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ふたご座流星群の極大日が週末と重なったので、できるだけ空の好い場所で観察&撮影に臨んだが、晴れなくてはどうしようもない。候補のポイントは大峰山脈の西面だったので、冬型が強い予報の14日はかなり厳しい。よって東面の山麓の某公園で撮影した。
少し街灯があったが、まあ下界としてはそこそこの暗さだった。
ただ、このポイントは(この時期はどこもそうだろうが)レンズの曇りというか氷結がすさまじく、レンズヒーターを装着が甘かったりした機材の写真はずいぶんとボツとなってしまった。
しかも日付が変わる時間帯には後述する46Pの撮影に忙殺されてしまい、GEMの撮影が遅れてしまった。まだまだ甘いというか、二兎を追うもの・・・の失敗例でもある。
本格的な流星群の観望は山ノ神は初めてであって、眼視に徹した(というか天体撮影など山ノ神ができるはずもないか)山ノ神は非常に感動していた。
46Pは近日点を控え、見掛けの直系が満月ぐらいまでに大きくなっていた(満月のように見えるというわけではない)。4等よりは明るくなっていたので、久々の肉眼彗星だったというのもウソではなかろう。
(12/15未明、APS-C機300mmで撮影)
フルサイズ機130mmで撮影すると、ちょうど昴と同じ構図に入り、それなりの絵が撮れた。
翌日の夜は冬型が緩んだので、大峰西面のもっと暗い場所へ移動し、46Pと霧氷のコラボレーションを撮影した。
霧氷は儚いもので、14日の午後から、そして夜間においてでもボロボロと落下が進行中であったが、それでも極大日を過ぎたGEMの名残もあて、これまた美しいスチルとムービーが撮影できた。 撮影日:①2018/12/14(金)深夜〜12/16(日)未明
撮影機材:PENTAX K-1(upgraded),KP,70-200mmF2.8,300mmF4,sigma4.5mmF2.8fisheye,samyang14mmF2.8,samyang24mmF1.4,TAKAHASHI 1型赤道儀+HD-4
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天体・星景
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46P/wirtanen周期彗星が12月中旬に0.08AU※まで接近するということで、その少し前からそれを追い求めて紀伊半島の比較的空の状態のよいポイントで、撮影を継続した。
まずは11月30日(金)の状態。まだ7等※※ぐらいの明るさなので、肉眼では視認できない。長秒露出すれば、その存在はわかる程度。
(フルフレーム機14mmで撮影。右端の矢印で示したのが、46P)
位置はオリオン座の右(西)側、秋の星座であるくじら座の領域にあった。
(同じく24mmで撮影)
46Pの軌道は少しずつ東側へと移動していき、そしておうし座からおおぐま座へと進んでいく。近日点は12/16とのこと。
下のが画像の上部、すなわちプレアデス星団近くを駆け抜けていく予定だ。
100mm望遠で少し引っ張って撮影した画像がこれ↓
それから8日後、46Pは確実に増光していた。当日は上の11/30の撮影地より光害の影響を受けやすい場所だったので、カブリが大きいが、明るくなっていることはおわかりだろう。
(フルフレーム機24mmで撮影)
これなら200mm以上の望遠で拡大しても面白い。ただ、テイルがほとんど写っていないのが玉に瑕か。 (フルフレーム機200mmで撮影)
(APS-C機300mmで撮影。縦筋のような軌跡は、人工衛星です)
この彗星、一般報道は全くと言っていい程されなかった。久々の肉眼彗星になるかもしれないのに、少し違和感を感じた。
撮影日:①2018/11/30(金) ②12/8(土)
撮影機材:PENTAX K-1(upgraded),KP,70-200mmF2.8,300mmF4,samyang14mmF2.8,samyang24mmF1.4,TAKAHASHI 1型赤道儀+HD-4
※AU:天文単位の略。1AUは1.5億キロメートルである。
※※7等(級):等級とは星の明るさの単位。5等級差があると、明るさは100倍の差があることになる。
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