只者ではないおっさんの話

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落ち武者

昔、おっさんと関係先へ同行した事があった。





その日は暖かくて風邪も強かったが窓を開けていたい気分の陽気だった。





目的の課長の席は窓際である。





課長は爽やかな顔だがいつも寸分狂わぬ髪型だった。(疑)





おっさんと私は訪問するまで彼がカツラだと話をしていたのだ!大きなお世話だけど・・・(笑)





おっさんは言った。





おっさん:「よっしゃ!あいつ・・・まど・・・あけてるからな・・・おもっきりあけたらな・・・とっぷうやどぉ!!だはははは」





私:「なるほど・・・(笑)」





2人はよくいじめられたのだ!!今日は仕返し作戦開始!!(笑)





おっさんはいつもの様に先頭きって、いつもより勢いよくドアを開けた。





おっさん:「ガチャっ・・・こんにちわーーーーーーーー!!!」





開いた事務所の入口から、課長の開いてる窓へと予想通りの突風が吹きぬけた!





その瞬間に課長は飛び上がった!!





最初何が起こったかわからなかったが、次の瞬間、課長が窓へダイビング!!(汗)





その課長は窓から足だけ出してバタバタしてる・・・





おっさん:「だはははは・・・どない・・・しましてん?・・・はははは・・・あぶないでっせ!!(爆)」





私:「だ・・大丈夫ですか?(汗)」





おっさんは笑ってるが、私は少し心配になってきた。。。





すると課長が反り返って体勢を事務所へと戻し、ブラインドの合間から見えたその姿に2人は固まった!!





頭を長い時間下に向けていたせいもあって、真っ赤な顔とこちらを睨み据えた充血した赤い目・・・





そして・・・





両サイドしかない髪が顔の前にまでバラついている・・・ギョッ!!怖い!!





物凄い形相だ!!人を斬りまくった落ち武者の様な顔・・・(汗)





おっさんは言ってしまった。





おっさん:「かちょう・・・えらいかお・・・なってますで〜・・・おちむしゃ・・・みたいや・・・(汗)」





私:「・・・・・・・(汗)」





課長の近くへ恐る恐る近づいて窓の外を見てみると・・・





1メートルちょっとのところに髪の毛の塊が・・・カツラが・・・落ちている・・・(汗)





おっさん:「あれっ?・・・あれなんですの?・・・かちょう・・・かみのけのかたまり・・・ちゃいますの?」





     「いやっ!!いっしゅんで・・・かみのけ・・・きりはったん?・・・はやっ!!(爆)」





私:「・・・・・・・・(まだ言うのか・・・)」





おっさん:「ああ〜!!そやそや!・・・いまのかぜで・・・かまいたちでんな〜・・・だはははは・・・」





事務所内は(シーーーーーーン)としている・・・嫌な空気。





課長:「・・・・」





しばらく三人は窓の外を眺めたままだったが、おっさんが外へ出て行きカツラを持って帰ってきた。





おっさん:「いまのほうが・・・さむらいみたいで・・・ええねんけどな・・・だはははは・・・はい!これ!かみのけのかたまり!!(爆)」





そう言って手渡した。課長は屈辱に震えていた。おっさんもどこまで言うのか・・・(汗)





もちろん、それ以来そこに行く事は無くなってしまったのである。。。あ〜あ〜(汗)





