玄朴の呼吸術とヨーガ

自分の呼吸術を編み出して人生を変えよう

アロスタシス

[ リスト | 詳細 ]

アロスタシスとは、人間の可能性の幅のことです。
このアロスタシスを広げるために、セロトニン呼吸法があります。

記事検索
検索

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]

老化の問題4

老化のことを考えるとき、私が一番印象に残っていることがあります。
10年ほど前、今は亡き父をはじめて、ショートステイへ連れて行ったときでした。
そこにいる人たちの顔が一様に無表情だったことです。

それからしばらくの間に、父もだんだんに無表情がふえていきました。
父は穏やかに感情が消えていったように思います。
最後のころは、ほとんど無表情の父が時々笑顔を見せてくれたときに、私はとても感動するようになっていきました。

母は逆でした。
なんでもないことに激情することが初めて起きたときには、私も戸惑ったことがあります。
激情が繰り返されるうちに、やがて、無表情になっていきました。
そういう中でも、かなり最後まで子供たちの生活を気遣ってくれている思いが伝わってきていたことが、忘れられませんが、それもとうとうなくなってから、数ヶ月で他界しました。

老化というものは、そういうものなのだなと体験しました。
無表情になっていくことは、自分から人間関係を作り出していく意欲がなくなっていくことですが、それは社会的な活動を維持する力も消えていく過程でもあると思われます。

話は変わりますが、筑波大学の征矢英昭先生と、坂入洋右先生の開発した2次元気分尺度というものを使って、ヨーガと呼吸法をすることで気分がどのように変化をするかを調べたことがあります。
その結果を調べていて、気がついたことがあります。
それは、ヨーガ・呼吸法をすると、自分自身に対する感受性が高まることでした。

自分自身の気分に対して鈍感であることは、無表情とつながるのではないかと想像をめぐらせています。
このことを客観的にきちんと調べるにはどうしたらいいのかは、まだ私にはわかりません。
ただ、主観的にはヨーガ・呼吸法を続けていれば、老化現象で無表情になっていく速さを遅らせられるのではないかと思っています。

脳内のセロトニンの減少については、思い出があります。
東邦大学の有田秀穂先生と「ここ一番に強くなるセロトニン呼吸法」を書いているときに、有田先生が大勢の被験者で呼吸法とセロトニンの関係を調べていました。

学生たちだけでなく、私や私の知人のような中高齢のものも参加して測定が行われたのですが、そのデータを見ながら有田先生は次のように言われました。
「年配の人は、セロトニンが少ないんだよ。歳をとると減ってしまうのかな。残念だな」

その後、世界中の生理学の検索サイトで、調べてみました。
すると、「中年期にセロトニンは激減する」という研究発表がたくさんあったのです。
当時日本ではまだ、セロトニンの正しい評価がされていなくて、疲労物質と考えられていました。
だから、国内でのこのような観察は、有田先生が初めてだったのです。

その後ひとつわかってきたことは、中年期でいったん減少して、それ以後はある程度安定していること。
セロトニンは減っても、高齢者ではセロトニン神経の受容体が増えていることでした。受容体が増えるということは、感受性が高まることを意味し、少なくなってきたことを補うものです。

いろいろ調べているうちに、もうひとつわかったことは、年齢とともに激減するのは、何もセロトニンだけではないことでした。
神経伝達物質やホルモンも減るのです。ホルモンは、神経とは別の情報伝達システムです。

このような話は、この10年ぐらいの間に、加齢ということの生理学的な意味が少しずつわかってきたことのひとつのように思われます。

老化の問題2 動脈硬化

イメージ 1

私は、寝たきりを半分にへらそうというNPOを作りました。
http://www.netakirihanbun.org/

それは、寝たきりになる原因の半分は、動脈硬化によるものだということから来ます。
寝たきりになる原因のうち46%は脳血管疾患(動脈硬化が原因)と、9%の認知症の内の約半分が動脈硬化によるものといわれています。
グラフを見るとわかりますが、両方をあわせると寝たきりの半分が動脈硬化によることになります。

