採餌し、そしてまた高速で移動を繰り返していくのだ。
移動するさまは、つむじ風のようだ。もちろん草食性の野鳥らしく、ちゃんと隊を形成し、ランダムな動きはしない。
高速旋回!!
時折、陽光が当たると、もうそれはエメラルドグリーンになって輝く宝石たちに変化する。
我々は夢をみているかのように、それぞれがカメラを抱えて、その夢の瞬間を表現する。
どこのペットショップにでもいるセキセイインコ。その原産地がここだ。そしてこんなに厳しくも単純で、これまた何もないことが美である風景の中で、彼らは逞しく生きているのだ。
ニッポンの自然風景は、複雑さの美でもある。さまざまな植生、そして変化のある地形、さらには激しく移り変わる天候などなど。ここオーストラリアの内陸部は、それと対極をなす美でもある。日本の美しい森や渓谷で、このセキセイインコの大群が仮に飛び回っていても、これほど美しい絵にはならないだろう。
キャンバスは単純な方が、主役たちは引き立つものだ。
ここに来て本当によかった。いや単独では絶対に来れないので、連れてきていただいてよかった、と言うべきか。
私も幼少期は自宅でセキセイインコを飼っていた。その頃は、ただカワイイからだけだったが、原種がまさかこんな逞しい野鳥だとは露ほども思わなかった。
そろそろ夢が収束を迎えている。
セキセイインコたちは、一日の終わりを告げようとしているのだろう。
群れは少しずつ分散し、それぞれのねぐらの樹木へと移動していった。
16:20、30分間の夢のひとときは幕を閉じた。
今日もまた雲の全くない一日が終わる。エミューたちも、モモイロインコたちもおやすみなさい。
今日の日は忘れない。
もっとも上のモモイロインコは決まった場所(水場)に集結するので確実に見ることはできるのだが、セキセイインコの群れは全く出会える保証はない。それだけ放浪性の高い、つまり不確実性の強い野鳥なのだ。
ありがとう!セキセイインコちゃんたちよ!!
念願の野生のセキセイインコの大群に感謝しつつ、まだまだつづく・・・
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AU
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我々の背後から「バシャーン!」という鈍い音が響いた。と同時に、一台のロードトレインが猛スピードでOutbackを駈け抜けていった。
音の正体は、ガイド車のリアガラスがロードトレインの飛び石により、砕けたものであった。
犯人はもうすでに我々の視界から消え去っており、ナンバーを読み取ることは不可能だ。つまりは泣き寝入りだ。車両保険などは効かないため、1000AU$の損害は必至だ。ちなみにリアのスペアタイヤが消えているのは、ガイド氏がCNSからMt.Isaまで走行中にパンクしたためのもの。ここOutbackにおいては、オフロード4WD車であることは必要条件であり、さらにスペアタイヤは2個以上、また携帯電話は一切使えないため高出力の無線機、および100L近い水を積載しないとマジで生命に関わる。
つまりは、素人がレンタカーを借りて走るなんてことは、まずもっと無理である。
ガイドのO氏はさすがにリアウインドウの破壊までは想定していなかったが、応急処置を施して何とか走行が可能な状態となった。かなりのアクシデントが発生したが、見事な手腕で探鳥は続行できるようになった。さすがはプロだ。
カオグロモリツバメ再び。
ミナミワタリガラス(Australian Raven)が屋根の上に。
こんな乾ききった内陸部にもシギチは居る(よく生息していると思う)。これはかなりレアな部類のアシナガツバメチドリ(Australian Pratincole)。
オカメが飛んできた。
日の丸の頬っぺがカワイイ
オーストラリアチョウゲンボウ。この子は登頂部がブラウンなので、雌かな?(雄はグレー)
飛翔シーンももちろんカッコイイ。
サンショウクイの仲間もAUでは全7種が生息しているらしいが、ここではオーストラリアオニサンショウクイを見ることができた。英名で“Black-faced Cuckoo-shrike”というネーミング方がわかりやすい。
逆光で色が判りにくくて恐縮だが、こちらはハジロナキサンショウクイ。成鳥の♀だと思う。
あれ?ひとつ前の記事でキンカチョウの巣は樹洞と書いたが、こちらは草わらを巣材にして立派な巣を形成しているじゃん。どうやらこのようなヤブの中でも、また樹洞のような空間の中でも、いずれも巣材を用いて形成するらしい。
ミドリコバシミツスイ再登場。ミツスイ類は我が国にはいないから、やっぱりAUならではの気分になれる。
もう一種のミツスイが現れた。ミミジロコバシミツスイだ。ミミジロの名が適切かわからないが、頬の後方の首回り(但し喉元ではない)に白い模様があるのがお分かりだろう。「コバシ」というのは、小さな嘴のこと。いずれにせよ、とてもプリティなミツスイで、一遍にお気に入りになった。これはCNS近郊では見ることができない。
夕暮れまであと2時間半ぐらいとなったが、次回はいよいよ・・・つづく
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このセキセイインコは番らしく、仲睦まじい様子を観察することができた。近くに巣(樹洞)があるはずだ。
樹洞を巣とする野鳥は多い。このキンカチョウもそう。
この群れは確かズアカガケツバメ(Fairy Martin)だったはず。彼らはもちろん樹洞には巣をつくらない。文字通り、垂直の岩場に壺状の巣を作成するとのこと。
ショウキバトほどサイケっぽくはないが、やはり冠羽が尖がっているレンジャクバト。まあAUでは普通種だけどね。
これはカササギフエガラス。亜種はいろいろあるが、AU全土に分布している。ニッポンでいうところのハシブトガラスみたいなもんかな?(いやでも都市部では見かけなかったので、ヒトの生活圏とは一線を画しているのかも)
Honeyeaters、すなわちミツスイ類はそう多くはないものの、CNS近郊とは異なる種類のものが多く、見逃せない。これはミドリコバシミツスイだったと思う。緑というか黄緑というか、小さくて可愛いミツスイだ。
何かの遺跡だったっけ?
