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今の若い人は知らんでしょうが、80年代の洋楽はやたら「12インチシングル」なるものがリリースされとりました。
通常のシングル盤と異なり12インチ・・つまりアナログ盤のLPサイズにオリジナルシングルを編集した「○○バージョン」「○○リミックス」ってなものが数曲だけ収録されているものです。
※プレーヤーで再生する場合はシングル盤同様の45回転となる

例えば通常であれば4〜5分台の曲の長さが5〜8分台という具合に長く編集されている場合が多いわけですが、特にそのために別途追加で新録してるというイメージはありません。
基本的にはオリジナル版を編集して、各パーツを繰り返したり間奏部分を前奏に持ってきたりなど単に間延びしているだけですw

洋楽が一番輝いていた80年代は「出せば売れる」って感じだったので、人気アーティスト(特にポップなアーティスト)によって12インチシングルが大量にリリースされとりましたが、先に述べたように基本的に「間延び」してるだけなんで、その殆どは聴いてガッカリのクズに等しいw
オリジナルを超えるものはあまりなかったのですが、例外のアーティストがあります。

デュラン・デュラントンプソン・ツインズです。
この2つのアーティストはホンマに「間延び」の仕方がうまく、オリジナルを超えているものが多い。要はこの12インチバージョンを知ってしまった後はオリジナル版が物足りなく聴こえるのです。
例としてデュラン・デュランの「リオ」を取り上げたい。



素晴らしい楽曲をいくつも擁しているデュランですがこの曲は元々私は好きな曲ではなかったのですが、なぜかリリースから30年以上経過して段々好きになってきてしまっている曲です。
最初から最後までベースがブンブン唸っててめちゃかっこいいことに気付かされたのです。

デュランの12インチシングルは大胆な編集や新録を交えてオリジナルを超えるような秀逸なものばかりなのですが、この「Rio」に関しては至ってオーソドックス。
単に前奏・間奏・後奏を間延びしているだけです。
間奏ではサックスが前面に押し出されるのですが、シングル盤と異なり、途中でサックスのトラックを止めて、ベース音のトラックを強調させます。
そこで一旦焦らしておいて、サックスのトラックを再度インさせて山場を持ってくるという編集。
「間延び」以外の何物でもないのですが、このバランスがデュランの場合は絶妙なんですなぁ。

他の80年代の12インチシングルは何れも人気アーティストからリリースとはいえ、その殆どがクソなので今や闇に葬られてるか、もしくは「30周年記念アルバム」とかの再リリースでお飾り程度に収録されるのみですが、デュランの場合は12インチシングルを集めたアルバムが正式にリリースされており、今も入手可能です。(トンプソン・ツインズも同様)

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