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2009年2月になってから図書館で借りた本第5弾。
雑談王―岡崎武志・バラエティ・ブック 岡崎武志著 晶文社
解説・感想など:映画が好き、落語が好き、美術が好き、音楽が好き、もちろん本も。「均一小僧」「文庫王」の異名を取る著者が、小津映画について、競馬ミステリーについて、三代目・桂三木助について、洲之内徹について、吉田拓郎について、そして子どものころから好きだった大阪の笑芸人たちについて、縦横無尽につづったバラエティ・ブック。
全6章(長いまえがき―私だってなにも古本だけ読んできたわけじゃない・かなり気張ったあとがき・初出一覧)付き。
第一章 高円寺日記(27)
第二章 小津安二郎を見る(3)・コラム1(18)
第三章 文学は駆け足でやってくる(4)・コラム2(7)
第四章 洲之内徹と吉田拓郎(4)
第五章 対談 1.人生いたるところに古本屋あり―坪内祐三と/2.「新しい」古本の楽しみ方、買い方―角田光代と/3.新書を語る―立川談四楼と
第六章 私設おおさかお笑い図書館 1.チャンバラトリオの巻(4)/2.笑福亭仁鶴の巻(4)/3.桂三枝の巻(5)/4.西川のりおの巻(3)/5.花登筐(はなと・こばこ)の巻(4)/6.レツゴー三匹の巻(4)/7.上岡龍太郎の巻(5)/8.藤田まことの巻(上・下)(7)/9.いとし・こいしの巻(上・下)(7)
普段は古本・書評について執筆されることの多い著者が、これまで単行本化さてこなかった趣味についてまとめられたバラエティ・ブックです。
上京してきて住んだ(著者は大阪府枚方市出身)高円寺での日記から始まり、映画・小津安二郎の世界にどっぷり浸かり鎌倉を散策したり、ディック・フランシスの競馬ミステリーに興奮したり、画廊から音楽まで幅広く楽しんできたことを紹介しています。
本について語っている対談も面白く、地元・大阪芸人についても熱く書き上げています。
ここにも古本・書評と重なる部分も当然出てきています。バラエティ・ブックを出すのが夢だったようなので著者も一段落できたかもしれません。
評価:★★★★(★5つで満点、☆は0.5)・大切にできることがある著者に憧れました!!
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