そして地域での取り組みで、寝たきりになる人の数を実際に半分に減らしてしまった人がいます。
それは、長野市大岡診療所の内場廉医師です。

内場医師は「寝たきり半分」をミッションとして活動しています。
そこで、内場医師の応援団を結成したのです。

さて、動脈硬化は、加齢とともに進行します。
それをいくらかでも遅くするには、
今流行のメタボリックシンドローム対策ということになります。

具体的には、
「血圧・体重・食前野菜」を内場医師は推奨しています。
血圧と体重のコントロールが大切ですが、それには、食事のときにまず、10分ぐらいかけて野菜を食べましょうということです。

そして、運動が血管をやわらかくすることがわかっています。
このことについて、国立健康・栄養研究所の宮地元彦先生がわかりやすく説明したサイトがあります。
http://www.e-hike.co.jp/yoiseikatu.html

さて、体の柔らかい人は、血管も柔らかいということを信州大学の寺沢宏次准教授と内場先生が検証しています。

では、今固い人がヨーガで体をやわらかくすると、血管が柔らかくなるのでしょうか。

このことは、まだ検証されていません。
そこで、ヨーガをすると、血管が柔らかくなるかを寺沢先生と、実験をする計画を立てています。
うまくいったら、お慰みということで、また、ご報告します。

老化の問題 1

「人間は感情から老化する」という本の紹介ブログがありました。

老化は、1前頭葉の老化 2動脈硬化 3セロトニンの減少 の三つで進むという内容なのだそうです。
興味深いので読んでみようと思います。

この三種類は、私が取り組んでいることにつながっているのが興味深いのです。
そこで、読む前にこの三つについてちょっと書いておこうと思います。

1前頭葉の老化
今の脳の生理学者の考えは、前頭葉を活性化させて老化を防げとか、今の子供は前頭葉を使わないから切れやすくなっているということが主流になっています。
私は、ある本を読んでからその本に書かれていることが頭に残っています。

それは、「老いて賢くなる脳」(NHK出版)で、その中に、人間は前頭葉を酷使しているから脳の中で一番老化が早いというような内容が書いてありました。

現代の子供たちは、親が仕事でいない、兄弟が少ない、友達と外で遊ぶことがないなど人間関係の形成が不十分のまま育つことから前頭葉の成長が遅れて、
ストレスにさらされたときに前頭葉にいたずらな負荷が加わることが問題なのではないか。
老化、認知症は、ストレスフルな生活が続いて、前頭葉が酷使されて早く老化してしまうからではないか。
という考え方を持っています。

そこで、前頭葉を必要に応じて休ませる方法を身につけることが大切ではないか。
その方法が、呼吸法やヨーガだと私は考えています。

この後は、次回に続けます。

開く トラックバック(1)

冷水摩擦の方法

冷水摩擦が、ちょっとした話題になっているようです。
「どうやってやるの」ときかれることがあります。

冷水摩擦といっても、ジャブジャブのタオルで皮膚をこするのではありません。

夜寝る前に、タオルに水を含ませてよく絞ってから、枕元においておきます。

朝、そのタオルで体中をマッサージします。

1 両手にタオルをはさんでよじり、縄のようにします。
2 四つに折ると、たわしのような形になります。
3 こするのは、心臓に遠いい足先からはじめます。足が終わったら、手、おなか、背中という順番で一ヶ所を20回ずつこすります。
4 背中は、たわし状になっているタオルをもどして伸ばし、風呂で背中をあらうのと同じようにこすります。

一回、約10分から十五分位。
朝起きたときに行えば、リズム性運動なので、セロトニン神経が目覚めます。
活動を支える、交感神経が目覚めて、元気が出ます。
長年続けていると、アロスタシスを発揮できるようになり、ストレスに強くなるし、風邪なども引きにくくなります。
昔は、冷水摩擦で、喘息の発作がおきなくなったという話をよく聞きました。
交感神経と、副交感神経の調和が取れるようになるからではないかと思います。

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]


.
zge*bok*
zge*bok*
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

過去の記事一覧

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

標準グループ

検索 検索

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト≪さとふる≫
実質2000円で好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事