ワラルーとワラビーとカンガルーの違いが・・・よくわかってません(すみません)
アカビタイムジオウムはでかい! そして騒がしい! そいでもって数も多い!
英名ではテンジクバタン(Corella)のLittele版となっているが、省略してコレラ、コレラと呼称するようになった。
そしてメインディッシュその2であるオカメインコの群れを発見。オカメはかなり警戒心が強いため、なかなか近寄らせてもらえなかったが、徐々に匍匐前進して逆光ながら捉えることができた。
かなり遠かったが、枝止まりのチャイロハヤブサを皆で観察。
基本的にOutbackでは幹線道路といえど、舗装部分はクルマ1台分の幅しかない。よって対向車がきたら、どちらか(基本的に弱い=小さい方)がダート部分へ避けて行き違う。何しろ、あんなロードトレインが猛スピードで突進してくるのだから。
もちろんクルマから降りて観察する場合でも、十分な距離をとるのは当然なのだが、この後に悲劇が起こった!!
つづく・・・
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8/14(火)朝、Bouliaの町の空き地?で朝ごはん中のモモイロインコを見つつ、移動していく。
上空をオーストラリアツルが飛翔していた。
水辺ではオーストラリアヘラサギが。ニッポンにもやってくる無印ヘラサギとの違いは、私にはわからないけど。
枝止まりのフエフキトビ。
今日もカタアカチドリが近くまで寄ってきた。
顔の黒さがまるで表現できていなけど、カオグロモリツバメだと思う。ちなみにモリツバメ類は、日本で言うところの“ツバメ”とは、全く関係のない種になります。
ミナミクロヒメウも飛んできた。
おっ!ヒジリショウビンがいた!
朝日を浴びていい光沢の羽色になっている。キレイだねぇ〜
そして今回のメインディッシュのひとつである野生のセキセイインコちゃんと遭遇。
まだまだつづく・・・
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撮影開始から3時間あまりが経ち、夏の(こちらでは冬だが)天の川もかなり傾いてきた。
沈みゆくさまを、タイムラプス動画でご覧ください。後半の上部左に出現する赤い星は、最接近から少し経過した火星である。それにしても地平線スレスレまで、全く光害(ひかりがい)が無いことに注目してもらいたい。実は背後にはBouliaの街灯が少なからぬほどあるのだが、それ以外の方向に人工光は1か所以外はない。それどころか最短の町というか集落も100km以上離れているため、そのカブリ(遠くにあるぼやっとした光芒)さえも皆無だ。
こんな場所は我が国にはない。
さて、一寝入りした後、明け方近くになってもう一度この場所へ戻ってくる。カメラを向ける方角は、少し左に振る、つまり真南だ。そこには天の南極があり、そしてその周囲に昇ってきた大小のマゼラン雲がある。
どちらが大なのかはお判りだろう。但し、天の南極がどこにあるかをご存知な方は、ほとんどいないはず。何しろ、南極星というのはないのだから。
大の方にはその星雲(というか不定形銀河)の内部に、様々な星雲・星団がある。有名なのはタランチュラ星雲だが、このノーマル機では判りにくいので、別機種で撮影した画像で後述する。
小で特筆すべき存在は、近傍にある球状星団・きょしちょう座47、つまりNGC104である。4.0等級、肉眼でも分離はしないものの、その存在はハッキリと判る。
ほぼ徹夜の(もちろんメンバーのうち私だけ)星空撮影の後は、夜明けの鑑賞だ。これはオールキャストでOガイドお勧めのポイントへ移動する。
Outbackの日の出。0度近くまで冷え込んだ(しかし乾燥しきっているため霜などは皆無だ)地平線から、変形太陽が昇る。
さあ今日も一日、この大地と自然を愉しもうではないか!!
2日目へとつづく・・・
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