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あ、こんなヒトが本当にいるんだ
一回目に見たときの感想
こんな漫画の世界にいるようなヒトが現実にいるなんて
にわかには信じられない感じだった
制服姿にうろたえた
いかにも今時の高校生
なのに存在感があるようでない
現実にいるのに、空想の中から出て来たヒトのようだ
クラスメートと交わってない少し変わった男の子
鍵を開けるのが趣味
屋上の鍵を必死に開けようとする主人公の少女に興味を示す
少女の必死の思いと、友達に対する純粋な気持ち
そういう少女を見守りながら
死を選ぼうとする少女に心を寄せながら、追いつめないように
生きることを一緒に過ごすことで考えさせていく
ちょっと自分もヒトと関わるのが苦手で
シャイで、純粋、自分の存在を確かめるかのように
少女の死を思いとどめさせながら、自分も生きるってことを感じていく
直接的に「死ぬのってやめなよ」
というのでなく、キモチを共有することで連帯感・一体感が生まれていく
そういう難しい役をさり気なく、自然に演じている
共演が宮崎あおい、蒼井優、小西真奈美というのもスゴイ
それぞれが持ち味を充分に出している
実力の女優の中にあって、特別の存在感を放つ
柔らかい日射しのように
少女に触れる
イジメという問題を取り上げながら
高校生のまだ柔らかく、純粋で、だけどマグマのような激しさを持ち
壊れやすく、傷つきやすく、傷つける残酷さ
ヒトの命の重さ、傷を負ったものの心の傷の深さ、傷つけたものの苦しみ
イロンナ事を問い、考えさせてくれる秀作である
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