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冬場は、自転車にのれません。 北海道ですから。 地下鉄通勤になります。 そうすると、読書が進みます。 てなわけで、今回は「河童」です。 …冒頭の非現実的な河童社会に入っていくくだりが、さすが芥川です。 この物語の主人公の紹介なんて、非常にセンスがいい。 〜××精神病院にいるから、なんだったら会いにいってごらん…でも、帰るときには怒鳴りつけられながら、汚い言葉を吐きかけられるだろうけど〜 って、言われたら、真実だけれども確認したい気持ちにはなりえない! つまり、真実性が高いけれどもとてもじゃないけど、ねぇ? と、思わせる。 単純にすごい。 ストーリーはいたって簡単です。 ある人間が間違って河童の世界に転げ落ちてしまった。 仕方がなくそこで暮らしている間に、河童語も覚え、生活もなじんでいく。 という話しです。 主人公が出会う、河童と人間の価値観がてんで逆なのが、妙に面白い。 人間のまともなことが、河童には面白く。 また、人間の冗談を河童は真剣に受け止める。 河童の恋愛は、雌が雄を追いかける。 つかまった雄河童は、喜ぶどころか往生してしまう。。。 中には嘴が腐って落ちてしまった雄河童もいる… でも、雄は…雌に追いかけられたい気持ちもあるという。 <なんとも、人間をシニカルに揶揄しているのでしょうか。> あと、河童界の資本家の工場を見学したときのこと。 人間の世界にいるよりも簡単に「本」を作っているのです。 <これはおどろき!全印総連が…> 紙とインクと灰色の粉末を機械に入れれば、あ、っという間に本ができあがるそうです。 人間より、河童の世界はハイテクらしい。 そして、、、大量生産で解雇された職人は、食肉にされる!! それに抗議した人間に河童はこう、応えます。 「あなたの国でも第四階級の娘たちは売笑婦になっているではありませんか?」 自殺観、犯罪観、宗教観、文化観、てんでめちゃくちゃ。 でも、河童ナリのスジが通っているんですね。 最後に人間の世界に返った主人公は、河童の世界のことを懐かしみます。
しかも「行きたい」ではなく、「帰りたい。」とは、なかなかです。 現実社会への批判が強くこめられていました。 |
日記
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源義経と弁慶が、源頼朝に追われて、奥州に落ち延びた時に岩陰で雨が晴れるのを待った雨晴岩。そんな、なんとも美しい伝説のある富山県氷見線の雨晴駅。しかも、ホームからは荒れる日本海を見ることができます。 |
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ホームから地上の駅にでるまで、上り線280段、下り線290段の階段とは、トンネル駅で有名な新潟県北陸本線の筒石駅。いやいや感激しましたぁ。 |
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私のいる全印総連という産業別労働組合は、印刷・情報・新聞関連の職業の人が所属しています。 |
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沖縄で買ったスパム。 |