私は思った。このおっさんは只者ではない。と。

お互い様

ある日、おっさんと車で同行していた。




その前の日に私が見た夢をおっさんに話をしてみた。




私:「昨日おっさんが死ぬ夢見たよ(笑)」




おっさん:「ええーーー!!それぇ〜どないな・・・ゆめやねん?(汗)」




私:「あのね、皆が屋根から屋根へ飛び移ってたのだけど、おっさんの番が来て見てたら滑ってって落ちた夢(爆)」




おっさん:「なんで・・・わしだけ・・・おとすねん・・・そのゆめ〜・・・ほんま・・・たのむわ〜(汗)」




おっさんは「いい加減な夢見やがって!!」そんな勢いで返してきた。。。




おっさん:「わしも・・・ほんまは・・・あんたのゆめ・・・みたんやで〜♪・・・ふふふ・・・」




きたきた!!やっぱりきた。(笑)きっと私の夢の三倍返しくらいの夢を言ってくるに違いない。




私:「どんな夢?おっさんが困ってるところを私が助ける夢?(笑)」




おっさん:「あほな〜!!ぜんぜん・・・ちゃうちゃう・・・そのはんたいや〜!!ふんっ!」




     「あんたがな〜・・・せんていばさみで・・・わしの・・・て〜・・・と・・・あしと・・・きりおってん!!(怒)」




     「わし・・・だるまになってもうてん・・・もう・・・な〜んもできへんねん・・・どないすんねん・・・ほんま〜(怒)」




私:「何で私が剪定バサミでおっさんの手と足を切るんですか?人を勝手に悪者にして!!(怒)」




おっさん:「ほんでな〜・・・わし・・・そのまま・・・うごけんから・・・じっとしてるやん・・・はらもへるやん」




     「ほんだらな・・・あんた・・・わしのまえにめしおいて・・・たべてみぃー・・・いいやがんねん!!(激怒)」




      「そんなんゆうてもくわれへんやん!!・・・わし〜・・・くちだけのびてもうて〜・・・がんばっても・・・むりやねん!!」




      「めちゃいじわるやねん!・・・あんた!!・・・それみて・・・わろうてんねんもん!!」




私:「何と言う事を!!私はそんな事言いません!!(怒)」




おっさん:「そやけど・・・わし・・・て〜・・・と・・・あしと・・・はえてこい・・・ゆうて・・・いのってん!!」




     「ほんだら・・・えらいもんや!・・・はえてきおった!・・・そやけどな・・・いっぱい・・・はえてきおってん(泣)」




     「えらいこっちゃ・・・おもうて・・・もうええねん・・・もうええねん・・・ゆうたけど・・・とまれへんねん」





私:「それでどうなったの?沢山の手と足生えてきて・・・んんん???」





おっさん:「わし〜・・・こんどは・・・かきのき・・・なってもうてん(涙)」





私:「か、柿の木?だはははは・・・・だるまから、柿の木!?だはははは・・・(爆)」




どうやらおっさんは手と足を生えてくるよう強く祈ったら、手と足が生えすぎて柿の木の枝になったらしい。。。(爆)




どんな夢見てるのか。。。(爆)




おっさん:「わしな・・・めちゃめちゃ・・・いのって・・・いっぱい・・・かきの・・・みぃ〜・・・なってん♪うれしいがなぁ〜」




      「ほんだら・・・あんたみにきて・・・な〜んやかきかぁ〜・・・なしのほうがええわ!!・・・しょうもな!!」





      「あんた・・・なんちゅうやっちゃ!!(怒)・・・おにより・・・おとる・・・きちくやでぇ〜!!(泣)」




私:「だから私はそんな事言いませんから!!ほんとに・・・(呆)」




しかし、どこまで人を悪者に仕上げてるのか・・・




私:「私の夢より全然酷いよね〜!!」




おっさん:「いやいや・・・おたがいさまやん・・・この・・・き・・・ち・・・く・・・ちゃん♪・・・だははは(爆)」




私:「・・・・・・きっ・・・鬼畜ちゃんって・・・・(汗)」




やっぱり三倍返しだった。。。(汗)




私は思った。このおっさんは只者ではない。と。




      


 

