◆●光田ちひろの作品集●◆

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空を飛ぶ夢


おひさしぶりです。

お元気でしたか?

巷じゃ新型インフルエンザなるものが、流行っているそうで……

娘の中学校では、学級閉鎖になったクラスもあるんですよ。

あなたは大丈夫?

うがい、手洗い、マスクをして、予防につとめましょうね。

ところで、流行って、夢にもあるのかしら?

「今どきは、この夢が流行ってる」……な〜んて、聞いたことないですね。

『夢』に流行廃り(はやりすたり)はないのかな?

でも、多くの人が共通して見る夢ってのは、あるようです。

その筆頭にあげられるのは 『空を飛ぶ夢』



* 三原色さん *

空を飛ぶ夢は子どもの頃、毎日のように見ていた。
かなり大きくなるまで実際飛べると思っていた。
飛んでる場所は教室の廊下など低空飛行が多かったなあ♪



* ぽこたん *

飛んだ夢・・・
昔夢の設定の中で、自分は「飛べる」事になっていて、
意識していない時は両手を鳥の羽のようにして
さぁ〜っと飛べていたのに、
いざ、「私は飛べるんだ!飛べるはずなのに」って思った瞬間、
両手を広げても、ものすごく低くしか飛べなかったり、
もしくは飛べなくなってしまったり・・・
なんていう夢は見たことがあります。



* マンマちゃん *

飛ぶ夢は子供の時によくみたなぁ〜…
最近見ていないのは…レッド信号?><;
飛ぶ夢は気持がいいのよね〜!



* あみさん *

子供の頃はしょっちゅう空飛ぶ夢みてたなあ・・
高い木の天辺から飛んで鳥のように自由に飛ぶ夢。



* さっちゃん *

エレベーター(で上る夢)は無いけれど、空は何回もありますね。
でも想像力が無いので、遠くまで行けない。身近な知っている町までしか飛べないのよ。
フランスのパリやロンドンは未知の世界なので、夢でも行けない・・(;_;)



まだ●「夢」の説明書●の記事を書き始めてから日が浅いのに「空を飛ぶ夢」の報告はこんなにたくさん集まっています。「空を飛ぶ夢」を見る人は、とても多いようです。

かくいうアタシも見たのです。子どもの頃に。

それは「飛ぶ」というよりは、ビルの屋上の上から飛び降りて急降下し、地上1メートルくらいのところを低空飛行する夢です。

着地していまいそうで、着地しない、地上すれすれのところに自分だけに感じる気流のようなものがあって、それに乗って泳ぐように飛ぶのです。落ちそうになったら、手足で空気をかいてもがくと、また少し上昇できる。「なんだ、飛ぶって簡単じゃないか」と気づいたときのうれしかったこと。

実感を伴う夢。

そうなのです。上にみなさんが書いてくださったように、この夢は、浮遊感覚とでも言うのでしょうか、うきうきするような楽しい感覚が伴うことが多いようです。

かといって天国とか宇宙のはてとか、どこへでも飛んでいけるというわけではなく、教室、廊下、高い木のてっぺんから、知っている街の空、ビルの屋上から飛び降りて地上1メートルの低空飛行……飛ぶことのできるのは、日常生活の場のすれすれ上なのです。

そして子どもの頃は繰り返し見たのに、大人になったら見なくなることが多い、というのも、この夢の特徴でしょうか。

なぜでしょう?

多くの人が自由に見る夢なのに、何かの法則でも働きかけたような共通点が見られる。

何かの法則??? 一体どんな法則が?

アタシはこう考えます。

生活環境や育ちにかかわらず、子どもの頃に共通して見る「空飛ぶ夢」……これは、つまり、万人に共通する体験の反映。

子ども時代に思い出す、子ども時代よりも過去の体験。万人に共通の。

それは、「胎児の時代」の思い出。

子宮の中、羊水に包まれ、ほとんど重力も感じずにフワフワと過ごした、満ち足りた小さな命。

「浮遊感覚」を味わいながら過ごした特別な時期。

その「浮遊感覚」が思い出として残っていて、夢の中では「飛行感覚」として出現する。

感覚が先にあり、ストーリーはあとから作られる夢。

胎児の時代の幸せを思い出しながらも、自分はもう胎児ではないのだ、現実の世界に生まれ落ちた人間なのだという覚悟が、飛行の場所を日常生活の場と重ねたり、低空飛行にしたり、ときには落ちそうになったり飛べなくなったりともがく場面を作ったりするのです。

そして幸せな胎児の時代と、現実の世界に生まれ落ちた自分の狭間にある関所……出産。

温かく心地よい「浮遊感覚」から一転して、暗くて狭い産道へ押し出されたときは奈落の底へ落ちていくような苦しみと恐怖を味わったはずです。そのときの感覚が忘れられず、夢で見る人もいるでしょう。



* 優寿龍さん *

幼いころの夢。
ブランコを思いっきり漕いでいて、これ以上は…ってとこで落ちる。
その瞬間『落ちる恐怖』というか、内臓がおなかから抜けるような実感があるんだよ。
しかも、くっきりカラー、リアルな映像。すっごく疲れる。
繰り返し見ていた夢です。


そう、優寿龍さんが繰り返し見ていた実感を伴う夢は、自分が生まれてくるときの体験なんじゃないかな?

そう考えると、ブランコから落ちる怖い夢だって、なんだか愛おしく思いませんか?

自分の過去の記念すべき貴重な体験を、感覚として保存し、夢の中で復習しているのですね。

というわけで、今日のまとめです。


         《空を飛ぶ夢》

◆子どもの頃に繰り返し見る傾向がある。

◆実感を伴う……「飛行感覚」フワフワ 楽しい 心地よい 落ちそう 
           ↑
        「浮遊感覚」胎児の頃、味わっていた感覚

◆表面的な記憶には残っていないはずの体験を、自分の脳のどこかで感覚的に覚えていて、夢の場面で繰り返し再生する。



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