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7月10日(日)、エデュカス東京7Fホールにて「何とかしよう!就活・就職難〜高校・大学生・青年の手作り就活フェスタ」が開催されました。高校の先生や、企業で働いている青年、ネットで企画を知ったという就活中の大学生、組合専従者など幅広い層から約50人の参加があり、「今の就活制度」や「就職難」などについて現状を出し合いながら学び、議論しました。
** ジョブカフェで何でも相談 **
メイン企画前に設けられた「ジョブカフェ」では、お茶を飲みながら気軽に何でも相談・交流できるようにしようと「就活コーナー」「労働相談コーナー」「しゃべり場・交流コーナー」をつくりました。
「就活コーナー」
全労働が担当し、就活中の大学生が悩みを話したり、先生が高校生の就職先企業の対応についての疑問点を相談したりしていました。
「労働相談コーナー」
全労連青年部と首都圏青年ユニオンが担当し、ここでも先生から高校生のアルバイトでのトラブルなどが相談されていました。
「しゃべり場・交流コーナー」
盛況で、約10人の参加者がそれぞれの思いや疑問などを語り合っていました。
** 第1部 就活お役立ち講座 **
第1部は、就活の経験談や、役立つ情報を教えてもらおうと4つのミニ講座が開かれました。
◎松村さん(マーケティング会社勤務)
「マニュアルなどは読まず『自分らしい就活』をし、作り込まずありのままの自分で採用されたので就職後もムリなく働けている。」と言います。
また「女性が長く働けるか」「自分が興味ある分野か」というポイントをはっきりさせて、規模にこだわらず会社を選んだことで、今も充実して仕事ができていると語ってくれました。
◎黒津さん(平和委員会勤務。昨年就活を経験)
大学の就活セミナーで「40社落ちるのは当たり前。年内に100社はエントリーしろ。」と言われたことや、4年生の授業を就活前提で選ぶしかないこと、内定の有無が人間関係にも影響することなどを話し、学生が就活に振り回され学びや生活が保障されていない問題点を指摘しました。
「就活サイトの情報ばかりに頼らず、自分の軸をしっかり持っていろんなところにアンテナをはることが大事。」とも話してくれました。
◎山田さん(首都圏青年ユニオン書記次長)
「残業代を払わないのは、人の財布からお金を取るのとおなじこと。普通の生活で許されないことが企業に許されるはずがない。おかしい、と思ったらまず誰かに相を。」と訴えました。
◎並川さん(全労働・ハローワーク職員)
「就活サイトだけでなく、ハローワークを上手に活用してください。」と訴えます。企業アンケートの「不採用理由」を紹介しながら、「なぜこの会社を選んだのかを明確にし、自分の言葉で語れることが重要。」と語ります。
ハローワークでは、相談者の性格や経験などの「棚卸し」をしながら一緒に仕事選びをし、平均勤続年数や残業の有無や、休暇、給与に関することなど聞きにくいことも代わりに聞いてくれるそうです。
**第2部 「就活・就職難」討論会**
児美川さんは、社会的に雇用が厳しい状況なのに「就職は自己責任」となっている問題点を指摘し、「正規と非正規の格差是正をして、正社員で終身雇用か非正規で使い捨てかの2択ではない働き方を考えていくべき。」と提起しました。
平田さんは、中小企業では大企業の買いたたきや税負担の増加などで、会社が社員を守りたくても守れない現状を指摘しながらも、多くの経営者が「人を活かす」働き方を大事にしていることを紹介し、「大企業ばかりでなく中小企業にも目を向けてほしい。」と訴えました。
会場からは、「就活自体に精神的に追い詰められた。友人には『ブラック企業でもいい』と就職した人もいた。」という就活経験者からの発言や、内定切りに合い就職留年中の学生から「就活生も労働者も企業の都合で切り捨てられるのはおかしい。」という訴え、首都圏青年ユニオンの山田さんから「生活できる働き方についても考えるべき。非正規でも自立した生活ができる賃金水準が必要だ。」という提起などがありました。
参加者それぞれが、現在の就活の問題点や就職後の働き方などについていろんな立場の人の意見を聞き、考えることができる企画となりました。
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2011年07月28日
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