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銭屋五兵衛です。「年々留」始めました。

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青井戸茶碗「涼及」

今日は、わしの愛した青井戸茶碗の名品「涼及」の話をしようと思う。
 
「涼及」は元々京都の名医有馬涼及先生が持っておったので「涼及」と呼ばれた
朝鮮茶碗じゃ。
椀の内側を覗くと青く見えるので青井戸茶碗と呼ばれるのじゃ。
 
あれは天保4年(1833年)7月5日じゃったの、
治村彦四郎殿が、当時は京の脇坂先生が持っておった
青井戸茶碗「涼及」を北国廻順時にわしのところへ持ってきたのじゃ。
ひとめで名品とわかったので、銀43貫目(約300両)で買い求めたのじゃよ。
 
ところがじゃ、
当国大主相公様(第13代藩主前田斉泰様)が、
この茶碗でどうしてもお茶を飲みたいとのおぼし召しでのう
(この茶碗気に入ったから、わしにくれという意味じゃの)
わしゃ商売存続には替えがたいので、泣く泣く譲り渡したのじゃ。
 
その後はのう、
大阪春海商店→千葉の中山佐市家→東京根津嘉一郎
そして今は根津美術館にあるのじゃ。
 
以前金沢の中村記念美術館に来たことがあるのう、
銭屋五兵衛記念館にも一度里帰りして欲しいものじゃ。
 
下は「涼及」じゃ
イメージ 1
 
わしは重要文化財でもおかしくないと思っておる。

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