上海パート2 財布

数年前、おっさんと上海にいった。




お昼に「南翔饅頭店」の小籠包を食べに向かっていた。




しかし、日本人の観光客を見つけては寄ってくるおばさん達が沢山居る。




そう!みやげ物を買わそうと寄ってくるのだ。




一人のおばさんが、おっさんに寄ってきた。




おばさん:「社長さん、社長さん、これいいですよ!!買ってください!!」




おっさん:「いらん・・・いらん・・・あっちへいき〜・・・いらんわ〜・・・じゃまくさいな〜」




おばさん:「安いですよ!!社長。これ安いですよ!!一つだけいいですか?」




おっさん:「いらんゆうてんのに・・・このおばはんわ〜・・・めちゃしつこいやっちゃな〜(怒)」




私はおっさんが捕まってる間にすぐに離れた(笑)おばさんはなかなか諦めない。。。




おばさん:「安いよ!!社長さん!!一ついいですか?社長さん」




おっさん:「うわっ!・・・おばはん・・・しつこいねん!!・・・いらんゆうたら・・・いらんのや〜!!(激怒)」




私は離れて見ていたが、おっさんが必死に振り払ってるにもかかわらず、しつこいのでおっさんにそっと言った。




私:「日本語でどれだけ言ってもわからないのでは?」




おっさん:「そやな!!・・・ちゅうごくやったな・・・だはははは・・・ほな〜もっとむちゃくちゃゆうたろか〜♪」




おっさん:「おい・・・おばはん・・・こらぼけ〜・・・こらあほ〜・・・だはははは・・・しね!!」




おばさん:「ありがと。社長さん!!買って、買って。一ついいですか?安いですよ!!」




おっさん:「ぜんぜん・・・わかってへんな〜(笑)・・・よし!・・・そんなにこうてほしいんやったら・・・こうたる!!」



     「そやけど・・・わしの・・・もんだいに・・・こたえられたらな〜・・・だははは・・・わからんやろうけどな〜♪(爆)」



     
      「がいどさん・・・いまの・・・このおばはんにゆうたって〜♪(笑)」




何と意地悪な・・・。おっさんは日本語で問題を出して答えられたら買ってやると言ってる。。。




おばさんは、ガイドさんからその内容を通訳してもらうと少し困惑した様子でうなずいた。




おっさん:「もんだいや〜・・・なかへんだら・・・ほととぎす・・・ころしてもうたん・・・だれや〜?」



     「へへ〜ん♪・・・さっぱりわかれへん・・・かお・・・してるやん・・・だははははは〜」




おっさんは勝ち誇った様に天を見上げて大声で笑った。すると。。。




おばはん:「織田信長」




おっさん:「ん?・・・だれ?・・・いまゆうたん・・・だれ?・・・ん???(汗)」




私:「・・・ん?誰かな?(汗)」




2人で顔を見合していると。。。




おばさん:「織田信長やろ?簡単やん!!早う買ってよ!答えたんやで!!」




おっさん:「ん!?・・・あっ・・・あぁ〜・・・そっそうやな(謎)・・・あはは・・・はは・・・なんで・・・にほんご?(汗)」




私はおばさんにどうして日本語がわかるのか聞いてみた。




どうやら、以前日本の大阪にずっと住んでいたらしい。実は日本語もペラペラなのだ。




おっさんのボケとかアホ、死ね、もわかっていたのだ!!(汗)




結局、おっさんは日本円で2,000円の財布を買う羽目になったのだ。(笑)




龍の刺繍が施してある財布。よく見るとその龍の目はあっちとこっちを見てて目が合わない(爆)




おっさんはかなりショックそうだ。(笑)




おっさんは私にその財布を買えと迫ってくる。。。(笑)




おっさん:「い〜やっ!!・・・ここにもかくれぽけっとついたあるし・・・ええわ〜・・・これすごいわ〜・・・いらん?」




私:「隠れポケットついてても、要りません!(笑)」




おっさん:「ああーーーーっ!!・・・ここ・・・かわでできてる!!・・・ちゃんとぬうてあるし〜・・・いらん?」




私:「・・・・要りません!(汗)」




さっきのおばさんよりしつこい。。。こうして日本に着くまで迫られたのだ。




変な顔の龍の財布・・・(爆)




私は思った。このおっさんは只者ではない。と。

渋い男

ある日、おっさんと同行していた。





とても暑かったから一休みしようと喫茶店に入った。





店内には30代の女性二人と、サラリーマン風の男性が一人が客でいた。





私はアイスコーヒーを頼み、おっさんはアイスミルクを頼んだ。





しばらくすると、その女性二人の会話が聞こえてきた。





女性A:[ねぇねぇ、あのブルーのシャツの男の人かっこよくない?」





女性B:「うん。私も渋いな〜って思ってた。」





おっさんは自分のシャツを見るなり、 ニヤッ として私を見た。





そう!おっさんのシャツはブルーだったのだ。。。





おっさん:「ふっふっふふ〜ん♪・・・ちゃらっちゃっちゃっちゃら〜♪・・・」





おっさんは鼻歌を歌いながら、渋く決めた顔で時々女性の方をチラッと見る。(笑)





