ここから本文です
小姓とZENの俳句と言葉
俳句の解釈は読者の感じたことが正解です

書庫一句鑑賞

記事検索
検索

全63ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]

 
 
 
 
並べて鑑賞すれば優劣がはっきり分かる。
 
炭を挽く静かな音にありにけり
高浜虚子
炭を挽く音が静かだ、ただそれだけ、深読みすれば出来ないことはないけど,
凡作は免れない。
炭をひくうしろ静の思ひかな
松本たかし
背後に思いを馳せている、深読みしなくても伝わってくるものは重い。
 
鉛筆で蟻をさいなむ夜の机上
片山由美子
鉛筆でさいなみてをり日永かな
小姓
由美子の「蟻をさいなむ」で平凡を脱している。
 
 
 
 
 
 
 
 
人は自分の枠の中で生きている、枠の中でしか生きることが出来ない。
それでいいと思う。
考えは常に枠の外のことを考えましょう。
そうすれば知らず知らずの内に、自分は枠の外に踏み出していることに気付く。
春暁の竹筒にある筆二本・飯田龍太
炊きあがったご飯、味噌汁の匂い、蛇笏も見える。


春寒や赤鉛筆は六角形・星野立子

早春とまではいかない、さくらが咲くまでには間があるころでしょう。
この時代は石油ストーブなどない、暖房は火鉢、炭火はまだ熾きていない。
「いと寒きに、炭火などいそぎ熾して」枕草子。
立子は投稿句の添削をしているのでしょう。

俳句は読者が完成させるもの。
 
 
 
 
 

デルタ地帯



 
 
 
やがてわが真中を通る雪解川
正木ゆう子
深読みして言葉を並べれば雪解川を逆流させることも出来る。
「やがて」おっつけ。まもなく。ほどなく。そのうち。早晩。今に。
(広辞苑)
私の真ん中を通る。
作者は女性、男のぼくから読み解けば、エロチシズム。
エロチシズム・扇情・情欲をそそりおこされること。
(広辞苑)
扇状地・デルタ・三角洲。
雪解川も必ずそこに辿りつく。
 
 
 
 
 
 
 
一句得るまでは動か石蕗の花
阿部みどり女
文語でかな書きは(「得る」うる)
 
鳰のよく潜るささはにあり
岡井省二
失礼だとは思いますが、このを句読み解ける人は少数だと思う。
読み解けても、解けなくても生活に何の変化もない。
読み解ければ、少し幸せな気持ちにはなる。
 
寒雀身を細して闘へり
前田普羅
俳人なら一度は目にした句でしょう。
 
 
 
 

漱石俳句

・ 
 
子らの風邪癒えたり庭に枕干す
小林千史
菠薐草スープよ煮えよ子よ癒えよ
西村和子
上の二句は嫌味がない。
 
病癒えず蹲る夜の野分かな
夏目漱石
やはり漱石は文学者で、俳人ではない。
「病癒えず」色で言えばこれは黒。
「蹲る夜の野分かな」これは灰色。
言葉も内容も響き合ていない。
やはりの訳は、
 
 

全63ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]

ぜんそう
ぜんそう
男性 / O型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

Yahoo!からのお知らせ

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る
本文はここまでですこのページの先頭へ

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン

みんなの更新記事