ペキネンシスの東方見聞録 (アジア)

2004年に赴任してからずっと中国です。いいですよ、中国。

裏ペキ-生活文化編

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ネットの新聞で目にしたのですが、日本のある市役所が「お茶出し」を廃止することになったそうです。年間のコストが1000万円もかかっていたそうで、これからは飲む人が自分で入れることにするそうです。

なるほどなあ。。。日本って、気がつかないうちにものすごいコストがかかっていることが多いと思うことがよくありますけど、「お茶も出さない!!」と腹を立てている話を聞くことがありますけど、コストなんですよね、お茶も結局は。

中国では日本は物価が高いところと言われているわけでして、ヨーロッパのブランド品とかの輸入品は別として、日本で作ったもの、日本の食べ物、日本で受けるサービスとかは高いと言うのが定説です。

日本ではよく「おもてなし」を日本のサービスの文化としてアピールしていますけど、あれも単に「高い!」という評価につながっているわけで、「おもてなし」で日本一の旅館と言われるあそこも値段はめちゃ高いわけで、そんだけお金を払えばサービスくらいはよくしてもらわないと割に合わないと考えるのは当たり前だと思うわけです。

つまり「おもてなしもコスト」なわけです。「おもてなし」が値段が高くしちゃってるわけですから、その辺、ちょっと意識を変えた方がいいのかもしれません。安いのにはそれなりの理由があって、高いのにもそれなりの理由があるわけで、でもそれが「おもてなし」なら、必要ないかもしれません。

値段が高い理由を「日本人による高品質なサービス(=おもてなし)」といったようなことは通用しないわけです。

最高のおもてなしを最低のコストで・・・これは無理ですよね。コストがかかるから無理もきくわけで。

日本から中国にモノやサービスを売り込む場合に、「おもてなし」を売り物にしちゃダメなわけです。単にToo Expensive!と評価されるだけですから。つまり値段が高い理由にされちゃうわけです。

以上、中国人化してしまったペキの、日本への意見です。。。

ということで、本文と写真は全く関係ありません。

コアラのマーチのクッション。錦糸町に改装オープンしたロッテホテルの部屋にありました。このシティホテルは安いんですけど、けっこうサービスとか雰囲気もよかったですよ。それに地下鉄にも直接接続していて、成田スカイアクセスにも便利でした。

2枚目は調布の深大寺のおだんご。3枚目は同じく深大寺のお蕎麦屋さんの店先。

4枚目は富士山の6合目。有料トイレの案内。富士山は上に行けばいくほど、料金が上がって行きます。5枚目は新橋の火鉢焼き物の店。

6枚目は上野駅。デザインに凝ってるんでしょうけど、実は場所を探している人のことを考えていないってことがわかるなあ…、なんとなく。


(2010年8月撮影)

東京・開国の時が来た

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広州では23日月曜日から広州モーターショー(第7回中国国際汽車展覧会)が始まります。今や東京モーターショーよりも、アメリカデトロイトのモーターショーよりも、規模的には世界最大と言われる広州モーターショーです。

今年は中国はアメリカを抜いて、世界最大の自動車販売台数となるのはほぼ確実で、この広州モーターショーは世界中の自動車メーカーが中国重視の姿勢を示す格好の場となっています。

とにかく、車が街に増える増える、あふれるあふれる。本当に増えていますよ。決して安い買い物ではありません。同じホンダのアコードでも、日本で買うよりも高いらしいのですが、それが飛ぶように売れて、常に入荷待ちの状態だそうです。

中国は今や経済大国、そして世界一の消費大国です。お金を持っています。金銭感覚が日本と同じ人たちが10億人以上いると思ってみてください。

そんな中国の人たちをもっと日本に呼び込みたいですね。

中国(大陸)の人たちが日本に来るには、まずはパスポートを取る必要があります。中国の場合、パスポートを取る場合には自分の戸籍のあるところの役所に申請する必要があります。これが時間がかかるらしいのです。北京に戸籍があって北京に住む人であれば割と早く取れるらしいのですが、例えば広州に住んでいて戸籍が四川省にある場合には、一度戸籍のある四川省へ自分自身で帰ってパスポートを申請しなければならないのです。代理申請や郵送での申請は不可です。

パスポートを取るのが終わったら、次は日本の入国ビザです。これがまた面倒くさいのです。個人旅行の場合は、日本に受け入れてくれる人が必要で、その人から財産の証明だとか、その人との関係の書類だとか、なんだかんだと準備して日本から送ってもらう必要があります。それを領事館に申請して審査を受けて問題がなければビザの発給を数日後に受けることができます。

日本に知り合いがいない人なら団体旅行があります。しかも、一緒に出国入庫して、一緒に帰国しなくちゃならないツアーです。日程も決まっていて、行き先も決まっていますから、ほとんど自由がありません。日本で個人的に行きたいところ、東京、大阪、京都以外の地域にはなかなか行くことができません。

個人旅行の場合、最近は年収が25万元以上の北京、上海、広州の人なら証明書を出せばビザがとりやすくなるという条件もあるにはありますが、これもまた面倒なのです。個人事業主ならいろいろと所得をごまかしている人もいますし。中国の人って、ダブルインカムの人が多いですし。。。

そこで提案です。日本では、そろそろ中国の経済的な豊かさを実感して、もっと中国人に日本へ来てもらうように入国方法を簡略化するべきだと思います。パスポートを取るのが大変なんですから、ビザは、例えば日本人が中国に旅行に来る時と同じように2週間以内ならノービザ、もしくは往復の航空チケットで入国し、帰りのチケットを持っていれば2週間以内ならノービザとか、かなり緩やかにしてみるのもいいと思います。

「中国人はお金がないから、出稼ぎに来る」というのは、ちょっと前までの話。まずは消費してくれる旅行者にたくさん来てもらうことを考えるのです。

この提案、日本にいる日本人と、中国にいる日本人では、捉え方がきっと違いますね。中国で、この国の人たちの豊かさを目にしていると、日本にどんどん旅行に行って欲しいと思います。

日本の皆さん、中国はもう自転車大国じゃありませんよ。自動車大国です。豊かさの象徴の世界一の自動車の国です。

中国の今を、ぜひ、多くの日本の人たちに知ってもらい、これからの日本の社会には欠かせない存在だということをあらためて考えてほしいのです。

成田で降りると、日本でお帰りなさいのメッセージ。そして、英語と韓国語と、中国大陸の漢字「簡体字」のメッセージで「いらっしゃいませ」のメッセージ。大陸の人たちの優先度が高くなっていますね。

中国の人に、東京で自由行動ができたら、ぜひ行ってみたいところはどこかと聞くと、答えに出てくるのが「靖国神社」。

そして、日本の地方に行ってみたいという声も、日本に一度でも行ったことのある人は言います。

小泉さんの頃に、「Visit JAPANキャンペーン(YOKOSO! JAPAN)」を海外で盛んにやっていましたけど、最近、ちょっと下火になっているのが気になります。こんなキャンペーンは絶対に「仕分け」しないで、予算を取って、きっちりとやってほしいと思います。


(2009年撮影)

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