女性A:「何かさ〜本物の男って感じがするわよね〜♪」





女性B:「そうよね〜あんな男性に声かけられたら・・・もう〜ダメ〜(惚)」





その会話が聞こえた瞬間におっさんはもう有頂天になった。得意げで自信満々な顔。





渋く決めた顔、そして女性の方をチラッと見る。この繰り返しが続いた・・・





おっさんがアイスミルクに手を伸ばした時だった。。。





女性A:[こんな暑い日でもホットコーヒーなんて大人よね〜♪」





女性B:「うん、うん、素敵ね〜♪」





おっさん:「ちゃっちゃら〜・・・ん〜!?・・・ほっと?・・・ん???」





私とおっさんは改めて女性の視線を追うと。。。





その視線の先には、先に店内にいたサラリーマン風の男性だった。しかもブルーのシャツだ。。。





おっさんは恥ずかしそうに固まっている。(笑)





私は追い討ちをかけるように言ってみた(笑)





私:「ホントにあの男性渋いっスね(笑)」





おっさん:「わかってへんなぁ〜・・・めのまえに・・・いてんのになぁ〜・・・ほんまのおとこがなぁ〜」




     「あついねんから・・・あいすみるく・・・ちゃう?・・・どない?」





私:「そうですね。暑い日に男は黙ってアイスミルクですね!」





おっさんは私を疑心暗鬼の目で見ると・・・突然ウエイトレスを呼んだ。





おっさん:「すまんな〜・・・ほっとこーひー・・・ひとつくれる?・・・へへ〜ん♪」





私:「・・・・・・」




また人の影響受けてる・・・(汗)




私は思った。このおっさん只者ではない。と。

お月さま

ある日、おっさんと出張で電車に乗っていた。




昼間の電車は窓がら光が差し込んで来て眩しい。




私が窓側だったので、おっさんが言った。




おっさん:「ちょっと・・・くら〜して・・・わし〜・・・つかれてねん・・・ちょっとだけねるわな・・・」




私:「ああ!!寝て下さい」




そういってシェードを下ろし暗くした。おっさんは相当疲れてるみたいですぐに寝付いた。




私もなんだか眠くなり、知らぬ間に寝てしまっていた。。。すると。。。




・・・つんつん・・・つんつん・・・と私の肘を押す。何だろう?と思い起きると、おっさんだった。




しかし、おっさんはイビキもかかずに寝ている。そしてまた私の肘を・・・つんつん・・・して来る。




私:「何なに?なんですか?ひょっとして起きてるの?」




おっさん:「ほう〜れ〜・・・みてみぃなぁ〜・・・きれいな〜・・・おつきさんやがなぁ〜・・・あ〜きれいやわぁ〜・・・ZZz」




私:「・・・・・・・?」




おっさんは寝ている・・・それは寝言だった。。。(汗)更に。。。




おっさん:「おつきさんて・・・うんまいなぁ〜♪・・・ひゃ〜うんまいわぁ〜・・・たべてみぃー・・・ZZz」




私:「・・・・・・・・」




おっさん:「たべてみぃ〜・・・って・・・はよぉ〜・・・うんまいやろぉ〜・・・ZZz」




私:「はっ・・・はぁ〜・・・おいしいです(汗)」




寝言とわかっていてもそう答えてみたら、おっさんが急にガサッと起きて来て私に言った。。。




おっさん:「ん?・・・なに・・・くうてんの?・・・はぁ〜あぁ〜あ〜・・・わし・・・はらへったなぁ〜・・・」



     「あれ?・・・なんもくうてへんやん・・・・・・ふ〜〜ん・・・・・・おいしいゆうてたわなぁ〜???・・・」




私:「・・・・・・・・・・・・」




いったいどんな夢を見てるのか・・・想像すらできなかった(笑)




私は思った。このおっさんは只者ではない。と。

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